フレデさんが入室しました
フレデ->(シドリー 深夜0時前後
フレデ->(・・・・・(シドリー工業地帯 夜の道を歩く
フレデ->(制服と同じような黒く丈の長い外套を身に纏い、一定のペースを保って歩き続ける
VDCさんが入室しました
VDC->(コンテナのシャッター蹴り壊して出てくる
VDC->(赤髪金眼強面。隻眼隻腕。筋肉質巨漢。
VDC->(首からはチェーンネックレスハンドナイフ。上半身裸、迷彩模様の軍服ズボン。
フレデ->・・・・・。
VDC->ッハァ?(コンテナから出てきてフレデ睨み
VDC->(フレデの目の前の通路に立つ
VDC->(全身から立ち込める火薬の匂い
VDC->(本人には一切の外傷は無いが、
VDC->(充満する火薬の匂いに僅かに混じって、コンテナから微かに漏れる
VDC->(戦地を経験したモノにしか分からない焼け焦げた血肉の匂い
フレデ->・・・・・。
フレデ->(目の前の現状を認識し、整理する。
VDC->麻薬ディーラーと武器売人の深夜の密会。
フレデ->(目の前にいるのは歴戦の戦闘者。行われたのは襲撃行為? ・・・何にせよ、コンテナは貨物駅の物ではない。
フレデ->(ならば、関与する必要はない。
フレデ->はい。
フレデ->そうでしたか。
VDC->内容はお互いのブツのトレード。互いに来季リリース予定の新作引っさげての登場だ。
VDC->だが欲張りな悪党どもはテメェの儲けじゃ飽きたらずお互いにブツを奪い合おうとドンパチ始めやがって…
VDC->このザマさ…
VDC->「オレ様がたどり着いた時には誰一人生き残っちゃあ居なかったなァ?」(フレデ睨み笑み
フレデ->はい。
フレデ->了解致しました。(表情の無い瞳で、簡潔に受け答える。
VDC->明日のニュースには『マフィア同士の抗争で共倒れ。一般人への被害はゼロ。』そう乗るだろうぜ?(フレデ睨み笑み
VDC->この一件は既に終わっちまってェやがった事件だ。
VDC->「オレもテメェも一切関わっちゃいねェよなァ?」(フレデ睨み笑み
フレデ->はい。
フレデ->そうですね。
VDC->ッハァ! 他に質問はねェよなァ?
フレデ->はい。仔細ありません。
VDC->上出来だなァ?(フレデを睨み笑む
VDC->(VDCの中で建てた仮説が、確信へと変わった瞬間だった。
フレデ->はい。(微動だにせず、ほとんど口元しか動かさず
VDC->じゃあ、終わっちまった場所に互いに用もねェ…
VDC->オレは帰るぜ?(フレデに背を向けて
フレデ->了解致しました。
VDC->(夜の街へと歩き出す
フレデ->お気を付けて。(VDCの背に丁寧に会釈
VDC->(ふっと曲がって
VDC->(すぐに気配がなくなる
VDCさんが退室しました
フレデ->・・・・・。
フレデ->(腕時計で数分のタイムロスを確認し
フレデ->(何事も無かったかのように歩き出す
フレデ->(町外れ、工業地帯の路地を歩き続ける
フレデ->(ヴィオレット家の屋敷はシドリー工業地区内にある。軍事家系という性質上、兵器開発を含めた工業分野は切っても切り離せない関係だから
フレデ->(1日の仕事を終えると、フレデはそこに向かうべく歩く。まるで判を押したように。
ソフィアさんが入室しました
ソフィア->うふふふふ。
ソフィア->(その路地の先で待つ
ソフィア->(白色ロンググローブをつけた笑みを浮かべた女性
フレデ->・・・・・。
フレデ->(その女性を視界に入れ
フレデ->こんばんは。ソフィア様。(丁寧に礼をし挨拶
ソフィア->うふふふふ。
ソフィア->こんばんわ。フュンフレデ様。(ご挨拶して
ソフィア->今晩もお仕事お疲れ様ですわ。うふふふ。
フレデ->はい。そうですね。
フレデ->・・・・・。
フレデ->私に何か用事でしょうか。
ソフィア->えぇ。
ソフィア->今晩は、
ソフィア->お家に帰らず、私と別の所に泊まるというのは如何でしょうか?
フレデ->申し訳ございません。
フレデ->私には勿体無いお話です。お断りさせて頂きます。(文面を読み上げる様に淡々と口にする
ソフィア->え?
ソフィア->何故、でしょうか?
フレデ->帰宅しなくてはならないからです。
ソフィア->帰る場所なら他にも…
ソフィア->私がいくらでもこの辺に、用意出来ますのに………
フレデ->(腕時計を見て
フレデ->申し訳ありません。
ソフィア->え・・・
フレデ->私は帰宅しなくてはなりません。
フレデ->失礼しても宜しいでしょうか。
ソフィア->私、
ソフィア->本日シドリーに宿を取りましてよ?
ソフィア->ここから歩いて一時間もかかりませんし、
ソフィア->もし良かったらそこへ………
フレデ->申し訳ありません。
フレデ->私は帰宅しなくてはなりません。(繰り返すように
ソフィア->なんで・・・・・・・
ソフィア->もう、
ソフィア->もうあの子には関わらない約束、
ソフィア->約束よね?
ソフィア->フュンフレデ様?
フレデ->はい。そうですね。
フレデ->ユフィーア姉様とは、ソフィア様との約束以降、一切の会話、接触、その他干渉をしておりません。
フレデ->ソフィア様との約束は遵守しております。
ソフィア->うっふふ。
ソフィア->まぁ・・・流石は
ソフィア->フュンフレデ様・・・
ソフィア->では、なぜ、お家へ戻られるのでしょうか?
フレデ->仕事を終えた後は、私は屋敷に帰らなくてはなりません。
ソフィア->うっふふ。それは私が別の家を用意しますから。問題ありません。
フレデ->申し訳ありません。その提案はお受けできかねます。
ソフィア->…………………
ソフィア->なんで、
ソフィア->なんで私の提案を、そんな無碍に…
フレデ->予定を、
フレデ->変更する訳には参りません。
ソフィア->、、、、、
ソフィア->あら・・・・・・・・
ソフィア->とても、
ソフィア->とてもとても、
ソフィア->残念、です。
フレデ->そうですか。
フレデ->・・・・・。
フレデ->一つ、
フレデ->質問をしても宜しいでしょうか。
ソフィア->はい。なんでございますか?
フレデ->何故。
フレデ->その様な提案をなさるのでしょうか。
ソフィア->まぁ!
ソフィア->私のご用意したお部屋で夜を共に過ごし健やかにお眠り頂き、
ソフィア->朝は私と一緒に朝食を食べてから
ソフィア->元気におでかけいただきたい!
ソフィア->その一心です!
フレデ->・・・・・。
フレデ->(こめかみ押さえて
フレデ->お答えいただき有難うございます。
ソフィア->いえいえいえいえ。
ソフィア->全てはフュンフレデ様の為ですから。
フレデ->それでは、
フレデ->失礼致します。ソフィア様。(ぺこ、とソフィアに頭を下げ
フレデ->(ソフィアの隣を通り過ぎる様に歩き出す
ソフィア->―え?
ソフィア->(通り過ぎた後に
ソフィア->(振り返ることもせず
ソフィア->(地に膝から崩れ落ちる
フレデ->・・・・・。
フレデ->(ソフィアに振り返る事もなく、予定通りの道程を辿り
フレデ->(予定通り帰るべき屋敷へと歩いて行く
フレデさんが退室しました
ソフィア->・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ソフィア->邪魔者は、
ソフィア->もう、居ないから・・・
ソフィア->諦め、ません。
ソフィア->諦めませんよ・・・・・・・
ソフィア->(静かに決意を呟く
ソフィアさんが退室しました
ユフィさんが入室しました
ユフィ->(シドリー工業地帯付近 屋敷、というには簡素なその邸宅
ユフィ->・・・・、
ユフィ->おやすみなさい。フレデ。
ユフィ->(返事が来ることも、反応を示す事もないその背に声を掛け
ユフィ->(扉の閉まる音を聞く
ユフィ->・・・・
ユフィ->、、、、
ユフィ->なんで、
ユフィ->どうして、
ユフィ->こんな事になっちゃったの・・・・
ユフィ->(ソファにへたり込むように座り、両手で顔を覆う
ユフィ->(八色貴族による対抗チーム戦、
ユフィ->(否、その後の――後夜祭。親睦パーティ。
ユフィ->(あれからである。弟の様子が目に見えておかしくなったのは。
ユフィ->(姉である自分の事をまるで存在しないみたいに扱う。一切の接触を避けるように。
ユフィ->どうして、、
ユフィ->どうしてよ、、
ユフィ->なんで、、あの子、、
ユフィ->これ以上……
ユフィ->私の平穏を乱さないでよ…………
テーゼさんが入室しました
テーゼ->(ユフィーアのいる、―今は季節的に使われていないが―暖炉のあるリビング。
テーゼ->(そこに入ってくる、青紫の髪をした青年
テーゼ->やぁ、ユフィーア姉さん。
ユフィ->、
ユフィ->テーゼ? 帰ってたのね…、(ぱっと顔を上げて
テーゼ->うん。やっぱりこの家が一番落ち着くね。(笑って
ユフィ->……、うん……(翳りのある笑みを浮かべて
テーゼ->…。
テーゼ->事情は聞いたよ、姉さん。
ユフィ->えっ、(テーゼを見て
ユフィ->誰に……?
テーゼ->フレデ兄さんに、だよ。(困ったように笑って片手を開いて見せる
ユフィ->あっ、
ユフィ->……そう。
テーゼ->はは、…結構抵抗されちまったけど。(笑って
ユフィ->…………、
ユフィ->やっぱり、あの子が……?
テーゼ->……、
テーゼ->互いの、ユフィーア姉さんへの不可侵が、契約条件。
テーゼ->どうも、そんな風になってるみたいだね。
ユフィ->っ、そんな、
ユフィ->だから、、だからフレデはあんな風に…………?
ユフィ->どうして、、そんな事………!
テーゼ->…きっと、姉さんを護る為だろうね。
ユフィ->、ばか…っ!
ユフィ->こんなの、、
ユフィ->こんなの絶対におかしいわ……理不尽よ……、、
ユフィ->わたしもフレデも……ただ平穏な、変わらない生活を送りたかったのに……
ユフィ->私達の居場所に勝手に踏みこんできて、勝手に荒らして、、
ユフィ->勝手に奪っていくなんて…………
ユフィ->許せない、、、
ユフィ->許せないわ・・・・
テーゼ->……。(彼なりに、彼女達の価値観に思う所はあるのだろうが、
テーゼ->(それをあえて口には出さない。
ユフィ->・・・・、どうにか、
ユフィ->どうにか、しなくちゃ・・・・、(虚ろな目で自分の膝を見つめて
ユフィ->取り戻さなくちゃ、、、、
ユフィ->私の平穏を・・・・・・・(ぐ、、とつよく膝元のエプロンを掴む
テーゼ->…。
テーゼ->このままじゃ、
テーゼ->誰も幸福になれないのは、確かだと思うんだ。
ユフィ->…、そうよね……
テーゼ->…、ソフィアさんも含めてね。
ユフィ->、
ユフィ->テーゼ・・・・?(呆然と顔を上げて
テーゼ->人と人の繋がりを、無理矢理に断ち切って、
テーゼ->そんな形で作り上げる繋がりには……本当の幸福なんて、訪れないと思うんだ。
テーゼ->……俺は、そういう運命だと思ってる。
ユフィ->……、テーゼ、あなた……
テーゼ->…俺はさ、
テーゼ->ソフィアさんを見た時、正直、チャンスだって思ったんだよ。
ユフィ->…え?
テーゼ->フレデ兄さんは、…自分の、性質、っていうのかな。
テーゼ->それを知った時から…周囲との繋がりを避けるようになっちまっただろ?
テーゼ->だから、ソフィアさんがああやって、フレデ兄さんと繋がろうとしてるのを見てさ、
テーゼ->結構、嬉しかったんだよなぁ。
ユフィ->……、でも。
ユフィ->あの子はただの危険人物よ……。
テーゼ->、(困ったように笑って
テーゼ->…俺の望みと姉さんの望みは、全然違う物だと思う。
テーゼ->皆が皆、誰も恨み合わず、運命みたいに繋がって幸せになれる、
テーゼ->……そんな未来が、きっとあると思うんだ。
ユフィ->……、テーゼ……
ユフィ->でも……、それは、
ユフィ->本当に…理想の話よ……
テーゼ->…、
テーゼ->そう、かな。(はは、と苦笑して
ユフィ->だって…、そうでしょう?
ユフィ->そうじゃなきゃ、、そんな幸福な未来ばかりだったなら…
ユフィ->お父さんとお母さんだって・・・・
テーゼ->、、、(明らかに顔が引きつる
ユフィ->、 (はっと
ユフィ->ごめんなさい、
テーゼ->、いや、、いいんだよ。
テーゼ->確かに…、そう、なんだ。でも、、
テーゼ->あんな悲しい未来なんかもう無くなるように、
テーゼ->みんなが繋がり合って幸福になれたらいいのにって、、
テーゼ->ご、ごめん。…解ってるんだ。
ユフィ->、、あ、謝らないでよ。
テーゼ->、いや、、
ユフィ->ご、ごめんなさい。私が、私が悪かったから…!
テーゼ->、、、、、、
ユフィ->…………、みんな、
ユフィ->みんな優しすぎるのよ…………
ユフィ->切り捨てる物を、自分しか選べないのね………
ユフィ->……私は、
ユフィ->私は、嫌よ……、
ユフィ->わがままだとしても……、甘えてたとしても……
ユフィ->私は私の平穏を…、捨てるなんてできない…
ユフィ->怖い…………
テーゼ->……、俺だってそうだよ。
テーゼ->皆、自分の幸福を、追求して動いてるんだと思うよ。
テーゼ->…ユフィーア姉さんも、フレデ兄さんも、俺も、さ。
ユフィ->、、、、
テーゼ->だから…、俺にこんな事言われたからって、
テーゼ->姉さんは姉さんの意志を変えたりする必要はないんだ。
テーゼ->…はは、ごめんな姉さん。変な事言って。
ユフィ->……、ううん、
ユフィ->あなたは謝らなくていいの……
ユフィ->フレデの事…、教えてくれてありがとう。
テーゼ->ううん、どういたしまして。
ユフィ->……それじゃあ、私、そろそろ寝るね。
テーゼ->うん。
テーゼ->おやすみ、姉さん。
ユフィ->おやすみなさい。(テーゼに微笑んで
ユフィ->(自室へと歩いてゆく
ユフィさんが退室しました
テーゼ->………………
テーゼ->そうだよな、
テーゼ->解ってるんだ……理想だって事は。
テーゼ->でも、
テーゼ->理想は…、理想でも、理想が現実じゃなきゃ、、
テーゼ->………、
テーゼ->耐えられない……
テーゼさんが退室しました
最終更新:2013年11月10日 02:13