流奈さんが入室しました
流奈->(フォーデン内治療施設
流奈->(時刻にして、予選2試合目終了直後、3回戦開始前
流奈->えっ・・・?
流奈->私・・・
流奈->・・・振られた?
流奈->(自分独りだけになった病室で、自問する
流奈さんが退室しました
灰簾さんが入室しました
瑠璃さんが入室しました
灰簾->(同じ頃
瑠璃->(フォーデン内治療施設の廊下にて
瑠璃->バカっ、バカっ、お兄ちゃんの裏切り者っっ、(灰簾に泣きついて胸をポカポカなぐる瑠璃の姿
瑠璃->お兄ちゃんのバカっ、脳筋っ、KY真面目っ、
瑠璃->応援してくれるって、美倖さんもっ、お兄ちゃんもっ、、
瑠璃->私と栄志さんの事、応援してくれるって、、って、言ってたのにっ、ばかっ、、
灰簾->(フォーデン内治療施設の廊下にて、ただ、その言葉を受ける
灰簾->(風船バトルから引き継いだ強制転移システム。
灰簾->(エンブレムを破壊され、バトル参加の権利を失ったものは直ちに、
灰簾->(「ペアごとの治療部屋」に転送される。
灰簾->(こんな時、このシステムは残酷だ…
灰簾->(あんな状態で二人きりの部屋に飛ばされた栄志と瑠璃。
灰簾->(僕達が負けて、二人であの部屋を訪れるまで、数分間。その空気は…想像したくないな。
灰簾->(いや、僕がそこに流奈を置いて、二人にきりにして部屋を出たのが余計に―
瑠璃->宝石バカっ、空気読める風っ、自分だってごまかしてるくせにっ、当たって砕けろ系っ、シスコンっ、抽選不正したくせにっ、シスコンお兄ちゃんっ、
灰簾->(瑠璃の罵声を浴びながら頭を撫でる
灰簾->、
灰簾->あれ?
流奈さんが入室しました
流奈->(二人の元にやってくる流奈
流奈->あ、灰簾さん・・・
瑠璃->(灰簾に泣きついた姿勢のまま、手を止める
灰簾->なんで、コッチに?(瑠璃をなでたまま流奈を見て問う
流奈->あ、
流奈->えっと、
流奈->私、振られちゃいました。浦巌先輩に。
灰簾->…(そんな報告をしにきた流奈を見て、
灰簾->なあ――
瑠璃->なんで来たんですか?
瑠璃->(流奈に振り返り
瑠璃->なんで、そんな事を、
瑠璃->(涙を拭って灰簾から一歩離れて流奈を見上げて、
瑠璃->なんで。そんな事を私達に言いに来たんですか?
流奈->え、(瑠璃見て
瑠璃->「なんで振られたかわからない」
瑠璃->そんな顔、してますね。先輩。(涙目で流奈睨んで
流奈->えっと、
瑠璃->「ずっと両想いのハズなのに振られた」んですか?
瑠璃->「ずっと両想いのハズ」なのに放っておいたからじゃないですか?
瑠璃->「ずっと両想い」と信じたまま逃げてたからじゃないですか?
瑠璃->「両想い」なのに甘えて、中途半端な告白でもしたからじゃないですか?
流奈->その、それは、
灰簾->瑠璃―
瑠璃->私はっ!
瑠璃->告白すらっっ、させて、もらえなかったっ!
瑠璃->(涙流して、流奈睨んで、
流奈->、…
瑠璃->だから、
瑠璃->早く、
瑠璃->追いかけて、もう一回ちゃんと告白してください。
流奈->っ、え、
瑠璃->1回失敗したぐらい、なんなんですかっ、
瑠璃->追いかけてぶつかって、失敗したらまたぶつかってください
瑠璃->どうせ「両想い」なんですから…
流奈->ぇ…
流奈->えっと、その、瑠璃ちゃん、
瑠璃->…なんですかっ
流奈->その、ありがとね。
瑠璃->礼を言われる筋合いは無いです。東城先輩。
瑠璃->早く、
瑠璃->行ってください。
瑠璃->(流奈から目をそらし、灰簾の方へ向き直る
流奈->ぁ、うんっ・・・
流奈->そのっ。灰簾さんも、ありがとうございますっ、じゃあ!
流奈->(灰簾に手を振って
流奈->(来た道を駆け足で戻る
流奈さんが退室しました
瑠璃->はあ。
瑠璃->(大きくため息をついて
瑠璃->らしくない。です。すいません。
瑠璃->諦めるために誰かを応援するなんて。本当。バカみたいです。
灰簾->でも。
灰簾->瑠璃が自分でそうしたいって決めたんだろ?
瑠璃->…はい。
灰簾->なら、「逃げてる」なんて思わないさ。
灰簾->区切りをつけるために、そういう時だってある。
灰簾->よく、頑張ったね。(瑠璃の頭撫でる
瑠璃->・・・っ
瑠璃->、、、
瑠璃->でも、(灰簾の胸に抱きつき
瑠璃->私まだ、お兄ちゃんや美倖さんのこと、許したわけじゃないですからっ。
灰簾->あぁ、そうだったね。
瑠璃->・・・(灰簾の胸に顔を埋め
瑠璃->罰として、
瑠璃->今日は暫く、このままですっ・・・
瑠璃->(フォーデン内治療施設の廊下にて
瑠璃->(兄の胸の中で暫く、泣いた
瑠璃さんが退室しました
灰簾さんが退室しました
美倖さんが入室しました
美倖->(時は大会終了後 フォーデン内治療施設 廊下
美倖->(片腕に大袈裟にギブスを撒いたヴィジュアルオネエ
美倖->……だって、(片手にスマホを持ち耳に当て、
美倖->だって!(誰かと通話している様子
美倖->だって腹立ったんだもん!!
美倖->そりゃそうよ…もう!あんたの方が色々知ってたでしょ!?
美倖->だって、…自分の気持ち解ってるくせに、決まってるくせに、
美倖->フラフラ他の子とペア組んで、フラフラ手とか繋いで、ヘンに期待持たせるみたいに…
美倖->一発ぶん殴りたくなるでしょあんなのっ!
美倖->――…そりゃ、……そうだけど。
美倖->……わ、わかってるわよ。当人たちの問題って言ったらそれまでよ。
美倖->基本的にいつも余計なお世話焼いてるだけなんだってのは、…分かってるつもりよ。
美倖->…だけど、やっぱり、
美倖->あたしはあんたみたいにするのは無理。
美倖->「見てるだけ」「わかってるだけ」「干渉しない」とかやってらんないの!あんた程ドライじゃないから!
美倖->ととちゃんはいつも冷静ですから!?そりゃ思う所もあるでしょうけど!
美倖->~~~ あーもー! そこまで!
美倖->フォーデンのお土産買って帰るから楽しみにしてなさいよ!
美倖->(Pi
美倖->………
美倖->……っはぁ。(深く溜息
美倖->っま~~~、
美倖->そー…… ね。(言ってみれば
美倖->(公衆の面前でやらかしたって奴だわ……
瑠璃さんが入室しました
美倖->(なんかぐったりと窓に凭れる
瑠璃->(廊下を独り、歩いてくる女子
瑠璃->…美倖さん、(話しかけ
美倖->、(ハッと
美倖->―ぇ(声の方を向く
美倖->…… 瑠璃、ちゃん。
瑠璃->お疲れ様です。(美倖に近づいてくる。
瑠璃->(ボブカットの、さっきまで泣いていたであろうと一目でわかる少女
美倖->、
美倖->・・・えぇ。お疲れ様。(困ったように眉下げた笑みで瑠璃に応える
瑠璃->ペアの…アヤメさんは…?
美倖->……あぁ、
美倖->治療室にいるわよ。どこぞの鈍感男呼び付けてあたしだけ出て来たの。(笑って
瑠璃->そうでしたか、すいません。
瑠璃->…美倖さん、
美倖->……、
瑠璃->…怪我は、大丈夫ですか?
美倖->…、
瑠璃->(ギブス巻くその腕見て
美倖->だーいじょぶよ。鬼って基本丈夫にできてるから。
美倖->ま、骨砕かれるのは流石にレアだったけどねー… 痛かったー…
瑠璃->…そう、ですか。
美倖->…うん。
瑠璃->…、(美倖の目を見て
美倖->……
瑠璃->…東城先輩、浦巌栄志さんに告白しに行きましたよ。
美倖->……、
美倖->っ(堪らず瑠璃から目を逸らし
瑠璃->、
美倖->そ、
美倖->そうなのね。
美倖->あはは、二回戦まさかの勝ち抜けだったから、そんなコトになってたなんて全然知らなかったわよ?(何か誤魔化すように笑って
瑠璃->はい。
美倖->……、
瑠璃->決勝終了までには、
瑠璃->無事、
瑠璃->カップル成立、でしょうね………
美倖->………
瑠璃->っ、、っ…
瑠璃->すいませんっ、嫌味っぽい事ばかり、言って……(震えた声で
美倖->………っいえ
美倖->言われて当たり前よ(苦悶の表情で目を閉じ、髪をぐしゃりと掻き
瑠璃->すいませんっ、理解ってた、事なのに…
瑠璃->あの人にはあの人が居るって…
瑠璃->私も、お兄ちゃんも、美倖さんも、知ってたのに…
美倖->………、
瑠璃->私ばっかり、無理に突っ走って、
瑠璃->美倖さんに、
瑠璃->変に応援させちゃって、すいませんっ。
美倖->……謝んないでよ、
美倖->あたしが勝手にやってるだけ、って、言ったじゃない。
瑠璃->いえ、
瑠璃->私が、諦めの悪かった私が、巻き込んだ事、ですからっ、、
美倖->…あんたが頑張ってたから、…頑張ってるの、知ってたから
美倖->変にちょっかい出して……結局傷口広げてばっかで。
美倖->……っ、
美倖->ごめんなさい。
瑠璃->すいません。
美倖->……だから、謝らないでよ。
瑠璃->すいませんっ、
瑠璃->毎回お話聞いてくれて、楽しかったですよ。
美倖->……。
美倖->ええ、あたしも。
瑠璃->すいませんっ、ここに、来る時は、その、
瑠璃->あの裏切りネイル鬼野郎ぶっ殺してやる。ってつもりだったんですけど。(淡々と
美倖->、
美倖->や、やっぱりそうよね!?
美倖->正直、
美倖->あんまりにも…普通に話しかけてくるもんだから、
美倖->…逆にどうしようってなってたわよ。
瑠璃->はい。すいませんっ。
瑠璃->なんか、美倖さん、私ぐらい落ち込んでたみたいだったので。
瑠璃->やり辛くなっちゃいました。(美倖に笑って
美倖->、(キョトンと瑠璃を見て
瑠璃->それに。
瑠璃->美倖さんが毎回励まして応援してくれるおかげで、
瑠璃->私もずっと、夢を見続けられたんだな。って思ったら…
瑠璃->なんだか、悪い夢じゃあなかった、気がします。
美倖->、……
瑠璃->…、、
美倖->……うん、
瑠璃->だからその、
美倖->そうね。何だろ、
瑠璃->………
美倖->、ん? 何?
瑠璃->いえ、その、
瑠璃->今まで、すいません。応援してくれて、
瑠璃->ありがとうございます。
美倖->……ううん、 いや、…そうね。
美倖->…自分でもぐちゃぐちゃなコトしたと思ってるし、あんたには負い目しか無いって思ってた、けど、
美倖->あたし、
美倖->あんたをキレイにした、って自信は持てるわね。(眉下げていたずらっぽく笑って
美倖->(瑠璃のおでこにとん、と指を当てる
瑠璃->、
美倖->晴れの舞台だもんね? ちょっと張り切ったでしょ。(瑠璃の泣き晴らした顔を見て笑み
美倖->…まー、大分落ちちゃってるのは残念だけど。
瑠璃->(おでこに手を当てて美倖を見て
瑠璃->はいっ、すいません、(笑って
美倖->今日のあんた、綺麗よ。(笑って
瑠璃->、
瑠璃->ぁ、
瑠璃->ありがとうございますっ………
美倖->ん。(腰に手当てて満足気に笑む
瑠璃->・・・
瑠璃->その
瑠璃->えっと、
美倖->うん?
瑠璃->いつになるかわからないですけど…
瑠璃->私がまた、新しい恋に気づいたら、応援、してくれますか?
美倖->もちろんよ。(笑って
美倖->今度こそは本ッ当に本気で!全力全開で!
美倖->瑠璃ちゃんの恋が実るように応援致しますとも!
瑠璃->・・・はい。
瑠璃->宜しくお願いします。
美倖->ええっ。
美倖->罪滅ぼし…なんてのもヘンな話だけど、
美倖->頑張ってるあんたには、幸せになって欲しいから。
瑠璃->………
美倖->それじゃ、約束。しましょうか。(瑠璃に小指を差し出し
瑠璃->、
瑠璃->約束、ですか?
美倖->…これも変なカンジかしらね?(眉下げて笑って
瑠璃->いえ、
美倖->覇王堂巖黒美倖は! 瑠璃ちゃんの幸せを応援する事を約束します!
美倖->…ってな具合に。
瑠璃->(美倖見て、笑って
瑠璃->やっぱり、おかしいです。(美倖に小指差し出し
美倖->ま、
美倖->いいじゃないおかしくて。(笑って、小指を結ぶ
瑠璃->約束ですよ?(小指結んで
美倖->ゆーびきーりげんまんっ
美倖->嘘吐いたら……
美倖->……どうしちゃう?(瑠璃の顔見て
瑠璃->その爪全部剥がします。(美倖に笑って
美倖->あっこれ本当に全力出さなきゃ拙いやつだわ(小声で呟き
美倖->ゆびきった!
瑠璃->はいっ、(美倖の爪ちらっと見て
瑠璃->幸せに、してくださいね?(笑って
美倖->精進致します。(深々と頭を下げ
美倖->なんてねっ(顔上げて瑠璃を見て笑う
瑠璃->…はい。
瑠璃->………
瑠璃->苛め終わったので、そろそろ兄の所に戻りますね。
美倖->い、いじめてたの?(なんかキョトンと震えて
瑠璃->最初は、そのつもりでした。すいませんっ、(笑って
美倖->……まー、当然っちゃ当然だしね。(汗笑いしつつ
瑠璃->いえ、良いんです。
美倖->うん。
美倖->それじゃ、元気でね。瑠璃ちゃん。
瑠璃->はい。美倖さんもお大事に。
瑠璃->またお店、行きますね。
美倖->ぁ、良かった(ぱっと
美倖->あんたに似合うアクセサリーとか見繕うの、結構楽しみだったのよ。(笑って
瑠璃->はい。また、お願いします。
瑠璃->、 、
瑠璃->では。
美倖->ええ。
瑠璃->(背を向けて、来た道を戻っていく
瑠璃さんが退室しました
美倖->(軽く手を振って見送り
美倖->…
美倖->…今度こそは、約束守んないとね。(小さく笑って
美倖->(瑠璃と逆方向に去っていく
美倖さんが退室しました
最終更新:2016年01月06日 18:53