しかし、世の中は彼の望む姿とは全く違う、群雄割拠の戦国乱世を迎える。
そのまま治世に務めるつもりであったゴルだったが、
ゲーリー国、そして
リディアニーグの策略に乗せられた
ゾリメック国の連合軍に攻め込まれ、否応なく再び戦場に立つ。
主力の騎馬隊をなくしてはいたものの、兵士、民衆は一丸となって団結、志願兵が後を絶たず、その士気は高まる一方となり、一度は
ゲーリー国をも撃退するものの、兵力の差は歴然としており、徐々に追いつめられ、
アゾル城の戦い(686)に敗れ、燃え落ちる城と運命を共にした。