基本情報



略歴

リューグ国に仕え、かつてはバロゥドの副官として活躍したが、ルーザロゥの戦い(692)で戦功をあげて一軍を任される指揮官となる。

エルキバーナの戦い(694)では第3陣として参戦、前哨戦でアルファー隊が壊滅したことにより戦局は不利となり、決戦時は奮戦するものの敗北して帰国。
その後はサイファ城の守備に回される。

サイファ城内では、反ベルザウス派の一人として露骨に対立、ガザ刺殺事件勃発後、ベルザウスの糾弾と処刑の要求を行う。
だが、この件で一度は追い落としたと思っていたベルザウスは、結局数年後にクーデターを起こしてリューグ国を乗っ取り、フェルスデッド国を建国し、兵権を手にする。

ドリエリアは、ベルザウスからの復讐を恐れて、ノードゥ達と共にロー・レアルス国へ亡命。
ヴェリアの大遠征(703~705)の最初の国境突破戦に参戦する等、ロー・レアルス国の将軍として奮戦していたが、数年後にフェルスデッド国はロー・レアルス国と併合され、ベルザウスもまたロー・レアルス将軍となる。

709年、ベルザフィリス国との決戦に備える中、突然病死する。
同じ反ベルザウス派でありながら和解したノードゥとは異なり、最後までベルザウスを認めなかった。


人物

  • ロー・レアルス国の将軍となった後、ベルザウスと和解したノードゥとは違い、ドリエリアは最後までベルザウスと敵対、城内で会っても決して目線を合わせなかった。そのことに関して、ベルザウスは特に気にすることはなく、逆に「ドリエリアなどという将は記憶にない、能力が水準以上の者しか私は名前を覚えないから」と皮肉を言い放ったという。当初はベルザウスによる報復の暗殺説もあったが、現在は否定されている。


関連項目





最終更新:2024年08月13日 01:14