基本情報
略歴
シャクティアナ帝国
サラが領主を務める土地の最北端に位置するエルニアの村で生まれ育った若者、
アルティナの幼馴染。
七巫女のことを知った
デュアーによって
アルティナがさらわれてしまい、更にその原因となったのが村で禁止されていた深夜の外出にあったことから白い目で見られ、
アルティナを助け出すという口実で、村から逃げる様に旅に出る。
その後、
アルティナと同じペンダントをもっている
ルシーダを人攫いから助け、立ち寄った占い師の家で、そのペンダントの持ち主が
七巫女であり、
七巫女を手に入れたものは力を得るという真相を知り、
アルティナを攫った者がいずれ
七巫女を狙って再び現れると確信、そこを返り討ちにしようと考える。
サラ直轄地であるオーティスの街に到着し、
七巫女である
ティファと出会い、彼女を救出したときはその目論見自体は成功するものの、
ガズエリアを取り逃がしてしまい、情報は掴めなかった。
その後、
サラと謁見し、
七巫女のことを話すと、
ティファと
エレーナを保護してもらうため
エルフの隠れ里への招待状を受け取る。
だが、安息の地と思っていた大樹海の隠れ里に
メネシアスが現れ、実力の差を思い知らされて半殺しの目にあい、
ティファ、
エレーナを奪われてしまう。
この里で出会った
七巫女の
ディナを仲間とし、
エスクードと共に復讐を誓い、自身の力を高めるべく傭兵紛いのことを行いはじめ、無茶な依頼を数々受けていく。
ギードによって、
サラ領土が蹂躙され、
ファルサスが奪還の軍を派遣すると知ると、
サラには恩があったこと、そしてこの激戦を戦えば更に自分が強くなれるという思いから、奪還軍に傭兵として参戦するべく
ファルサス領へ向かう。
その道中で
システィと出会うが、
システィの「
ディナも自分が守るから引き取る」という提案が、実力不足を指摘されたとバルニアの勘気に触れ、両者は合流することなく「同じ目的を持ちながら別々の道を行く」こととなった。
その後、各地で雇った情報屋から手に入れた情報により、漠然と「妖しい」と感じた人攫いアジトに乗り込むが、そこには既に
システィによって傷を負った
メネシアス、
ゴッズがいた為、遭遇戦となる。
システィの攻撃で既に満身創痍だったことを知らず、自分の実力で
メネシアスを圧倒したと勘違いしたバルニアは、このとき「力を得たことへの快感」に目覚め、密かに
ゴッズを配下として、
七巫女を横取りする機会を狙うことを決意する。
それまでは、漠然と
ゲルガインの力が欲しいと思っていたバルニアだったが、
トルティアナと会見した時、彼女から感じる強者のオーラに圧倒され何も喋れなくなる、この屈辱から
トルティアナを屈させることを明確な目的に掲げる。
街で偶然を装って
システィ達と再会、眠り薬の紅茶による不意打ちで
七巫女を全員捕らえ、封印を解くことに成功、
ゲルガインの力を宿したバルニアは、自分自身驚くほどの力を手に入れる。
権力を持っている者を力でねじ伏せることに快感を感じた彼は、
三賢者である
トルティアナ、
スレイベル、
白狐を次々と討ち、宿命の相手である
システィにも勝利を収めた。
だが、そこに待ち構えていた
アルティナは、バルニアに心から屈服したふりをして、毒を含んだ死の接吻を与える。
肉体は完璧に強化されていたバルニアも、内部からの崩壊は防ぐことができず、またこのとき使われた毒が「魔女の接吻」と呼ばれる強力なものだったこともあり、逆らうことはできずに力尽きた。
人物
- メネシアスのアジトに乗り込んだ経緯に関して、システィは情報を整理し、統合した結果、そこにメネシアスがいるという核心をもって乗り込んできたが、バルニアは金に物を言わせて買った情報から、漠然とここが妖しいという考えで乗り込んでいる。ここが、両者の違いを比較する材料としてよく使われるシーンである。
関連項目
最終更新:2024年08月04日 04:12