ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko2222 よしよし
最終更新:
ankoss
-
view
よしよし 10KB
愛で いじめ 制裁 ギャグ 日常模様 番い ゲス 現代 愛護人間 独自設定 結局やりたいことは一つだけ
・ギャグです
・ぬちゃぬちゃあきです
・愛でも虐もあります
―――――――――――――――――――――――――
よしよし
―――――――――――――――――――――――――
「ゆふぅ・・まりさぁ・・・れいむすっきりしたいよぉ・・・」
「ゆゆ!?だめなのぜ!!もうすぐふゆさんがくるからすっきりしたらえっとうできなくなるのぜ!!!」
どこにでもあるゆっくり同士の会話、こんな事で越冬に失敗するゆっくりは少なくないのです。
秋も終盤になった公園では毎日のようにこんな光景が目にできます。
「ゆふふ・・・・もうおそい・・・よ!!!」
「ゆひぃぃぃぃ!!!???」
れいむが勢いよくまりさに飛びつきます。
「まりさぁ!まりさぁ!!」
「や、やめるのぜ!!!すっきりしたくないのぜ!!!」
まりさは逃げることが叶わず、れいむに無理矢理すりすり型のすっきりを強要させられてしまいます。
「まりさだってきもちいいんでしょぉぉぉぉ!!!!!」
「い、いやだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「「すっきりー」」
―――――――――――――――――――――――――
とまぁそんなこんなですっきりしてしまったまりさとれいむ。
その結果。
「どおしてまりさにくきさんはえてくるんだぜぇぇぇぇぇぇぇ!!!???」
「ゆゆ~ん。おちびちゃんはゆっくりできるよ~♪
それじゃあさっさとまりさはごはんさんもってきてね!!!」
「なにいってるのぉぉぉぉ!!!???おちびがいるんだからうごけないでしょぉぉぉぉぉぉ!!!???」
「なにいってるのぉぉぉぉぉ!!??かりはまりさのしごとでしょぉぉぉぉぉ!!!???
れいむはゆっくりするのにいそがしいんだよぉぉぉぉぉ!!!???」
「まりさがかりにいったらおちびちゃんがえいえんにゆっくりしちゃうでしょぉぉぉぉぉぉ!!!???」
「そうならないようにするのがおやでしょぉぉぉぉぉぉぉ!!!???」
とまぁこのように酷い有様になってしまっています。
この後も言い争いが続いた結果、まりさは狩りにいくことになってしまいました。
「ゆぐぐぐ・・・・・・あんなげすれいむとけっこんっ!したまりさがまちがいだったのぜ・・・
あんなところでていってやるのぜ・・・・・・」
狩りにいくと言ってれいむから逃げるつもりのようです。
ですが、まりさに行く当てなどありません。たださまようだけです。
「ゆぅ・・・でもどこにいけばいいんだぜ・・・ぱちゅりーのところは・・・・・・ぱちゅりーはきのうしんじゃったんだったぜ・・・」
なにやら思い出したようで俯いてしまいました。
「ありすは・・・・・・ありすもこのあいだにんげんさんにつれていかれちゃったのぜ・・・
ちぇんも・・・・・・みょんも・・・みんなもういないんだぜ・・・」
どうやらこのまりさの知り合いのゆっくりは何かしらの理由で既にこの場にはいないようです。
「・・・・・・もどるしかないんだぜ・・・・・・」
まりさは俯きながら来た道を戻っていきました。
―――――――――――――――――――――――――
時は少し戻って、まりさが出ていった巣の中では・・・
「ゆふふ・・・れいむはしあわせだね!!
おちびちゃんをみることができるし、めんどうなこそだてもかりもぜんぶあのまりさにおしつければいいんだからね!!!」
とか言いながられいむは、体を揺らしヘタクソな歌(笑)を歌っていました。
「ゆゆぅ~ん・・・はやくおちびちゃんがうまれないかなぁ~
ゆゆ!!そういえばおなかがへったよ!!!いっぱいごはんさんがあるんだからすこしくらいたべてももんだいないよ!!!!」
れいむは巣の奥にしまってある餌を漁り始めました。
「ゆゆ!!これはあまあまさんだね!!ゆぅ?なんでこんなところにあるの?」
れいむが見つけたのは、まりさがもしもの時の為にとっておいた金平糖でした。
ゆっくりにとって甘味は万能ともいえる最上の薬。それをまりさは餌の中に隠して置いておいたのです。
そんなことも知らずれいむはその金平糖を食べることにしました。。
「ゆふふ!!れいむはかりのめいしゅだね!!!こんなあまあまみつけるだなんて!!!
それじゃあ、れいむの~す~ぱぁ~むぅ~しゃむぅ~しゃたいむっ!!!!はっじまるよぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
そういってれいむは口の中に金平糖を放り込むとガリガリ音を立てて食べてしまいました。
「しししししししししし、しあわせぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!」
れいむは初めて食べる本物の甘味に感動しすぎて大声を出してしまいます。
「うっめ!!!これむっちゃうっめっ!!!!・・・ゆ?
どおしてもうないのぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!れいむのあまあまでしょぉぉぉぉぉ!!!!もっとれいむをしあわせにしろぉぉぉぉぉぉ!!!!」
れいむは既に己の腹に消えた金平糖に怒りをぶつけます。
「ゆぎぎぎぃ!!!ゆん!!もういいよ!!れいむはかりのめいしゅなんだからもっとあまあまなごはんさんをみつけてやるよ!!!!」
金平糖が何もしないということを理解出来ないながらもれいむは次なる甘味を求めて餌の山を漁ります。
「ゆぅ・・・みつからないよ・・・」
ですがそんな物は一向に見つかりません。当たり前です。無いのですから。
「ゆゆ!これはちょうちょさんだね!!ゆふふ!れいむのだいっこうぶつのひとつだよ!!きょうはしかたないからこれでがまんしてあげるよ!!!!」
れいむは餌の山の中に蝶があるのを見つけると、今度はそれを食べることにしたようです。
「ゆふふ!れいむの!!すぅぱぁむぅしゃむぅしゃたぁいむっ!!!!はっじまるよぉぉぉぉ!!!!」
れいむは幸せいっぱいな顔で蝶を口の中に放り込みましたが、すぐさま苦虫を噛み潰したような顔になりました。
「ゆぐぅ!!??っぺっぺっぺ!!!な、なんなのぉぉぉぉ!!!!まずいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」
れいむは口の中に入れた蝶を吐き出します。どうやらお口に合わなくなってしまったようです。
当たり前でしょう。金平糖を食べた後に蝶を口にして美味しいと言える者は居ないでしょうから。
ゆっくりということもあり、たったあれだけで舌が肥えてしまったのですね。
「ゆぎぎぎ!!!れいむをゆっくりさせないちょうちょさんはしね!!!ゆっくりしないでしね!!!!」
死んでます。
「ゆふぅ・・・ゆふぅ・・・じゃあ次はこのおはなさんだよ・・・・むーしゃむーsy!!!???ゆっげぇぇぇぇぇぇ!!!!
なにこれぇぇぇぇぇぇ!!!!」
次に食べた花もどうやら食べられなくなってしまったようです。ご愁傷様ですね。
「ゆぎぃ!!!!!ここにはれいむをゆっくりさせてくれるごはんさんはないよ!!!
あの、くそまりさ!!!こんなまずいごはんさんばっかりもってきて・・・・・・ゆるさないよ!!!!」
まりさは決して狩りがヘタクソではありません。むしろ上手い方です。
生きている蝶を捕まえてきたり、ふつうのゆっくりなら取ることの難しい花を取ってきたり等々。
番にする相手を間違えさえしなければ幸せに生涯を全うできたことでしょうね。
と、れいむがなにか思いついたようです。
「ゆゆ!そうだよ!れいむはかりのめいしゅなんだから、じぶんでとればいいんだよ!!あんなくそまりさにまかせてたらゆっくりできないよ!」
餌を自分で取ってくる、という結論に至ったようです。
ゲスにしては珍しい思考の持ち主だったようです。
「ゆふふ!!れいむがあまあまもってくれば、あのやくにたたないくそまりさはれいむのどれいだよ!!
ゆふふ、どれいならいくらすっきりーしてももんだいないね!!!」
結局のところすっきりしたかっただけのようです。
れいむは巣から出ていってしまいました。もう夕方なんですがねぇ。
―――――――――――――――――――――――――
れいむが巣から出ていって少しすると、まりさが戻ってきました。
「ゆ、ゆぅ・・・れいむ・・・まりさがわるかったのぜ・・・・・・ゆ?」
まりさは巣の中の状況に気がつきます。
餌の山が荒らされ、地面には蝶と花が食べかけのまま落ちていて、れいむが居ません。
「ゆゆ?・・・どういうことなのぜ?」
まりさは不思議に思って巣の外を見てみますが、れいむの姿はありません。
「くじょなのぜ・・・?いや、くじょならおうちもいっしょになくなってるはずなのぜ・・・・・・じゃあなんのぜ?ゆゆ!?」
と、まりさは餌の中に隠してあった金平糖がなくなってることに気がつきます。
「あ、あまあまさんがないのぜ・・・れいむもいないのぜ・・・」
まりさは現状を理解することが出来ません。
が、まりさも所詮ゆっくり。過ぎたことはスグに都合良く解釈して忘れてしまいます。
「ゆ!!わかったのぜ!!れいむはしんだのぜ!!!あまあまがなくなったのはざんねんだけど、しかたないのぜ!!!」
れいむは死んだことになりました。
―――――――――――――――――――――――――
そのころれいむ
「ゆっがぁぁぁぁ!!!な、なにをするだぁぁぁ!!!くそどれいぃぃぃぃぃ!!!!
れいむさまのあまあまをたべてるちぇんをせいっさいしただけでしょぉぉぉぉ!!!???」
甘味を求めてさまよった先は住宅街。
偶然にも角砂糖を食べていたちぇんを見つけ、それを奪ったところ人間に蹴られたのです。当たり前ですね。
「てめぇ・・・おれのちぇんになにをしやがる・・・」
人間はかなり怒り心頭なご様子。
「ゆふん!!げすなちぇんをせいっさいしただけだよ!!!おれいにあまあまちょうだいnゆっげぇぇぇ!!!!」
「てめぇ・・・言いたいことはそれだけかよ。え?」
れいむが甘味をねだった瞬間、人間はれいむに思いっきり蹴りを叩き込みました。
「おい。なんかほかに言えねぇのか?おい。きいてんだろ?こたえろよ」
人間は何度も何度もれいむを踏みつけます。
「ゆぎっ!!こんなことしてただですむtゆっぎゃぁ!!!このくそどれゆぶぅ!?あ、あやまrゆぼぉ!!ご、ごめんなsゆひぃ!!」
「なに言ってんのかわかんねぇよ。日本語喋れよ」
「ご、ごべんなざいぃぃぃぃぃ!!!!でいぶがわるがっだでずぅぅぅ!!!!」
れいむは額を地面に擦り付けて謝ります。
「鳴き声聞いてんじゃないんだよ。日の本語喋れねぇんなら死ねよ」
そういって人間はれいむの顔面を抉るように踏みつぶしました。
「――――!!!!????―――――!!!!!!!!!!!」
中枢餡を傷つけないように目や口を上手いこと抉りました。おかげで悲鳴も上がりません。
このまま放っておけばそう長くない内に失餡死するでしょう。
「ちぇぇぇん大丈夫だったかぁ!!??」
人間は先ほどまでとは打って変わり猫撫で声でちぇんの元に駆け寄ります。
「にゃ、にゃん!いたいけど、ちぇんはなかないよー!!!」
そう気丈に振る舞うちぇんの姿を見た人間はなにやらクネクネし始めました。
「あ、あぁ・・・ちぇんはかわいいなぁ・・・よぉし!!それじゃあご褒美に角砂糖あげようね!!何個ほしい!?」
「さ、さんこ!さんこほしいんだねー!!!」
「三個!白いの三個欲しいんですか?三個・・・イヤしんぼですね!」
そう言ってドコからともなく取り出した角砂糖をちぇんの目にチラツかせ・・・
「三個あげよういくよ・・・・・・そらっ!」
人間は角砂糖三つを空中に向かって投げます。
それらは一塊にではなくそれぞれが別の方向に向かって投げられているので、一つを取れば必然的に残り二つは取れないようになっています。
が、それをちぇんは目を見張るようなスピードで全て口の中に納めていきました。
「良ぉーしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし!大した子だぁちぇんおまえは」
全てを取ったちぇんを抱き抱えると、ちぇんの頭を気が触れたかのようにこれでもかと撫で始める人間。本当に気が触れてるとしか思えない。
そんな一人と一匹を後目に、れいむが死にました。
―――――――――――――――――――――――――
その後の話を少し。
まりさはれいむが居なくなったことで無事に越冬出来るかと思いましたが、結局れいむのゲス因子を色濃く受け継いだ子供のせいで見事に失敗しました。
「おちび・・・げんきにそだつのぜ・・・」
「ゆっきゃっきゃ!!あたりまえだにぇ!!おまえみちゃいなくしょおやとはちぎゃうんだよ!!」
「しょうだよ!!りぇいみゅはときゅべつなんだよ!!!」
「くしょおやはさっさとあんこさんになるのじぇ!!!」
「ゆふふ・・・まりさはどこでまちがえたのかな・・・・・・さぁ、おたべなさい・・・」
まりさが自分を犠牲にしてまで救おうとした子供たちですが、まりさの巣に張ったバリケードを破ることが出来ず、共食いした後餓死しました。
「りぇいみゅは・・・つよいんだよ・・・りぇいみゅは・・・とくべちゅなんだよ・・・さっさとたしゅけちぇね・・・
もっちょ・・・ゆっきゅち・・・しちゃかっ・・・・ちゃ・・・・・」
ちなみにあの人間とちぇんですが。
「良ぉーしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよsうぉわ!!!火が出た!!」
「にゃ!!!あ、あついんだねー!!!!」
撫ですぎによる出火でちぇんが帰らぬゆっくりとなりましたとさ。
おしまい
―――――――――――――――――――――――――
後書き
よしよしがやりたかっただけ。
ちなみに自分が好きなジョジョキャラはプロシュートの兄貴。
プロ精神ってかぁこいいよね。
以上ぬちゃぬちゃあきでした。
ではでは
愛で いじめ 制裁 ギャグ 日常模様 番い ゲス 現代 愛護人間 独自設定 結局やりたいことは一つだけ
・ギャグです
・ぬちゃぬちゃあきです
・愛でも虐もあります
―――――――――――――――――――――――――
よしよし
―――――――――――――――――――――――――
「ゆふぅ・・まりさぁ・・・れいむすっきりしたいよぉ・・・」
「ゆゆ!?だめなのぜ!!もうすぐふゆさんがくるからすっきりしたらえっとうできなくなるのぜ!!!」
どこにでもあるゆっくり同士の会話、こんな事で越冬に失敗するゆっくりは少なくないのです。
秋も終盤になった公園では毎日のようにこんな光景が目にできます。
「ゆふふ・・・・もうおそい・・・よ!!!」
「ゆひぃぃぃぃ!!!???」
れいむが勢いよくまりさに飛びつきます。
「まりさぁ!まりさぁ!!」
「や、やめるのぜ!!!すっきりしたくないのぜ!!!」
まりさは逃げることが叶わず、れいむに無理矢理すりすり型のすっきりを強要させられてしまいます。
「まりさだってきもちいいんでしょぉぉぉぉ!!!!!」
「い、いやだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「「すっきりー」」
―――――――――――――――――――――――――
とまぁそんなこんなですっきりしてしまったまりさとれいむ。
その結果。
「どおしてまりさにくきさんはえてくるんだぜぇぇぇぇぇぇぇ!!!???」
「ゆゆ~ん。おちびちゃんはゆっくりできるよ~♪
それじゃあさっさとまりさはごはんさんもってきてね!!!」
「なにいってるのぉぉぉぉ!!!???おちびがいるんだからうごけないでしょぉぉぉぉぉぉ!!!???」
「なにいってるのぉぉぉぉぉ!!??かりはまりさのしごとでしょぉぉぉぉぉ!!!???
れいむはゆっくりするのにいそがしいんだよぉぉぉぉぉ!!!???」
「まりさがかりにいったらおちびちゃんがえいえんにゆっくりしちゃうでしょぉぉぉぉぉぉ!!!???」
「そうならないようにするのがおやでしょぉぉぉぉぉぉぉ!!!???」
とまぁこのように酷い有様になってしまっています。
この後も言い争いが続いた結果、まりさは狩りにいくことになってしまいました。
「ゆぐぐぐ・・・・・・あんなげすれいむとけっこんっ!したまりさがまちがいだったのぜ・・・
あんなところでていってやるのぜ・・・・・・」
狩りにいくと言ってれいむから逃げるつもりのようです。
ですが、まりさに行く当てなどありません。たださまようだけです。
「ゆぅ・・・でもどこにいけばいいんだぜ・・・ぱちゅりーのところは・・・・・・ぱちゅりーはきのうしんじゃったんだったぜ・・・」
なにやら思い出したようで俯いてしまいました。
「ありすは・・・・・・ありすもこのあいだにんげんさんにつれていかれちゃったのぜ・・・
ちぇんも・・・・・・みょんも・・・みんなもういないんだぜ・・・」
どうやらこのまりさの知り合いのゆっくりは何かしらの理由で既にこの場にはいないようです。
「・・・・・・もどるしかないんだぜ・・・・・・」
まりさは俯きながら来た道を戻っていきました。
―――――――――――――――――――――――――
時は少し戻って、まりさが出ていった巣の中では・・・
「ゆふふ・・・れいむはしあわせだね!!
おちびちゃんをみることができるし、めんどうなこそだてもかりもぜんぶあのまりさにおしつければいいんだからね!!!」
とか言いながられいむは、体を揺らしヘタクソな歌(笑)を歌っていました。
「ゆゆぅ~ん・・・はやくおちびちゃんがうまれないかなぁ~
ゆゆ!!そういえばおなかがへったよ!!!いっぱいごはんさんがあるんだからすこしくらいたべてももんだいないよ!!!!」
れいむは巣の奥にしまってある餌を漁り始めました。
「ゆゆ!!これはあまあまさんだね!!ゆぅ?なんでこんなところにあるの?」
れいむが見つけたのは、まりさがもしもの時の為にとっておいた金平糖でした。
ゆっくりにとって甘味は万能ともいえる最上の薬。それをまりさは餌の中に隠して置いておいたのです。
そんなことも知らずれいむはその金平糖を食べることにしました。。
「ゆふふ!!れいむはかりのめいしゅだね!!!こんなあまあまみつけるだなんて!!!
それじゃあ、れいむの~す~ぱぁ~むぅ~しゃむぅ~しゃたいむっ!!!!はっじまるよぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
そういってれいむは口の中に金平糖を放り込むとガリガリ音を立てて食べてしまいました。
「しししししししししし、しあわせぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!」
れいむは初めて食べる本物の甘味に感動しすぎて大声を出してしまいます。
「うっめ!!!これむっちゃうっめっ!!!!・・・ゆ?
どおしてもうないのぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!れいむのあまあまでしょぉぉぉぉぉ!!!!もっとれいむをしあわせにしろぉぉぉぉぉぉ!!!!」
れいむは既に己の腹に消えた金平糖に怒りをぶつけます。
「ゆぎぎぎぃ!!!ゆん!!もういいよ!!れいむはかりのめいしゅなんだからもっとあまあまなごはんさんをみつけてやるよ!!!!」
金平糖が何もしないということを理解出来ないながらもれいむは次なる甘味を求めて餌の山を漁ります。
「ゆぅ・・・みつからないよ・・・」
ですがそんな物は一向に見つかりません。当たり前です。無いのですから。
「ゆゆ!これはちょうちょさんだね!!ゆふふ!れいむのだいっこうぶつのひとつだよ!!きょうはしかたないからこれでがまんしてあげるよ!!!!」
れいむは餌の山の中に蝶があるのを見つけると、今度はそれを食べることにしたようです。
「ゆふふ!れいむの!!すぅぱぁむぅしゃむぅしゃたぁいむっ!!!!はっじまるよぉぉぉぉ!!!!」
れいむは幸せいっぱいな顔で蝶を口の中に放り込みましたが、すぐさま苦虫を噛み潰したような顔になりました。
「ゆぐぅ!!??っぺっぺっぺ!!!な、なんなのぉぉぉぉ!!!!まずいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」
れいむは口の中に入れた蝶を吐き出します。どうやらお口に合わなくなってしまったようです。
当たり前でしょう。金平糖を食べた後に蝶を口にして美味しいと言える者は居ないでしょうから。
ゆっくりということもあり、たったあれだけで舌が肥えてしまったのですね。
「ゆぎぎぎ!!!れいむをゆっくりさせないちょうちょさんはしね!!!ゆっくりしないでしね!!!!」
死んでます。
「ゆふぅ・・・ゆふぅ・・・じゃあ次はこのおはなさんだよ・・・・むーしゃむーsy!!!???ゆっげぇぇぇぇぇぇ!!!!
なにこれぇぇぇぇぇぇ!!!!」
次に食べた花もどうやら食べられなくなってしまったようです。ご愁傷様ですね。
「ゆぎぃ!!!!!ここにはれいむをゆっくりさせてくれるごはんさんはないよ!!!
あの、くそまりさ!!!こんなまずいごはんさんばっかりもってきて・・・・・・ゆるさないよ!!!!」
まりさは決して狩りがヘタクソではありません。むしろ上手い方です。
生きている蝶を捕まえてきたり、ふつうのゆっくりなら取ることの難しい花を取ってきたり等々。
番にする相手を間違えさえしなければ幸せに生涯を全うできたことでしょうね。
と、れいむがなにか思いついたようです。
「ゆゆ!そうだよ!れいむはかりのめいしゅなんだから、じぶんでとればいいんだよ!!あんなくそまりさにまかせてたらゆっくりできないよ!」
餌を自分で取ってくる、という結論に至ったようです。
ゲスにしては珍しい思考の持ち主だったようです。
「ゆふふ!!れいむがあまあまもってくれば、あのやくにたたないくそまりさはれいむのどれいだよ!!
ゆふふ、どれいならいくらすっきりーしてももんだいないね!!!」
結局のところすっきりしたかっただけのようです。
れいむは巣から出ていってしまいました。もう夕方なんですがねぇ。
―――――――――――――――――――――――――
れいむが巣から出ていって少しすると、まりさが戻ってきました。
「ゆ、ゆぅ・・・れいむ・・・まりさがわるかったのぜ・・・・・・ゆ?」
まりさは巣の中の状況に気がつきます。
餌の山が荒らされ、地面には蝶と花が食べかけのまま落ちていて、れいむが居ません。
「ゆゆ?・・・どういうことなのぜ?」
まりさは不思議に思って巣の外を見てみますが、れいむの姿はありません。
「くじょなのぜ・・・?いや、くじょならおうちもいっしょになくなってるはずなのぜ・・・・・・じゃあなんのぜ?ゆゆ!?」
と、まりさは餌の中に隠してあった金平糖がなくなってることに気がつきます。
「あ、あまあまさんがないのぜ・・・れいむもいないのぜ・・・」
まりさは現状を理解することが出来ません。
が、まりさも所詮ゆっくり。過ぎたことはスグに都合良く解釈して忘れてしまいます。
「ゆ!!わかったのぜ!!れいむはしんだのぜ!!!あまあまがなくなったのはざんねんだけど、しかたないのぜ!!!」
れいむは死んだことになりました。
―――――――――――――――――――――――――
そのころれいむ
「ゆっがぁぁぁぁ!!!な、なにをするだぁぁぁ!!!くそどれいぃぃぃぃぃ!!!!
れいむさまのあまあまをたべてるちぇんをせいっさいしただけでしょぉぉぉぉ!!!???」
甘味を求めてさまよった先は住宅街。
偶然にも角砂糖を食べていたちぇんを見つけ、それを奪ったところ人間に蹴られたのです。当たり前ですね。
「てめぇ・・・おれのちぇんになにをしやがる・・・」
人間はかなり怒り心頭なご様子。
「ゆふん!!げすなちぇんをせいっさいしただけだよ!!!おれいにあまあまちょうだいnゆっげぇぇぇ!!!!」
「てめぇ・・・言いたいことはそれだけかよ。え?」
れいむが甘味をねだった瞬間、人間はれいむに思いっきり蹴りを叩き込みました。
「おい。なんかほかに言えねぇのか?おい。きいてんだろ?こたえろよ」
人間は何度も何度もれいむを踏みつけます。
「ゆぎっ!!こんなことしてただですむtゆっぎゃぁ!!!このくそどれゆぶぅ!?あ、あやまrゆぼぉ!!ご、ごめんなsゆひぃ!!」
「なに言ってんのかわかんねぇよ。日本語喋れよ」
「ご、ごべんなざいぃぃぃぃぃ!!!!でいぶがわるがっだでずぅぅぅ!!!!」
れいむは額を地面に擦り付けて謝ります。
「鳴き声聞いてんじゃないんだよ。日の本語喋れねぇんなら死ねよ」
そういって人間はれいむの顔面を抉るように踏みつぶしました。
「――――!!!!????―――――!!!!!!!!!!!」
中枢餡を傷つけないように目や口を上手いこと抉りました。おかげで悲鳴も上がりません。
このまま放っておけばそう長くない内に失餡死するでしょう。
「ちぇぇぇん大丈夫だったかぁ!!??」
人間は先ほどまでとは打って変わり猫撫で声でちぇんの元に駆け寄ります。
「にゃ、にゃん!いたいけど、ちぇんはなかないよー!!!」
そう気丈に振る舞うちぇんの姿を見た人間はなにやらクネクネし始めました。
「あ、あぁ・・・ちぇんはかわいいなぁ・・・よぉし!!それじゃあご褒美に角砂糖あげようね!!何個ほしい!?」
「さ、さんこ!さんこほしいんだねー!!!」
「三個!白いの三個欲しいんですか?三個・・・イヤしんぼですね!」
そう言ってドコからともなく取り出した角砂糖をちぇんの目にチラツかせ・・・
「三個あげよういくよ・・・・・・そらっ!」
人間は角砂糖三つを空中に向かって投げます。
それらは一塊にではなくそれぞれが別の方向に向かって投げられているので、一つを取れば必然的に残り二つは取れないようになっています。
が、それをちぇんは目を見張るようなスピードで全て口の中に納めていきました。
「良ぉーしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし!大した子だぁちぇんおまえは」
全てを取ったちぇんを抱き抱えると、ちぇんの頭を気が触れたかのようにこれでもかと撫で始める人間。本当に気が触れてるとしか思えない。
そんな一人と一匹を後目に、れいむが死にました。
―――――――――――――――――――――――――
その後の話を少し。
まりさはれいむが居なくなったことで無事に越冬出来るかと思いましたが、結局れいむのゲス因子を色濃く受け継いだ子供のせいで見事に失敗しました。
「おちび・・・げんきにそだつのぜ・・・」
「ゆっきゃっきゃ!!あたりまえだにぇ!!おまえみちゃいなくしょおやとはちぎゃうんだよ!!」
「しょうだよ!!りぇいみゅはときゅべつなんだよ!!!」
「くしょおやはさっさとあんこさんになるのじぇ!!!」
「ゆふふ・・・まりさはどこでまちがえたのかな・・・・・・さぁ、おたべなさい・・・」
まりさが自分を犠牲にしてまで救おうとした子供たちですが、まりさの巣に張ったバリケードを破ることが出来ず、共食いした後餓死しました。
「りぇいみゅは・・・つよいんだよ・・・りぇいみゅは・・・とくべちゅなんだよ・・・さっさとたしゅけちぇね・・・
もっちょ・・・ゆっきゅち・・・しちゃかっ・・・・ちゃ・・・・・」
ちなみにあの人間とちぇんですが。
「良ぉーしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよsうぉわ!!!火が出た!!」
「にゃ!!!あ、あついんだねー!!!!」
撫ですぎによる出火でちぇんが帰らぬゆっくりとなりましたとさ。
おしまい
―――――――――――――――――――――――――
後書き
よしよしがやりたかっただけ。
ちなみに自分が好きなジョジョキャラはプロシュートの兄貴。
プロ精神ってかぁこいいよね。
以上ぬちゃぬちゃあきでした。
ではでは