英傑の詩
ユージーンさんが入室しました
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ユージーン : この命尽きれど、最後まで燃やしつくそう
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ユージーン : (巨体が持ち上がる
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ユージーン : (四足の足がすべて立ち上がり
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ユージーン : (巨腕は巨剣を握り締め
セレン : ……… ―――(何かしんみりしていたが
セレン : 復活しちゃったよ!!?(思わず
輝空 : 心配ない。アレはボク達に危害を与えるような存在じゃあないだろうさ。
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ユージーン : 「 」
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ユージーン : (吼える 喜びにも、鼓舞とも取れる 覚悟の狼煙を上げる
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ユージーン : ――いざ。
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ユージーン : (大気が震える。巨躯が消える。震撃が奔る。
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ユージーン : ――(それは跳躍したに過ぎない
セレン : …(あ、明らかに強い…!
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ユージーン : (三方の眼前に出現。既に剣を振り上げている
ルヴァン : フゥ…………。
輝空 : ―(疾い!?
セレン : えっ
ルヴァン : (前回といい今回といい……、
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ユージーン : (振り下ろし大斬撃
ルヴァン : (クソが!勝てね〜レベルなんだよッ!!(鎖を幾重にも張り巡らし斬撃を食い止める
セレン : (あっこれ流石にヤバいんじゃ)―― !
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ユージーン : (衝撃の余波で全員のいる屋根がへこむ!
輝空 : ッ…!? 危害を与えるような存在が何だって?!
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ユージーン : (すぐさま続けざまに払い斬撃 真横から大斬撃が迫る!
セレン : っ、、 自分で言っちゃいます!!?
ルヴァン : うるせぇさっきはよくも挑発してくれやがったなッ…!!
ルヴァン : エリートがなんとかしろや…ッ!!(といいつつそのまま剣に鎖を絡ませ思いっきり引っ張り軌道を逸らす
セレン : 全然危害与えてくるじゃないです、か――!
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ユージーン : (逸れた剣閃は屋根を粉砕 皆の足元が崩れ落ちる
輝空 : "煌く""天に""輝け"シャイニング・――--…(魔法陣ごと屋根が粉砕!
ルヴァン : (鎖をほどきながら、そのまま腕へと飛び移る
輝空 : (詠唱が途中だろうがなんだろうが関係ない!輝空の魔術のベースは魔法陣なのだ!魔法失敗!
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ユージーン : (構わず剛剣を振るう さながら暴風のような迎撃
セレン : っ(足場が消えて宙に放られ
輝空 : (地割れが大弱点とか軽々しく脳内解説したが、それはつまり「地属性だけは苦手なんだよね。」とかそういうレベルじゃない。
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ユージーン : (すべての斬撃に急所といった概念などない。掠ればそこから根こそぎ消し飛ぶ一撃。
輝空 : (地形破壊出来るパワー、能力、状況、全てで、魔術の根底が覆る! なんて使いづらいんだ!
輝空 : コレは…不味いね…!(悠然と剛剣を振るうユージーンを空中で見て
ルヴァン : クソがッ…!(剣を振るう腕へと鎖を巻きつけ
セレン : ちょ、ちょっとー! さっきまであんなに自信満々だったのに…っ!(空中にて
ルヴァン : (自らの手に近い鎖の輪一つ一つから網状に爆発していく
輝空 : なぁに!やり方を変えるまでさ! ちょっと店員さん!暴れる客を抑えておいてくれよ!
ルヴァン : ホワイトスパイダー…!(ユージーンの腕を焼き尽くさんばかりの無属性爆発
輝空 : (空中を踵で踏んで、作り出した風の魔法陣でセレンと輝空を後方へ吹き飛ばす
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ユージーン : (接近してくる爆発を見―― 爆発をたたっ斬る!
セレン : !(輝空の魔法で吹っ飛ばされ、剣戟の範囲から外れる
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ユージーン : (勿論そのような奇跡めいた剣術は出来ない。しかし暴力的に鎖を弾き飛ばし、爆風以上の剣閃で直撃を叩き割ってみせる
輝空 : (屋根の半壊した建物の中に着地
ルヴァン : (爆発は不発。そのまま地面に着地する
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ユージーン : (崩落した屋根より、ようやく着地。大地が揺れる
セレン : っ、(輝空に続いて着地
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ユージーン : (幾重もの鎖で絡めれば止められるかも知れない
輝空 : っ、執拗だね…!(揺れる大地に足を取られる
ルヴァン : チッ……エリートクソ野郎のせいで調子が狂っちまった…
セレン : …、先輩。 さっき、空中に魔法陣を描いてましたけど、、(揺られながら、少しずつ輝空に近付き
輝空 : 嗚呼。描けないと思われてるなら心外だな? 勿論描けるよ?
セレン : それって、『水』にも描く事はできますか?
輝空 : ん。面白いオーダーだね。そして、勿論描ける。
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ユージーン : (しかし厳戒せよ。生半可にその暴風にふれるのは、タービンに素手を巻き込む行為に等しい。
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ユージーン : (かの者に魔法は無い。剣一本だけでしか戦えぬ。
セレン : …私、水魔法が得意で。水を成型したり、飛ばしたりするのがメイン戦法なんです。 それと、
セレン : 「 」能力を持っていて。(輝空に耳打ち
ルヴァン : (鎖を街灯に巻きつけ離脱。一定の距離を取る。
ルヴァン : (クソ、一人じゃキツイが
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ユージーン : (それが故に、強さを誇る。 それが故に英傑。
ルヴァン : (絶対に絶対にエリートの手助けなんぞ借りたくねぇ…
セレン : …どうです? 先輩の魔法陣と、上手く組み合わせる事が、できませんか?
輝空 : へえ。それは…面白いね。
輝空 : (提案に笑みを浮かべ
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ユージーン : 焦りが見える。どうした。 覚悟を決めろ(剣を払い。ルヴァンに蹄音を鳴らして詰めていく
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ユージーン : 私には後がない。 名誉も地位も、魂すらない。
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ユージーン : しかし我が愛がある。我が誇りがある。
ルヴァン : クソ饒舌になりやがってッ…!(同じ行動を繰り返しながら距離を取りつつ策を考えている
セレン : 雨が上がっちゃったから、私さっきみたいな火力はもう出せなくって。(不服そうに。悔しいようで
セレン : 先輩も思うように陣が描けない。どっちも結構困ってると思うんですけど…
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ユージーン : それだけあれば。(地面を叩き割り接近>ルヴァン
輝空 : なぁに。心配する事は無いさ。ちょっとあの店員さんにクレーマーの対応をお願いしてる間に…
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ユージーン : 我が余。十分である(大斬撃大連撃
セレン : はい。協力して。ばっちり優秀な働きしちゃいましょう!
輝空 : その前に巻き込まれちゃあお終いだね。(セレンの手を引いて、空中を踏んで魔法陣から風を出しながら浮遊する
ルヴァン : ……だがよー(後方に回避回避
セレン : ゎ、こっちにまで!? ――!(輝空に引っ張られ浮遊
輝空 : (ユージーンの相手を完全にルヴァンに一時預ける。
ルヴァン : 運命運命、たまたま巡り合って英傑…テメーの意志はどこにある…(ひときわ長い鎖を生成
輝空 : (ボクは気づいたよ。セレナイト1年生のみを標的としていた変化前と比べて、戦闘方法だけじゃなく標的も変化している
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ユージーン : (肉薄。巨体と、4足の俊敏が合わさった暴風が一瞬で距離を詰める
輝空 : (ユージーンとルヴァンの戦闘を眼下に収めつつセレンの手を引いて上空を飛ぶ
ルヴァン : 結果よければ英傑…クソつまんねえだろ!!(トラップ。ひときわ長い鎖がユージンの足に絡まる
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ユージーン : (大逆袈裟! 下がれば余波に、飛べば残骸に当てられる
ルヴァン : (さらに別の鎖が、そして別の鎖が多重に絡まっていく
輝空 : (ボクの飛び回る軌道…その足跡にある空中魔法陣に水滴を配る事は出来るかな?(飛びながらセレンに小声で
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ユージーン : 私は運命に縛られなどしていない。(絡まる鎖をの流れを、見切る
セレン : (輝空に手を引かれて上空へ、)わ、こんなに高く飛んだの初めてかも(なんだか少し楽しんでたが ハッと
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ユージーン : 私は、我が愛と、我が運命を、私が選んだのだ。
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ユージーン : (伸びる長鎖をぶった切る
セレン : 勿論ですっ(当然!と言わんばかりに強気な笑顔で返事
セレン : (パァッと全身―髪を中心に魔力光
輝空 : ソレは良い。少しスピードを上げるよ…!(セレンの笑み見て
ルヴァン : 運命に流されてしかいねーお前に運命を語る仕方なんてねーんだよッ(チチチ、と長鎖へと爆発が伸びていく
セレン : (自らの魔力を材料に水を作り出す基礎魔術 輝空がスタンプする魔法陣に次々水滴を散布していく
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ユージーン : (大気を揺るがし、消える勢いで再び跳ぶ
輝空 : (セレンの手を引いてルヴァン達の上空を飛び回る
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ユージーン : (何とこの巨躯で三角跳び! 建造物を叩き割りながら超稲妻を描き
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ユージーン : ほざけ!!(背面から超速突進>ルヴァン
ルヴァン : 俺は俺の意志で運命を掴まえてきたッ!これからもだ!!(残された長鎖が爆炎を描く
輝空 : (嗚呼。空中への踵裏スタンプなんてすぐ霧散してしまうだろう…でもね、魔力を伴った水滴があるなら話は全然違うのさ!
セレン : …、すごい(地上での戦いを見下ろしながら、水滴散布を続ける
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ユージーン : (爆炎に包まれながらも――この巨躯は完全には止まらない!
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ユージーン : (突進からの大斬撃を見舞う
セレン : (体内の基礎魔力量に恵まれるセレンは、その有り余る物量による水生成、水の変形を得意としている。
セレン : (つまりお手の物って奴! 私は出来る子!
ルヴァン : クソがッ…(ルヴァンの生きようとする意志が脳内の記憶をあれこれ引き出す
ルヴァン : (つまりは走馬灯である。ピンチ!
輝空 : ハハ!さっきも言ったけど、君の魔術は随分と…(空中に浮かぶ水滴が魔法陣を固定し淡い光を放つ…
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ユージーン : (蹄でルヴァンを蹴っ飛ばす
輝空 : 美麗だね!(それらが幾重にも繋がり文様を形作る
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ユージーン : 我が愛、我が運命。我が意思。
輝空 : "美しく""天を""統べろ"(空に紡がれる巨大な連鎖魔法陣
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ユージーン : 比ぶる必要もない。私だけが尊ぶもの。(天を仰ぐ
輝空 : (ハンコで作った円形模様ではない。繋ぐ事により円以外の形にも成った。
セレン : ――(空に描かれ、繋がれてゆく点と点 その形は―――
ルヴァン : (とにかく鎖で蹄を受け止め反動で離脱する!
セレン : クレッシェンド!(思いっきり叫ぶ! 優秀な私が持つ力の名前!
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ユージーン : (剣を回し、構え直す
セレン : セレネイド・ムーンッ!!(『三日月型』の連鎖魔法陣全てが、パァァッと金色の光を放つ
セレン : (『三日月型の物にバフを掛ける』―――それがセレンの持つ魔人能力!
輝空 : ハハハハハ! 想定以上に優秀だ! 高まる魔力の奔流を感じる!
セレン : 当然ですっ さ―――先輩!思いっきり!
輝空 : 魔法の使えない狂剣士にはこの昂ぶりはわからないかな! いや、わかるだろうとも! その身に喰らえばさ!
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ユージーン : ――月か。(毎夜、月を仰ぎながら登ったものだ
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ユージーン : (四肢を大きく開き構える。 待っている。
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ユージーン : (識っている。 その高鳴りを。
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ユージーン : (故に待つ。その一撃の宣言を。
輝空 : 星流大魔法-クレッシェンド・ムーン! (高まった魔力を光線に変えて純粋に撃ち放つ
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ユージーン : いざ――。
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ユージーン : (星の奔流。今宵の星全てを集めても足らぬ輝きを放つ、怒涛の瀑布――!
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ユージーン : (対抗するは一筋の光。 大地から宇宙めがけて登る流星――!
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ユージーン : (激 突。 光の嵐が迸る
輝空 : 何ッ!? ボクの大魔法に拮抗―いや、するはずが!!
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ユージーン : (手練二人が込めた渾身の一撃。 更に異能が重なりその熱量は月光を越え、陽光に届く
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ユージーン : ―― ―― ――――!(四肢が、体が爆ぜ、蒸発し、消し飛んでいく
セレン : ――…!(夜訪れる空での光の激突を、空中にて呆然と見下ろしている
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ユージーン : (その熱量下で生存できる生命体など、存在しない。
セレン : 大丈夫――いける、いけます、私達――!
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ユージーン : (呪いごと洗い流すように、焼き払うように燃やし尽くしていく
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ユージーン : (月光が墜ちる最中――翡翠色の輝きが、二人の視界に写る
セレン : ―…?
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ユージーン : (剣の投擲。 かの全てを込めてようやく月光から抜きん出る、乾坤の一撃――!
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ユージーン : (翡翠の大々剣が回転しながら飛来する!
セレン : ――― 嘘っ!?
輝空 : ――なるほど。想定以上だった。(セレンを掴む手を離し、踵裏からの風魔術でふっ飛ばす
ルヴァン : (斜め横から鎖が巻きつき、剣の投擲を押しとどめる
輝空 : っっ、!?
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ユージーン : (鎖が絡み――剣が粉砕する
セレン : ―――え ―――(輝空に吹っ飛ばされたその瞬間
セレン : (セレンの脳裏に―――思い出したくも無い――焼き付いてしまった記憶が―――
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ユージーン : ―――――(光の奔流。けたたましく爆ぜ
セレン : い、、、 嫌っっ!!!(輝空に向かって空しく手を伸ばす
ルヴァン : ゼェ、ゼェ……。(疲労困憊、立っているのがやっと。
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ユージーン : (一筋の影が墜落する
輝空 : 刺さるよりはマシ―としようか――(爆ぜる光の奔流に飲まれる
セレン : (―――そうだ、あれも光の、熱の奔流だった。
セレン : (「僕は運が良かった」 ―――『死んだ』あいつはそう言った。けろりとした顔で。
セレン : (そうやって自分を庇って―――死んだんだ。あいつは。 8回も目の前で。
セレン : (最後の方はまるで試すみたいに、そして――― 自分は、何も出来なかった。
セレン : (また………(なす術無く吹き飛ばされていく
ルヴァン : (光の奔流に合わせた無属性爆発。青息吐息だが、できる限り勢いを殺そうとする。
輝空 : ――――――――――
輝空 : (かくしてボクらの闘いは終わりを迎えた。
輝空 : (運命に踊らされ、呪いに狂わされ、運命と共に生きて、月と共に消えゆく英傑が居た。
輝空 : (ボクらは思案する。彼の運命は果たして討ち滅ぼすべき悪だったのか。彼こそナニカの悪戯に翻弄された被害者だったのではないか。
輝空 : (ボクらは断定する。それは違う。過去や宿業がどうあれ。現在の民の平穏を脅かすなら。現在生きるものたちによって対抗される。それが今の運命。
輝空 : (この闘いの果てに得たモノは少ない。しかし。名も知らぬ女性を最初に救えた。
輝空 : (ボクらは振り返る。現状を。救われた女性。呪いの溶けた獣戦士。月夜に消えた騎士。
輝空 : (…疲労困憊の落ち零れ。……傷心の女性。………半身のボク。
輝空 : (嗚呼。なるほど。道理で。高らかな声で勝利の演説を行えないのはそのせいか。
輝空 : (偉大なる先輩と、優秀なる後輩の見事な闘いを讃えないでどうするよ。偉大で優秀なボク。
輝空 : (今すぐは難しくても…そうだな…この闘いはきっと…魔術の歴史に刻まれる闘いに…
輝空 : ――――――――――
輝空 : ―――――キアシス魔術奇譚ep.2―――――
輝空 : ―――――『運命の獣』『剣士の運命』―――――
輝空さんが退室しました
セレン : ――――――――――
セレン : ……って!
セレン : なんですかその意味深な語り! 半身失ったと思わせておいて全然無事じゃないですか!
セレン : もう…… 本ッ当に人騒がせなんですから……!!
ルヴァン : (チッ…、心配して損した
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ユージーン : ――――――――――
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ユージーン : (詩≪バラッド≫が 聴こえる。
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ユージーン : (あれは光爆の中であったか。 音と光さえ届かない意識の底
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ユージーン : (時間が輝いて視えるとすれば、この境界だろう。
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ユージーン : (詩が、聴こえる。
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ユージーン : (光に沈んでいく 輝空
の意識を前に、一面の白が広がる
輝空さんが入室しました
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ユージーン : (朧気な視界の前に、男が立っているように、視える
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ユージーン : 『月の灯とは。偶然ではあったが。 善いモノを見た』
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ユージーン : (定まらない視界の隅に、髪の長い女性が立っているように、観える
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ユージーン : 『己が身すら投げ出す一撃か。見事であり、大義である』
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ユージーン : 『汝 名は』
輝空 : 『・・・・・・・・・?』
輝空 : 『ボクは輝空。誰だい君?そして…何者だい?』
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ユージーン : 『我が名はユージーン。 嘗て王の子であり、嘗てこの祖なる街を護る、嘗ての八つの柱が一。』
輝空 : 『街を護る八つの柱………』
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ユージーン : 『ここは終えるものだけが触れる場所。 我が命も然り。汝も然り』
英傑の詩
ユージーン : 『月光がもたらした、僅かな余白』
輝空 : 『ハ!仰々しい!まるでこのままじゃあボクが死ぬとでも言いたげだな!』
英傑の詩
ユージーン : 『それが定めならば。 命は、やがて死ぬ。我も死ぬ。汝も必定の然り。』
英傑の詩
ユージーン : (粉砕したはずの翡翠の剣を、抜く
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ユージーン : (回して刃側を持ち、柄を輝空に向ける
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ユージーン : 『しかし今ではないと視える』
輝空 : 『当然。ボクには生きねばならない理由が山程ある。』
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ユージーン : 『なればこそ、選別だ。』
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ユージーン : (剣を輝空に持たすと、刃から手を離す
輝空 : 『これを…どうしろっていうのさ?』
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ユージーン : 『それで良い。』
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ユージーン : 『汝の命の半分にもならぬが。』
英傑の詩
ユージーン : 『あとは 汝の縁が引き上げてくれよう』
英傑の詩
ユージーン : (輝空の視界が、ぼやけていく 白い世界が解けるように崩れていく
輝空 : ――――――――――
英傑の詩
ユージーン : (詩が、聴こえる
英傑の詩
ユージーン : (沈んでいく意識の反対側から、彼を引き上げていく何か。
英傑の詩
ユージーン : ―――――――――――
英傑の詩
ユージーン : (夜を照らす大残光。 余韻で辺りに霊子が舞っている
英傑の詩
ユージーン : (背が痛む。 瓦礫の上にでも落ちたか。
英傑の詩
ユージーン : 「――なんですかその意味深な語り! 半身失ったと思わせておいて全然無事じゃないですか!」
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ユージーン : (同時に、舌打ちも聞こえる。
輝空 : そら…そうさ。(瓦礫から起き上がり
輝空 : (魔力の消耗、瓦礫や闘いの生傷は残るものの五体満足のその体で立ち上がる。
セレン : っ はーーーー……… (盛大な溜息 起き上がる輝空に対して、俯いて座り込んだ状態
輝空 : 偉大なる先輩と優秀な後輩と共に戦って、偉大で優秀なボクが死んだりするものかよ。
ルヴァン : ………。
セレン : 本当ですよ…… こんな形で死なれたら、寝覚めが悪すぎます………っ(俯いて腕で顔隠し、表情が伺えない
ルヴァン : (あー…、疲れた。この後はこっそりサボるしかねぇーな…。
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ユージーン : (輝空の手には、いつの間にかエメラルドの欠片が握られている
輝空 : 嗚呼、そうさ。誰も死なずに…あの敵を倒せた。
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ユージーン : (輝空の腰辺りが 重い
輝空 : ボクらで街を守った。そうだろう?
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ユージーン : (だいぶ重い 人間一人分ぐらい
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ユージーンさんが退室しました
ピノさんが入室しました
セレン : …… 私、達で…。
ピノ : (輝空の正面、腰からぶら下がってる人……間……?
輝空 : ・・・。(腰にぶら下がるピノを見下ろし
ピノ : (顔を上げる
ピノ : 良がっだ ぁ(涙と鼻水ネバー
セレン : …… へ?(思わず顔上げてビックリ 目めっちゃ赤い ていうか色々隠せてない
輝空 : いつの間に現れたのかな? 戦闘には加わってなかったみたいだけど。
ピノ : 輝空くん死んじゃうかと思ったよぉ”ぉ”!(汚い泣き顔である
セレン : え!? この子一体…? もしかして彼女ですかっ!?(色々ビックリして輝空に尋ねる
輝空 : 全然違うね。どちらかというとペットに近い。(ひっつく女の子ぶら下げて
ピノ : 全然間に合わなかったんだけどォ…!(ぶら下がりから離れてえぐえぐと
セレン : 案外隅に置けませんね先ぱ……違うんです??
輝空 : 遠く彼方別の次元からボクという輝ける星を追いかけて不時着した宇宙人…って事になってるね。
ピノ : ぅぅ、ピノ、です!(えぐえぐしながら挙手しセレンに挨拶
セレン : へ、へぇ……? マンガみたい…。 ぁ!(ピノの挨拶に居住まい正して
セレン : 私はセレナイト=イーグレット。輝空先輩の後輩にあたりますっ!(元気良く挨拶
ピノ : よろじぐゼレナイドざん…!
セレン : ピノさ…ピノでいいかな?よろしく!(ニコ、と
ピノ : (こくこくと鼻水垂らしながら
ピノ : 良がっだぁー… 反応があっだがら、引き上げられたけど……
輝空 : ふーーーん。またナニカ不思議な力でも使ったのかね。
セレン : …助けてくれたって事?(ピノ見て顔傾げて
ピノ : も、もう使えない筈…なんだけど……(目元ぐしぐし
輝空 : この「ピノ」はキアシスにはない力を幾つか持っているみたいでね。(セレンに説明
輝空 : 本当は行政機関か研究室で調査すべきなんだろうけど…何故か脱走してくるから、仕方なく街中の宿を手配して泊めている所さ。
ピノ : 誰かが押し上げてた?みたいな…? 私は、そこで引っ張ったの(セレン見合って
ピノ : 輝空くん、私のこと、呼んだ?
輝空 : いや、全然。
セレン : へぇ… (輝空、ピノの話をそれぞれ聞き、なんとなく把握。察しはいいのだ
ピノ : ええぇー!!めちょっく!(※めっちゃショック
ピノ : じゃあ何で行けたんだろう……
セレン : …何にせよ、この子は先輩の命の恩人って事ですよね?
セレン : あはは、じゃあお礼を言わないと。(ね?と輝空見上げて笑って
輝空 : 実際の所はどうだかわからないけどね。それより攻撃を止めたバーテンのが―――
輝空 : そうだな。というか当たり前の思考だった。
輝空 : 君とバーテン君を連れて喫茶か治療室にでも向かうとしようか。
輝空 : かなりの激闘だったからね。生き延びたのを喜ぶのも良いが…治療を万全に行うに越したことはないさ。
ピノ : っは そう! そうそう!
ピノ : 怪我をしたら治す! これが基本!(ずずいと
セレン : 、いえ、私はそんなに――(ずずい
セレン : (言うて乗っかられたりしてるので擦り傷とか普通にある
輝空 : 激闘を激闘だったと振り返りながら堂々と治療を受けることの何が悪いのさ。
輝空 : 遠慮なく治療に使わせてもらうとしよう。
輝空 : さすがのボクもこの状況であのバーテン君に追加のティーを頼むのは自粛しておくよ。
輝空 : 彼はよくやってくれたからね。本当に。
セレン : あぁ、バーテンさんは…あれ、何処に?(立ち上がりながらキョロキョロ
ルヴァン : (遠くで彼女と電話してる
ルヴァン : (邪魔だ、というハンドサイン
ルヴァン : (公衆電話、のような設備を使用している
輝空 : なるほど。(わからないけど、わかったふり。
セレン : … お取込み中みたいですね?(察しがいい
輝空 : そうらしいな。(便乗
セレン : 大丈夫そうです。行きましょっか?(2人に
セレン : …それとも2人きりの方が?
輝空 : 君の治療がメインのハズだけど?
ピノ : そうです! 何ならふたりともです!!
輝空 : それに治療が済んだら話したい事もあるしね。
輝空 : 何。隠すような事じゃない。君の奥義魔法(魔人能力)とボクの魔法陣魔術が嬉しい誤算で相性が良かったからね。
輝空 : もっと詳しく語れたら…と思ったまでだよ。(喫茶へと歩きながら
ピノ : 相性!?(ガボーン!?
セレン : そう、あれは思いがけないコンビネーションでしたね!(テンション上がって
ピノ : コ、コンビネーション!?(バビーン!?
輝空 : なんだ。君も魔術師か。いい反応をする。(笑って
セレン : ぁ、ううん、違うんだよ! 私たちは魔法っていう…術?を使うんだけど―(ピノに何やら説明しながら歩き出す
ピノ : (あわわわわと二人を交互に見てる
セレン : お互いが使う術の個性が、こー、合ってたっていうのかな(手振り交えて説明
ピノ : …! ……!!(あからさまに頬膨らまして輝空の後ろ袖をぐいぐい引っ張っている
ピノ : (そうして三者の影が喫茶に消えていく
輝空さんが退室しました
セレン : (一件落着!
セレンさんが退室しました
ルヴァン : ん……消えた?(電話してる
ルヴァンさんが退室しました
ピノさんが退室しました
最終更新:2019年02月23日 21:07