よつばさんが入室しました
よつば->(Ev施設内 廊下
よつば->…此処に来るのも、大分久しぶりになっちゃったわね。(独り言を吐いて
よつば->……(何か考え込む様子
よつば->……っはぁ。
よつば->(らしくなく、解りやすい溜息を吐いて
よつば->(施設の廊下を歩いて行く
よつば->……(歩き歩き
よつば->……(蒼菖蒲家本家で行われる、長兄壱葦の結婚式。
よつば->(その準備に本格的に関わっていたよつばは、少しの間Evを空けていた
よつば->(……まあ、忙しかったからね。
よつば->うん。(自分に言い聞かせ、歩く
イクスさんが入室しました
イクス->あら。(廊下でばったり会う
よつば->あら。(ばったり会って立ち止まる
イクス->久しぶりね。
よつば->えぇ、お久しぶり。
よつば->此処に来るのはちょっと間が空いちゃったわね。
イクス->いいわ。 "家業"もう平気かしら。
よつば->そーね。もう足繁く通う必要は無さそう。
よつば->大凡まとまったからね。後は本番を待つだけ、って感じかしら。
イクス->そう。好調そうでなによりだわ。
よつば->えぇ。アリガト。
イクス->…。お茶でもどう?(珍しく休憩室へ誘う
よつば->あら?珍しいじゃない。(驚いて両手合わせて
よつば->イクスちゃんにお茶淹れたげる事ってあんまり無かったわよねぇ(さりげなく役目を奪っておく
イクス->…そうね。
よつば->じゃ、早速休憩室に向かいましょうか。
イクス->ええ…。
イクス->(早足で休憩室へ向かう
よつば->(踵を返し、共に休憩室まで歩いて行く
よつば->(2人が休憩室に入り、自動ドアが閉まり、
よつば->(そのままキッチンの方に向かって歩きながら
よつば->それで、
イクス->…
よつば->イクスちゃんの訊きたい事って?(ダイニングキッチンに立ち、こちらから話を嗾ける
イクス->結婚式の準備は順調なのね?(被せるように)
よつば->えぇ。(皮手袋を珍しく外し
よつば->今の所はね、恙なく、スムーズに。(ティーカップ諸々を準備しながら
イクス->…そう。
よつば->目出度い事だから、このまま無事に進んでくれたらいいけどね。
イクス->蒼菖蒲家の当主様と…金鳳花家の長女様のご結婚よね………(あえてそんな呼び方をして
よつば->ええ、そうね。(湯を沸かし、カップを温め、茶葉の準備をしつつ
よつば->…。
よつば->気になる事があるなら、話せる範囲で答えるけど。
イクス->子供の頃に私が病死させた蟻の一団の巣が今頃どうなっているかどうかと同じぐらい気になってない事だけども、
イクス->貴族の方って、貴族の方としか結婚しないのよね。
よつば->(あ。(顔を上げて
よつば->まぁ、当主ともなればそうかもね。
よつば->割と格式張ってる家だと余計そうかも。…だけど、
よつば->兄弟の下の方なんかは案外気楽で適当なもんよ。アンタが思ってるよりはきっと。
イクス->長男は?
イクス->、(言った後すぐに口を抑えて
よつば->「長子」かそうじゃないかで大分違うわね?(そんなイクスに笑み向けて
イクス->………
イクス->…そんな制度があるのね。(バツが悪そうに
よつば->まあ、(カップに紅茶を注ぎ
よつば->反発が無いなんて言わないけど、逆に言うとそれだけよ。
よつば->当人達が納得してれば、幾らでも好きな形で結ばれたらいいと思うわ。(ティーカップの乗ったトレイを持ってテーブルの方に歩いてくる
イクス->そう。
イクス->…それはでも、貴方が、そう思ってくれる、だけ、よね?
よつば->そー、ね。(トレイをテーブルに置き
よつば->アタシは「あっちの家」には詳しく無いから、憶測で物は言えないけど。(カップをイクスの前に置き、砂糖ミルクを傍に
よつば->でも、
よつば->ナナエちゃんも三獄姫ちゃんも喜んで歓迎するでしょ?(けろっと笑って
よつば->アハ。ま、三獄姫ちゃんの賛同が得られればあの家じゃ勝ったも同然よ。
イクス->………そう、だと良いけれど。(よつばの笑顔に戸惑い
イクス->もっと怖い厳しいお姉様が居ると聞いているわ。それに…
イクス->EE=VII=eにもお兄ちゃんをたぶらかすクソ上司って思われてるかも…
よつば->アハッ(思わずツボって
よつば->ナナエちゃんそんな風に見える?どう見たって懐いてるでしょ(笑いつつ
イクス->…わからないわ。(弱々しく
イクス->私は一般家庭に生まれ育った一般人よ。貴族じゃない。
イクス->勉学を積んでキアシスの学校に入り、シドリーの有名企業に就職した。そんな一般人。
よつば->…。
イクス->私の兄が結婚式を挙げても、きっと何のニュースにもならないわ。
イクス->………
よつば->(対席に腰掛け
よつば->えーっとね。
よつば->憶測で物言えないとは言ったけど、
よつば->紅椿家って、「強さ」と「勝利」を何よりも重んじるのよ。
よつば->アンタは一般人で、……言い方はアレだけど、初めは「勝者」の立場に無かった。けど、
よつば->その後の学識や地位なんかは、アンタが努力と実力で「勝ち取って」来たものじゃない。
よつば->そうしてきたからこそ次五紅郎くんに出逢えて、こんな悩みを抱ける関係にもなったんでしょう。
イクス->………
よつば->アンタのその「強さ」と「勝利」の実績が、紅椿家で評価されないとは思えないし、
よつば->そういう逆境を跳ね除けて、受け入れさせるだけの力は持ってる筈よ。 アンタも、
よつば->次五紅郎くんもね?(笑って
イクス->………困るわね。
イクス->こんな身勝手な相談で、そんなに優しい回答を貰えると思ってなかったから…
イクス->………(よつばに見て
よつば->アハ、だって。 悩んでる子は放っておけないでしょ?(笑って
イクス->優しいのね。
イクス->少し、落ち着いたわ。(安らいだ表情浮かべ
よつば->…。んーん。
イクス->ありがとう。(よつば見て
よつば->もー、いいのいいの。(両手広げて
よつば->なんかアタシも柄にも無く勝手に喋っちゃったわよ。(困ったように笑い
イクス->勝手なんかじゃないわ。
イクス->おかげで…―ん、(こめかみ抑えて
イクス->ごめんなさい。用事が入ったみたいだわ。(残念そうに立ち上がり
よつば->あら。
よつば->じゃ、お茶飲んでもらうのはまたの機会ね?(笑って
イクス->………
イクス->そうね。"またの機会"を作りましょう。
よつば->ええ。ヨロシク♪
イクス->では、また………(踵返して
イクス->(出口から出て行く
よつば->ええ。またね。(手を振り見送る
イクス->(扉が閉まる直前に、
イクス->、あら、偶然ね?(なんて声が聞こえ
イクスさんが退室しました
VDCさんが入室しました
VDC->(入れ替わりで入ってくる隻腕隻眼の男
よつば->あら。(入れ違いに入ってきた人物を見て
VDC->よォ…?
よつば->(休憩室には一人のメイド野郎。テーブルには2つのティーカップと紅茶。
VDC->何吹き込みやがったァ?(よつば睨み
よつば->あら。どうしたのよ?(キョトンと、した風にVDCを見て
VDC->勤務中たァ思えねェ…緩んだ顔してやがったぜ?(よつば睨み笑み
よつば->ぁーら。流石に良く気付くのね?(笑って
VDC->ッハァ? 気づかねェワケねェだろォ?
よつば->えぇ、でも、お茶飲む前に行っちゃった。
よつば->せっかくだし次五紅郎くんコレ飲まない?まだ口付けて無かったわよ。(まだ湯気の立つティーカップを差し
VDC->ッハァ! お茶会の代理とはな?(ドカッと座って
VDC->この二人で、お茶会たァ珍しいな?(片腕でティーカップ持ち
よつば->アハ、ほんとね?(首傾げて笑って
よつば->メイド仕込みだから、味は保障するわよ。(なんか笑って
VDC->ッハァ、(お茶を飲み
VDC->…結婚式の話でもしたか?(よつばに
よつば->…(自分の分のカップを持ち上げた所で
よつば->えぇ。…気になってたみたいだから、ちょこっと。
VDC->ッハァ、手間ァかけさせたなァ?
よつば->いーえ。(笑って
よつば->まあ多分、次五紅郎くんが「貴族」だって事改めて認識して、少し悩んじゃったんでしょうね。
よつば->駄目じゃない?不安にさせちゃあ(悪戯っぽく笑い
VDC->ッハァ! テメェに言われるとはなァ?(よつば睨み笑み
よつば->あら?(笑って
VDC->受けた援護は無駄にしねェよ。安心しろ。
VDC->だがテメェの方はどうなんだ? もうすぐ貴族の集まる"結婚式"だろォ?
よつば->そーねぇ。…まぁ、
よつば->色んな子達が仲良くするでしょうから、その子達見守ってようかしら。(なんてとぼけて
VDC->ッハァ?
VDC->他人には結婚の話まで口出しする癖に、無責任な奴だなァオイ?(あえて煽るように
よつば->それはだって、イクスちゃんの相談に乗っただけよ?(笑って
よつば->それに結婚って言ったってねぇ、浮いた話の一つも無いんだからはしゃぎようも無いじゃない。(笑顔のまま
VDC->ッハァ…?(よつば睨み笑み
VDC->そりゃア…あらゆる"接触"から逃げてりゃア浮いた話しの一つも無えだろうよ?(よつば睨み
よつば->…(己の片手に視線を遣り、軽く握ったり開いたり
よつば->そう、ね。
よつば->…だけど、これが今の『アタシ』だから。(VDCに笑って
VDC->ヘェ…『アタシ』に守られて何にも"接触"しねェ奴もそう思ってンのか?
よつば->…。そうよ。それがアタシの……いえ、
よつば->蒼菖蒲史葉の望んでる事よ。
VDC->ッハァ?
VDC->そンなら、その史葉さんによォ?
VDC->"接触"したがる物好きもいねェンだろうなァ?
VDC->(よつば睨み
よつば->・・・・。
よつば->アハ、いないでしょ。(笑って
VDC->ッハァ!
VDC->救えねェな…(よつば睨み笑み席を立つ
VDC->別に"コッチ"は何もテメェじゃアなくてもいいンだ。(立ち上がってよつば見下し
よつば->…………。
よつば->ええ、
よつば->その方が、
よつば->きっとあの娘も幸せよ。(VDC見上げて、眉下げて笑って
VDC->…ッハァ?(不機嫌そうな顔でよつばを睨む
VDC->あぁ。一生逃げてりゃア良い。テメェが"今のテメェ"のままで居てェンなら。
VDC->ッハァ………(ため息のようなそんな声をあげ
よつば->・・・・。
VDC->邪魔ァしたな。茶は美味かったぜ?(背を向けて手を振る
よつば->…… ええ。(言葉少なく、なんとか返したように
VDC->…(扉から出て行く
VDCさんが退室しました
よつば->…………。
よつば->・・・・。
よつば->ッ、、、、(己の胸元押さえて
よつば->何よ、
よつば->何、、、、だよ、
よつば->アンタが――……アンタが望んだ事でしょう!!?
よつば->(自分自身に吠える 『よつば』の口調で、『よつば』では有り得ない取り乱し方で
よつば->『アタシ』は、オレ、を護る為に、こうして、…………・・・・
よつば->今更…………
よつば->腑抜けた事、言ってんじゃねェよ、
よつば->ばー・・・・か。
よつば->・・・・。(顔を抑え、沈思に沈む
藍住麗さんが入室しました
藍住麗->(扉が開いて
よつば->、(は、と
藍住麗->(休憩室に入ってくるEE=III=simileの姿
よつば->、(ワンテンポ遅れた、繕わぬ表情で藍住麗の方を向くよつばの姿
藍住麗->嗚呼っ、
藍住麗->お久しぶりですね。
よつば->・・・・。
藍住麗->(フッと笑みを浮かべる藍住麗
よつば->あら、言われてみれば。
よつば->ホントね? お久しぶり。(ニコッと笑み返す
藍住麗->えぇ……
藍住麗->Evでは良く会うようになっていたから……
藍住麗->本当、不思議と会ってなかった……
よつば->ちょっとね、アタシがここの所、Evになかなか来れなかったから。
よつば->どう?最近は。
藍住麗->・・・・・・
藍住麗->GDを1人捕まえて拷問したり……
藍住麗->その扱いに一部隊員が反発を起こしたり……
藍住麗->全く……優雅じゃないですね……(目を瞑って笑みを浮かべ語る
よつば->…あぁ、『ライト君』ね。データの方は見たわ。
よつば->…でも、そうね。何かを護る為に何かを排除する。その為の組織だから。
よつば->そーゆー生臭い事だってするでしょう。(どこか自嘲するような響きで
藍住麗->えぇ……そうなのでしょう。
藍住麗->そうなのでしょうね・・・・・・
よつば->…………。
よつば->アンタは、(ふと
よつば->・・・・いえ、
よつば->(言い掛けて踏み止まる
藍住麗->嗚呼っ……何か……?(笑み浮かべて聞き返す
よつば->……んーん。何でもない。(繕い笑って
藍住麗->左様ですか……言えない事でも……?
藍住麗->(珍しく食い下がり
よつば->……いえ、なんていうか、頭でまとまってない内に訊こうとしちゃったカンジ。よ。
よつば->ちょっと自分でも要領得ないから。・・・・(困ったように笑って
藍住麗->訊きたいことがあるなら……訊いたほうが良いですよ……
よつば->・・・・。
よつば->…アハ、今日は妙に食い下がるのね?(笑って
藍住麗->嗚呼っ……そんな日も有り得ますよ……
藍住麗->久々。……そう想ってしまったからでしょうか……
よつば->アハ、そうなの? なんか「らしくない」わね。(笑顔のまま
藍住麗->・・・・・・
藍住麗->そうかしら・・・・・・
藍住麗->訊かれたくないから……そうやって逃げる貴方は……
よつば->……、
藍住麗->・・・・・・「らしい」わね?(フッと笑み
よつば->…………
よつば->アタシが逃げなかったら、困るのはアンタの方じゃないの。
藍住麗->嗚呼っ……「傷つけたくない」んだね……
よつば->互いに大事な物を護る為に、適切な「傷付けない距離」を保ってるのに。
よつば->アハ、挑発とは良い度胸じゃない? ――六孤。
藍住麗->・・・・・・
藍住麗->、(胸に両手を当て、後ろの壁に寄りかかり、
藍住麗->嗚呼っ……そうだね……(作り笑顔を浮かべてよつばを見て
藍住麗->柄にもなくムキに成ってた……優雅じゃあないね……(立っているのも辛そうに壁に寄りかかり
よつば->…………。
よつば->ええ。……ホンットその通り。(ハッと笑って
藍住麗->ぁ…はぁ・・・っはぁ・・・(呼吸荒く
藍住麗->・・・・・・
藍住麗->(次第に笑顔も崩れ、見るからに弱々しく、
よつば->……、(そんな藍住麗の様子に
よつば->……アンタの、理想の、
よつば->そんな姿……見せたくないだろ。(ぽつぽつと
藍住麗->・・・・・・
よつば->………だからっ(苦しげな表情で
よつば->・・・・。
藍住麗->・・・・・・
よつば->オレは、
よつば->何にも知らないし、見てないし、気付いてもいないし、
よつば->・・・・アンタは『藍住麗』だ。
藍住麗->……… ………
藍住麗->(呼吸を整え、
藍住麗->(壁から離れる
よつば->…………。
藍住麗->嗚呼っ……
藍住麗->「傷つけたくない」のは私も…
藍住麗->これもまた、
藍住麗->運命か………………
よつば->…………。
よつば->ええ。(すっと目を閉じ、落ち着いたトーンを取り戻し
よつば->…………これからも、
よつば->仲の良いお友達で居ましょうね? 『藍住麗』。 (両手合わせて組んでニコッと笑って
藍住麗->―――(よつばを見つめ・・・・・・哀しい笑みを浮かべ
藍住麗->―、(ヒールで床をタップする音がして、
藍住麗->――(音速で姿が消える
藍住麗さんが退室しました
よつば->…………
壁掛け時計さんが入室しました
よつば->・・・・。
よつば->いいの。
よつば->いいんだよ。
よつば->これで。(胸押さえて
よつば->・・・・。
よつば->・・・・。
よつば->・・・・、(ホントは、
よつば->好きだよ。 六孤。
よつば->・・・・。
よつば->…………なー、んて
よつば->バーーーッ カじゃねーの…………
よつばさんが退室しました
最終更新:2016年02月03日 19:18