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サンガル日誌 C-3 [エルド]

エルドさんが入室しました
エルド : ■◯月◯日 ――SGS 3日目 Cチーム
エルド : 担当:エルドライ=V=ファイルヒェン
エルド : (ビデオメッセージに映る…死んだ目をした濃色の髪の黒尽くめ男
エルド : ……どうも。
エルド : Cチームの臨時同行メンバーの一人、エルドライです。 …まー、エルドとでも。
エルド : …今回は昨日からの流れ通り、レニェさんの救出作戦に関しての報告です。
エルド : まー…結論から言うと、無事任務成功、ですね。
エルド : レニェさんもチームメンバー8人とも揃ってますし、重傷者もいません。
エルド : …まー、そういう事ですんで。後は蛇足っちゃ蛇足ですが。
エルド : 報告はなるだけ詳細に行いましょう。
エルド : 不安に思われてる人も多いでしょうからね…。
エルド : あぁ、敵組織の詳細については、アンゼさんの取り調べを基にしたものを別途に文章化しときますんで…動画では省きます。
エルド : 興味ある方はソチラをご参照願いますよ…。
エルド : ―――――
エルド : 此度のミッションは敵組織の拠点である『蜃気楼の祭壇』へ赴き、誘拐されたレニェさんを救出する事です。
エルド : 場所は古代遺跡群エリアの最奥。昨日得た情報<データ>を基に現地に向かいました。
エルド : 夕刻に行われるという教団の『儀式<サバト>』に潜入し、救出を行う…という算段です。
エルド : リグスさんにはエリア周辺の視察と、作戦遂行中の見張りをお願いしまして。
エルド : ひばりさんは轟天山に残りオペレーターを担当。…それと「何かあった時」の為の連絡役としても残ってもらいました。
エルド : 残る5名のメンバーで現地に乗り込む、という分担です。
エルド : 呪喜さんは轟天山に籠もりたがったんですが、ルストさんが叩き出しましたね…。
エルド : まー…標的は魔術師の集団ですし、チーム内で魔術の心得がある人は彼しかいませんから。しゃーないですね。
エルド : …ま、とにかく。 作戦本番の話です。
エルド : 僕と呪喜さんは教団員のローブを奪って信者に変装し、群衆に紛れて『儀式<サバト>』に潜り込みました。
エルド : 堆い石段の頂上にある祭壇は夕日に照らされて…確かに、遠景に町のようなシルエットが見えました。
エルド : 蜃気楼。…何も無ければ幻想的な風景だったんでしょう。
エルド : レニェさんは中央の台座に寝かされていて…何か嗅がされたのか、目を覚ます気配はありません。
エルド : …そして台座を中心に、床面にはえらく凝った魔法陣が描いてありました。
エルド : …何をやらかす気だったのかは、結局今もわかりませんが…
エルド : …まー、舞台立てとしては、そんな感じで。
エルド : 程無くして儀式が始まり…、同時に呪喜さんに…術式を邪魔する類の呪いをとにかく全力で掛け続けてもらいました。
エルド : 僕は魔法に関しては不識ですが、魔術の中でも呪詛と儀式は重なる分野の多い形態だそうですね…。
エルド : 準備工程が強度に関わるのが共通点でしょうか。…まーそんなこた良いですね。
エルド : そんな事すりゃ当然彼は一目散に狙われる訳です。…まぁ、しゃーないですね。囮役も兼ねてますから。
エルド : …もちろん護衛はします。その為に僕が付いた訳ですし。
エルド : 色々やって(省略)お茶を濁しつつパニックになった集団を掻き回し、合図と共に下層で待機していたアンゼさんとルストさんが祭壇に突入。
エルド : 一層の混乱の中、祭壇の裏…階段の反対側と言えばいいですかね。そこに待機していたジュディさんが隙を見計らい、台座のレニェさんを空中から救出。
エルド : …まー、人質の安全が確保できれば後は怖いもんは無いですね。
エルド : 特にアンゼさんは警察官ですから…こういう時の制圧はお手の物でしたね。
エルド : ―――――
エルド : そんなこんなで。…全員轟天山に帰還しまして、今現在です。
エルド : レニェさんの容態は良好です。2日も攫われてましたから、疲労はあるようですが…。
エルド : 轟天山の設備で回復は余裕でしょう。
エルド : ……ぁぁ、それともう一つ。
エルド : …コレです。 祭壇のオブジェの一部になってたんですが。
エルド : これまでの報告で見た物と類似してましたんで、持ち帰りました。
エルド : 恐らく“ピース”の一つかと。お収めください。
エルド :  
エルド :  ―― 【異人(ゼノ)】 を 手に入れた!
エルド : ―――――
エルド : …はい。報告はこんなもんです。
エルド : 目標ルートからは大きく逸れましたが…何にせよ探索はせなならんのですし、
エルド : 遺跡群の最奥にいるのは丁度良い…って感じですかね。
エルド : 明日からは通常の探索に戻れる事でしょう。 …フラグでしょうかねコレ。
エルド : …んじゃま、この辺で。
エルド : (映像が途切れる
エルド : 
エルド : 
エルド : 
エルド :
 『蜃気楼教団』
 遺跡群近辺を根城にしている宗教人の集まり。つまるところカルト教団。
 遺跡群の北側に時折見えるという『蜃気楼の都』、又の名を『Mist-Gall』を信奉し、
 いつかその地に降り立つ事を渇望する者達の集まり。
 地元の民(リグス)に聞く所、『Mist-Gall』は伝承やお伽噺で伝えられるサンガル民話の類で、
 実在する都市ではない…とされているが、彼等は本気だったようだ。
 教団の者達は、永く途絶えている都の『王女』こそが都への到達の鍵であると考え、
 伝承に示された「王女」の姿形を情報源に、長年行方を探し続けていたようだ。
 事実この近辺では『王女』と類似した特徴を持つ女性が度々姿を消しており、
 永らく砂漠の神秘とされていたそうだが、実際は彼等によって拉致されていた可能性が高い。
 今回レニェ・トゥ・パゾスが誘拐の標的となったのも同様の理由とされる。
 儀式で具体的にどの様な術式を行使していたか団員は未だに口を割ろうとしないが、
 発言の端々から、過去幾度も「間違えて」きた事が窺える。
 「間違えられた」女性達の行方については、現段階の調査では迫れなかった。
 
エルドさんが退室しました

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ログ 2020Q2
最終更新:2020年04月28日 07:28