基本情報



略歴

かつて、ラディアリディアニーグと激しい戦いを行ったことで有名となったニィズ砦は、アゾル国滅亡後ゲーリー国の所領となり、そのゲーリー国滅亡後はロー・レアルス国のものとなっていた。

ロー・レアルス国はカルディスの威光の元、優れた人材が集まっていたが、早急な領土の拡大に人材が追いつかず、苦肉の策として、完全に後方の安全地帯となっていた地域には、比較的小器の将が派遣されていた。
ブゥルもそういった人選によって、ニィズ砦総指揮官として駐屯していた。

しかし、カルディス戦死後、レイディックの東征(692)が始まり、ラディア隊の攻略目標となったのがニィズ砦であった。
ブゥルはレイディックの東征にひたすら狼狽、とりあえず迎撃部隊を出すがあえなく敗れて降伏する。

かつてラディアが指揮をとったときは難攻不落を誇ったこの砦も、指揮者の采配次第でこうも変わるのかと噂された。
能力はともかく、人格的に信用されたブゥルは、降伏後もそのままニィズを治めることとなるが、これといった功績も失態も残していない。
ロードレアの内乱この地の有力者だったミルフィーに属するが、内乱終結後はヴェリアに忠誠を誓う。

ニィズ砦はその後ロー・レアルス国、ベルザフィリス国と所有権が移っていくが、ブゥルに関しての記述は残されていない。


関連項目



最終更新:2024年08月09日 20:24