唯澪@ ウィキ

バレンタインデー

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yuimio

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バレンタインデー


明るくはないかもしれないけど、再び思いついたので投稿。
季節外れだけどな!


澪「ど、どうやって渡そう・・・」

音楽室で、秋山澪は一人考え込んでいた。
その原因は、澪が持っているファンシーバッグ。
今日は2月14日、バレンタインデーなのである。

相手は、平沢唯。

内気な澪にとっては、かなりの試練である。

 -ガチャ

唯「あ、澪ちゃ~ん♪」

澪「へぇぇっ!?ゆ、唯!!??」

澪はとっさにファンシーバッグを下に隠した。

唯「あれ?澪ちゃん今何か隠した?」

澪「え!?いやいやいやいや、気のせい!気のせい!」

唯「ふ~ん・・・」

唯「あ、そーだ、澪ちゃん!問題です!!今日は何月何日でしょう~か!?」

澪「え・・・?」

突然の質問に澪は少々驚いたが、すぐに口が動いた。

澪「に、2月14日だろ?」

唯「ぴんぽ~ん♪さすが澪ちゃん!」

澪「でも、何でそんなこと・・・」

唯「実は、澪ちゃんにプレゼントがあります!!」

澪「え?」

そう言うと、唯は鞄から、ピンクのハート型ボックスを取り出した。

唯「はい、澪ちゃん!私からのバレンタインチョコだよ!」

澪「え・・・・・えええええええ!!!???」

唯「み、澪ちゃん・・・声が大きいよ~」

澪「ご、ごめん唯・・・でも、どうして私なんかに・・・・・」

唯「そ、それはね・・・・・/////」

唯が頬を赤くしながら呟く。

澪「(か、かわいい・・・・・/////)」

唯「私・・・澪ちゃんのことが・・・好き・・・・・だから・・・/////」

澪「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?」

澪は頭をフル回転させ、今、唯が言った言葉を考えていた。
そして、意味を理解し、澪の頬も赤くなっていく。

澪「そ、そうなのか・・・?/////」ドキドキ

唯「うん・・・・・/////」モジモジ

澪「(ゆ、唯から・・・こ、告白・・・・・された・・・・・夢みたい・・・/////)

唯「澪ちゃん・・・受け取ってください!!」

そう言った唯は、チョコを澪に差し出す。

澪「唯・・・・・」

澪はゆっくり、唯からチョコを受け取る。

唯「・・・えへへ♪ありがとう澪ちゃん!」

唯が満面の笑顔を澪に向ける。

澪「こちらこそ・・・ありがとう唯!」

澪も笑顔で唯に答える。

澪「(唯が私のことを・・・渡すのは今しかない!)」

澪「唯!」

唯「なに?」

澪「私からも・・・唯に渡したい物があるんだ・・・・・」

唯「え~?なになに!?」

唯は興味津々で澪に駆け寄る。

澪「う、受け取ってください!!」

唯「み、澪ちゃん・・・これって・・・・・/////」

澪「バ、バレンタインチョコ・・・・・/////」

唯「・・・・・!!」

澪「唯!私も・・・・・唯のことが好きだ!」

唯「ほ・・・ほんとに!?」

澪「嘘でこんな事言うわけないだろ?」

唯「や・・・やったぁーーーーーーーー!!!」

澪「(やっと・・・言えた・・・・・/////)」

唯「澪ちゃ~ん♪」

澪「ちょ、ちょっと・・・/////」

唯が澪に抱きついた。
澪は少し後ずさったが、なんとか持ち堪えた。

澪「きゅ、急に抱きつくな!/////」

唯「え~なんで~」スリスリ

澪「まったく・・・/////」

唯「これからは恋人だね!」

澪「こ、恋人・・・/////」

唯「あ、澪ちゃん!チョコ食べようよ!」

澪「そ、そうだな!」

唯と澪のチョコは、どちらも小さいハート型のチョコだった。

唯「それじゃあ、いただきます!」

澪「いただきます・・・」

唯「う~ん♪甘い!おいしいよ澪ちゃん!」

澪「ほ、本当に!?」

唯「ほんとだよ~食べてみる?」

澪「うん!」

唯「あ、大丈夫だよ、澪ちゃん!私が食べさせてあげるから!」

澪「え?」

澪「(まさか・・・あ~ん、とかさせられるんじゃ・・・・・/////)」

澪の考えとは裏腹に唯はまた澪の作ったチョコを口に運ぶ。

澪「唯?・・・・・んっ!?」

何やってるんだ?、と澪は言おうとしたが唯からの口付けでその言葉を発せられなかった。

唯「ちゅ・・・んっ・・・・」

澪「ゆ・・・・・ん・・・」

唯の口から澪の口にチョコが移動する。

唯「えへへ~♪甘かったでしょ?」

澪「(い、いま、き、ききっきききききききキスされちゃ・・・・)」プシュー

唯「澪ちゃん!?澪ちゃんしっかり!」

澪「え?今・・・なにされたんだっけ・・・・」

唯「え~!?まさかの記憶喪失!?」

唯「ひどいよ、澪ちゃん!それじゃあもう1回しちゃうんだか・・・んっ!?」

再び澪にキスしようとした唯だったが、今度は澪から唇を重ねられた。

唯「んちゅ・・・・んむっ・・・・あっ・・」

澪「ちゅ・・・ん・・・・はぁ・・・・」

澪から舌を絡めあい、唯もそれに答え、同じように絡めあう。

だが、2人は口移しという名のキスに夢中になっており、すっかり忘れていた事がある。
今、律や紬、梓たちがこの音楽室に向かっていると言う事を・・・。

 -ガチャ

律「よ~す!おくれちゃったz・・・・・」

紬「ごめんなさい!おくれちゃっt・・・・・」

梓「どうしたんですk・・・・・」

唯&澪「んっっ!?」


5秒間ほどの間が起きた。
律と梓は顔が一気に真っ赤になり、
紬は今まで見た事もないような満面の笑顔で鼻血を出している。
しかも唯と澪は唇を重ね合わせたまま・・・。
これで誤解するなと言う方が無理である。

律「すまん・・・・・ごゆっくり!!!!!」ダッ

梓「もうダメだ・・・・お終いだぁ・・・・・」ガクッ

紬と梓はその場で倒れ、律は倒れた2人を連れ、全速力で逃亡した。
その場には、再び唯と澪だけとなった。

澪「ど、どうしよう・・・・・」

唯「大丈夫だよ~♪そんな事より、もう1回しようよ~♪」

澪「ま、まだやるのか?/////」

唯「うん!今度は私のチョコでね!」

澪「こ、今回だけだぞ!こんなにキスするの・・・・・」

唯「え~そんな~」ウルウル

澪「(な、なんで涙目になるんだよ・・・・・もう!)」

 -ギュッ

唯「えっ・・・/////」

澪「そんなに・・・もっとしたいのか?/////」

唯「うん・・・/////」

澪「わかったよ、毎日・・・好きなだけ・・・していいから・・・/////」

 ―チュッ

澪「んむっ!?」

唯「隙ありだよ~澪ちゃん!」

澪「や・・・やっぱり恥ずかしい・・・・・/////」

唯「え~今更!?」

澪「・・・でも、唯と恋人になれたから・・・どんなにHな事でも・・・・・がんばる・・・・・/////」

唯「はぅっ!?」

唯「(み、澪ちゃん・・・・・可愛すぎるよ・・・・・/////)」ドキドキ




律「まさか・・・あの2人があんな関係に・・・・・って、梓大丈夫か?」

梓「ダメだ・・・・貴様らには分からないのか・・・・・」

律「なんか、ヘタレになってるぞ」

紬「REC余裕でした」

おしまい

初出:1->>675->>682

  • ふぅ...こっちまで幸せな気分になってくるぜっ! -- (名無しさん) 2011-08-04 01:02:11
  • 谷口とベジータかww -- (名無しさん) 2011-08-05 15:58:21
  • 素晴らしい
    もっとやって欲しい -- (名無しさん) 2011-12-26 02:39:52
  • もっとやれ -- (名無しさん) 2012-06-06 11:01:17
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