基本情報



略歴

シャクティアナ帝国ファルサス領に住む魔物。
ファルサス派閥の一員だが、あくまでもメネシアスが個人で飼っている魔物であり、メネシアスファルサスへの叛逆を企てるとこれに従った、厳密には、従ったというより知恵が低かったので、直属の主であるメネシアスの命令に逆らうという思考をもっていなかった。

メネシアスと共にバルニアを倒し、七巫女であるティファルシーダを奪うが、システィには手も足も触手も出ず、逃げるのが精一杯であった。
そこに別ルートからやってきたバルニア達と遭遇、システィとの戦いで傷ついたゴッズは、メネシアスと共にバルニアの攻撃を受ける。

メネシアスは命乞いするも叶わずバルニアに刺殺されたが、ゴッズは利用価値があると思ったバルニアは、「私怨で敵を斬る姿を見られたくない」という理由でエスクードディナを離れさせると、ゴッズには「命が惜しかったら自分の部下になれ」と命令、これに従ったゴッズは、以後バルニアの部下となる。
仲間にも伝えなかったことから、バルニアはこの時点で七巫女の力を奪おうと考えていたことがうかがえる。

その後、監獄島の戦いでバルニアが本性を現すまでは姿を隠していたが、彼の命令によって姿を現し、以後はバルニアに付き従い、手に入れた七巫女を運ぶなど労働力として使われた。
しかし、システィとの最終決戦にバルニアは勝利したものの、その直後にアルティナの死の接吻により落命、ゲルガインの力は、そのままゴッズに乗り移った。

力こそ手に入れたものの、知恵そのものは器となったゴッズのままであった為、具体的に何をするという思考は浮かばず、単にその地域を荒らす一匹の凶悪な魔物と化す。
その損害は無視できないものとなったため、帝都より後に三魔王となるガルゾーマジルダーシャラダンが討伐に派遣され、ゴッズを打ち破った。


関連項目





最終更新:2024年07月15日 16:01