基本情報



略歴

ロードレア国将軍。
先祖はロードレア国(ルディック帝国内におけるロードレア区)の礎を作った参謀の一人、その血筋に驕ってよそ者を認めたくなかったのか、ラディアに対して冷たくあたっていた。
しかし、ラディアの死後、独断で軍を動かし、敵討ちとも呼べるロッド国遠征軍に合流し、第2次グルファ城の戦いエスデリアの戦い(696)に参戦している。

ディースの戦い(701)、ギルラ高地の戦い(708)にも参戦するが、戦場での手柄、治世においては、特筆するべき功罪は特に残されておらず、ロードレア国滅亡後は降伏し、将軍位を捨てて平民となり余生を送った。


人物

  • 将軍としての実績がほとんど残されていない彼が有名になったのは、戦史ではなく後世になって書かれた蜉蝣時代を舞台とした物語、その中でもどちらかというと笑い話集的なものにラディアに翻弄される道化役として登場したためである。
  • ラディア以外の他国出身の将軍に対して露骨な態度をとった記録はない。その為、「彼はただ単にラディアに恋慕していただけ」という説がある。幼少の少年が気のある子に思いを伝えることができずにいじめてしまうのと同じ行動理念をとっていたというのだから、それが真実なら彼の精神年齢を疑ってしまう。しかし、ラディアの敵討ちに独断で軍を合流させるなど、当時の記録からも案外その説は当たっている可能性が高いという。


関連項目



最終更新:2024年08月09日 03:43