あにまん民のオリキャラ同士をAIの力を借りて戦わせるスレ @ ウィキ
第1回トーナメント 閉会式
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aioricharabattle
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第1回トーナメント 閉会式
──歓声が、空を突き抜けるように響き渡った。
「あにまんオリキャラ最強トーナメント」
熱狂と激戦が繰り広げられたこの戦いも、ついに幕を下ろすときがきた。特設リングには、光のスポットライトが一筋。
そこに立つのは司会者であり、この狂乱の祭典を締めくくる役を担う男だ。
「さあ、みなさん!長きに渡る死闘を制した、真の覇者をここにお迎えしましょう!!!」
リングの中央に映し出されるホログラムには、優勝者の名前が刻まれていた。
──長嶋小雪。
異世界に転生した少女は、笑顔を浮かべながらゆっくりとリングに上がる。その足取りは堂々としていて、しかしどこか可愛らしさも感じさせる。
「やったー!!優勝したよ、みんな!!!」
天真爛漫な声が響き、観客席からは拍手と歓声が巻き起こる。場内は祝福の嵐に包まれていた。
司会者が小雪にマイクを向ける。「おめでとうございます!この栄冠を手にした今、率直なお気持ちは?」
小雪は胸を張り、キラキラと輝く瞳で答えた。
「えぇ、もちろんすっごく嬉しいんですが……正直、どの相手もとてつもなく強かったので最後まで気が抜けませんでしたね!シューティングスターさん、ゴルバスさん、エタリュートさん、田中さん、レベル零さん、ブレイヴさんも! それに……死想さんの存在感、怖すぎましたね!!」
その名が出た途端、どこからか「あの女…不快ね…」という不気味な声が紫電改にだけ聞こえた。
彼はなんだか面倒ごとに巻き込まれそうな予感がしながらも、それにちょっとだけ喜びを感じていた。
「フン、この王を倒しておきながら、その程度の感想とはな……」
低い声が響いたのは、「王たるゴルバス」。彼は腕を組みながら小雪を見下ろすように睨んでいた。しかし、口元には薄く笑みが浮かんでいる。
「だが、その強さは認めざるを得ない。これからはお前が王を名乗れ。」
「いやいや! さすがにそれはいらないですよ!」
会場がドッと笑いに包まれる。
「では最後に、閉会式を行います。優勝者・長嶋小雪さんに、トロフィーが贈呈されます!」
煌びやかなトロフィーがリングに運ばれ、司会者が小雪の手にそれを渡す。トロフィーの頂点には、勇者と怪物が交差する彫刻が刻まれていた。
「そして!」
司会者は、さらに声を張る。
「今回、熱き戦いを見せてくださった全ての参加者に、盛大な拍手をお願いします!!!」
観客たちが一斉に立ち上がり、場内は割れんばかりの拍手と歓声に包まれた。
そして、最後に再び司会者が叫ぶ。
「これにて、『あにまんオリキャラ最強トーナメント』、閉幕です!!!」
光がリングを包み、祝福の嵐とともに、最高に熱い戦いの日々は終わりを告げた──。
関連項目
エキシビションマッチ
- 《六王山・釈迦如来王 VS レベル零》
- 《ソニア・アルジェント VS 紫電改・サンダーボルト・田中》
- 《ソニア・アルジェント VS 最後の勇者ブレイヴ》
- 《復活の屍術師メリー (元【死想】) VS 長嶋小雪》