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結婚式二次会「羨ましいくらいだよ」 [ニシキ 三獄姫 燦山 四天女 ???]

三獄姫さんが入室しました
ニシキさんが入室しました
三獄姫->あん?
ニシキ->くすっ……
三獄姫->…っはぁ?
三獄姫->(廊下で偶然会う二人
ニシキ->(大ホールから先、中庭へと繋がる廊下で、完璧に偶然出会う二人
三獄姫->(紅く煌めくキラキラしたドレス姿
三獄姫->(以前のパーティで魅せた時より輝きが抑えめに見える。メインの家ではない事による配慮か。
三獄姫->ッハァ、何の用だ?(不機嫌そうに目の前の糸目に訊く
ニシキ->くすっ……偶然来ただけだよ……(笑み浮かべる糸目
ニシキ->今日もまた……完璧な美しさだね……
ニシキ->パーティで会うのは久々の事になるけど……今日もまた完璧だよ……
三獄姫->っはぁ・・・?
三獄姫->酔っ払ってンのかテメェは。(ニシキ睨み
三獄姫->何を今更当たり前のことをくどくど言いやがる。
三獄姫->用件は何だって聞いてンだよ。
ニシキ->くすっ……偶然来ただけだって言ってるじゃあないか……
ニシキ->ふふっ……別に何か大事な約束を取り付けにきたわけじゃあないよ……
三獄姫->ッハァ?
ニシキ->くすっ……別にブーケを手にしたのが君だったからってそ――
三獄姫->(ニシキの口を蹴り塞ぐハイキック
三獄姫->ッハァ!!(ドレス姿で華麗に蹴っ飛ばして
ニシキ->(勢いに後ずさりして、手で口元を抑えて笑む糸目
ニシキ->くすっ……別に慌てなくても良いじゃないか……
三獄姫->っはぁ? さっきから何を言ってやがるテメェは?
三獄姫->ばーーーっかじゃねえか?(ニシキ睨み不機嫌そうな顔で
三獄姫->めでてぇ兄の結婚式に、テメェの頭もめでたくなったか? ッハァ?
三獄姫->オレ様が! テメェなんかと!! 結婚するわきゃねェだろうが!!!
ニシキ->(三獄姫に怒鳴られ
ニシキ->くすっ……(笑みを浮かべて三獄姫を見る糸目
ニシキ->別にまだそんな事言ってないけどなぁ……
ニシキ->察したのかな……
ニシキ->会場と、状況と……ふふっ、
ニシキ->人間関係とか、くすっ……そういうものから推察した……
三獄姫->ッハァ!? だったら何だって言うンだテメェは?!
ニシキ->ふふっ……
ニシキ->嬉しいね……
ニシキ->(三獄姫へとニンマリと笑み
ニシキ->不出来で不完全なボクを……完璧な君が……
ニシキ->そう思えてくれるって事がね……ふふふふっ……
三獄姫->ッハァ?
三獄姫->気持ち悪ィも気色悪ィも超えて最早意味不明だなァオイ?
ニシキ->くすっ……
三獄姫->ッハァ!?ニヤついてんじゃねえぞ!(ニシキ睨み
三獄姫->オレ様は弱い者苛めなんざしたかねェ!
三獄姫->何も言ってこねえ奴の腹の裏を勘ぐるなんてまどろっこしい真似も御免だし!
三獄姫->次期当主を見据えるなんていう政治的な争いにも興味はねェよ!
ニシキ->おや……珍しいね……
ニシキ->結婚式にアテられてるのは……君もじゃないかな……?
三獄姫->っはぁ? なんでも都合良いように考えてンじゃねえぞ!
三獄姫->こんだけ会う奴がいりゃあ下らねぇ勢力争い話にも巻き込まれる、そんだけだ!
ニシキ->くすっ……じゃあ答えは出て――
三獄姫->出て――ねえよ!!(目潰れの目を殴り潰す
ニシキ->(後ろにぐらついて、、、倒れず、
ニシキ->ふふっ……(立ち止まって笑む
三獄姫->っはぁ?! イライラする状況でなんてイラつく野郎だ…!
ニシキ->離れに、
ニシキ->ボクがよく使っていた修練場がある。
ニシキ->やるならそこでやろうよ。
三獄姫->ッッハァ!(ニシキ睨み笑み
三獄姫->とことんイラつく野郎だぜ! 良いぜ!? 乗ってやろうじゃねェか!
ニシキ->くすっ……
ニシキ->そこでボクに負けるような事があれば――
三獄姫->―負けるわきゃねェだろうが!!
ニシキ->(嗚呼……そうだよね……
ニシキ->(負けるわけない……当主も後援会も下らない……
ニシキ->(君は完璧でならなければならないから……そしてその相手も……
ニシキ->(そうでないなら許せないよ……ボクも君もボク自身も……
ニシキ->絶対。
三獄姫->っはぁ?
ニシキ->ふふっ……案内するよ……
ニシキ->(離れへと向かい
三獄姫->っはぁ、さっさとしやがれ。
三獄姫->(それへ付いていく
三獄姫さんが退室しました
ニシキさんが退室しました

ニシキさんが入室しました
ニシキ->(右の扉から出てくる。
ニシキ->(蒼と銀を基調とした、古風な雰囲気の騎士の服装
ニシキ->くすっ……
三獄姫さんが入室しました
三獄姫->(左の扉から出てくる。
三獄姫->(いつもと寸分違わない前開けパンツスーツ
三獄姫->オイ。
三獄姫->なンで、あンだよ…?(自分の服の首元掴んで引っ張って
ニシキ->ふふっ……完璧に似せて作った……
ニシキ->それだけさ……よく出来ているだろう……?(笑む糸目
三獄姫->っはぁ・・・心底良く出来てるぜ・・・(ため息を吐いて
三獄姫->オレ様の苛つかせ方がなァ!!!(左手、三本指から氣弾を放つ
ニシキ->くすっ……(左腕から鎖を放ち
ニシキ->(二人の闘いが始まる
ニシキさんが退室しました
三獄姫さんが退室しました




燦山さんが入室しました
四天女さんが入室しました
燦山->(時は結婚式二次会 庭のパーティ会場にて
燦山->いやー…さっきのは思わず笑っちゃった。(テーブルに肘ついて
燦山->あれはもう君が取るな、って思ったのにさあ。(傍の女性に声を掛ける
四天女->……(燦山の方を向かず、グラス片手に
四天女->やっぱり~~!ゴッキーが最強って事だもん!(無理に大きな声出して
四天女->ブーケだって何だってゴッキーがいちばんにゲットするんだから~!
燦山->いや、ほんとね。(蒼菖蒲家での式典という事で、合わせたのか洋装
燦山->(濃灰のスーツにカラーシャツ。パーティ用のカジュアルな着こなし
燦山->何だって物にしちゃうんだよねえ。君のお姉さんはさ。
四天女->…………。(特注高級はでやか紅ドレス姿の四天女様 とはいえ人様の結婚式。ちょびっと控えめ
四天女->(披露宴の更に前、結婚式の終わり。――ブーケトスでの出来事を思い出す。
四天女->(新婦の投げたブーケが、まるで運命みたいにまっすぐ自分の元に落ちてきて――
四天女->(自分はそれを手に入れる事を、怯んで、躊躇った。
四天女->(それで、隣に居た双子の片割れが、咄嗟に、――そう、まるで怯んだ自分を庇うように、咄嗟に。
四天女->(そのブーケを手にしたのだ。
四天女->・・・・。
四天女->燦山。……燦山はさ、
燦山->…。ん、何?
四天女->ゴッキーに告白しないの?
燦山->しないよ。(即答し
四天女->……なんで?
燦山->はは、なんでそんな事聞くのさあ?
四天女->……(いつに無くたじっと、燦山を見つめて
四天女->だって、結婚、するなら、
四天女->……ほんとに好きな人とが、いいのかな~……って……
燦山->……。
燦山->やめよ?そんな話。(笑ったまま
燦山->どっちも得しない話してもしょうがないじゃない?
四天女->…で、でも
燦山->いつだか解んない話するのもしょうがないよ。(遮って切って
燦山->ぁ、おれ飲み物取ってくるけど、君は何がいい?
四天女->、…………
四天女->……ドンペリ。(ぽつりと
燦山->了解っと。じゃ、行ってくるねえ。(さっとその場を離れ
燦山->(会場の方へと歩き出す
四天女->・・・・(燦山の背を見つめる
四天女さんが退室しました
燦山->(会場の外れから、料理や酒の置いてある中心へと歩く
燦山->(歩いている、その筈である。
燦山->……。
燦山->五年とかさ、
燦山->本当に、あっと言う間だったよねえ。(ぽつりぽつりと
燦山->……
燦山->……もうちょっとさあ、
燦山->もうちょっと……まだ、適当にさせてよ。
燦山->真摯に、とか、腹括る、とか、
燦山->そういうの、苦手なんだってば……
燦山->(会場の外れから、料理や酒の置いてある中心へと歩く
燦山->(歩いている。その筈である。
燦山->(なのに、何故―――周りに人気が全く無いのか。
人影さんが入室しました
人影->「はは、やんなっちゃうよね?」(突然、
人影->(無音の空間に響くような、ダレカの声が聞こえる
燦山->は?
燦山->(怪訝そうに、背後を振り返る
人影->「今更玉砕とか、したくないしねえ。」
人影->(月明かりが照らす暗闇の中、テーブル傍の椅子に腰掛けるシルエットだけが浮かんで見える
人影->「生まれながら多くの手札〈カード〉に恵まれて、」
人影->「多くを望まず、あるだけのもので生きてきたんだもの」
人影->「手に入れられないってわかってるものに、駄目元で手を伸ばすとか無理無理。」
人影->「ダッサイもんねえ。そんなの。」(まるで独り言のように
人影->(うんざりする程聞き覚えのある声が、うんざりするほど身に沁みる心情を語っている。
燦山->…。
燦山->誰?(笑みを繕う事も無く、真顔で問う
人影->「はは、君が一番解ってるんじゃない?」(シルエットが月明かりに照らされ
人影->(徐々にその容貌を映し出す。
人影->(濃灰のスーツにカラーシャツ。パーティ用のカジュアルな着こなしで
人影->(椅子に腰掛ける金鳳花燦山の姿
人影さんが退室しました
惨山さんが入室しました
惨山->ま、
惨山->座りなよ?(対席の椅子を燦山に進める
燦山->…。
燦山->はは、君ってさあ、
燦山->【Unborn】ってやつ?(対席の椅子を引き、腰掛けながら
燦山->存在の居場所を奪い取ろうとするっていう。…最近は見かけなくなったって話だったけど。
惨山->はは、まさか。
惨山->あんな不安定なモノじゃないよ?(燦山に、へらっとした笑みを向けて
惨山->もっと確かで、
惨山->もっと個人的で、もっと感情的なものさ。
燦山->…ふぅん?(対席で頬杖突いて
燦山->…それで、おれにちょっかい掛けに来たのはわかったけど。
燦山->このまま説教でも続ける気?(笑って
惨山->はは、まさかあ。
惨山->無駄な事しないよ。何言われたって反省しないじゃん、おれは。
惨山->やるなら楽で楽しい方がいいでしょ?
惨山->ほら。(燦山の前にカードの束を置く
燦山->…へえ?
惨山->占ってみなよ。自分の事。
燦山->あれ?おれが占われるの?
惨山->はは、何。怖いの?
惨山->はは。人には好き勝手言えるくせに。自分の事は占わないんだ?
燦山->はは。自分の事なら良く解ってんじゃないの?
惨山->好きな占い方を一つ選んで。占う内容も、燦山が決めたらいいよ。
惨山->ただし、答えは二択でね。(笑って
燦山->結果は君に伝えなきゃいけないのかなあ?(カードの束を手に取りシャッフルしながら
惨山->伝えても伝えなくても変わらないと思うけど?(頬杖突いて
燦山->それじゃ、(5枚のカードを自分の前に並べて
燦山->始めるよ。
惨山->どうぞ。(笑って
燦山->…。
燦山->(目を瞑って、開いて、
燦山->(カードを、引く
燦山->……(引き当てた札を見る
燦山->……。
燦山->何なの。
燦山->こんな結果見せて。
惨山->またまたあ。わかってるくせに。
惨山->いや、『わかってた』かな?
惨山->『金鳳花燦山は、現状充分に幸せか?』
燦山->
惨山->何に縛られる事も無く。
惨山->憧れは憧れのまま、美しくしまっておいて。
惨山->都合の良い時に遊べる都合の良い女がいて。
惨山->いいじゃない、楽でさあ。
惨山->おまえは【幸せ】じゃん?
燦山->――っ、
惨山->はは、
惨山->何その顔?
惨山->真面目とか真摯とか常識とか嫌いなんでしょ?
惨山->悪びれもせず、一生そうやってのらくら生きてくつもりなんでしょ?
惨山->良いじゃない。【幸せ】。
惨山->君の価値観の中じゃ、今が最上と言っても良いくらいだ。
惨山->「羨ましいくらいだ」よ。燦山さん。
惨山->まあ、
惨山->おれなら絶対こんな事しないけどね。
惨山->――なんて、(突如、姿が影になり、
惨山->結局、これ説教か。(霧のように霧散する
惨山さんが退室しました
燦山->、…………
燦山->っ、、、(片目を押さえて
燦山->…そうだよねえ。染み付いてんだもん。
燦山->…「天命を信じて運に任せる」なんて、そんな博打できるわけないんだ。
燦山->……全部、
燦山->わかってるくせに……
四天女さんが入室しました
四天女->……燦山~?
燦山->(椅子に腰掛け項垂れた背に、ふと投げ掛けられる声
燦山->、っ
四天女->も~なんでこんなトコ居るの~?燦山全然戻ってこないからわざわざ四天女様~…
四天女->(ふと、テーブルのカードを見て
四天女->……どうしたの?
燦山->… ねえ。(問いには答えず、
燦山->一枚引いてみてくれる?(顔を上げて
四天女->っぇ?(キョトンと
燦山->(テーブルには4枚のカードが並んでいる
四天女->……何の占い?
燦山->…。
燦山->『これから』の。
燦山->…なぁんて、ね。
四天女->……。
四天女->うん。
四天女->良いよ。
四天女->(カードを見定めて、手を伸ばす。
燦山->…。(その手を見つめて
燦山->(……ずるいよねえ。結局人に委ねようってんだから。
燦山->(それに、
燦山->(未来視が使えなくたって、おれにはもう解ってるんだ。
燦山->(途轍も無い強運を持つ君が、次に何を引くのかを。
燦山さんが退室しました
四天女さんが退室しました

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最終更新:2016年02月17日 18:03