ガルフ・ゴルトヴァール - ＧＤＷ世界 ヴァイオレット創作@ ウィキ

更新日：2022/01/16 Sun 01:47:33

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キュルティロン銀河系 捜査機構関係者 男性 警察

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ヴァルドゥーラ危機時代に活躍したレジュエシアスの男性。
フォルヴレイド・テクトラクタに本部を置くフォルヴレイン捜査機構の総監であり、重鎮の一人。
種族としても背が高く背中の翼はややくすんだ灰青色をしており、
長命な種族としても間もなく高齢に差し掛かる年齢ではあるが
総監となってからも修練を欠かさず続けた賜物か年齢を感じさせぬほど筋肉質かつ引き締まった体型で
身体能力は若い頃と比較してもいまだ衰えていないという。
自身が滅びに向かう種族の末裔であることは自覚してはいるがその事は特に興味はないらしく、
捜査機構の総監として自らに課せられた使命を全うするだけであると考えているようだ。

捜査機構の総監として冷静沈着ではあるが同時に非常に厳格な性格でもあり、
時には捜査官へ檄を飛ばすこともあるほど。
ディガス大使も兼任する広域捜査官エルシオス・ギャリオンの上司としても知られ、
元機動特務隊指揮官で現在はある義勇組織の司令官を務めているウィルゾール・ドラシェインにとっては
若りし頃の下積み時代に腕を見込み、機動特務隊に入るよう推薦した師匠にして恩人であり、
現在も交流がある他、ヘイロニアス銀河共同捜査局の長官でシェロニクスのネルシェケルとは旧知の中で
かつて捜査官学校で共に切磋琢磨したライバル関係にして同時に盟友関係でもあり、
フォルヴレインとヘイロニアスの捜査局が合同捜査を行う際に最高責任者として橋渡し役を買って出る程だ。

また、後述する若い頃の経歴からかFTの裏表両方に精通しており、
リュゾールの首領で隠居の身にありながらも未だ強い影響力を持つリュゼン・フォルザントや
レストロア地区の元締めディケルト・ゴルゼイモンといった人物とも人脈を持つ。
実を言えばFTのエスクリプテ地区のスラム育ちであり、
少年期はワルで鳴らしたという意外な経歴があるのだが
グーラ・ネクリシアの父親で今は亡きテネヴィル・ネクリシアはその時のライバルであったという。

彼がケンカ屋から足を洗って捜査官になってからは正義感あふれる新米捜査官として着々と腕を上げていき、
とある事件の捜査でテネヴィルが不審な死を遂げた事を知ってからはその犯人について捜査、
その結果当時裏社会に君臨していたマフィア組織ヴェロヴロードであることが明らかとなり、
逮捕の為当時ヴェロヴロードの潜伏していたリゾート惑星に降り立ち、
同僚の機動特務隊員と共にアジトに突入するが激しく抵抗された上に
同時にリュゼンも乱入するという事態となるが機動特務隊員と利害が一致した為、共闘して捕らえることを決める。
その結果あと一歩のところまで追い詰めたものの、当のヴェロザートは負けを認めず、
証拠隠滅や道連れも兼ねてアジト諸共自爆したことで逮捕に失敗、犠牲者も出してしまったことで責任を問われ、謹慎の処分を受けてしまう。
謹慎の最中自らの勇み足によって犯人の逮捕という任務に失敗した上に犠牲者を出してしまったことを
後悔した彼は捜査官は自分には向いていないのだと辞めることも考えたようだが
たまたま彼の評判を聞きつけて捜査機構本部へ訪れたケルディオ・フォーザックスの叱咤激励とアドバイスによって
立ち直ることに成功、再スタートしてからは勇み足を踏むようなことはなくなっており、
再び成長株としてメキメキと頭角を現していく。
それから年月が経ち、中年期から壮年期に差し掛かろうかという年齢になった時、
スピード出世でありながらも総監という責任重大な重鎮にまで上り詰めたということだ。
同僚に対して厳格なのもこの挫折があったからこそであり、同じ失敗をしてほしくない彼なりの思いやりなのだ。

そんな彼だがアニバーサリーフェスタでは特別来賓として
招かれており、捜査機構の代表としてスピーチを行っているがヴァルドゥーラのテロリストが暴れ始めた際には
部下に一般市民の避難を優先するよう指示を出し、テロリストの一人がSPを乗り越えて襲い掛かった際には
なんと自らザイロキャリバーを抜刀して応戦、見事撃退し拘束に貢献しているのである。

感想
キュルティロン銀河系の人材補完のため作ったキャラで特筆すべきモチーフはないが
間もなく老年に差し掛かろうという渋い雰囲気の厳格な警察関係者というイメージをしている。
刀を帯刀しているのは武芸に優れ、牛若丸の師匠ともなった鞍馬天狗のイメージからだったりする。