ガリレオ

『ガリレオ』は、2007年10月15日から12月17日までフジテレビ系列で、毎週月曜日の21:00 - 21:54(JST、通称「月9」枠)に放送されていた福山雅治主演の連続テレビドラマ。全10話。


帝都大学理工学部物理学科准教授・湯川学が新人女性刑事・内海薫の依頼を受けて、明晰な頭脳で事件のさなかに起きる超常現象を解き明かして事件を解決する。原作での湯川の相棒・草薙が内海に変更された経緯は原作との相違点参照。

原作は、東野圭吾の小説で探偵ガリレオシリーズ中の短編小説集第1作『探偵ガリレオ』と、第2作『予知夢』。当初は原題の『探偵ガリレオ』のタイトルでドラマ化される予定であった。

湯川シリーズのドラマ化はプロデューサーの鈴木吉弘が着想から実現までに4年掛けた企画でもある。主演の福山雅治は『美女か野獣』以来4年半ぶり、月9での主演は『パーフェクトラブ!』以来8年ぶりのドラマ出演となる。

また福山は鈴木吉弘の要望を受けて、本作の音楽を担当。主題歌も共演の柴咲コウをプロデュースして、「KOH+(コープラス)」としてユニットを組む。

なお、月9で事件モノのドラマが新規制作されるのは『HERO』以来実に6年ぶりである。 キャッチコピーは、「嘘を突く 謎を解く」。

フジテレビとしては初の、番組公式コミュニティサイト「ガリレオ研究室」も公式サイト内に設置されている。

トリック暴きに時間を費やしているため、あらかじめ犯人が犯行の様子を視聴者に見せるという倒叙に近い形式を取っている。よって、事件でなくとも大抵は次回予告などでゲストとされる人物が犯人であったり、本編中で湯川や内海が容疑者としていても証拠不十分で逮捕されていなかった人物であったりと殆ど明かされている状態である。視聴者は犯人が誰であるかよりも、どういったトリックを使うことで犯行が可能であったか、視聴者(と主人公たち)はどこを見落としていたのかと言った部分を楽しむことになる。

第55回『ザテレビジョンドラマアカデミー賞』では最優秀作品賞・主演男優賞(福山)・助演女優賞(柴咲)・脚本賞・監督賞・ドラマソング賞(『KISSして(KOH+)』)の6部門を制した。

2008年10月4日には、湯川シリーズ第3弾『容疑者Xの献身』を原作としたこのドラマの劇場版が公開され、その公開当日には、湯川の学生時代等を描く『ガリレオΦ(エピソードゼロ)』 が放送された。2009年12月28日から『ガリレオΦ』、『容疑者Xの献身』を二夜連続で放送。

最終更新:2010年08月17日 19:09
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