カルクさんが入室しました
カルク : (ここは魔術喫茶EM 赤~茶基調でシックに飾り付けられた店内、浮かれたポップ
カルク : …こんなものですね。(店内を仰ぎ見る 準備完了だ
カルク : (来たる記念日。魔術都市だって浮かれている。手作りチョコなんて魔術そのものだと言わんばかりに。
カルク : …。(同様に、喫茶EMもフェア開催中だ。 チョコフォンデュとかチョコプレートとかチョコパフェとか。
カルク : (「恋人達の~」「想いを伝えるうんちゃらかんちゃら」「愛の告白~」(…告白。
カルク : …。 ふぅ。(飾り付けから視線を落とし、小さく息を吐く 彼にしては大きめのリアクション
カルク : …。
カルク : (…後で思い返して気にするぐらいなら断らなければ良かったのでは?
カルク : (…否、それも軽薄だろう。何せ唐突過ぎるし、何処まで本気で言ったものかも掴めない。それに…
カルク : (それに……あれは、どちらかというと――
カルク : (息を吐き、思考を止める。 …止めよう。憶測で考え込んだ所で、答えは彼女しか知り得まい。
カルク : (そんな自分の事情はさておいて。 今日はバレンタイン・デー。良い人々の好い日だ。
カルク : (去年のようなバレバレシステムはありませんが、記念日に興じる方も興じぬ方も
カルク : (老若男女が良い一時を過ごせるよう、店員一同尽力して参ります。
カルク : (そう、ここは魔術喫茶エンドレスマジック…ご来店お待ちしております
カルク : (入口に向かって深々とお辞儀
セレンさんが入室しました
セレン : (チリン!
セレン : あ゛。
カルク : …。 いらっしゃいませ。
セレン : (普段の肩掛けカバンとは別に紙袋を提げたポニテ女子!
セレン : …。そっか、いるんだった…(あからさまに気まずそうにカルクを見る
カルク : …、一名様ですね。お席のご案内は…
セレン : い、いいよ! フィウミ探しに来ただけだから!(手を前に出してSTOP
カルク : … 委員長ですか。
セレン : 、そっか。…そういえばあんたとも知り合いだったね。
カルク : … はい。そうですね。
セレン : …(何だろ、さっきから間が…)(部分的察し力
セレン : そーだよ、チョコ渡したいなと思ってさ。まだ来てないみたいね?
カルク : そうですね、まだ時間も早いですし。今日来るかどうかも分かりませんね。
セレン : そっか。じゃ、構内で探さないと。広いんだよねーリー大…
セレン : …。(話が一通り済み。なんとなく間。
カルク : …。
セレン : …。(渋-い顔をしてたじっとカルクを見つめる
カルク : …。(てっきり即座に踵返して出て行くかと思ったが…
カルク : …何か話でも?
セレン : い、いや! 別に! …別に、無いけどっ
セレン : …最近、この学生街付近、物騒だよね。
セレン : あんたも何か、馬の変質者に巻き込まれたって新聞で見たよ。
カルク : …確かに。此処最近はいわゆる襲撃者の出現…特に怪奇現象めいたものが続いていますね。馬の件はともかく。
セレン : やっぱりこの喫茶周辺が特に多いよね。やっぱ『エンドレス』系列店って事なのかなー…
カルク : …。 セレンの言いたい事は解るつもりです。
セレン : 、
カルク : 解るつもりですが、聞く気はありません。何度も言った事ですけどね。
セレン : っ、わ、わかってるよ! 何度も言い合った事よね!
セレン : 私だって解ってる! ヴァースに生まれて…魔法を学んで、戦闘を学んで…それで戦うななんて変な話だって!
セレン : でも、あんたのソレは――…!
カルク : ――『意地』だというなら、ソレは君の方だと返します。
セレン : っ、何ですって!?
カルク : ……もう止しましょう、あまり深く言及したくはありません。
セレン : 何よ冷静ぶって!いつでも自分の方が正論だって顔して!
セレン : わからず屋だよ、あんたはいっつも! 上っ面の理屈ばかり並べて、人の心を理解ろうとしない!
カルク : 、 ……じゃあセレンには僕の心が理解るんですか。
セレン : 全っ然わかんない!
セレン : いつも一人で勝手に自己完結して、わかるわけないじゃん!
セレン : 『あんな目』に遭って―――みんな心配してるのにっ、わざわざ危ない目に遭おうとするあんたの気持ちなんて!
カルク : 『あんな目』に遭ったからこそです。
セレン : 、っへ
カルク : …だからこそですよ。 …セレンこそ、何故分からないんですか…
セレン : …、 わかん、ないわよ。 わかりたくもない…っ(ぎゅっと目を瞑って俯く
セレン : ……、、
カルク : ……。
セレン : ……… 帰る。
カルク : …。 はい。気を付けて。
セレン : (俯いたまま、踵返し際に
セレン : バカっ!!
セレン : (中身の無い罵倒を残して走り去る(ガチャ(チリン
セレンさんが退室しました
カルク : ………。(見送り
カルク : ……。
カルク : …。
カルク : (……顔を合わせるといつもこうだ。夢の人狼の時は相当マシだった。他に人も居たし、別に目的があったから。
カルク : (何時からこうなったのかは明白だ。 そう、『アレ』が起こってから。
カルク : (凡そ半年前。 再び振り下ろされた抗魔の牙。キアシスを震撼させた、あの――――
カルク : …… はぁ。(記念日に似つかわしくない溜息が落ちる
カルクさんが退室しました
カルクさんが入室しました
カルク : (喫茶EMのバータイム 甘い香り漂う店内
カルク : (世の中にはチョコレートリキュールというものがあるのだ 同僚のバーテンが上機嫌で蘊蓄を語っていた
フィウミさんが入室しました
フィウミ : (チリン、と入店
カルク : (カウンター内で黙々と作業をしている店員 客の気配に入口を向く
カルク : いらっしゃいませ。(カウンターを出て入口に歩み
フィウミ : こんにちは〜…(ニコッと怪しい笑みで
カルク : …えぇ、いらっしゃいませ。テーブル席でよろしいでしょうか?
フィウミ : カウンター席がいいなぁ〜
フィウミ : ちょっと話したいし…、ね?
カルク : 、(その提案に少し意外そうに)…そうですか。
カルク : 僕も丁度、君と話がしたいと思っていました。
カルク : (カウンター席にご案内
フィウミ : え、(きょとんと
フィウミ : なんで…?(目をぱちくりさせながら
フィウミ : ………(そっと座る
カルク : (休憩を貰う心算だったが…こういう形でもいいだろう。(カウンターの内側に回り、対面する格好
カルク : …ご注文は如何されますか?
フィウミ : んっと…、ケーキセットで…
カルク : かしこまりました。(言葉少なに準備に掛かる
フィウミ : (上目遣いで様子をうかがっている
カルク : …。(ほどなくして、ケーキとドリンクがフィウミの前に
カルク : …。(此方もどこか様子を伺っているようで、妙に視線が合いまくる
フィウミ : (……気恥ずかしくて視線をそらす
フィウミ : (……が、
フィウミ : (いけな、いけない。相手のペースに乗っちゃ。
フィウミ : (そう、いつも通り演じれば
フィウミ : 話ってなにかな〜?(微笑を携えながら
カルク : …はい。(向き直って
カルク : あぁ、その前に、まず。…この間のクッキー、ありがとうございました。
カルク : 頂きましたよ。 個性的な味でした。(嘘は吐かない主義だ
フィウミ : 個性的かぁ〜。がんばって作ったんだけどなぁ〜、フフ
カルク : …えぇ、それは良くわかりました。
カルク : …それで、話なんですけど。…君に、訊きたい事があって。(言葉を選ぶような間で切り出す
フィウミ : うん、なにかな?(小首をかしげて
カルク : …。 委員長は、
カルク : 家を出たいんですか?(唐突、直球な問いかけ
フィウミ : …………
フィウミ : なん、で…?(声が震える。
カルク : ……。 やっぱり。そうなんですね。
カルク : 話の流れですよ。 …あの時君が、唐突にあんな事を言ったのは、将来の話をした時でしたから。
カルク : …環境を変えたい。逃げたいという気持ちを、君は持っているのではないかと。 …勝手ですが、そう思ったんです。
フィウミ : ……
フィウミ : 勝手に決めつけないで(いつもとは違う冷たいトーン
カルク : …、(は、と言葉を止める
フィウミ : ………
フィウミ : 逃げ、たい……
フィウミ : よくわかんないな〜?(いつもの声色に戻る
カルク : ……。(そんな様子を見て
カルク : …すみません。勝手な憶測で、出過ぎた事を言いました。(小さく頭を下げて
フィウミ : (逃げたいなんて言えたら楽だよね。でも、私がいなくなったらもう家は。
フィウミ : (終わっちゃうんだから
フィウミ : ふふ、
フィウミ : それよりケーキ食べよ〜っと。(今日のケーキ、モンブランを食べ始める
カルク : …。(…それは嘘か真か。否、…踏み込む権利を与えられてはいまい、今の自分には。
カルク : えぇ、ごゆっくりお過ごしください。 …(言って、引き下が …
カルク : …… 委員長。(ポツリと呼びかける
フィウミ : ん〜?(もぐもぐ
カルク : …… 君が、何を、どう考えているにせよ、
カルク : 僕は君の味方をしたい。
カルク : ……それだけ、伝えさせてください。 (言って、足早に
カルク : (カウンター奥、厨房に消えていく
カルクさんが退室しました
フィウミ : (もぐもぐ
フィウミ : 間に合ってます〜(ボソリと
フィウミ : (そういう風にいって自分を利用してくる人間をもう見たくないから
フィウミ : 信じちゃ、だめ。(微笑を浮かべながらほんの小声で
フィウミ : あ、渡しそびれちゃったな〜
フィウミ : まあいっかー。置いておこーっと。
フィウミ : (動物の形をした毒毒しいチョコレートだ。宛名とバレンタインを祝う言葉が書かれている
フィウミ : (食べ終わったのち、代金を払い、外へ
フィウミさんが退室しました
ディッセさんが入室しました
ディッセ : (チリーンと入店
ディッセ : 今日は閑古鳥か(ふぅ、と
ディッセ : (静かなのは良いが、無風というのも物足りないかもしれないな…
ディッセ : (適当に着席し メニューを見る
ディッセ : 普段はゲテモノ食いだからな…(※ダンジョン飯
ディッセ : ……
ディッセ : (懐かしいものを見る目
ディッセ : …これにするか(店員を呼び
ディッセ : チーズマーボーをひとつ。
ディッセ : ぁあ、辛さ? 5段階?
ディッセ : (じゃあ、と辛さ4で注文
ディッセ : ――――
ディッセ : (――それは煮え滾るマグマの顕現
ディッセ : (ボコボコと粘り気のある泡を立てる、赤と黒の斑の水面
ディッセ : …………
ディッセ : こんな……このようなものだったか……?(ゴクリ
ディッセ : (一口食べては隠れて咽るを繰り返すフードの男であった
ディッセさんが退室しました
最終更新:2019年02月16日 04:45