概要
六又線は、ターミナルである今戸中央駅と大下平野北部の大下平駅を結ぶ路線で、同駅からは大下電鉄線に直通する列車もおり、特急列車の「あざみ」も頻繫に運行されている。大海地方から大下地区、花宮地方に抜ける唯一の主要路線であり、通勤・通学路線としての色合いが強い。全線が今戸、及び大下への通勤圏にあたる。大下電鉄との直通開始に伴い全線で複線化がされ、さらに花急方面への直通開始により三津線や桜宮線にも劣らない幹線となった。
路線データ
- 路線距離:18.2km
- 軌間:1067㎜
- 駅数:14駅(起終点含む)
- 複線区間:全線
- 電化区間:全線(直流1500V)
- 閉塞方式:移動閉塞式
- 保安装置:TIACS-β
- 最高速度:120㎞/h
沿線概況
今戸中央 - 森橋学園
今戸中央駅の六又線用ホームは1階、三津線、桜宮線ホームのある高架2階ではなく地平1階にある。ただし特急列車は新都大海ラインに直通するため、桜宮線ホームから発車する。
今戸中央駅を出ると南雉本駅の手前で三津線と分かれ南に進路をとる。地下鉄線と接続する環状通駅は名前の通り環状通と交差する地点にあり、高架駅となっている。小竹駅からは掘割となり、周辺は今戸学園地区となる。森橋学園駅は今戸学園地区の中心駅であり、朝夕は学生で賑わう。
今戸中央駅を出ると南雉本駅の手前で三津線と分かれ南に進路をとる。地下鉄線と接続する環状通駅は名前の通り環状通と交差する地点にあり、高架駅となっている。小竹駅からは掘割となり、周辺は今戸学園地区となる。森橋学園駅は今戸学園地区の中心駅であり、朝夕は学生で賑わう。
森橋学園 - 大下平
森橋学園駅、南森橋駅以南は本数こそ変わらないものの乗客は一気に減る。掘割から地上に戻りしばらくすると川谷越駅に到着する。周辺は1990年代までは何もない駅であったが、近年は利便性の向上から宅地開発が進み、住宅が目立つようになってきている。川谷越駅を出るとすぐに川谷峠を越えるが、峠らしい雰囲気はここ20年でほぼ消失している。峠を越えると六又市街に入り、六又神社駅に到着する。六又市の中心にある六又駅は六又線が最初に開通した時の終着駅である。六又駅が完成した当初は延伸を想定していなかったため、線路の延長線上に市役所があり、延伸の際には市役所を丸ごと移転した。
六又駅を出るとすぐ右手に六又線の全列車を管理する六又検車区があり、検車区の横を過ぎると蕎麦屋町駅に到着する。なお駅周辺は2020年現在蕎麦屋よりうどん屋の方が多い。蕎麦屋町駅からは再び掘割となり、西大間駅に到着する。西大間駅は西がつくものの隣の大間駅よりも規模が大きく、快速停車駅となっている。これは大間地区の中心が年々六又市街地に近づいていっているためであり、専門家の間ではあと数年で六又地区に吸収されると推測されている。西大間駅からは閑静な住宅街となり、大間駅を過ぎ平町駅を出ると大下平市街に入る。終点の大下平駅は大下線に直通する列車と直通しない列車(大下平止まりの列車)でホームの階層が異なるため注意が必要である。
六又駅を出るとすぐ右手に六又線の全列車を管理する六又検車区があり、検車区の横を過ぎると蕎麦屋町駅に到着する。なお駅周辺は2020年現在蕎麦屋よりうどん屋の方が多い。蕎麦屋町駅からは再び掘割となり、西大間駅に到着する。西大間駅は西がつくものの隣の大間駅よりも規模が大きく、快速停車駅となっている。これは大間地区の中心が年々六又市街地に近づいていっているためであり、専門家の間ではあと数年で六又地区に吸収されると推測されている。西大間駅からは閑静な住宅街となり、大間駅を過ぎ平町駅を出ると大下平市街に入る。終点の大下平駅は大下線に直通する列車と直通しない列車(大下平止まりの列車)でホームの階層が異なるため注意が必要である。
運行形態
特急
直通快速
直通快速は2016年3月の六又線と大下線の直通開始に伴い新たに設定された種別であり、大下平駅から大下線、花急線に直通する。日中は1時間に2本運行され、停車駅は今戸中央、環状通、森橋学園、六又、西大間、大下平と少なめであり、全列車が森橋学園または六又で普通列車に接続する。
「直通」と付くが、停車駅などほぼ全てがダイヤ改正前の快速と同じであり、無料の優等列車は直通快速のみである。
「直通」と付くが、停車駅などほぼ全てがダイヤ改正前の快速と同じであり、無料の優等列車は直通快速のみである。
普通
全駅に停車する。全列車が六又線内完結であり、大下線や三津線には直通しない。日中は6~7分間隔で運行される。
駅一覧
- 停車駅
-直快…直通快速:●印の駅は停車、|印の駅は通過
-特急「あざみ」:列車記事参照
-特急「あざみ」:列車記事参照
駅番号 | 駅名 | 駅間 営業 キロ |
累計 営業 キロ |
種 別 |
接続路線 | 所在地 |
直 快 |
||||||
RM-01 | 今戸中央駅 | 0.0 | 0.0 | ● | 今海電鉄:MI三津線(MI-25)・SM桜宮線(SM-01)・SO新都大海ライン(SO40) 豊海急行電鉄:IT今豊線(IT-01) 今戸市営地下鉄:C千代筋・学園都市線(C08)・H光が丘線(H01) |
今戸市中央区 |
RM-02 | 南雉本駅 | 1.1 | 1.1 | | | ||
RM-03 | 環状通駅 | 1.0 | 2.1 | ● | 今戸市営地下鉄:T東西線(T11)・R環状線(R12) | |
RM-04 | 小竹駅 | 1.3 | 3.4 | | | 今戸市北区 | |
RM-05 | 森橋学園駅 | 1.2 | 4.6 | ● | 今戸市営地下鉄:C千代筋・学園都市線(C01) | |
RM-06 | 川谷越駅 | 1.8 | 6.4 | | | ||
RM-07 | 六又神社駅 | 2.7 | 9.1 | | | 六又市 | |
RM-08 | 六又駅 | 1.2 | 10.3 | ● | ||
RM-09 | 蕎麦屋町駅 | 1.2 | 11.5 | | | ||
RM-10 | 西大間駅 | 1.4 | 12.9 | ● | ||
RM-11 | 大間駅 | 1.5 | 14.4 | | | ||
RM-12 | 平町駅 | 2.3 | 16.7 | | | 大下市 | |
RM-13 | 大下平駅 | 1.5 | 18.2 | ● | 香花急行電鉄:■新香新幹線 大下電気鉄道:大下本線・新井田線(直通列車あり)大下高速線 |