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真白の思い出 [ミカゼ スノウ]

ミカゼさんが入室しました
スノウさんが入室しました
ミカゼ : (──キアシス駅前、マスコットキアピー君の前。
ミカゼ : (時間は待ち合わせ時刻の少し前。行き交う人々と携帯の画面を交互に眺める少年
スノウ : ――貴方が、ミカゼ?
スノウ : (後ろから声。 いつも通りのような声でいて、いつもと違うような…?
ミカゼ : …(やっべぇ、なんか緊張してきた。(ソワソワしている
ミカゼ : ――!(ハッと固まって
ミカゼ : 、 よ、スノウさん!(振り返る
ミカゼ : ―― へ?(そして 声の主の姿を目に入れる
スノウ : (白いポニテはいつも通り 服装もいつも通り
スノウ : (しかし、どうしてか、目線がミカゼよりだいぶ、下
スノウ : (腕を組んでミカゼを見上げる10歳程度の少女。 心なしか目付きが鋭い
ミカゼ : ……… …(あんまりの事に頭が追い付かない リアクションも出てこない
スノウ : ……、(訝しんで
スノウ : 違うんですの?
ミカゼ : … え、えぇーと…… スノウさん、だよな?
ミカゼ : あっ違えっと、俺はミカゼだよ! 間違いなく! ミカゼユキ!(あわわと自分指差して
スノウ : ええ。それなら良かったですわ。(直前に何故か服装を訊いてきていたが――
スノウ : そうですわ。間違いなく。スノウよ。スノウ、ホワイトローズ。
スノウ : ミカゼには何と名乗っていて? ホールディングスの娘? ホワイトローズ家の長女?
ミカゼ : (取り立てて普段と変わりないテイストの私服姿。中でも気に入ってる奴を選びはしたが。
ミカゼ : ホールディングス、ホワイトローズ…(聞き慣れない単語だ。彼女の背景に関わるものだと予想はできるが
ミカゼ : …んーん、どっちでも無いなぁ。
スノウ : 違うんですの……?
スノウ : ……(顎に手を当て、ミカゼをマジマジと
ミカゼ : スノウさんとは、仕事の繋がりでも、貴族の繋がりでも無い、 …と俺は思ってるんだけど。(困惑気味に小さな少女を見下ろして
スノウ : はい。ええ。 つまり、そういうことですの。(何か納得して
ミカゼ : そのー…訊きたい事はホント色々あるんだけどさ。 何でそれを改めて俺に訊くんだ?
スノウ : 覚えてませんの。(辟易と溜息混じりに
ミカゼ : っえ?
スノウ : 追々説明いたしますわ。(腰に手を当てどっしり気味に) それで、何処に行くんですの?
ミカゼ : お、おう!(謎の圧に気圧されつつ
スノウ : こうなった事情はありますが、約束は守りますわ。だって――……(説明濁して
スノウ : まぁ、ミカゼの事を何も覚えてない上に、皆からちんちくりんと言われる私でもよければ、ですけれど?(何か圧のある目線
ミカゼ : … … そっかぁ。ホントに記憶喪失、なんだなぁ。(何か思う所があるのか、やや
スノウ : ……
ミカゼ : (やや表情が曇るが、)まっ、事情は後でだし、今日は楽しんで貰えると嬉しい!(パッと切り替えて笑う
ミカゼ : こっから天空エレベーターまで行こうかなってさ。歩きでもいーんだけど、
ミカゼ : せっかくだしバス乗る? ホラ、二階建ての。
スノウ : (その表情見て安堵するように微笑む
スノウ : ええ! 良いですわね。街並観光も兼ねて。
ミカゼ : よっし、決まりだな!(にかっと笑って、スノウの隣に立って
スノウ : ええ。(その腕に手を回す
ミカゼ : 俺もちゃんと見てみたかったんだよなぁ ―…って!?(腕!?
スノウ : 観光バスなら街をぐるっと廻るのでしょう? 乗る前に飲み物でも買いましょう?(オープンカフェの辺りを指差し
ミカゼ : …(脳内論議を一通り終え) う、うん。そうしよっか。(オープンカフェに歩き出す
ミカゼ : (~カフェにて2人分の飲み物を買い~
ミカゼ : (いざ! オープントップの二階建てバスへ!
スノウ : へぇ。こうして乗ってみると、何だか雰囲気違いますわね?(高くなった視点にテンション上がりつつ
ミカゼ : 視界が高いとやっぱ見える景色が違うよなー!(楽しそうに風を受けながら外を見る
ミカゼ : (こちらもテンション↑↑ スカイロード育ちの風の子、高い所が好き!
スノウ : ええ。本当に!(にこやかに流れる景色を見遣ってる
スノウ : ミカゼは、何処か通っていますの? それともお勤めに?
ミカゼ : んっとなー、元々はスカイロードの航空管制官…まー所謂警察みたいなもんだな?ソレの養成学校にいるんだけど、
ミカゼ : 今はキアシスの大学に通ってるんだよ。交換留学ってヤツで。
スノウ : 航空管制官! まぁ、それはご立派ですわね? 輸入便を私の会社でよく見かけますわ。
スノウ : それでいて、今はこちらの大学に。 ミカゼは勤勉なのね?(傾げて
ミカゼ : アハハ、まぁ…色々学んだ方が、少しでも強くなれるかなってさ。
スノウ : 強く? ミカゼは強くなりたいんですの?
ミカゼ : うん。 …そうだな。 そー、なるな。(広がる街並みを、どこか遠くを見つめながら答える
ミカゼ : …何だろ、説明するとややこしーしすげー長くなるんだけど、少なくとも無力のままじゃダメだって思って。
スノウ : 無力のままじゃ……
スノウ : …ミカゼはがんばりやさんなのね?
ミカゼ : …(ずっと、がんばってきたつもりだった。
ミカゼ : (けれど「自分の手の届く範囲」では、どうしようもなく足りなかった。
スノウ : ……(遠い目をしているミカゼを見ている
ミカゼ : (だからあんな事が――― そして、自分は――――
ミカゼ : 
ミカゼ : スノウさんは?(やや沈黙の後、スノウに投げ返される
スノウ : (乗る際に一度離れた腕が再び回され、強めに握られる
スノウ : ミ、カ、ゼ?(眉間に皺寄せて見上げてる 何か不機嫌そうだぞ!
ミカゼ : …俺、スノウさんとは結構良く会ってるし話してると思うけど、(腕に掛かる力を感じ
ミカゼ : 何してるか全然知らな―――(怒ってる1?
スノウ : 何処の誰のこと考えてましたの? 遠くばかり見て!
スノウ : 今は私が隣ですわよ?(頬膨らましてる
ミカゼ : ん、んん!?(怒ってる!
ミカゼ : ゴ、ゴメン! そーだよな、そのとーりだホント!
スノウ : それともちんちくりんの私ではお役目に叶わなくて?(眉間に皺と圧
ミカゼ : い、いや、そーじゃないよ!絶対!決して! なんか自分の事話してたら色々思い出しちまってさ!
ミカゼ : そのっ ―― 俺も記憶無くなってるから!
スノウ :  、
ミカゼ : ぁ。(やべ言っちまったって顔
スノウ : ミカ、ゼ? それは、どういう……
スノウ : (そして、到着のアナウンスが流れる 気付けば天空エレベーター前だ
ミカゼ : …… … まぁ、今のスノウさんの状態は俺にとっちゃ他人事じゃないって事なんだよ。(バスが停止する 乗客たちが降車を始める
スノウ : ぇ、、え? ミカゼも、例の……アレに、記憶を?
ミカゼ : …スノウさんに何が起こったのか俺にはわかんねーんだけど、多分別件かな。ちょっと前の話だし。
スノウ : 前……私と、会う前?
ミカゼ : …スノウさんと会う、少し前だな。
スノウ : そんな、ことが……(気付けば乗客は二人だけ
スノウ : (はっとして、ミカゼの手を引き) 、降りましょう、か。
ミカゼ : ぁ、ホントだ。降りないとな。(ハッとして
ミカゼ : (バスを降車。天空エレベーター前に到着!
ミカゼ : (スカイロードに繋がる、天へと伸びる高い高い柱。 の麓。
スノウ : 壮観ですわね(見上げつつ
ミカゼ : ホントになー、来る度すげぇなって思うよ。
ミカゼ : じゃ、早速乗りますか、エレベーター!
スノウ : 、(微笑み) ええ。
スノウ : (~窓口にて2人分のキップを買い~
スノウ : (いざ、スカイロードへ! 大型の二重扉が閉まり、10分ほどの旅とアナウンスが流れる
ミカゼ : (上昇するエレベーター 強化ガラスから見えるキアシスの街並みが遠のいていく
スノウ : ミカゼの記憶の話……”私”は、ご存知でしたの?(遠のく街並み。何度もスライドする鉄骨の影
ミカゼ : いや…初めて話したよ。
スノウ : そう……そうですの。
ミカゼ : まぁ、こー…あんま景気の良い話じゃねーしなぁ?(はは、と困ったように笑い
スノウ : 取り残された気分。(地上からぐんぐん離れていく
ミカゼ : ソレに、スノウさんの方がいつも何かと大変そうだったし。…災難体質なんかなぁ("スノウ"の幼い姿を見遣って
ミカゼ : …。(スノウの言葉に沈黙する
スノウ : 周りから、色々聞いても、全部自分のことには、思えないし…
スノウ : でも、自分のことを大事にしてくれた人なのに……心から返せないのは、とても寂しいわね。
スノウ : ミカゼも、そう?
ミカゼ : ―――。
ミカゼ : ……… 俺が失くしたのはさ、(ポツリと
スノウ : ……
ミカゼ : 大事にしてくれた人、… ――姉ちゃんの記憶「だけ」だったんだ。
スノウ : ――――……
ミカゼ : そんな消え方あんの?って感じだけどさ、まー、色々あって。他の事は全部覚えてんだけど…
ミカゼ : 親代わりみたいなもんだったからさ、何でだか遊園地に一人で行った事になってたり。
スノウ : ……
ミカゼ : もう居ないって事も、…初めから居るって実感がねーのにさ。…全部記録なんだよな。こういう事があったんだって、外から眺め見るだけで。
スノウ : …………
ミカゼ : そーだよ、その通りなんだ。 心から返す事も、悼む事も…
スノウ : (ミカゼの腰辺りに、僅かな重み
ミカゼ : ……、(はっと
スノウ : (何とか届く手を回して、抱きついているのか、抱きしめているのか
ミカゼ : ――、……スノウさん。(見下ろし
ミカゼ : ……ゴメン。 今、スノウさんの方がずっと不安なのにな。
スノウ : (埋めたまま首を振る
スノウ : どっちかだけなんて、イヤよ。ミカゼ
ミカゼ : …、
スノウ : ミカゼだってつらいはずよ。大事な、お姉様のことなのに……
スノウ : ごめんなさい、思い出させて……私、何て言えば良いのか…
ミカゼ : (大事な――大事だった。はずだ。 そういう風にしか思い出せない事がもどかしくて、悔しい。
ミカゼ : いや、いーんだよ! …もう過ぎちまった事だからさ、次はどうするかって話で。
スノウ : 次……、
ミカゼ : うん、(――二度とこんな目に遭わないように。少年は己の無力を許さなかった。
ミカゼ : スノウさんの…その状態ってさ、 …治るんかな?(素朴に
スノウ : …。 どう……なんでしょう。
スノウ : 獲られた、と記録にはあるので、取り返すことができれば……おそらくは…
ミカゼ : …獲られた、かぁ。 …見るからにフツーの記憶喪失とは違うもんな?
スノウ : …多分…(ゆっくりと抱擁から離し
スノウ : (到着のアナウンスが流れる いよいよ目的地のスカイロードだ
ミカゼ : … …ぉ、そろそろ着くな?(スノウが離れ、顔を上げる
スノウ : ええ。 ついた後は、何処に?
スノウ : (ブシューっと圧抜音と共に扉が開く。
スノウ : (青い空と白い雲。 眩い日差しが差し込み、それに相応しく美しい白亜の街。スカイロード。
ミカゼ : ちょっと歩いたらすぐだよ。 (扉が開き
スノウ : (眩しそうに手影を作りつつ) ええ、でしたら、付いていきますね?
ミカゼ : うん。(突然空気が変わった感覚。 空が、太陽が近い。
ミカゼ : (スノウに振り返り、片手を差し出す
スノウ : (ぱぁぁ、と表情が明るくなって、手を回す
スノウ : やっと素直になって?(フフンと何故か得意げに
ミカゼ : …(……多分コレ誤解してるよな、 とは、 察している。
ミカゼ : …ハイ、そういう事で。(察していなが…ら、なんだかんだ訂正できなかった。
ミカゼ : (ごめんスノウさん…ギルティ…!)(何かに謝罪しながら開けた道を歩く
スノウ : ~♪(上機嫌気味に
ミカゼ : (エレベーター周辺は観光地化しているのか、店が連なり賑わっている
ミカゼ : (そんな賑わう通り…から路地一本奥に入る 途端に人通りが少ない)
スノウ : ……(付いていく 辺りをキョロキョロ
ミカゼ : (少し歩くと、小じゃれた店構えが見える 穴場の隠れ家的カフェだ!
スノウ : 、(感嘆の息が漏れる) 可愛い。 こんな、お店が――……
ミカゼ : (カランカラーン…と入店 店内もやはり洒落ている)予約してた御風ですー
スノウ : (後ろからおずおずと付いていく
ミカゼ : (笑顔の店員に案内を受け、席に。
ミカゼ : (メニューや店のあちこちの紹介を見ればわかる コットンキャンディ…所謂わたあめスイーツの店 
ミカゼ : ホワイトデー! …という事で。
ミカゼ : ぇー、今日はココでご馳走させてください。(妙に畏まって
スノウ : ええ。ホワイトデーなら覚えてるわ(得意げに
スノウ : ご馳走になるわ。ミカゼ(満面に微笑んで
ミカゼ : あぁ、何でも好きなの頼んで!(にかっと微笑んで
ミカゼ : んっと、王道はパンケーキらしいよ。わたあめと青いシロップでスカイロードの空と雲をイメージした…っていうの。
スノウ : 美味しそうね? ならそれにするわ。
スノウ : ミカゼは?(メニュー見せつつ
スノウ : ……。 それとも、一緒に食べてましたの?
ミカゼ : 俺も同じのにしよっかな。せっかくだし。 ――って?
スノウ : (照れ隠しに笑って)そこまで浮かれては、なかったのかしら
ミカゼ : ぁ、(ハッ遅れて気付いて)う、うん。別々。(…これで二回目だけどな!!
ミカゼ : (頬に手当てて)の、飲み物はどーする?
スノウ : んーー、(どうしようかなと睨んで
スノウ : (チラリ、とミカゼを見る
ミカゼ : (通常のドリンク系一揃いに加えてわたあめラテとかわたあめコーヒーとかあるぞ!
ミカゼ : (ん、と目が合って
スノウ : (あんまり浮かれたことは、好きじゃないのかも知れない
スノウ : (うん、と一人納得して)じゃあ、この わたあめブルースカイソーダにするわ。
ミカゼ : はいよ、了解っと(ボタンで店員を呼び、注文 空路のパンケーキ×2とわたあめブルースカイソーダ、わたあめカフェラテ
スノウ : (ほどなくして運ばれてくる品々
スノウ : (温かい蜜の、甘い香り。 パンケーキの上には青空が広がっている
スノウ : まぁ。 これは――(目を輝かせるが
スノウ : ……食べるのが勿体無い(むぅ、と睨んで
ミカゼ : ゃー、これは確かに。…フォトジェニック。
スノウ : (睨むような、見惚れるような…… 少しの間、可愛く幻想的な蜜飾りをじっと見て
スノウ : (はっと)い、いただきましょうか?
ミカゼ : (同じく眺めてたが、その後はそんなスノウを眺めてた)ぉ、おう。そーだな!せっかくの食いもんだもんな。
スノウ : (この手の食べ物あるあるとして、見た目に寄りすぎて味は…何てこともあるが
スノウ : …では、いただきますね。
ミカゼ : おう(両手合わせて いただきます!
スノウ : (小さく胸元で印を切る。 ……以前の食事会でもやっていた、北方の神を祈る仕草だ。
スノウ : (今でも厳寒と飢餓に身を寄せ合っている文化は色濃く残っている。
ミカゼ : (そういやレクロマクシスには信仰神ってのがいるそうだ…と、ぼんやり記憶を思い起こしつつ
ミカゼ : (カトラリー持って… …切るの勿体無いけど…食べ始める
スノウ : (飢餓と神、現実と夢想。その間に魂を送り、双方の安寧と感謝を贈ったという――ここからは遠い話である。
スノウ : (同じくナイフを差し込み――やわらかい!
スノウ : (フォークだけで割けるのではないかと思うほどふわっふわだ。 なるほど。わたがしとは飾りだけでは無いようで――
ミカゼ : (そう、所謂ふわふわタイプのパンケーキ!白みの強い生地がナイフを入れただけでとろけそうなのがわかる
スノウ : (とても甘くて、それでいて爽やかな香りは……わたがし? そう思いながら生地を口に運ぶ
スノウ : ――
ミカゼ : (手を止め反応を見守っている
スノウ : … ……(目を見開いたかと思うと今度は瞑り、それ意外の感覚を閉じて味わうように
スノウ : …おいしい (小さく溢れる本音
スノウ : (疑うように目を開け、今確かに食べたパンケーキを見下ろして
スノウ : (っは、そうだ。感想は相手に――
ミカゼ : そっか。良かったー(微笑まし気なゆるみ笑顔でスノウを見ている
スノウ : お、、おいしい。とっても。(目線を上げて表現しきれない感情を口に
ミカゼ : や、ホント美味しそうな反応で。(良かったと安堵しつつ、本来の彼女ならどんな反応をしただろうかとも
ミカゼ : …、じゃー俺も食べてみますか、 っとと(普段こんな洒落たもん食わないので慣れない 崩れそうになりつつ切り分け、口に運ぶ
スノウ : (目を輝かして二口目、味わって三口目を運んでいく
スノウ : (確かに、本来の彼女であれば、舌も肥えている可能性もあるし、好みが変わっている可能性もある。
スノウ : (目の前の彼女は、ミカゼのことを覚えていない。タイムスリップでもしてきた、過去の少女
スノウ : (目の前の彼女は、いったい誰なんだろうか――
ミカゼ : ―― あま!
ミカゼ : ゃ、甘いんだけど、甘すぎないっつーか良い甘さっつーか… すげーなコレ?(予想外の味に驚いてる これが立派なスイーツってヤツか
スノウ : ね? そうそう。 甘いの、でも、爽やかで、つい二口目を食べたくなるというか――
ミカゼ : うんうん!後味がスッとしてて、どんどん食べられるカンジで――
スノウ : (そう、とどのつまり――
スノウ : …美味しい!
ミカゼ : …うん!美味い!
スノウ : うん、本当に――(嬉々とした表情で
ミカゼ : さて、コッチのわたあめカフェラテってのも…(カップの上にこんもりわたあめが盛られている 砂糖代わりらしい
ミカゼ : (スプーンでつつくと、温かいカフェラテにわたあめがしゅわしゅわ溶けていく
スノウ : (口に運ぶのを止め、興味あり気に見ている
ミカゼ : ぉぉー…(あっという間に溶けてしまい、わたあめに付いていたカラフルなアラザンがカップに浮いている
ミカゼ : …(スノウの視線を見て) 飲んでみる?(カップを差し
スノウ : え! でもそんな……いいの?!(遠慮してるつもりがテンション上がっているのがミエミエである
ミカゼ : もちろんいーよいーよ。(そんな様子に微笑ましげに笑ってカップを差し出し
ミカゼ : 今日のコレ、スノウさんの為なんだし?
スノウ : (多分育ちから言うとマナー的にはグレー。でもでも、好奇心と香りと、カップの上を滑るとりどりの粒に勝てない!
スノウ : じゃ、じゃあ一口…!(おずおずと手に持ち、一口
スノウ : (唇を離し、自然と漏れる感嘆の吐息
スノウ : 美味しい……こっちは、甘くて、まろやかというか……!
ミカゼ : ぉ~、また違った甘さが楽しめそーだなぁ(気に入ったようで何よりだと
スノウ : (思わず二口目を飲んだ後、はっと正気に戻って
スノウ : ぇ、えっと――……はい、ありが、とう(おずおずと返す
ミカゼ : はは、どーいたしまして。(回収~
スノウ : (僅かに目線を逸らす。 そういう仲なのだから、きっと慣れてるんだろうと思うけれど
スノウ : (眼の前にいるのは自分よりずっと大人のお兄さんだ。
ミカゼ : …(さて、)(微笑ましい様子につい、やってしまった。が――
ミカゼ : (…さあ、俺。悟られないよーに平然としたフリで飲めるのか――!?(大人のお兄さんの心は修羅場だった
ミカゼ : (…こんなん、元々の彼女相手には到底できない事だったろう。そもそも断られそうだし。
ミカゼ : (年下だけど、年下じゃない。そういう仲じゃないけど、……
ミカゼ : (あぁ^~ ギルティか?重ねギルティか――?
スノウ : ……(目をそらしてはチラチラ見てる(のが丸わかり
ミカゼ : …(カップ片手に)(いや、うん、ジカバシとか気にするキャラじゃ無 いやコレそういう問題じゃ無…
ミカゼ : (気にしてる…! すげぇ気にしてる…!
ミカゼ : …(一応飲み口逆側にして)じゃ、俺も飲んでみるなー。(貼り付けた平穏トーンだ!
スノウ : (それを見て、やっぱり平気なんだと思うちょろい10歳(状態
ミカゼ : (カップ持ち上げて、わたあめとけるカフェラテを一口
スノウ : ……
ミカゼ : (口離して)… うん。ホントだ。フツーのカフェラテよりまろやかなカンジで、甘くて飲みやすくて。
ミカゼ : うん、…美味しい。
スノウ : (それ見て照れ笑いして…こんどはこちらの番か
スノウ : (わたあめが詰まったグラスと、炭酸水のボトル。
スノウ : (やや苦戦しつつボトルを空け、グラスに注いでいく……
ミカゼ : ぉ。(頭の中が複雑怪奇だったが、スノウの動作に視線を向ける
スノウ : (一気に溶けたわたあめは炭酸を空色染め、小さな白いわたあめが炭酸にふよふよと残る
スノウ : (横から見ると――) 可愛い…! だから空なのね?
ミカゼ : へぇー!(感嘆して)すげぇな、良くできてんだなー!
ミカゼ : (テンション上がってるお兄さん 今のスノウからすれば十分に年上だが、まだ16歳だ
スノウ : (可愛くデフォルメされているが、よく見るとストローも天空エレベーターを模している
スノウ : ね。凄い凝ってて、何だか作品みたい――、(そんなミカゼを見て
スノウ : 飲んで、み……る?(グラスをゆっくり寄せる
ミカゼ : ・・・、(グラスを見つめて
ミカゼ : …… じゃ、じゃあ一口…?(何故か疑問形で
スノウ : (うんうん、と頷く
ミカゼ : (グラスを寄せ、 …ストローに… ストローじゃん…!
ミカゼ : (とにかく一口飲む
スノウ : …(じっと見てる
ミカゼ : ― (ストローから口を離して) うん、コッチも美味しい。
ミカゼ : なんだろな、フツーのソーダよりやっぱ甘いんだけど、やっぱどっかスッキリしてて…わたあめって案外そういう甘さなんかな?
スノウ : そ、、、そう。 かも  ?(心ここにあらずである
ミカゼ : …うん、飲みやすいし、甘い食べ物と一緒でも…、…。(スノウの様子に つられて気恥ずかしさが伝染してくる
ミカゼ : ま、ま!スノウさんも飲んでみなって!(ずい
スノウ : ぅ ぁ ぅ、!
スノウ : (下唇噛んでグラスを見つめる
スノウ : …………!!
ミカゼ : ……!(様子ぅ…!!
スノウ : (ゆっくりストローに唇を近づけていく
スノウ : (はむ、と) …………… (真っ赤で)
スノウ : (頭真っ白雪景色。 口付けだけして、吸えてないし。
ミカゼ : 、………(何かこちらまで恥ずかしくなってくる
スノウ : (やっとのことで ゆーーーっくりソーダが登ってくる
スノウ : (一口だけ飲んで ゆっくり離して
ミカゼ : ……、、(というかまあ冷静に考えて恥ずかしいわな? そうだわな?(じんわり頬が赤く
スノウ : ……う、うん。 美味しい…ね(大嘘。味なんかまるで判らない
ミカゼ : そ、そっかぁ。そいつぁよかったー…
スノウ : う、うん……
スノウ : え、っと……ミカゼは、よくここに来る…んですの?
ミカゼ : いやー、実際に来たのは初めてなんだけど、周りでもすげー評判良かったからさ。
ミカゼ : それに、ホワイトデーだからわたあめ、コレだ! ……みてぇな?
スノウ : …。そっか……そうなんですね……?(何となく意図を汲み取って僅かに紅潮し
ミカゼ : …う、うん。(スカイロードという助言を得てからの、割合子どもっぽい発想だったようだ。
スノウ : うん……ありがとう(嬉しそうに微笑んで
スノウ : (――浮つき過ぎて。そこから先はちゃんと覚えてない。
スノウ : (ふわふわのパンケーキも、しゅわしゅわのソーダも美味しかったのだけれど
スノウ : (それ以上に胸のリズムがおさまらなくて。
スノウ : (―――そうして少しした後の、店外にて。
スノウ : っはー…… (パタパタと手で仰ぐ 涼しかった筈なのに
ミカゼ : ―― っはー、食べた食べた!(そんなスノウの隣で
スノウ : う、ん ええ。 ご馳走様、でした。
ミカゼ : (ぎこちないスノウの様子に引き摺られて、こちらも調子が崩れていたが、…一周回って落ち着いてきた所。
ミカゼ : っさーて、(腕時計見遣って) せっかくだし、どっか見て回る?
スノウ : …そう、ですね。 うん。(微笑んで
ミカゼ : ふっふ、何たって地元民だからな。お望みのスポットに案内できるぜ。(何かフフンと
スノウ : (そんなミカゼにつられて笑い)まぁ。
スノウ : それならお任せしようかしら? そうね……折角の天気ですし……
スノウ : 公園とか。 見晴らしの良い所はどう、かしら。
スノウ : (それとなく本調子に戻ってきた様子。
ミカゼ : ラジャー!(敬礼ポーズして
ミカゼ : 見晴らし、見晴らしならやっぱ…展望公園かな。 ちょっと歩くけど大丈夫?
スノウ : ――、
スノウ : (がばっと腕を組んで)大丈夫!
ミカゼ : ―!
ミカゼ : ん、。 じゃー、行こっか。(腕組んだまま歩き出す
スノウ : ええ(微笑んで。 この性格は元からなのか、幼さ故なのか。
ミカゼ : (日当たりが良いが、風が涼しく心地良いスカイロードの道。有翼人に向いた街だが、路地も整備されているようで
ミカゼ : (幼いスノウの歩幅に合わせて、道中も散策するように歩いていく。 そもそもデ… に急ぎは無粋だ。
ミカゼ : あ、あそこに見える… そうあの雲に覆われまくってる所がラプレーンで…
スノウ : 凄い積乱雲…… 遠くで見る分には、とても綺麗なのに…(関心するように
スノウ : (木漏れ日の下。緩やかな坂を登っていく
ミカゼ : それなー。でも中入るとすげーおっかないんだよなぁ(景色を話の種に歩き歩き、やがて目的地へ
ミカゼ : (スカイロード展望公園。自然豊かな空中庭園 絶景をバックに過ごせるテラスなどが設置されている
ミカゼ : さーって、着いたぜ! やー、チョット久しぶりかも。
スノウ : (風が少し強い。 額とポニテ抑えて到着して見迎えた風景は――
スノウ : ゎ、 凄い―――  広い……!
スノウ : 変な言い方ですけれど、天国って、こういう所なのかしらね?(笑って
ミカゼ : ―― あぁー…(スノウの言葉に) 確かに。 だったらいいよなぁ?(笑い返して
ミカゼ : さ、中にも入ってみようぜ?(風を受けながら歩き出す
スノウ : …?(知ってか知らずか) ええ!(付いて行き
ミカゼ : (活き活きとした植物と、色とりどりの花壇。 そして空の青と白。 照らす日の所為か、妙に鮮やかで、コントラストが強い
スノウ : (どれも故郷には無い色でテンションが上がる。そもそも花が貴重だ――
ミカゼ : (天上都市に咲き乱れる、生命力溢れるそれら。 …確かに、彼女の言葉通りなのかもしれない。
スノウ : ――まぁ。凄い。  ほら、ミカゼ!(一足先のテラスから呼ぶ声
ミカゼ : ――、ぉ、何何ー?(声に顔を上げて
スノウ : (春風が吹き抜けるとそこにはヴァースを一望できると見紛うほどの絶景
ミカゼ : ―――。(そう、この公園は城砦都市の端にある。
ミカゼ : (遥か高い場所から、大陸中を――世界を見下ろせる。 
スノウ : ―――凄い。 大陸全部見渡せそう……!(はためく髪を押さえつつ
ミカゼ : ――…ホンット。(来るのは初めてではない。それに、今の彼は空を飛べる。 だが、こうして見下ろす景色は。
スノウ : ――――(俯瞰というにはあまりにも世界の縮尺である。
ミカゼ : …(スノウに遅れて辿り着き、隣に並ぶ
スノウ : ……凄い景色。 街があんなに遠い
ミカゼ : …あぁ、この方角だと、都会の方が結構見えるんだよな。
ミカゼ : ほら、あっちがセントラル。 すっかり復興しきったな? んであれがニコラスクエアの観覧車で―(指差して
スノウ : ええ、ええ――
スノウ : ……あれだけの人々が生活して……
スノウ : 何だか、感慨深い、ですわね?
ミカゼ : ……うん、 ホントだなぁ。ホントそー思う。
スノウ : ……(微笑みで返して、暫く眺めて
スノウ : ミカゼ。 ……今日はありがとう。
ミカゼ : …… んーん。こちらこそ。(薄い笑みで返して
スノウ : あんなエレベーターに乗ったことも初めてでしたし
スノウ : パンケーキも、ラテもとっても美味しくて。
スノウ : この景色も。 ぜんぶ素敵な思い出。
ミカゼ : そっか。 それは、何より嬉しい事だ、な。
ミカゼ : …あのさ、 俺からも、お礼言わせて欲しいんだ。(改めて向き直って
スノウ : …、お礼?
ミカゼ : …今の君はさ、俺が何処の誰かもわからないわけじゃん? 外からの情報で解る事はあっても、実感は無いハズで。
スノウ : ……。
ミカゼ : …それって結構、もどかしかったり、正直ついてけなかったり、辛かったり、すると思うんだ。(自分にも経験があるからこそ言える事
ミカゼ : でも、こーやって一日一緒に遊んでくれてさ。 俺の変な打ち明け話まで聞いてくれて。
ミカゼ : やっぱり、…なんつーんだろ。 スノウさんは小さい頃からそーゆー、義理堅くて真摯なひとなんだなって。
スノウ : ……、
ミカゼ : 改めて、そーゆートコ素敵だなって思ったよ。(照れ臭そうに、眉下げて歯を見せる笑い方
ミカゼ : ありがと、スノウさん。
スノウ : …。 どう、いたしまして(照れ隠しに微笑んで
スノウ : それとも、当然ですわ?と言うのかしら、ミカゼの知ってる私なら。
ミカゼ : ははっ、どーだろうなぁ。どっちもあり得る気がするな。(笑って
スノウ : …。(笑って、踵返して柵の方へ数歩
スノウ : 本当は、少し……ううん。 結構、怖かった。
ミカゼ : …。(スノウの背中を見つめて
スノウ : 起きたら覚えてないものは覚えていなくて。周りの心配は空振るばかりで。
スノウ : そんな中、ミカゼから連絡が入って……
スノウ : ……。
スノウ : ”私”って元から忘れっぽいのかしら? それともマメなのかしらね。
スノウ : アドレス帳のメモにね、色々書いてあったの。
ミカゼ : …ぇ?
スノウ : 内容は秘密よ?(僅かに振り向き肩を竦めて
スノウ : でも、きっとミカゼがいい人だってわかったわ。
スノウ : だから、会ってみようって決心できたの。周りは心配したけれど…
スノウ : ……でも。これだけはごめんなさい。 今日一日居ても、ミカゼのことは思い出せなかった。
スノウ : (柵に手を付き、何処でもなく遠くを見る
ミカゼ : 君のせいじゃねーって、 ……何かに巻き込まれたんだろ?
スノウ : 「思い出」を取られたらしいの。 この見た目も、きっとそのせいだろう、って…
ミカゼ : 「思い出」……。
スノウ : でも、少し悔しいわ。 ……恋人なら、一緒に居れば思い出すかも、って
スノウ : そう思ったのですけれど……中々難しいみたいね。
ミカゼ : …………、、、、
スノウ : でも、これだけは言えるわ。
スノウ : 今日一日、楽しかった。
スノウ : メモで書いてあるよりずっと…ううん。 書ききれないほどに。
スノウ : ミカゼ、今日はありがとう(振り返り、改めて
ミカゼ : …… うん。
ミカゼ : どういたしまして。(こちらも改めて、笑顔で返す
スノウ : ええ。 あなたはきっと――いえ……とっても、ステキな人よ。(笑顔で
ミカゼ : (あーもーこれは言えねーわ、と断念)
ミカゼ : 嬉しいよ。…すっげぇ嬉しい。
スノウ : …。(うん、と返事して
スノウ : (少し日が傾き始めた。帰りも考えると――)そろそろ、帰りましょうか?
ミカゼ : ん、そーだなぁ。帰りの事もあるし。
ミカゼ : (毎日訪れる夕焼けも、此処で望むと随分スケールが違う。
スノウ : ええ。(柵から戻ってきて腕を組み直して
ミカゼ : (流石に慣れが出て来たのか、すんなり受け入れ、夕焼けに背を向け歩き出す
ミカゼ : んーっと、帰りも天空エレベーターにする? 下り専で飛竜便ってのもあるんだけど
スノウ : ! 飛竜便は知っているけれど、ここから?
スノウ : あまり高いと少し怖い気もするけれど……でも楽しそうね?
ミカゼ : エレベーターより相当怖いかなー、けどすっげー楽しい!ソコは保証する!(笑って
スノウ : なら決まりね?
ミカゼ : ラジャー!(笑って
スノウ : (次第に夕暮れ時――飛竜便ではきっと夜景が見れるだろう
ミカゼ : エレベータんトコまで歩くから、そこまでまた散歩だなー(命豊かな庭園を抜け、帰路に着く2人
スノウ : ええ、そうね。 どうせなら違うルートを――
スノウ : (長くなり始めた影が二つ。寄り添うように揺れながら。
スノウさんが退室しました
ミカゼさんが退室しました

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ログ 2019Q1
最終更新:2019年03月31日 00:41