離婚弁護士

大手法律事務所で活躍していた間宮貴子(天海祐希)が、満を持して渉外弁護士として
独立したものの、前の職場からの妨害で顧客・スタッフを奪われ、不本意ながら、
家事事件(離婚、相続など)や一般民事事件などの畑違いの案件を扱うようになり、
依頼人や事務所仲間との関わりの中で、弁護士という職業を見つめ直していくという内容。

なお、「離婚弁護士」というタイトルであるが必ずしも離婚を取り扱っているわけではなく、
セクハラやドメスティックバイオレンス、不倫、ストーカーなど広い意味での
「男女間の問題」や、親権、遺産相続、認知や戸籍など「家族の問題」、クーリングオフ、
不動産取引など幅広い法律上の問題がテーマとなっている。

ドラマの映像には画面分割やハンディカメラによる撮影などを多用し、臨場感を
演出するのに成功しているが、この手法は海外ドラマ「24 -TWENTY FOUR-」を
意識しているとスタッフも証言している。

また、ドラマ中で使用されている曲のいくつかは映画『アイ・アム・サム』で
使用されていたものが使用されている。ただし、同映画にて使用されたビートルズの
カヴァー曲は使用されていない。

間宮貴子法律事務所の外見、および中庭として使われた文化学院は、2006年4月に
立て替え工事を行ったため、撮影で使われた建物はなくなった。

毎回違ったゲストが登場するのも見どころの一つで、シーズン1のエンドロールでは
主要メンバーが出会う前のストーリーが展開されていた。
間宮貴子は東大法学部在学中に司法試験に合格し、業界大手の法律事務所に所属する
敏腕弁護士。主に企業法務に携わる渉外弁護士としてキャリアを積み、10年で同僚広澤善之と
共に「若手のホープ」として法曹界に名の知れた弁護士に成長した。しかし、
所属する大田原法律事務所では実力に相応しい扱いは無いと判断、広澤を誘って
共に独立することを決意する。

しかし間宮の動きを察した事務所のボス弁大田原は、過去に間宮が携わった事案の書類ミスを
口実に広澤及び一緒に独立予定だった弁護士・スタッフの引きとめ工作に成功。結果、
受付嬢と急遽引き抜いた渉外弁護士・柳田俊文で事務所を経営することになる。
しかし営業経験のない間宮には新規クライアントを直ぐに見つける事は難しく、
それまで経験の無かった離婚などの家事裁判や個人を対象とした一般民事事件といった
小口案件を扱わざるを得なくなってしまう。

しかし、当初は「しょぼい仕事」と嫌っていた事案を手がけるうちに、弁護士として
忘れかけていたもの、人間として大切なものを得ることとなる。

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最終更新:2010年08月13日 16:43
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