基本情報



略歴

バルド国将軍。
血統によって役職が決まるバルド国において、槍働き一つで一兵卒から将軍まで駆け上がった稀有な経歴をもつ猛将。

ルセーンの戦い(689)では、家柄だけで総指揮官となったナルザードの戦いぶりに振り回され、個人では奮戦するがシャリアル国軍の前に敗北する。
ゼノグリアの戦い(692)において、またしてもナルザードの配下となり、この戦いでも敗北。
いくら小競り合いで勝利を重ねても、いつもナルザードが自分の出世の道を閉ざすと、部下に冗談交じりに語っていた。

同年10月、主力部隊がエィディスの戦いに出陣すると、手薄となったノーウェイ砦の守りにつく。
しかし、その隙を逃さずにシルヴァスが強襲を仕掛け、ノーウェイ砦の戦いが勃発。
絶望的な兵力の差もあり奮戦空しく砦は陥落し、グラインも戦死を遂げる。

ナルザードが、自分への不満を述べたグラインを疎ましく思い、この頃バルド国領土の中で孤立していたノーウェイ砦に危険を承知で配属させたとの噂もあるが、真相は謎である。


関連項目



最終更新:2024年08月22日 13:32