AKB48

AKB48(エーケービー フォーティーエイト)は、秋元康の全面プロデュースにより、2005年に誕生した、日本の女性アイドルグループである。秋葉原に専用劇場であるAKB48劇場を持ち、チームごとに日替わりでほぼ毎日公演を行っている。

「会いに行けるアイドル」をコンセプトに、専用劇場でほとんど毎日公演を行っている。メディアを通した遠い存在だったアイドルを身近に感じ、その成長していく過程をファンに見てもらい、共に成長していくアイドル・プロジェクトである。

公演は、全てオリジナル曲で行われ、2010年5月現在、300曲を超えるオリジナル曲が発表されている。全ての作詞を、総合プロデューサーの秋元康が担当し、多数の作曲家により作曲されている。AKB48発足当時の舞台監修と振り付けは、ハロー!プロジェクトなどの振り付けを手掛けた夏まゆみが主に担当していた(近年では牧野アンナ等も振り付けを手がけている。)。

メンバーのステージ衣装の殆どは、秋元康が副総長兼芸術学部教授を務めている京都造形芸術大学の学生がデザインしている。

2007年には活動の場を広げ、3月に初の全国ツアーを行い、9月22日には、初の海外公演として、チームBが北京の中国芸術研究院で開催された「日中文化人懇談会2007」に参加。そして大晦日には、『第58回NHK紅白歌合戦』初出場を果たした。

2008年2月に発売した、シングルCD「桜の花びらたち2008」の販売方法を巡るトラブル(後述)の後、CDリリースが途絶えたが、8月にキングレコードへの移籍が発表された[5]。同年には、名古屋・栄を拠点とする姉妹ユニットSKE48が誕生し、2009年8月22日・23日には、AKB48として初の日本武道館でのコンサート「AKB104選抜メンバー組閣祭り」を開催するなど、プロジェクトの拡大が進んでいる。2009年からは「AKB48選抜総選挙」が実施されている。

公式ブログのタイトルが示すように、東京ドームでのコンサート開催を目標に置いている。以前は、メジャーデビューを目標にしていた。2009年にはアメリカとフランスでライブを行った。

また、2010年10月20日には、香港にて海外初のAKB48オフィシャルショップをオープンさせる予定。

2008年夏に「SKE48」が誕生以後メディアなどで「SKE48・SDN48」を含めた総称として、「AKB48」と呼ばれることがある。

メンバーは恋愛禁止である(厳密には片想いはOKだが、両想いは厳禁)。

メンバー全員歌手を目指している訳ではなく、AKB48は1つの自分の過程であり、歌手・アイドル・グラビアアイドル・声優・ファッションデザイナー・女優志望等様々である。


グループ名の由来

グループ名のAKBの由来は、ホームグラウンドが位置する秋葉原(あきはばら)の略称「アキバ」(AKiBa)からである。現在では「エーケービー」と呼ぶのが一般的であるが、NTT DoCoMoとのメンバー募集タイアップCMなどを始め、デビュー当時の各種メディアではAKBを「アキハバラ」と呼ばれていたこともある。48の由来は、office48の社長の芝幸太郎の姓(芝=48)からとされる。しかし総合プロデューサーの秋元康のイメージではあくまで商品番号と語っている。その名の通り、構成人数は総勢48名程度である。(メンバーの入れ替わりにより、多少の変動はある。)

秋元康がプロデュースを担当し、おニャン子クラブがコンセプトとしていた素人性、親近感、近所に居る素朴な女の子等のコンセプトが共通していることから、メディアに「第二の(21世紀の)おニャン子クラブ」と称されるほか、劇場公演主体というスタンスでは東京パフォーマンスドールなどとの共通性が見られる。

連日劇場公演を行っていることから、ライブアイドルに分類されることもある。ただし、ライブアイドルの別名称とされる「地下アイドル」という呼称は、積極的なメディア露出を考慮すれば適切ではない

メンバー

AKB48のメンバーは、チームA、チームK、チームBの3つのチームの内、どれか一つに所属している。また、正規のメンバー以外に、上記3チームに所属していない研究生と呼ばれるメンバーがいる。AKB48劇場での劇場公演は、原則としてチーム単位で行われる。研究生は、バックダンサーや、正規メンバーの不足・休演時の補充メンバーとして公演に出演する他、研究生を中心にした公演にも出演する。

最終更新:2010年08月21日 14:58
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