群雀ノ椿

「(雀がつぶらな目で見ている)」

 『雀の群れ』 703e00
種族:雀だ。
年齢:雀だ。
性別:雀だ。
外見:雀だ。野生。フンは可能な限り邪魔にならぬようにするが、1匹ぐらいは許せ。野生だ。
群雀:雀だ。ムラスズメ。またはムレスズメ。つまり一般的に言って雀の群れ。
群像:雀だ。そろそろいいか。スタンドで言えばハーヴェストのような群像タイプ。
   すなわち雀の群れそのものがキャラクターであり、しかも気づくと増えている。
   この“気づくと増えている”という無限再生じみた特徴が最大の強み。
   なお、攻撃された雀は可愛くそのへんに転がり戦闘不能になり、いつのまにか減っている。
   焼き鳥にされようが八つ裂きになろうが、なんとなく可愛く戦闘不能になる特徴がある。

能力:耐性と防御が皆無。回避はするが、雀の機動力ではなんとも。
   とにかく当たり判定が細切れであり、1匹ずつ潰してもまるで痛くも痒くもない。
   数が強みであり、大量に集まれば人を輸送したりなどもできるようになる。

固体:基本的に死ぬとそれっきりのはずだが、何匹か個性のある雀が居続けるらしい。
   太り気味のコロコロスズメ、目付きの鋭いスズメニキ、眼鏡をかけた学者雀など…。





「私は群雀ノ椿(ムレスズメのツバキ)。雀達と共に旅する者です」

『群雀ノ椿』 ab5000
種族:精霊(幽霊に近い)
年齢:?
性別:女
外見:身長は130cmもなく小柄。栗色のロングをお団子で纏めている。
   フード付の雀柄の羽織のみを身に着けている。素足だが浮いている。
   小学生か何かぐらいの体格であり、実体は半々ぐらい。

目的:特になく、雀達の移動と共に自身も移動していくため気ままな旅。
   ここのところは喫茶店にいつくようになったらしい。

霊体:自身が十分な量の雀に囲まれており、気づくか呼ばれると現界する。
   幽霊状態であり、本人に意識があれば雀達の移動と共に自身も移動できる。
   しかし、雀達が戦闘で減ったり、雀の群れの中心から外れ続けると…?

実体:自身が十分な量の雀に囲まれていない時、意図しない半透明化が起きる。
   やがて霊気が集まり、破裂音と共に完全に実体化し、足も地につく。
   この状態では一切の戦闘行為は不可能であり、一般人未満になる。

+ ...
レイゼンの霊峰にて、歳若くして朽ち果てた巫女。名は椿。
彼女は雀が好きな優しき巫女であった。日々雀達と戯れ、村人から“雀ノ巫女”と親しまれていた。
だがある時、領主より…天災を鎮めるため死を命じられ、霊峰へと登った。
長き絶食の果て、餓死の寸前、霊峰に雀が大量に飛び交ったという…が、巫女は一つ過ちを犯した。
空腹のあまり、彼女は大好きな雀を手にかけ、口に運んだという。
清き死を命じられた身、高潔なる巫女、雀を愛す少女。だが、飢餓感はそれを上回った。
……雀をいくら食べても食べても腹は満たされず、やがて巫女は無残に死んだ。

──死後の魂は悔やみ、地獄へ落ちようとした。しかし、雀達がそれを止めた。人の罪悪は、誰かに赦されるべきである。

魂は天国にも地獄にも行けずこの世に留まることになる。“群雀ノ椿”の始まりである。
+ ...
戦闘不能=実体化した場合、雀達とのリンクが途絶え孤立状態に陥る。
雀達によって存在を維持できなくなり、レイゼンの湧き水以外のものを摂取できなくなる。
やがて餓死に至る。ただし、人間だった頃の死に際と同じ行動をとることで再び霊化できる。
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最終更新:2016年03月26日 17:02