緑 あすへとあるく [ヒスイ シェード ミヅハ ウツセ ソイビーン]

ヒスイさんが入室しました
ヒスイ : (あくる日の明朝、
ヒスイ : (大荷物をかかえて、キアシスの東門をくぐり出て行く。
シェードさんが入室しました
シェード : ……(東門前の橋にはムキムキ金髪ロン毛男が。片手は大砲。なんか黄昏ている。
シェード : ……ヴァール・ハイト、逝ったか…。
シェード : (タバコに火をつけて
シェード : フゥーーー………。(煙を吐き出す。
ヒスイ : (えっ…、誰?
ヒスイ : まあいいか!放っておこう!
ヒスイ : よしっ!魔法剣もマスターしたし、
ヒスイ : 今度こそセントラルを目指すぞ!
ヒスイ : (そしてヒスイはキアシスを後にした
ヒスイさんが退室しました
シェードさんが退室しました

 

ミヅハさんが入室しました
ミヅハ : ……それでは、今日の授業はここまで。(ぱたり、と本を閉じる。
ミヅハ : (リーズベルト大学講堂。生徒の会話でざわざわとした部屋を抜け、帰路につく。
ミヅハ : (ミヅハはアルバで欠けた人員を埋めるための、正規の教授となった。
ミヅハ : ………ただいまぁ。(教員寮。まだガランとした誰もいない部屋に帰ってくると
ミヅハ : うわぁ……
ミヅハ : (ポストに母親から届いた大量の見合い案内が所狭しと差し込まれていた
ミヅハ : ……
ミヅハ : ……でも、私にとって、
ミヅハ : 研究が恋人だから。
ミヅハ : 今は、ね。
ミヅハさんが退室しました

 

ウツセさんが入室しました
ウツセ : (あくる日の魔導警察トレーニング室。ウツセが無事退院してしばらくたった日のことだ。
ウツセ : ふわぁ…、今日はタフな仕事だったっス…。
ウツセ : (その日の仕事を終え、魔導警察署内のトレーニング室に戻ってきたウツセ。
ウツセ : (内容は解呪。すでに精神とも結びついてしまっていた、きわめて強力な呪いを数時間かけて丁寧に一つ一つ解いていった。そしてついに無効化に成功した。
ウツセ : (呪いから解放されたその男の名は京呂ジオーネ。件の半馬狂乱騎士だったが、
ウツセ : (彼は、普通の男に戻った。
ウツセ : (ジオーネは心からの感謝をウツセに述べ、キアシスを後にした。
ウツセ : まぁ、でも……。人に感謝されるのは悪くないっスね
ウツセ : (ウツセのロッカー内に貼られた、師とこわばった表情のまだ幼いウツセの写真が目に入る。
ウツセ : …………。
ウツセ : (師の死の場面はいまだに網膜に焼き付けられているが…、
ウツセ : 鉱魔金属もBANされたことだし、(やや冗談めかして
ウツセ : これからは…正義の名の下に何かを憎むことを正当化するんじゃなくて、
ウツセ : 正義の名の下に市民や弱い人を守っていきたいっスね……。
ウツセ : (恩師がしてくれたように、
ウツセ : (受け継がれていく正義を。
ウツセ : それが魔導警察のお仕事っス。
ソイビーンさんが入室しました
ソイビーン : (音もなく、ウツセの横に立っている。
ウツセ : うわ、びっくりした…!
ウツセ : また首にアンプルぶっ刺されるかと思ったっすよ……。
ソイビーン : (ウツセに手紙を渡す。
ウツセ : なになに置き手紙…?誰からっスか?
ウツセ : (差出人は夕陽。私はキアシスを去る。八首も辞める。
ウツセ : (私の代わりとして、あなたにどうしても八首を引き受けてほしい。あなたしかいないから。
ウツセ : (そんな風な内容。
ウツセ : くっそ………。
ウツセ : とことんズルいヤツっスね……(手紙をくしゃり、と潰しながら
ウツセ : (ところで夕陽は本当は辞められていないのだが、
ウツセ : (たまたま、若者に道を譲る、という理由でシャルクオリアが同時期に八首を抜けていたため、
ウツセ : (内緒だがちょうど都合良い、というアルマナフィアの考えもあって、八首入りを果たすことになってしまったウツセだった。
ウツセさんが退室しました
ソイビーンさんが退室しました