ひばりさんが入室しました
ひばり : (準決勝・決着の夜。
ひばり : (先鋒のロゼは激戦の末、いまだに集中治療中。
ひばり : (次鋒のメノウも趣異なる激戦の末、対戦相手ことゼクシィと夜の街に消えていった。
ひばり : (結果は先方の勝ち越し。大将戦の2on2は行われることなく
ひばり : (熱気冷め切らぬ夜か、安堵の夜か。
ひばり : (思い思いの夜を過ごしていた――筈だが。
ひばり : 「ちょっと良い?」
ひばり : 「ん。」
ひばり : 「屋上のラウンジ。EndlessHopeね」
ひばり : (そんな連絡が来たのは、果たして予想できただろうか――
アイスさんが入室しました
アイス : (カランカラン… 控えめに扉が鳴り
ひばり : (暗がりのバーラウンジ。いわゆる大人の雰囲気というモノか。
アイス : (ラウンジを訪れるグレースーツ 窺うように店内を見回す
アイス : … いた。(姿を見つけ、小声で呟き
アイス : (ひばりの方へと歩いていく
ひばり : (パーカーにデニムジャケット。まぁ、いつも通りの格好だ。
ひばり : (それは彼も同様だが、見遣って――
ひばり : ……。似合うよね。
アイス : … ?(一瞬意味が掴めず、虚を突かれて
アイス : …、 あ、あぁ? …それは、どうも?(自分の身形見遣って
アイス : …… どうした急に?(それは果たして、何を指したものか
ひばり : ん、ごめんね、急に(まぁ座ってよと促し
アイス : (あぁ、と対席に腰掛ける
ひばり : 夕食、食べたよね。 デザートで良い?
アイス : (ん、と頷き
ひばり : (視線を上げると店員が近寄り……パフェ1つ、ハーブティーを2つ注文
ひばり : (ほどなくして運ばれてくるデザート。
アイス : (あれ、お前食べないの? ……とか内心思うものの言い出せない
ひばり : 今日で、晴れて退院だって。
アイス : (これから起こる話題への緊張が勝る故――…) 、そうなんだ?(ひばりに顔上げて
ひばり : うん。
アイス : …まぁ、入院中って感じもあんまりしなかったけどな。フォーデンに入ってからは。(少し視線を他所にやって言い
アイス : じゃ、晴れて完治ってとこか。 …良かったじゃないか。うん。
ひばり : ……
ひばり : (退院というのは、ロゼのことでもない、対戦相手の日輪さんのことでもない。
ひばり : (他の誰でもない。あたしのことだ。
ひばり : (――守護怯弱症――というのは)……知ってたんだ?
アイス : 、 ぇ、(ハ、と
アイス : 、(思わずばっと自分の口元を押さえて
アイス : …… あ、いや、……何か、襲撃受けて、治りが遅かったって話…(繕うように続けるが…
ひばり : いつから?(伏せた視線のまま、カップに口を付け
アイス : ………、、
アイス : (はぁ、と観念したように溜息を吐いて)……
アイス : お前が、意識を失ってる間に…、 ……医療スタッフから、聞いた。
ひばり : ……そっか。
ひばり : 気、遣わせちゃったな……(どこか独り言のように
アイス : …… 、別に、お前が気にする事無いだろ。
アイス : …僕が勝手に聞いて、知ってたってだけだし。
ひばり : ……。
アイス : ……本人にも秘匿って話だったから、ずっと黙ってたけど。 …お前いつ知ったんだ?今しがた?
ひばり : まぁ、それでも、だよ。
ひばり : ついさっき。退院通知のときにね。 うっかり口滑らしたの問い詰めたら――って話。
アイス : …そうか。 (…何か心配なスタッフが混ざってる気するな…(僕に話すあたりも…
ひばり : そんな自覚、無かったけどな……(ハーブ香る水面見遣って
ひばり : そんなに……危うく見えました?
アイス : ………(パフェに手を付けるでもなく、スプーンを片手で弄びつつ
アイス : …何処まで、聞いてる? ……その、
アイス : 原因……とか。
ひばり : 心因性、ってところまでは。
ひばり : そこから先は……じゃあ何が原因か、って話までは、しませんでしたけど……
ひばり : まーでも、イエローカードですね。次はドクターストップみたい。
アイス : ……次?
ひばり : 再発したら、って話。 …まぁ、そうだよね。
アイス : ………。
ひばり : 海なんてただでさえ守護が薄いから……まぁ当然かな
アイス : ……
アイス : ……原因に、心当たり、あるよな。
ひばり : ……
ひばり : まぁね。(ハーブティー口付け
ひばり : まぁ、食べなよ。(もてあそぶスプーン見て
アイス : …そうだな。(言って、食前の祈りの動作 こういう所は躾がいいようで
アイス : …… 心当たりは僕にもあった。
ひばり : ……。そうなんだ?
アイス : …まあ、外から見てるだけだけどさ。 起こった事順に並べてけば、なんとなく。
アイス : ……だから、まぁ。
ひばり : ……
アイス : … 傍から見たら、危うく見えた、し。
ひばり : ……
アイス : ……この二回戦が終わって、正直ほっとしてる。
ひばり : ……
ひばり : 彼女さ。無自覚だと思うんだよね。
ひばり : でも、そんなもの。 自覚ある方が傷付くもんだし。
ひばり : 仕方ないよ。
ひばり : ……彼女だって、”無自覚の何か”に傷付けられてるんじゃないかな。
アイス : 、……
ひばり : まぁ、そこは山勘だけどね。
アイス : …… 僕は、そいつの事は良く知らないし、解りもしないけど。
アイス : ……相手がどうだとか関係無く。 …今、お前が、傷付いてるんじゃないの。
ひばり : ……、それは……どうかな……
アイス : ……じゃなきゃ、こんな事になってないと思うけど。(頬杖瞑目気味に
ひばり : …………。
ひばり : ……ま。ホンキでぶつかってみたかった……かな。
アイス : …それは別に、過去形にする事でも無いんじゃないか。
アイス : どっちの意味でだか知らないけど。 …船旅はまだ続くんだし。良くも、悪くも。
ひばり : (ゆっくりと首を左右に振って
ひばり : それは、多分大丈夫。
アイス : … そうなのか?
ひばり : 誤解無いように言っとくと、開き直ったり、自暴自棄になったわけじゃないからね。
ひばり : ただ、私一人で勝手に始めたような話だし……何ていうかな
ひばり : 言うとおり、船旅はまだ続くでしょ。
アイス : …
ひばり : だから……何だろう。 前向かないとな、って
アイス : …そう。
アイス : …そうだな。どうすべきとか言えたもんじゃないし。そもそも僕が口出すような事じゃないけど。 …
アイス : …… 無理、してないよな?
ひばり : …………。
ひばり : 背伸びぐらいは、許してくれる?
アイス : ………。
アイス : …追い詰められる前に、言ってくれるなら良いよ。
ひばり : ……、ずいぶん気にかけてくれるんですね。
ひばり : そんなに危う……かったか(反芻して
アイス : かったよ。 もー今回みたいなのは沢山だ。(ぶっきらぼうに
アイス : …まぁ、頼るの下手くそなのはもう散々見てるし、
アイス : すぐ取り繕うし、すぐ自分の所為にして収めようとするし、ホント……
ひばり : …………(返す言葉もなく視線落として
アイス : そこまで知ったらほっとけないだろ。 …いや、放っておきたくない、か。
アイス : …強がっていたかったなら御愁傷様だな。僕みたいなヤツに知られてさ。
ひばり : …………。
ひばり : ……親切で言ってるくせに(俯き加減のままで
アイス : …… ぁ?
ひばり : そんな言い方しなくても……(じとーっと伺う困り眉
アイス : …実際お前にとっちゃ只の余計なお世話かもしれないし?(ふん、と
アイス : 今回だって、試合になったらどう立ち振る舞えば…、とか、勝手に気を揉んでただけで…
ひばり : ……(じとーー。
アイス : …特に何の役に立った訳でもないだろ!(目瞑って
ひばり : ……そんなことは、無いですよ。
ひばり : (はじめての慣れないグループワークの時も、
ひばり : (半泣きでやってた特訓も、試合も
ひばり : (あの寒い日の夜だって
ひばり : ……一人じゃ、折れてたと思うから。
アイス : ……、……。
ひばり : だから、こうして…… なのに。 パフェ下げます?(半目で
アイス : …ぇ。 あ、 そういう?(今更
ひばり : …………。(パーカーに手を突っ込むと、足組んで深々とソファに座り込む
アイス : …食べるよ。 ちょっと、甘味食べる合間にって感じになってなかっただけで…(改めて食前の動作して
アイス : … そういう事なら、…うん。(長いスプーン上向けて
アイス : (パフェを食べ始める 大人向けのバーらしく洒落たやつだ
ひばり : (キャラメルとチョコのマーブルアイスに、短い円柱状のチョコが2つ刺さっている。
ひばり : (それぞれホワイトチョコにミントチョコ。店の雰囲気相まって洒脱なパフェだ
アイス : ……。(黙々とスプーンを進める)…美味しい。
ひばり : ……(そんなアイスを見て
ひばり : どーも。 ありがとね(ふぅ、と柔く
アイス : …。 ………
アイス : …どういたしまして。こちらこそ。 (言い慣れない感じで逸らし気味に
ひばり : ん…。
アイス : ……、、(何か片手の甲側を頬に当てて
アイス : …ゃ、いきなり「ちょっと良い?」って来るから…
アイス : 一体何を問い詰められるんだろうってさ…(逸らし気味に照れ隠しに言い繕う
ひばり : ……何。 怒られると思った?
ひばり : ……そんなに後ろめたいの(半目で
アイス : まぁそりゃ、本人も知らないような事情勝手に知った上で黙ってた訳だし…
アイス : まぁ、うん。だからこういう感じで、安心したけど。
ひばり : まぁ……それは。 そうせざるを得なかったわけだし。
アイス : …「仕方無い」から「仕方無い」って話でも無いだろ。気持ちの問題なんだから。
ひばり : ……
ひばり : そー、ですね。今度デザートか肉でも奢ってもらおうかな。
アイス : …そのくらいでいいのか。(お安い御用だけど、と
ひばり : ん。 長旅、ですし。
ひばり : こんごとも、よろしくってコトで。
アイス : …あぁ。(少し緩んだ表情で
ひばり : (そうして……ビターの含んだ、甘い時間が流れていった……!
アイスさんが退室しました
ひばり : (――――その、後のコト。
ヒメさんが入室しました
ヒメ : (ラウンジは24h営業だが、人気もなくなり片付けをしている彼女に
ひばり : ありがと。おかげでうまくいったよ。
ヒメ : マジで! それならちょー良かったじゃん!
ヒメ : いやー大会中はEH閉じてこっち、って話だからさ
ヒメ : ひばりんから連絡来たとき焦ったよね〜(ははーと笑って
ひばり : 、ごめんねワガママ言って。
ヒメ : ! いーのいーの! 言い出したのアタシだし!
ヒメ : いやでもこっち使えばいーじゃん!って思いついた時はマジで天才だと思ったよね(パパも秒でOKしてくれたし、と腕組みうんうん
ひばり : おかげさまで。 片付け手伝う?
ヒメ : 全然だいじょーび!
ヒメ : それより、さ! やっぱ考え変わったってヤツ?ヤツ?(モップに手を当て顎を乗せ
ひばり : 、変わんないよ(困り眉で
ヒメ : ♥?(手でハート作って
ひばり : 変わんないって(もう!とからかいに
ヒメ : でもさーあれ。ちゃんと考えて特製でしょ?
ひばり : (弾丸を模したチョコに、混ぜ合わせたアイスだって――
ひばり : まぁ、それはそう、だけど。
ひばり : (先日、急遽開かれたチョコ作り会を思い出す――
ひばり : (作らないのかと、誰にも渡さないのかと驚かれて。
ひばり : (だってそう。渡して変な空気になるのはゴメンだし、
ひばり : (特定の誰かに渡してもそうなら、特定の誰かに渡さなくても、そんな空気になってしまう。
ヒメさんが退室しました
ひばり : (それなら、正解は――――そう、考えていたのは変わらない。
ひばり : 変わんないよ。沈黙が正解、ってのはね(笑って
ひばり : そーゆー顔良いから良いから。 ほら、手伝うから――――……
ひばりさんが退室しました
最終更新:2020年04月01日 06:16