是非曲直庁

その昔、今の様に人間が多くなかった頃は転生は確実に行われており、
七(追加で三)回に渡る十王審判で一回でも合格すれば転生と非常に甘い物だった。
だが、徐々に人間の数も増え、裁判官の人手が足りなくなると、
十王全てが当時最も力のあった閻魔王を名乗り、審判を一回だけに減らす事で深刻だった人手不足を解消した。
また、全国のお地蔵さんから閻魔様の仕事をしたい者を集い、お地蔵さんがあった場所の死者の審判を任せた。
殆どの閻魔様は、古いお地蔵さんである。
今では、閻魔の人数が非常に多くなった為、死神、地獄の鬼と共に地獄の公的組織「是非曲直庁」を作り統制を取っている。

トップは十人の閻魔王(元は、秦広王・初江王・栄帝王・五官王・閻魔王・変成王・泰山王・等王・都市王・五道転輪王)
その下には裁判官と鬼神長が居て、各裁判官には数人の死神が付き、鬼神長には数名の鬼が付く。
このうち、裁判官までが閻魔と呼ばれる。
鬼神長は、地獄に堕ちた幽霊を虐める鬼の長である。
様々な拷問設備が作られているが、現在、財政難により整備は不十分である。
組織の主な収入源は、三途の河の渡し賃、及び中有の道の屋台である。
(求聞史紀)

地底都市は地獄の繁華街だったが、スリム化政策で地獄が縮小されて地獄ではなくなり
地獄だった頃の施設と怨霊が取り残されている。(地霊殿)


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最終更新:2010年01月22日 17:38
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