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アニメキャラ・バトルロワイアル @ Wiki

調教

最終更新:2021年10月06日 05:37

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調教 ◆g3BDer9VZ6


人間の首を見ることにも、触れることにも抵抗はない。
斬首など、戦場においては蟻の群れが巣に食料を運ぶくらい当たり前のものであり、生首ごときで心情が揺らぐはずもなかった。
それでも、死人の首を後生大事に持ち歩いている少女……というのは初めて見たが。

「さて、落ち着いて話を聞く準備……もとい、覚悟はできたか?」
「…………」

磔の刑に合うなど、高貴な者に反逆した平民に与えられる処罰――少女ルイズは、そんな世界の住人だった。
遊園地の最北エリアに位置する事務室、その支柱の内の一本に身体を縛り付けられ、ルイズはグリフィスの制御下に置かれていた。
暴れないようにとの配慮であり、武器となるグラーフアイゼンも取り上げられてしまっている。
ルイズに抵抗の道は残されておらず、また、抵抗する気もなかった。
抗えば抗うほどに、愛しい『彼』の身が危険に晒されることを理解していたから。
それが『頭』でなのか『本能』でなのかは、また別の問題。
「下賎な平民ね。それが貴族に対する態度かしら?」
窮地に立たされているからこそ冷静に。
ルイズは今にも爆発しそうな殺意を懸命に抑え込み、毅然とした振る舞いでグリフィスに挑んだ。
「……失礼。まさか貴方様が貴族であるとは思いも寄らず、無礼をお許し頂きたい」
貴族――それはグリフィスにとって長年求め続けた地位であり、もはや何の未練もない肩書きでもあった。
高貴な生まれを振り翳し、権力として生活に利用する。貴族とは極めて利口、それでいて反吐が出るような人種だ。
それを理解して尚、グリフィスはルイズに敬意を払う。
その裏にどんな意味が含まれているのかは分からない。
グリフィスという人間は今までも決して感情を表に出さず、鷹の団を伸し上がらせてきたのだから。
「あなたの目的は協力者を得ることでしょう? なら、早くこの縄を解いて武器を返しなさい。私は逆らったりしないから」

――完全な狂い人かと思ったが、どうやら今一歩のところで踏みとどまっているようだな。
グリフィスはあくまでも冷静を装うルイズに対し、心の底から感心していた。
もっともその感心も、元を低く見定めていたからにすぎないのだが。
「懸命なるご判断、心に染み入ります。ですが、それはできません」
「なんでよ」
何しろ、貴族とは企み無しでは存在し得ない人種である。
激情を胸に留めての名演は高く評価するが、その裏で反逆の意思が燃え滾っていることはバレバレだった。

――ほんの一握りの冷静。彼女の感情は、それが最後の防波堤となっている。
それが潰えた時、ルイズの感情は濁流の如く表に流出することだろう。それこそ、沢山の水を貯蓄したダムが決壊するかのように。
「まず、これを拝見して頂きたい」
そう言って、グリフィスは身動きの取れないルイズの前に平賀才人の生首を置いた。
破損の見られない断面を設置面として、才人の首が床に直立する。ルイズはそれを正面に見据え、僅かに眉を顰めた。
どうやら、これだけではダムを決壊させるには至らないらしい。
あと一歩という点は変わらないが、表情は先ほどに比べ明らかな変化を見せ、激昂寸前であるという事実を知らせている。

――狂っても貴族、プライドが感情を抑制しているのか……それとも堪え性が強いのか。
グリフィスはルイズへの見方を徐々に変えていく。そして同時に、やはり『儀式』が必要だな、という結論に達する。
貴族、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは特にプライドが高く、人に、しかも自分よりも身分の低い者に使われることを良しとしない。
これはグリフィスが僅かな時間で推測した彼女の性格であったが、答えを示すなら大当たりと言わざるを得なかった。
――とりあえずは俺に従い、隙を見て彼を奪い返そうという魂胆か……残念だが見え見えだな。
これまでにも、幾人という貴族達の妬み恨みを買ってきたグリフィスである。
暗殺計画を企てられたことも一回ではないし、それを妨害し逆にやり返してやった経験も一度きりではない。
――何かを企む人間……それも相手が貴族であるというのなら、胸の内など手に取るように分かる。
団長たるグリフィスがそうでなければ、鷹の団はただの傭兵団止まりで運命を終えていた。
グリフィスという野心家がいたからこそ、鷹の団は栄光を掴んだのだ。
――ただ強いだけでは、高みには上れない。なぁ、そうだろガッツ……。

「これは、見ての通り死人の首です。そして貴方がこの首に呼びかけていた名前は『サイト』。
 名簿を確認しましたが、死者の中に確かに平賀才人という人物がいました。
 さらに貴方は私にこう尋ねました。『朝倉涼子』を知らないか、と」
社交界に用いる時の丁寧口調で論述するグリフィスに、ルイズは殺気の念を込めた視線を送る。
相当な狂気、臆病な気質の持ち主なら大人の男とて気圧されるだろう。
しかしそんな精一杯の抵抗も、グリフィスの前では雨露の如く消えていく。
「貴方は仇を捜しているのでしょう? 彼の無念を晴らすために。
 朝倉涼子という人物はかなりの手練なのでしょうね。何しろ、この首の切断面は驚くほど綺麗だ。
 これは剣の技術が優れているなんてものじゃない……何か特別な力を用いたと考えるのが普通です」
「あんた……いったい何が言いたいのよ……ッ」
憤怒のあまり目が泳ぎ、いつしかルイズの全身はわなわなと震え出していた。
それでもグリフィスは平常心を保ち、ルイズを挑発するように話を続ける。
「貴方の力は先ほど拝見させて頂きました。その上で言わせてもらいます。貴方では、彼の仇を討つことはできない」
無表情で言い放ったその言葉は、どれだけルイズの沸点に揺らぎをかけたのだろうか。
憤怒の炎は滾りを増し、頬を灼熱に染めながら言霊へと怒りを移していく。
「ふざけないでッ! 私は、サイトをこんなにしたあいつを絶対に許せない!」
「もう一度言わせて頂きます。貴方は弱い。貴方では、彼の無念を晴らすことはできない」
「うるさい! 煩いうるさい五月蝿いウルサイッ!! 朝倉涼子だけじゃない、アンタも絶対に殺してやるッ!
 だから今すぐサイトを返しなさいよッ! 返せッ! 早く! 早く早く早く早く早く早く早く早く早く早くッッ!!!」

――第一の壁は崩れた。脆いな……予想以上に激情家のようだ。
先ほどまでの冷静さを一変させ、ルイズは表情に、態度に、仕草に、裏に隠し続けていた怒りを全て表に曝け出した。
これまでの言霊には、全てルイズの素を出させるための意味しかない。
本題はここから。ここから、彼女を効果的に利用するための『儀式』が始まる。

――悪く思うな、平賀才人。お前は、そのための贄に選ばれたのだ。

彼の存在が彼女にとってどれだけ大きなものなのかは既に読みきった。
贄として利用するには十分な道具……だからこそ、最大限使わせてもらう。
グリフィスはルイズから取り上げておいたグラーフアイゼンを握り、徐に立ち上がった。
罵声を放ち続けるルイズには目もくれず、そのまま戦鎚を振るい事務室の窓を割る。
すると、飛び散ったガラス片の中から一際大きなものを一つ拾い、ルイズに翳して見せた。
「刃は時に人を狂わせる――彼もその狂気にやられた哀れな人間だったのでしょうね」
「……サイトを悪く言うな! サイトは何も悪くない……変なところに連れて来られて、訳も分からず殺されて……ただ可哀想なだけなんだから……」
どうやらルイズという少女はグリフィスの想像以上に感情の起伏が激しいらしく、さっきまで怒っていたかと思ったら、今度はポロポロと涙を流し始めた。
――問題ない。むしろこの手のタイプの方が扱いやすくて何よりだ。

グリフィスはガラスの破片を才人の首に突き立て、刃が通る直前で手を止める。
もちろん、その光景を前にしてルイズが黙っているはずもない。
涙はまるでスイッチ式であるかのようにピタッと止まり、再び全身をわなわなと震え始めた。
前回と違う点があるとすれば、それが『怒り』からではなく『恐れ』からくる震えであるということだろうか。

「ちょっと……アンタいったいサイトに何を……」
「ルイズ嬢。貴方は、もっと明確に死というものの実態を知るべきだ」

ぷつっ、とガラス片の刃先が才人の頬を貫いた。
弾力と合わせて空いた穴から赤い液体を垂らす様は、ルイズの目にはどう映ったのだろうか。
一瞬で顔面が蒼白になり、血の気が引いた。大きな目はより丸々とし、失った焦点を探し求めてしどろもどろ。

「なに、を……」
「人の皮膚は、裂ければ中に溜まった血液が流れるものです。このように」

そう言って、才人の頬にまた一閃。
カッターナイフを扱うかのような器用さで切れ込みを入れていき、ルイズ愛しの才人の顔が傷に塗れていく。

「やめ……やめて……や……」
「視線を逸らさず、その目で見届けて頂きたい。人が傷つき、死んでいく様というのを。それを知り得なければ、復讐など夢のまた夢だ」

傷と傷が交差し、十字となる。その十字にまたすぐ新たな傷が重なり、入り組んだ都市地図のような図形を作り出していく。
赤い軌跡は時折盛大に飛び散り、ルイズの顔を汚した。だがルイズはそれを拭おうとはしない。
眼前では、愛しい人が自分以上に血で汚れている。まず彼の顔に付着した血を拭ってあげるほうが先決だった。
足掻く。拘束された身体を捩り、自身を縛り付けている縄を解こうとする。
できない。いくら身を動かそうとも縄の締め付けは緩みを見せず、支柱はビクともしない。
技術も力も不足していた。眼前で才人が弄ばれているというのに、ルイズはそれを見ることしかできなかった。
歯がゆく、辛く、苦しく、きつい。まだ地獄の入り口に差しかかったばかりだというのに、限界はすぐ近くまで迫っていた。
一閃、二閃、三閃、四閃、五閃、六戦、七閃…………三十一閃、三十二閃、三十三閃……六十八閃、六十九閃、七十閃……。
才人の玉肌は幾重もの裂傷を帯び、やがてその全容は真紅へと染まっていった。
気づいた頃には、肌色よりも赤の割合の方が高くなっている。表皮が削がれ、血と肉が露出したからだ。

「赤い液体の奥に見える桃色の糸が見えますか? 綺麗でしょう……これが人間の肉です。
 神経細胞や筋組織、首から上だけでも人間の構成情報を知るには事足りる。初めてではありませんか? 人の中身を見るのは」

ルイズは既に、声を出せなくなっていた。
漏らす音は「ひっ」だの「ふぇ」だの、言葉には到達できていない喘ぎのみ。
無理もない。瞳が映し出す光景は、あまりに凄惨かつ衝撃的な印象を与えているのだから。

「この肉も……削ぎ落としていけばやがては骨にたどり着く。人間の基盤となる物質です。栄養となる小魚の骨とは訳が違う。見てみますか?」
「ひ……ぎ……ぁ、ぁが…………ま…………」

喘ぎ悶えるルイズの姿に、貴族の誇らしさ、優雅さは影も残っていなかった。
己はどうなってもいい。それよりも才人を、才人を助けてあげなくては。
懸命に体を振るが、ルイズの位置はそこから動くこと叶わず。依然グリフィスと才人の首を視界に置き、絶望を見ていた。
その間も、グリフィスは手を休めない。
傷だらけになった才人の肉を掻き回し、組織を破壊、細胞を死滅させていく。
洞窟を掘るような荒々しさと手際の良さで、才人の肉という肉が露見されていった。
ガラス片は透明な刀身を真っ赤に染め上げ、立派な拷問道具へと昇華していた。
「がああああああああああああああ! あヴァああああがヴぁああああああああヴぁああああ!」
ルイズが言葉になっていない叫びを上げる。
怒りと悲しみを混同させた瞳でグリフィスを睨みつけるが、本人はそれすらも意に関せず。
玩具で遊ぶ子供のように、肉を削ぐことに夢中になっていた。
肉を削り取っていく内に、白い岩のような物体の影が見え隠れする。
人間の頭蓋骨――知識と教養、たとえ常識がない者だとしても、その色が白であることは知っているはずだ。
問題は、それを受け入れられるか否か。
このルイズに関しては、もちろん否。目の前で愛しい人――その最後のパーツが解体されていくという地獄。
認めることなどできようか。認めることは、己の死よりも恐ろしい。
「ぶるあがああああああああああああああ! ヴァあああああああざぁああああああああああああ!!」
発狂の度合いは強烈だが、失神しなかったことだけは大したものだ。
現実から目を背けるよりも、愛しい人を助けたいという思いの方が強いのか。
――強いな。贄と呼ぶには失礼なほどに強い。さすがはここまで生き延びてきただけのことはある。
これは嘘ではなく本心だ。ルイズの意思の強さには、素直に感心する。
だからこそ、尚のこと好都合。

グリフィスは握った血で固まり始めたガラス片を捨て、新たな破片を探した。
血に塗れたままの得物では、使い続ける内に切れ味が悪くなる。それは剣だけに言えたことではない。
再び肉の削ぎ落とし作業を再開。もっとももう皮膚なんてものは殆ど残っておらず、グリフィスは他の箇所に狙いを定め始めた。
想像してみてほしい。人間の頭部において、肉と血と骨以外に存在するものといえば何か。

「眼球、毛髪、歯、舌、鼓膜、脳……頭部に置かれた部品は、皆欠損しては致命的なものばかりです」

グリフィスは鋭利な刃を突き立て、才人の瞼から眼球を穿り出した。
玉子の白身と大きめの胡麻で形成されたかのようなそれは床をコロコロと転がり、ルイズの眼下まで進む。
ルイズはそれを拾うことも才人に返すことも出来ず、無情の思いと共に苦渋の色を被せることしかできなかった。
続いて、ピンク色の歯茎を根こそぎ削ぎ落とす。
露になった神経はあまりにも脆く、才人の健康そうな前歯をポロッと零した。
同様に、血やら何やらですっかり元の鮮やかさを失った舌も断つ。
髪の毛も毛根ごと引っこ抜き、まとめてルイズの眼下へと放った。
眼球も、毛髪も、歯も、舌も、全てルイズの手が届かないギリギリの位置に安置され、まるで供物のように捧げられている。
失神するか、嘔吐するか。それが普通の反応なのだろう。
だが、ルイズは中途半端に怒りが混じっていたせいか、その両方を拒否して現実を見ていた。
才人が壊れていく。私の使い魔が、私のサイトが、壊れちゃう。

「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ」

絶望の渦中で、自分自身も壊れ出していることに気づけていないらしい。
全ては目論見どおり――グリフィスは徹していた無表情に少しだけ笑みを混ぜ、儀式の大詰めに挑む。
ここから先は、ただ鋭利なだけの刃物では難しい。
グリフィスは事務室内を動き回り、何か使えそうなものを探した。
結果、出てきたのは遊具の整備に使うのであろう工具の数々。
ハンマーにスパナにドライバー等々、武器と呼ぶにはあまりに心許ないが、儀式のための媒体にするには上等だ。

「人間を成り立たせる上で、最も重要な器官はなんだと思いますか? それは、全ての感覚の行き着く先――『脳』です」

寒気がした。感じることはできなくとも、その瞬間、ルイズの身は確かに震えていた。
マイナスドライバーで残った表皮と肉片を削り取り、白骨の外皮はハンマーで叩いて割る。
その末に到達するのは、人間の最重要部分。中枢となる絶対的器官。
グリフィスは僅かに空いた空洞からピンク色の*を取り出して、ルイズの前に披露して見せた。
そして、雄叫びじみた悲鳴が続く。
延々、延々、延々と。

  ▼▼▼

永遠にも思える長い永い地獄。
どれだけの悲鳴、嗚咽、嘆きが漏れたことだろう。
静けさを取り戻した事務室内にて、少女は放心したかのような白面を晒していた。
前世と現世と来世、一生の三回分くらいの恐怖を味わったと言っても過言ではない。

好きな男の子が、命を懸けてでも添い遂げたいと思った彼が、目の前で無残に壊されていく現実。

どんなに精神の強い人間とて、耐えられるものではなかった。
それでも、ルイズはよく頑張った方である。放心してはいるものの、意識は辛うじて保ち続けている。
普通の少女ならこうはいかず、失神やら失禁やら嘔吐やらで、醜く朽ちていくのがオチだ。
グリフィスの儀式展開による精神誘導が絶妙だったせいもあるが、一番大きな要因がルイズの我の強さであることは間違いない。
――幽閉されていた間に受けた拷問が、こんな風に役立つとは思ってもみなかったな。
ミッドランドの王と拷問官には、感謝しなくてはなるまい。
人間、どんなに惨めな経験でもいつかは活きてくるものなのだ。
人心掌握を得意とし、たかが傭兵から騎士の位を授かるまでに成り上がったグリフィスならば、尚のこと。

少女一人を壊すことなど、雑作もない。

「ぁ――――っ――――ぇ――――ぇ――――っ」
――とはいえ、これは少しやりすぎたか。
ショックのあまり目は虚ろ、焦点の定まらぬ瞳は白目を向きかけ、声帯はもはやまともな機能を困難にさせていた。
もう一息入れたら幼児退行でも引き起こしそうなくらいに、ルイズという存在は壊れてしまっていた。
――だが、再起させる術はある。
そう。グリフィスは彼女を利用するために生かしているのであり、儀式はそのためのものだ。
掛けるのは、一言。
それは魔法の呪文のように響き渡り、放たれた少女の心を元の鞘に収めることだろう。
確信があった。人間の心など、特に貴族のような人種について言えば、手に取るように簡単なものなのだ。
即ち、それを操ることも容易いということに繋がる。
唯一例外があるとすれば、ガッツ――あの時グリフィスの手元を離れた彼のみが、グリフィスの思い通りにならなかったイレギュラーケースだった。

「お分かり頂けましたかルイズ嬢。彼、平賀才人は死んだのです。貴方がどんなに頑張ろうとも、もう彼が戻ることはない」

一手間違えればトドメの一撃にもなりそうな言葉を囁き、グリフィスは下地を整える。
――まず、才人の首を彼女の目の前で解体し、精神に致命的なダメージを与える。

「ですが」

――彼女がどん底まで堕ちたことを確認し、そこから造り変える。

「私は――彼を蘇らせる術を持っています」

――動かすのに最適な、駒に。

「っ――――ぁ――――ぇ――――ぃ――――っ――――っ――――ぉ?」

ルイズの表情が一瞬だけ生気を取り戻し、希望を宿した瞳でグリフィスを見上げる。
言葉は成り立っていないが、微かに動く口元からは「本当に、本当にサイトは帰ってくるの?」などと言っているだろうことが推測できた。
グリフィスはルイズの問いにフッと微笑み、柔らかな口調でこう告げた。

「――ええ。私にはそれができる。そのためにルイズ嬢、貴方に働いて頂きたいのです」

グリフィスの囁きは確かな言葉となり、ルイズの意識を刺激した。
何気ない嘘が、絶望の淵にあった彼女の心を呼び戻したのだ。
これも全て、グリフィスの狙いの範疇――

  ▼▼▼

北の方角を目指し、ルイズはグラーフアイゼンを片手に空へと飛んでいく。
それを見届けたグリフィスは冷徹な表情の中に笑みを潜め、儀式の成功を噛み締めていた。

――そろそろ人数も半数に減ってくる頃か。俺も新たな力を手に入れなくてはな。

始まりは闘争から。
グリフィスは交戦相手の彼女、ルイズの能力と境遇に興味を持った。
愛する人が死に、その愛憎を復讐へと変える執念。若年ながら、大した神経の持ち主だと思った。
手駒が何もなく周りは敵だらけな現状、こういった者を使うのも一つの手段か。
グリフィスは彼女にとって命よりも大事であろう『彼』を人質に取ることにより、ルイズを支配することを企んだ。
しかし、すぐに狂いは生じた。
貴族の位を冠するルイズという少女。この少女は才人を人質に取られて尚、グリフィスに牙を剥くことをやめなかった。
殺気を治めず、背中を見せようものならすぐにでも襲うという意思を視線に込め、何度もグリフィスを突き刺す。
手駒として使うには、あまりにも危険だった。
使いものにならない不穏分子など、早々に排除しておいた方が後の栄光に繋がる。
だがグリフィスはそれをせず、ルイズに儀式を見せ、そして壊した。
こう結論を出したからだ。

――手駒として使えないなら、『捨て駒』として役に立ってもらおうじゃないか。

いつ裏切るとも知れぬ手駒を置いておくなど、愚行中の愚行。
かといって簡単に手放してしまうのも勿体無い。
だからグリフィスは、儀式を行うことで彼女の精神を崩壊させ、そこから希望を与えることでルイズを捨て駒へと仕立て上げたのだ。
愛する人が壊れていく様を見た上での精神崩壊。普通なら立ち直れないだろうが、壊れてしまった彼が戻ってくるというのなら話は別だ。
たとえそれが大嘘だったとしても、今の彼女にそれを判別するだけの能力はない。
あるとすればただ二つ。
それは、『平賀才人への愛』と『いかに命令を遂行し、彼を取り戻すか』という二点の思考。
儀式とは名ばかり……使いやすいように『調教』したと言った方が適切かもしれない。
グリフィスは先ほど、ルイズに「ホテルを襲撃しろ」と命令した。
今まで遊園地内を探索した中で、北門付近の事務室に妙な機具が置かれていることに気づいた。
それは電話といい、グリフィスにとっては縁遠いものであったが、手に取ってみると人の声が聞こえてきたことから、それがどんな役割を果たすものなのかをすぐに理解した。
聞いたのは、脱出を促す男の伝言。
おそらくは、この遊園地以外にも様々な施設に電話が置かれているのだろう。
そして男の言う脱出希望者の集合地点――ここより北に位置するホテルには、多数の非戦闘者が集っているに違いない。
グリフィスの狙いは、ルイズにその拠点ごと参加者を殺させること。

――目に映る者は即殺害。ホテルを視野に捉えたら即破壊。

今のルイズは、この命令を忠実にこなすだけの殺人マシーンと化しているはずだ。
そこからグリフィスの情報が漏れることはない。
崩壊した精神はもはや他者の手に負えるものではなく、もし望みがあるとすれば、それは最愛の人の言葉だけだろう。
それとて、もはや無理なことなのだが。

――もうこれは必要ないな。

グリフィスの手には、才人の腕と――『才人の首だったモノ』が握られている。
儀式の末に変わり果てた贄の首、もはや頭蓋骨と呼ぶのも苦しい、ただ異臭を放つだけの『物体』と化していた。
グリフィスは才人の首だったモノと腕を事務室前に置き、自身は北門へと足を向ける。
彼が目指す場所もまた、ホテル。
だが急ぐつもりはない。移動手段は徒歩で、ルイズが破壊を終えた頃合を見て到着する算段だった。

――殺戮はルイズに任せ、俺は事後処理に努めればいい。場合によっては、表舞台に介入する必要もあるかもしれんがな。

もし仮に、ルイズが任を終え、五体満足でグリフィスの下に戻ってきたとして。
それでも、彼にこれ以上ルイズを使う意思はない。
あんな危うい駒、捨て駒にしか成り得ないからだ。
将棋で言うところの歩、チェスで言うところのポーン、ルイズはその程度の価値しかない。

だから、彼女を繋ぎとめるのに必要な『彼』はもう必要ない。
次にルイズと相対した時、彼女はきっと希望に満ちた目でグリフィスにせがむことだろう。
ねぇ、早くサイトを――と。
グリフィスはただ、そんなルイズを優しく葬ってやればいい。

過度な期待もしていない。失敗したらそれまで。
壊れた人間など、所詮その程度だ。

  ▼▼▼

飛行するルイズの手に握られた、たった一つの大事なもの。
儀式の中で唯一、破損なく手に入れられた彼の一部。

平賀才人の眼球。

ルイズはそれをお守りのように大事に握り締め、戦地へ向かう。
視界に入った人間と、ホテルっていう建物。

――この二つを壊せば、はははっ、壊せば、あはっ、サイトが戻ってくるるるるるるるるるるるるるるる♪

考えれば考えるほど、幸せな気分だった。



【F-5/1日目/夕方】
【グリフィス@ベルセルク】
[状態]:全身に軽い火傷
[装備]:マイクロUZI(残弾数50/50)、耐刃防護服
[道具]:ターザンロープ@ドラえもん、支給品一式×2(食料のみ三つ分)、ヘルメット
[思考・状況]
1:放送を聴き終えた後、ホテルへ向かい状況に応じて行動。
2:ルイズが戻ってきた場合は殺害。これ以上駒として使うつもりはない。
3:やっぱり剣が欲しい。
4:手段を選ばず優勝する。殺す時は徹底かつ証拠を残さずやる。
5:キャスカを探して、協力させる。
6:ガッツ……

【E-5/1日目/夕方】
【ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール@ゼロの使い魔】
[状態]:精神完全崩壊、グリフィスへの絶対的な忠誠、全身打撲(応急処置済み)、左手中指の爪剥離
[装備]:グラーフアイゼン@魔法少女リリカルなのはA's
   (強力な爆発効果付きシュワルベフリーゲンを使用可能)
[道具]:平賀才人の眼球
[思考・状況]
1:ホテルを襲撃(放送頃到着予定)。
2:目に映った人間は殺す殺す殺す殺す殺す殺す。そして才人と一緒また一緒才人が戻ってくるるるるるるるる
3:グリフィスに従う。


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Back:受容 Next:復讐少女 ~rachen Sie Madchen~

投下順で読む

Back:受容 Next:復讐少女 ~rachen Sie Madchen~

183:響け終焉の笛 グリフィス 221:鷹の団(前編)
183:響け終焉の笛 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール 195:【黒禍】

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