基本情報



略歴

シャクティアナ帝国サラ領にあるエルフの森の長。
面倒見がよく、民からも慕われていた。

彼女が治める地は領内でもかなり僻地となる山奥の森の中にあることから、他者との交流をほぼ絶っていた。
ただし、独立地ではなくあくまでもサラ領土の一区であることから、定期的にサラとの間で近状報告の連絡はとりあっていた。
そのことから、いつしか「誰も知らない安全な場所」という認識となり、七巫女を一時的に匿うにはうってつけの場所と依頼されこれを承諾、バルニアエスクードティファルシーダ一行を快く受け入れる。

しかし、もともと領主に近い地位にいた者たちの間ではその存在は周知されていたことから、七巫女を狙ってきたメネシアスゴッズが強襲を仕掛ける。
この時スーリアは恐怖心から、守るべき民を見捨てて真っ先に逃げ出してしまったため、統制を欠いた里は崩壊した。

トルティアナ領のコットスの村に流れ着くと、風の精霊の力を借りて各地の情報を入手、それにより生計を立てつつ、再会したバルニアにも、彼がすでにゲルガインの力に魅了されていることに気付かず、情報を与えていた。

しかし、ある日かつての里の者に見つかってしまう。
里が襲撃された時、民を見捨てて自分だけすぐに逃げたことを詰られたため、逃げる様に村から姿を消した。
準備もろくにしていない旅路だったこともあり、エルフを高値で捌く人攫いの手に落ちその後の消息は不明となる。
一説によると、かつての里の民たちが復讐のために雇った人攫いだともいうが、真相は不明である。


関連項目




最終更新:2024年07月15日 16:03