基本情報



略歴

シャクティアナ帝国サラ領に住むエルフ、七巫女の一人。
人目につかない森で過ごしていたが、エルフを気遣い保護してくれる領主サラに定期的に報告をするため、サラ直轄地であるオーティスの町へ向かっていた所を人攫いに襲われる。
そこをバルニアに助けられ、アルティナと同じペンダントをしていたことから、自身が七巫女であるということを知る。

やがて一行にはエスクードティファも加わり、領主サラの推薦で一時大樹海にあるエルフの隠れ里に身を隠すこととなる。
その道中で、エスクードを異性として意識しはじめるが、エルフの隠れ里でメネシアスの強襲を受けて拉致される。

その後、システィによって救出され、更にエスクードとも再会を果たし、デュアーとの決着をつけるべく監獄島へ向かう。
だが、ここでバルニアの裏切り(この時点では裏切りではなく、単純にバルニアのミスだと思われた)にあい、システィと共に撤退。
バルニア達とはぐれたが、その後もシスティの保護と彼女の高い戦闘力によってついにデュアーを打ち破る。

これで七巫女を狙う者はいなくなったと安堵するが、ゲルガインの力を手に入れようと本性を現したバルニアが、街で偶然の再会を装ってシスティ達を導き、眠り薬を使って七巫女を奪う。
仲間と思っていたバルニアの裏切りに加えて、傀儡の術によって完全に操り人形にされたエスクードの姿を見せられ、ルシーダは絶望の淵へと落とされる。

七巫女を奪い合う戦いは、両者共倒れの様な形でバルニアは落命、システィも戦う力を失い、唯一生き残ったゴッズが全てを手に入れることとなるが、帝都から派遣された三魔王によって討たれ、ようやくルシーダは自由の身を取り戻す。

七巫女は近い場所にいてはならないと、再び彼女たちはそれぞれの土地に別れるが、それでもたまに出会うのは問題ないだろうと、ルシーダは他の七巫女たちの元を定期的に訪ねていた。
しかし、エルフである彼女と他の者では時の流れは違う為、徐々に彼女の知っている七巫女はいなくなっていく。
やがて自分が最後の一人となると、故郷の森から出てくることはなくなった。

七巫女は野望を持つ者を引き寄せるが、それと同時に子孫を絶やさないため、理想の異性を引き寄せる力も持つ。
そのことから良縁に恵まれるが、それには当然「次の世代に七巫女を引き継がせる」という意味もある。
ただし、現在彼女の子孫がどこにいるのかは不明である。


関連項目



最終更新:2024年07月14日 22:01