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結婚式二次会「理想の通りに生きなきゃ」 [ゴミ ЯiKU よつば まりえ 藍住麗 イツキ]

ゴミさんが入室しました
ゴミ->(時は二次会 パーティ会場内 から
ゴミ->(多くの人と談笑するその肩を半ば強引に引っ張って
ゴミ->(2人で廊下に出てくる
ЯiKUさんが入室しました
ЯiKU->っ、(廊下で向き合い
ゴミ->…総無視たぁやってくれるな。お前(睨むようにЯiKUと対峙し
ЯiKU->…… 何の用?
ЯiKU->ボクにはキミと話す事なんて何も無いんだけどな。(いつものハイテンションはなりをひそめ
ЯiKU->(険しい表情で目の前の兄を見る、お洒落なスーツ姿のイケメンアイドル
ゴミ->俺はお前に用がある。
ゴミ->ずっと、…話がしたいって思ってた。
ЯiKU->…(その真面目な視線を鬱陶しげに睨んで
ЯiKU->…何なの、今更。壱葦お兄ちゃんに何か言われたの?
ゴミ->はぃ?別に差し金とかじゃねぇよ。ただ…
ゴミ->影響、は受けたんだろうな。
ゴミ->ずっと真正面から話す事避けてたお前と、こうしてタイマン張る気になったんだからよ。
ЯiKU->……。それで、
ЯiKU->ボクに何を話すっていうのかな?…脱落者の伍箕お兄ちゃんは。
ゴミ->…お前が、
ゴミ->俺の事を軽蔑するのは当然だし、仕方無いし、お前の思う事なんだから好きにすりゃ良い。
ゴミ->だから、俺も今までお前にずっと思ってた事、全部吐き出しに来た。(じっと陸蕗を見つめて
ЯiKU->…は?
ゴミ->お前、
ゴミ->いつまで「そう」してるつもりだ?
ЯiKU->…アハ。何言ってるのお兄ちゃん?
ゴミ->…いつまで『ЯiKU様』でいるつもりだ、って訊いてるんだよ。
ЯiKU->解ってるけど。なんでそんなつまんない事訊くの?
ЯiKU->『ЯiKU』が在る限り何時までも、だよ。それが仕え護るって事でしょ?
ゴミ->……その後は?
ЯiKU->は?
ゴミ->護りたいって気持ちはわかる。影武者って仕事の事も、そりゃお前からしちゃ解ってねーだろうけど、解るつもりだ。
ゴミ->けど、
ゴミ->なんで『陸蕗<おまえ>』である事を捨ててまで、『ЯiKU<アイドル>』であろうとするんだよ。
ЯiKU->……アハ、
ЯiKU->変わんないね、お兄ちゃんは。やっぱりゴミ野郎のまんまだね。
ЯiKU->「護るべきものの為、己の全てを投げだすべし」。
ЯiKU->忘れちゃったの? …蒼菖蒲家の、かくあるべしという信念。
ゴミ->…忘れるわけねーだろ。
ゴミ->でも、壱葦兄貴はそれを捨てようとしてる。……否、違ぇな。
ゴミ->『解釈を改めようとしてる』。…そうは思わねーか?
ЯiKU->……あぁ、お兄ちゃんでも聞いてたんだ。
ゴミ->…お前が今日しょっぱなから当たりキツいのはそれもあるんじゃねーの。
ゴミ->……焦ってんだろ。
ЯiKU->
ゴミ->突然に色んな事が変わってる。
ゴミ->壱葦兄貴が結婚して。鉢音が女だなんて思いもしなかったし、上手く言えねーけど、玖莉栖も漆も明らかに今までと違ってて。……弐棋兄貴もだ。
ゴミ->ずっと「この家らしく」則って暮らしてきたお前は、正直ついてけてねーんだろう。
ЯiKU->………っ(伍箕睨んで
ゴミ->俺はな、
ゴミ->この今を、この上無く良い状況だと思ってるよ。…お前とは逆に。
ゴミ->秘密を抱えて、偽ったまま生き続けるより、
ゴミ->みっともなくても、今まで抱えてたものが崩れちまうとしても、
ゴミ->全て晒した方がいいって、そう思ってる。
ЯiKU->……アハ、本気で言ってるの?
ЯiKU->今まで積み上げてきたものを崩して、逃げ出して、みっともない姿を晒して、
ЯiKU->お兄ちゃんらしいって言えばらしいけど。
ЯiKU->そんなモノが「良い」だなんて。どういう神経してたら言えるの?
ЯiKU->ボクは厭だよ。そんなの絶対に。
ゴミ->だからって、
ゴミ->自分じゃない物を演じて、成り変わろうとしてどうすんだよ!?
ゴミ->……『ЯiKU』が居なくなった時、お前はどうすんだよ。
ゴミ->『ЯiKU』の人生は、…本物の『ЯiKU』のものだろ。
ЯiKU->分かってる。
ЯiKU->そんなコト言われなくても!
ゴミ->それじゃあお前は、……お前自身は一体何処に行くんだよッ
ゴミ->何処に行くつもりなんだよ! 陸蕗ッ!!
ЯiKU->アハ、何処って。
ЯiKU->『ЯiKU<ボク>』の終わりに、ボクが何処に行くって……?
ЯiKU->アハ、そんなの……
ЯiKU->どうだっていい。
ゴミ->っ、ふざけんなよ!?
ЯiKU->ふざけてなんかないよ?
ЯiKU->『偶像<アイドル>』の輝きは有限で、一瞬。…だからこそあんな風に眩しい光を放つんだ。
ЯiKU->だからこそ魅惑的で、だからこそ価値がある。
ЯiKU->だからこそ、『偶像の影<ボク>』に意味が出来る。
ゴミ->…っ、
ゴミ->そんな事、 …本気で、言ってんのかよ。
ЯiKU->本気に決まってるだろ!本気じゃなきゃやれるもんか!!
ЯiKU->信念を捨てて道の途中で逃げ出した…おまえなんかには解らないっ!!
ゴミ->そんな信念!今更知るかよ!くそくらえだっつぅの!
ゴミ->…そりゃあ、おまえから見たらみっともないだろ。全然完璧なんかじゃねーだろうさ。
ゴミ->だけど、少なくとも、俺は俺の人生を生きてるから。
ゴミ->お前の言ってる事なんか、…全ッ然わからねーよっ!
ЯiKU->ボク自身が、ずっと望んでやってきてっ
ЯiKU->ずっと望んでやってる事なんだっ
ЯiKU->どうして好き勝手言われなきゃいけないんだ…どうして強制されなきゃいけないんだよ!
ЯiKU->……理想の通りに生きなきゃ、
ЯiKU->意味が、無いのに………
ゴミ->……俺は、
ゴミ->今のお前を見捨てられるほど冷たくないし、見守ってられるほど優しくもない。
ゴミ->好きにさせる、なんて言えねーよ。
ゴミ->そろそろ、
ゴミ->……目、覚ませよ。 陸蕗。
ЯiKU->――、
ЯiKU->・・・、
ЯiKU->……お兄ちゃんなんか、
ЯiKU->おまえなんか……大嫌いだッ!!
ゴミ->知ってる。(自嘲気味に笑って
ゴミ->だけど、俺にとってお前は、ずっと大事な弟だよ。
ЯiKU->…っ
ゴミ->だから、
ゴミ->いつか、お前がお前に戻る事を望んでる。…諦めるつもりも、譲るつもりも無い。
ЯiKU->………アハ、
ЯiKU->つまらないよ。
ЯiKU->本当なんて。
ゴミ->んな事ねえよ。
ЯiKU->ボクは厭だ。絶対に。
ЯiKU->……お互いに、
ЯiKU->主張が真っ向から食い違ってる。
ЯiKU->昔から相容れないよね、ボク達は。
ゴミ->…そーだな。何かにつけて喧嘩ばっかしてて。
ゴミ->『壱葦兄貴と弐棋兄貴、どっちの方が完璧か』、とかな。(笑って
ЯiKU->…うん。
ゴミ->…あぁ。
ゴミ->…そーだ。すげーどうでも良いと思うけど、言っとくわ。
ЯiKU->…?
ゴミ->俺ニートやめた。
ゴミ->貴族でも護衛でも無く。…フツーに、一般的に、働く事にした。
ЯiKU->……。……そう。
ЯiKU->どうでも良いね。本当に。
ゴミ->…何が言いたいか、つーと。
ゴミ->もう家に帰る事に引け目とかねーから。借金はあるけど。
ゴミ->だから、これからちょくちょく帰ってお前に説教しに来るから。
ЯiKU->…は?(露骨に眉間に皺寄せて
ゴミ->ま、
ゴミ->兄ちゃんってのは口うるさいって昔から相場が決まってんだよ。(ジャケットのポッケに手突っ込んで笑って
ЯiKU->…。
ЯiKU->アハ、そんなに態度大きくなったのって、まさか無職やめたからなの?
ゴミ->、ちげーよ。…多分。
ゴミ->おおよそは壱葦兄貴のお陰だよ。いっつも助けられてばっかだ。
ゴミ->(後は、………。……まあ言えねーわな。
ゴミ->…ま、言いたい事は言ったし、そろそろ行くわ。
ЯiKU->…そう。
ゴミ->わりーな。長々引き止めて。
ゴミ->そんじゃ、
ゴミ->またな。(陸蕗向いて
ЯiKU->…。(笑顔向けずに伍箕を見て
ЯiKU->言っておくけど、
ЯiKU->ボク、家に戻る日ってそんなに無いからね。
ゴミ->んなら数打って当ててくわ。(笑って
ЯiKU->…アハ、ホント煩い奴。
ゴミ->ま、元気でな。(両手ポッケで歩き出す
ЯiKU->……。(無言で見送り
ゴミ->(背越しに挨拶して去っていく
ゴミさんが退室しました
ЯiKU->………、
ЯiKU->……アハ、本当に、
ЯiKU->ホンットに……煩いな……(片手で顔を覆い、前髪をぐしゃっと
ЯiKU->壱葦お兄ちゃんも……あいつも……
ЯiKU->ボクはずっと完璧を目指してきて、ボクの望みはずっと、家訓にだって沿ってたのに、
ЯiKU->如何して今更勝手な事………
ЯiKU->……(溜息、を吐きそうになって
ЯiKU->っ、(咄嗟に押しとどめる
ЯiKU->(らしくなく声を荒げた事、怒りを露わにした事、『陸蕗』を全面に出し続けた、先程の応酬の数々が
ЯiKU->(後悔と疲労感となりどっと押し寄せる
ЯiKU->―――っ、アハ、(前髪ぐしゃっとして
ЯiKU->(ダメ、だなぁ、こんなんじゃ、
ЯiKU->(全然、完璧じゃない……
ЯiKUさんが退室しました



よつばさんが入室しました
よつば->(蒼菖蒲家 廊下
よつば->(まさかの出来事によりタキシードが血染めになった新郎を部屋まで誘導し
よつば->(そこから別れてきたらしい
よつば->…(廊下を歩く灰スーツ
まりえさんが入室しました
まりえ->(廊下でスマホいじりしてる赤のドレスの赤薔薇万合恵お嬢様
よつば->あら。(ふと
よつば->こんばんは、万合恵様。(お嬢様に声を掛ける
まりえ->(壁に寄りかかってスマホに夢中
まりえ->まぁ♪ これはこれはよつば様!(驚いたように顔をあげよつばを見る
まりえ->私としたことが油断しましたわ。こんな所でお会いするなんてっ
まりえ->(スマホ後ろにしまって、壁から離れる
まりえ->(一応今日は大御所貴族の長女様。見知った仲とはいえそれなりに気を使う
よつば->いーえ。(笑って
まりえ->よつば様らら様鳥賀陽様には、集中してないとすぐに見つかってしまいますわね。
まりえ->おほほほほ。1人言ですわ~♪
まりえ->してして、よつば様? なぜなぜパーティ会場から遠く遠くの人気の薄いこんな所へ?
よつば->あら、こっちの台詞よ? パーティから離れて休憩中?
よつば->アタシの場合はほら。 此処、私室スペースに近いからなんだけど。(笑って
まりえ->まぁ♪
まりえ->蒼菖蒲家ですものね~~~確かに。私も自室が近ければ何度も自室へ戻っている所ですわ~~~
よつば->えぇ。主催側はこーゆートコ楽よね。
まりえ->そうですわ~~~何か不穏な空気を察知したら即座に自室へ逃げれますし~~~
よつば->アハ、何よその例。(笑って
まりえ->まあ。(片手で口抑えて
まりえ->失言でしたわ♪ 酔いもすっかり覚めたと思っておりましたのに。
よつば->ふぅん?
よつば->それで、万合恵様はどうしてこんな所に?(あえて再度訊ねる
まりえ->まぁ?
まりえ->わからないフリとはいじわるですわ、よつば様?(よつば見て笑って
まりえ->わたくし、不穏な空気を察知して、廊下へ逃げ込んで参りましたの。
よつば->あらあら。(わざとらしく驚いたように
よつば->やーねぇ、おめでたい席に「不穏」だなんて。
まりえ->せっかく赤ワイン片手に色んな人々にご挨拶を終えて~~
まりえ->夜はこれからっっ!って時だったですのに~~~(口尖らせてぶーぶー
まりえ->気付けば会場外どころかこんな場所まで逃げておりましたわ~(てへぺろ♪
よつば->なるほどねぇ。(酔いどれ気味の万合恵の話に
まりえ->わたくし、ど~~~しても、危機を察知すると逃げ出したくなってしまいまして~~~
まりえ->よつば様もそういう事御座いませんか~?(よつば見て笑って
よつば->んー、どうかしらね?(笑って
よつば->「解決できそうな危機」ならむしろ、首突っ込んでお節介しちゃう方かも。
まりえ->まぁ~~~♪
まりえ->ではよつば様が逃げるとしたら、「解決できなそうな危機」って事ですわね~~
よつば->逃げるとしたら…ね。ま、時には必要でしょ?(笑って
まりえ->はい! 必要不可欠な事ですわ~!
よつば->ところで、アンタの見かけた「不穏」って?
よつば->一体どんな物だったのかしら。
まりえ->んまぁ?(よつば見て笑み
まりえ->ソレを訊いて「解決できそうな危機」なら首を突っ込むおつもりで?
よつば->えぇ、だって。誰かが困ってるとしたらほっとけないじゃない?
まりえ->んまぁ~~~~~~~~~(笑み浮かべてよつば見て考え
まりえ->我らが百合恵様が酔っ払って暴走して~『紅椿家vsぴゅあらほわいと家の野球拳デスマッチ』を執り行うと先ほど~~~(大嘘吐く
よつば->あらあら。(一言で大嘘と分かる
よつば->それはむしろ万合恵ちゃん、嬉々として観戦しそうだけど?(ニコっと笑って
まりえ->まぁ♪ その通りでしたわ~♪(あっさり認めて
まりえ->狼狽するよつば様が見られれば~と思い、吐いた大嘘でしたが、こんなにもあっさり見破られるとは~
よつば->ま、言いたくないんなら無理言わないわよ。
まりえ->んまぁ~言えない事も無いですわ~~~(しぶしぶ
まりえ->ちょ~っと伍箕様とЯiKU様がお二人でお出かけするのを見かけて~邪推MAXな私は速攻逃げ出したまでですわ~~
よつば->、あら。
まりえ->「首突っ込んでお節介しちゃう」事柄でしょうか?(よつばの様子見て
よつば->んー、(口元に人差し指当てて
よつば->「しばらく二人にさせといて、解散してからそれぞれの様子見に行きたい」事項、かしらね。
まりえ->まぁ♪
まりえ->素晴らしい提案ですわ~♪
まりえ->では、こう致しましょう! 私がЯiKU様を担当致しますわ! よつば様には伍箕様を!
よつば->あらあら。(笑って
よつば->まりえちゃん、今度は逃げないのね?
よつば->「解決できそうな事項」だと読んだのかしら。(ニコッと
まりえ->んまぁ~♪ そう何度も逃げる私ではありませんわ~!
まりえ->私は~~~恋はGOGO!ファンは押せ押せ!立場は悪用!ЯiKU様大ファン赤薔薇万合恵ですわよ?
よつば->……。(少し考えるようにまりえを見て
よつば->えぇ、そうね。 提案通りにしましょうか。
よつば->まりえちゃん、宜しく頼むわね。
よつば->『陸蕗』を。
まりえ->む。
まりえ->むむむ。
まりえ->今日は一段と意地悪な気がしますわよつば様~~(さめざめと
よつば->あらあら。大ファンの子に任せておけば安心じゃない?(ニコッと
まりえ->ご心配なくともしっかりと~~~
まりえ->『ЯiKU様』の所に~!
まりえ->(存在感を消して)行って~、(大丈夫そうなら)声をかけて来ますわ~~~♪
よつば->ええ。ヨロシクね。
まりえ->畏まりましたわ~♪
まりえ->ではでは、万合恵の長年の勘がそろそろ行ける気がすると知らせておりますので~
まりえ->これにて失礼致しますわ~~~御機嫌よう~~♪(よつばに手を振ってスタコラと足早に消えていく
よつば->ん。(ニコッと笑って手を振り見送る
まりえさんが退室しました
よつば->さて、と。
よつば->伍箕の様子…見に行ってみますか。
よつば->(続けて歩き出す
よつばさんが退室しました



藍住麗さんが入室しました
藍住麗->(藍住麗の格好で、
藍住麗->(藍住麗として、
藍住麗->(パーティ会場に設置されたピアノを弾き続ける
藍住麗->(二次会が始まろうと、休むこと無く
藍住麗->(紅椿家六孤として呼ばれたこの回で
藍住麗->(藍住麗としての自分を保つため
藍住麗->(与えられた舞台をこなす
藍住麗->(こなす
藍住麗->(ピアノを弾く
藍住麗->(音楽を掻き鳴らす
藍住麗->(ただ永遠に、優雅に
イツキさんが入室しました
イツキ->(わざとらしく拳をふっと吹いて
イツキ->(ピアノを弾く麗の元に歩み寄る、紅基調の可愛らしいパーティドレスに身を包んだ美少女
藍住麗->(ただ優雅にピアノを弾き音楽をかき鳴らす
イツキ->(麗に歩み寄り、
イツキ->六孤。(声を掛ける
藍住麗->
藍住麗->(演奏を止めず
藍住麗->(振り返りもしない
イツキ->・・・・・(その様子を見て
イツキ->あははっ。姉と共に食事も出来ぬご多忙ですか?
イツキ->(その片手には取り皿。
藍住麗->~♪(演奏を〆
藍住麗->(席と立ってイツキへ向き直り、深々と一礼をする
イツキ->(皿の上には、紅椿家六孤の好みの料理ばかりが乗せられている
イツキ->あははっ。
藍住麗->失礼致しました五姉様
藍住麗->(顔を上げ胸に手を当て、イツキへと笑みを見せる
イツキ->本当はあなた様の気持ちを汲んで、役柄で呼んで差し上げたいのですけど。
イツキ->イツキも今日は「紅椿家五」として此処に赴いておりますの。
藍住麗->(両目をつぶって長い瞬きをし、
イツキ->姉として、客人にも関わらず休息を取らぬ妹を休ませねばなりません。(にこっと微笑み
藍住麗->それはそれは、また。 五姉様らしいお心遣いですね。(イツキにフッと笑み
イツキ->あははっ。イツキにもイツキの役がありますもの。
藍住麗->お心遣い痛み入ります。(胸に手を当て
イツキ->あちらにテーブルが空いております。行きませんか?
藍住麗->えぇ。ご一緒致します。
イツキ->(麗を案内するように先んじて歩き、人気の少ないテーブル席へと
イツキ->どうぞ。(席へ座るよう促す
藍住麗->(付いていき、案内される。先導を好むが、この姉を抜く程ではない。
藍住麗->えぇ、どうも。(席へと座る
イツキ->(続いて腰掛け、手に持った皿を麗の前へと
イツキ->(自分の分は自分の分であるようで、)さ、勝手に取ってしまいましたけれど。
イツキ->食べましょう?(にこっと
藍住麗->はい。頂きます。(イツキに笑み
藍住麗->(ナイフとフォークで、丁寧に食べる
イツキ->ええ。頂きます。
イツキ->(己も食事を始める。行儀良く。
イツキ->少しは、(ふと
イツキ->調子が戻ってきたようですね?
藍住麗->
藍住麗->えぇ。(フッと笑み
藍住麗->おかげ様で。(深くは語らず
藍住麗->(裏の無い僅かな感謝の言葉。
イツキ->あははっ、何よりです。
藍住麗->(藍住麗が藍住麗たるために、イツキのしてきた叱咤激励は、今も麗の心に残っている
藍住麗->(笑みを浮かべて料理を食べる
藍住麗->…(こうして優雅に料理を食べる時も
藍住麗->…(藍住麗が藍住麗たるために必要な儀式の一つ。知ってか知らずか。
イツキ->(妹が妹の望む役を演じ切れるように、そうつとめている事に間違いは無い。
イツキ->(それは単純に、現状最も妹が立ち直りやすいやり方、であるからだ。
イツキ->何か、(だから、
イツキ->善く無い事がありましたか?(この発言がイレギュラーな事は分かっている。
藍住麗->―(手を止めて
イツキ->(彼女は彼女の悩みを、弱みを曝け出すことをよしとしない。それでも問うのは。
藍住麗->、(口元を拭き
イツキ->妹の悩みを聞くのは、姉のつとめですもの。(にこっと微笑み
藍住麗->(イツキを見て
藍住麗->なんでもお見通しですね。五姉様は。(イツキに笑む
イツキ->あははっ。浮かない様子でしたもの。
藍住麗->嗚呼っ……いけませんね……
イツキ->大丈夫。イツキでなければそうそう気付きませんよ。
藍住麗->(回りにもそう見えていただろうか―そんな不安が湧き出る前に掻き消される
藍住麗->少し……優雅さと余裕が欠けておりました。
藍住麗->でも……もう平気ですよ……(イツキへ笑み
イツキ->あははっ。それは良かった。
藍住麗->こうしている事でも……私は私に成って居られる……(胸に手を当て
イツキ->脅かされましたか。貴方さまが貴方さまである事を。
藍住麗->―、
藍住麗->そういうわけでは……(目を逸らして
イツキ->あははっ、ごめんなさい六孤。(微笑んだまま
イツキ->いつもなら訊かぬ事なのですけれど、
イツキ->イツキも少々、知りたいのです。貴方さまを憂わせる不届きなものの事を。
イツキ->(…などと言いつつ、とりあえず既に思い当たる野郎をボコって来た所である。
藍住麗->そんな方は……おりません……
藍住麗->ただ、私が弱っていた……それだけのことです……
イツキ->そうですか。
藍住麗->えぇ。
藍住麗->それだけの事です……
イツキ->(ふむ、と少し考えるように
イツキ->……。
藍住麗->(優雅に料理を食べる
イツキ->存外、健気なのですね。(ぽつりと
藍住麗->・・・・・・
藍住麗->……(聞こえない振りをして、料理を食べる
イツキ->あははっ、
イツキ->一寸悔しいですよ。(こちらも独り言を続けただけのように、食事を続ける
藍住麗->・・・・・・
藍住麗->……(優雅に食事を続ける
イツキ->(ぷすっとフルーツにフォーク刺して
イツキ->そうして守りに徹し続けるのも、イツキは止めませんけれど、
イツキ->・・・。あははっ、いえ、そうですね。
イツキ->余り一度に多く指摘しても始まりませんもの。
イツキ->今は、
イツキ->癒す事に徹しましょうか。
藍住麗->・・・・・・
藍住麗->(フッと笑み
藍住麗->「優しいのね五姉様・・・・・・」(口を動かさずに、音だけを伝える
イツキ->傷口に塩を塗る事、別に趣味ではありませんもの。(フルーツを口に運び
イツキ->それに、
イツキ->わざわざ六孤に努力を促す程、イツキの目に彼奴めは魅力的でないですし。(にっこり笑って前を見て
藍住麗->別にそんなんじゃ・・・・・・(目を逸らしてポツリと溢れる
藍住麗->……
藍住麗->数々のお心遣い感謝致します……
イツキ->そんなんじゃ無ければ無くて良いのですよ?イツキは。
イツキ->ただ。
イツキ->イツキは可愛いイツキの妹に、傷付けられても責められない相手が居るという事が、
イツキ->ほんの一寸、悔しいだけなのですから。
藍住麗->・・・・・・
藍住麗->私も……六孤も……
藍住麗->五姉様を一番に慕っておりますよ……
藍住麗->だから……
藍住麗->そのような相手の事など……瑣末な事です……
イツキ->あははっ。(麗ににこっと笑って
イツキ->六孤もお上手になりましたね?
イツキ->(「嘘が」。
藍住麗->いえ……それほどでも……(両目をつぶって笑む
イツキ->ええ。
イツキ->あははっ、お食事を続けましょうか。
藍住麗->はい。
藍住麗->素敵な場を用意していただきまして……有難う御座います。
イツキ->あははっ。このくらいイツキに掛かれば。
イツキ->さて。
イツキ->もっと御飯の美味しくなるお話をしましょう。
イツキ->そうです、この間―――
イツキ->(さっさと話題を切り替え
イツキ->(共に食事を再開する
藍住麗さんが退室しました
イツキさんが退室しました

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最終更新:2016年02月17日 18:18