基本情報



略歴

サムルトン国内において、民間で結成された反帝国組織クライシスに所属している男。
巨大な剣を自在に操り、仲間からの人望も厚く、不可能と言われた作戦をことごとく成功させて生還した勇姿から、勇者と呼ばれ讃えられている。

ライラックの戦いグラスシードと戦場で邂逅、剣を交え互いに腕を認めあうライバルとなる。
その後、クルーディア帝国とサムルトン国が連合軍を組み、リアムス国に遠征を開始、ランドヴァルク作戦が実施される。
ここではグラスシードとは、互いに信頼できる友軍となり、ルーニアの戦いドゥカースの戦いと連戦し、バーゼディアを討ち取る。
更にグラウスの戦いでは、共に首脳部から疎まれて、あえて危険地帯に配置されていたことが逆に幸いとなり、奇襲部隊を撃退することとなる。

しかし、直後にムゥナにより裏切りを命令され、クルーディア帝国軍の背後を突くことなるが、この作戦を正面から拒絶し独断で戦場から撤退、ただし当初の目的であったリアムス国との戦いは継続させ、コルカフォーンと壮絶な一騎打ちの末、怪我を負いながらもかろうじて追撃軍を撃退する。

この功績により、クライシスは民間組織から国の正式な精鋭部隊に昇格、部隊の司令官の地位を受ける。
ムゥナへの不信感もあり、当初リックスは自分が今後国に飼われるのではと思いこの地位を辞退したが、国王ミッツの命令として承諾することとなる。

しかし、直後にムゥナ牙谷の戦いから自分だけ脱出、この行為をリックスは糾弾するが逆にムゥナは、ミレーヌを捕らえてありもしない冤罪によってリックスを失脚させる。

6894年サムルトン遠征ムゥナが憤死すると、ミッツはリックスに復帰を依頼、これに応えて、最大の戦いとなったレンシアの戦いでフレイズゼクトと名だたる将を撃退した。
しかし、力及ばずサムルトン国は滅亡、再起を図るために姿を消したリックスだが、既に彼個人の力で何かをできる段階ではなかった。

カオスクラウンの戦いがはじまると、これに便乗して特攻を考えるが、ミレーヌを残して自己満足な戦死をすることは無責任と考え断念。
その後はミレーヌが正気を戻すまで介護を続けた。


人物

  • 誰にでも気さくで、人望も厚い。能力だけではなく人格においても勇者と呼ばれる存在であった。
  • ムゥナによる失脚は、アレイナの策略という説もあるが、確たる証拠はない。


関連項目



最終更新:2024年08月19日 00:56