マリアさんが入室しました
マリア : (―― 同日同時刻。 野営地にて
マリア : (静かに腰掛け、頬杖ついて焚き火の守をしている
マリア : (絶壁を登りきり、今日からは見える景色が、踏み締める地質が様変わりした。
アギトさんが入室しました
アギト : ・・・・。(くぁ、と欠伸しながらやってくる長身の人影
アギト : (ヘアバンドにタンクトップ、ハーフパンツと完全にオフな身なりだ。片手にはマグカップ。
マリア : まあ。珍しく寝付かれなかったのかしら。(気配を向くでも無く声を掛ける
アギト : どーもマリアさん。おつかれッス。(ぁ、これお土産です、と薪を横に降ろして
アギト : 交代まであとどんぐらいでしたっけ……(ふぁ~~ぁ、と
マリア : ええ。(どうもありがとう、と) そう長くないわね。半刻ほどよ。
アギト : そっすかー……(マグ傾けようとして、
アギト : (おっといけねぇ、と) ぁ、何か飲みます?
マリア : そうね。ならば紅茶を頂けるかしら。
アギト : りょーかい。 レモン? ミルク?
マリア : ストレートで。
アギト : おーらい、確か茶葉あったよなー(テントの方に向かっていって
マリア : えぇ。備蓄にある筈です。(飲み慣れた女、平然と使い走る
アギト : ~♪(鼻歌まじりにボックスを開けて
アギト : ――ぉ?(何ぞや発見して
アギト : マリアさーーん!(ボックスから顔引っこ抜いて
アギト : 別の茶にしてもいーーっすかーー??
マリア : あら。 何かすすめの物でも? 構いませんよ。
アギト : おっけーーーい!(手ブンブンして
アギト : (そっから先の手筈は、実に手慣れたものだった。
アギト : (焚き火に鍋をもってきては、アッサムの茶葉、ミルク、シナモン、花蕾などスパイスを煎れて煮出していく
マリア : 茶葉を煮出して作る、ロイヤルミルクティー…というには些か異国風ですね。(工程を眺めながら
アギト : あ、そっすねー? 確かに甘いは甘いんで。ただちょっと香辛料きいてっかなー
アギト : (トボボボ、とマグに注いで) はい、あちーんで、気をつけて(差し出し
マリア : えぇ、独特の香りがします。 どうも。(受け取り
アギト : 婆ちゃん譲りのチャイなんで、口に合うと良いっすけど(はは、と無垢に牙出して笑い
マリア : (マグを軽く揺らして少し覚まし、静かに一口
マリア : ――… これは…、なかなか良いわね。(ふ、と口元緩めて微笑み
アギト : でっしょ~ はは、良かった良かった(安堵に笑いながら自分のもマグに注ぎ
アギト : スパイスが良い感じに温めてくれるんスよねー……(これこれ、と自画自賛しつつ飲み
マリア : 砂漠の夜は、昼間と打って変わって冷えますからね。心強い友になりそうです。
アギト : そりゃ何よりだ(笑いつつ
アギト : しっかし、何処のチームもそーなんすけど、日々過激さが増すばかりっすよね。
アギト : あんなでっけードラゴン、オレサマ達だから何とかなったようなものの……
マリア : そうね。報告を聞く限りでは何処もトラブル続きのようですし。
アギト : 何とかやってるんだろーけど。 まぁ心配、っすねー……
マリア : 先日命日を迎えた老婆が「商品」と言っていた通り。誂えられたように困難が続きます。
マリア : チームの分断もその一環という事でしょう。 こうなってしまった以上、各々で越えて頂くしかありませんね。
アギト : ……確かに。ドライな話そうするっきゃないかー…(ズズ、と
マリア : 干渉する手段が今の所は見つけられていませんからね。(マグを口に運び
マリア : パイソンさんも、何かと機器を走らせて手を尽くしているようですが。…
アギト : 今日はゼクシィさんの手まで借りて何ぞやとやってたなー。 うまくいきゃーいいけど…
マリア : …(望み薄ではなのではないか、という気は薄々している。随分ふざけた調子の老婆だったが、実際に起こっている現象は…
アギト : …………。(何となく、近いものを感じているのか
アギト : キナ臭いっすね。何かと。 薄気味悪いっていうか……
マリア : 全くね。 現状は望みの通りに進むしかありませんが、
マリア : 何者かの手の中で、決まった道を歩まされているようなもの。
アギト : ………
アギト : それも、何だかなーーって話っすね……(マグ傾け
マリア : とはいえ他に道は、という。堂々巡りね。(やれやれと
マリア : それにしても、お前もなかなか心配性なのですね。
アギト : はは。まぁ、オレサマ達なら向かうところ――……
アギト : ………、(ぁーー、と濁して マグ一口
マリア : どうかしましたか。(きっぱりしたテンションで
アギト : ああいや、これ、興味本位なんスけどねー
アギト : マリアさんって、怖い物とかあるんかなー、って。
マリア : それはまた、突然ね。(視線を上げて
アギト : はは、そらまー我らが御大将っすからね(焚き火に薪放り込み
マリア : 答えても構いませんが、あまり面白い回答では無いわよ。
アギト : ……? 虫とかお化けじゃねーってことぐらいはオレサマでも判るけど――
マリア : 勿論、怖い物はありますよ。 人間ですから。
アギト : …………。自分がこえー、とかっスか?(マリアに視線は向けず薪を焚べていく
マリア : それは私の話ではないわね。(すっと射貫くように
マリア : いえ、ある意味では間違っていないかもしれませんが。
アギト : 。 いま鳥肌立ったっスわ。
マリア : (ふふ、と言葉なく笑み――…
マリア : …私が。 いえ、『我々』が恐れるのは、
マリア : 怖い物があると思われる事。
マリア : 皆に―…民に恐怖を晒し、弱い存在と見做される事よ。
アギト : …………
マリア : それが我々の――『貴族当主<トップ>』の何よりも恐れるモノです。
アギト : ……弱い処があるって思われると、拙いんスか?
マリア : ええ。拙いですよ。 力無き者は衰退するのみです。
マリア : 特に聖護守家(わたしのところ)は宗教都市ですから。 象徴に求められるのは絶対性です。
マリア : ですからまあ、自分が怖いという答えだとしても間違いは無いわね。
マリア : 恐怖の底に落ちるか否かは、私の振る舞い一つに掛かっているのですから。
アギト : …………
アギト : パイソンの旦那なんか、女ったらしのゴシップまみれで、弱点なんかガバガバじゃないすか。
マリア : 随分な言い草ですが正しいですね。
アギト : 唯我の若大将も、けっこー日和るっつーか、咄嗟の舵取り苦手だったりするし
アギト : けど、二人ともオレサマァ尊敬してるし、立派に頭張ってんだと思うんスよね。(オレサマが言うのも何なんスけど、と
マリア : 脇の甘い事です。(随分色んな相手にバレているではありませんか
アギト : 何なら、寧ろ親近感沸く、っつーか(はは、と
アギト : ああ、あんちゃん達も同じいきものなんだなー、って
マリア : …。
アギト : けど、マリアさんの思うリーダー像って、今の聞くとまた違うじゃないスか。(薪焚べて
マリア : そうね。 私も別に彼等を惰弱と言うつもりはありません。
マリア : …いえ、王神帝唯我はどうかしらね。(考える
マリア : …ともかく。(冗談らしい) そうですね、目指す在り方は異なるでしょう。
アギト : ……。
アギト : 婆ちゃんの受け売りっスけどー…
アギト : 人の上に立つにゃー、人の身で居れ、ってよく言っててさ。
マリア : …。
アギト : 誰よりも怒って、笑って、泣いて、人を纏めるってのは代弁者だって
アギト : 強ぇばっかりじゃ、敬いはされても、親しまれねぇぞーって……
アギト : (ヒョイっと薪を投げ入れる
アギト : マリアさんのそれは……何だ、殉教って奴? なんかな?
マリア : …。
マリア : 頑城顎。
マリア : 今お前、私に説教をしているのかしら?
アギト : なんかもー人間超絶しようとする感じじゃ――んんぇっ 何スかいきなり!
アギト : そんな畏れ多いこたァーしやせんよーーっと(はは、と笑って薪クルクル
マリア : そういう心算でないのなら、まあ許しましょう。(やれやれと
アギト : ただ気になりまして(岩場に肘ついて、指先で薪をくるくるしつつ
アギト : どーゆー景色が見えてんのかな、って。
マリア : 人の上に立つ者の在り方を、人の上に立つ者に説くのは立派な説教だと思いますが。(呆れ気味に
マリア : まあ良いでしょう。
マリア : そのように疑問を抱かれるならば、私の努力も形を成しているという事でしょうから。
アギト : はは、さっすがご寛大(笑いつつ
マリア : 全く。 少し手の内を明かしすぎましたね。
アギト : いやー俺も超ミニマムスケールだけど、道場じゃー師範担いでる身でさぁ。
アギト : やっぱ気になるわけよ。トップの初施術。
マリア : まぁ。それで質問を?
アギト : そーそ。
アギト : ちょーすげー腕っぷしがあってよ、慕うもん達も沢山いてよ。
アギト : これからどうやっていこう、つったって未来が予測しきれる訳じゃ―ねーし。
アギト : 責務やらはどーしたって嵩んでくるわけよ。
マリア : そうね。(短い言葉だが、同意
アギト : 投げ捨てやしねーけど、たまには降ろして休みたいぜ、って。そんな気分(薪を杖代わりにして
アギト : 数十数百の道場ってだけで、うへぇって気持ちになる。 別にオーナーじゃねぇけどよ。
マリア : …。
アギト : でも、あんさん方は違う。 数も規模も、それこそもっともっとすんげー規模だ。
アギト : 一体どんだけの責任があって、どう感じて、どーやってんのかな、って。
アギト : ま。オレサマが言うのも超不敬なんスけど。
アギト : 大変っすよね、そーゆーの。(ニッと笑って
マリア : …。
アギト : ん” オレサマまた何か要らんコトいーました!?(汗っと
マリア : いいえ? ただ、そうですね。
マリア : 少し答えに窮しました。「大変」と言うのも憚られる、我々はそういう役割ですから。
マリア : お前は人生の歩みの中で今の道を選び取り、今の身分があるのだと思いますが。
マリア : 私の責務は私が生まれついた時からの物ですから。その差異かしらね。
アギト : ……子供が裸で生まれてくるって話が嘘ってのは。わかりますよ(立ち上がり、最後の薪を放り込んで
マリア : …。 どうも、御苦労様。(薪入れ普通に全部やらせた…!
アギト : ……そろそろ時間スかね? あとぁやっときますんで。
アギト : はは、さっさ変わっときゃー良かったんスけど。ゆっくり休んで下さい。
マリア : えぇ、では、お願いするわね。(立ち上がり、スカートを払い
アギト : 明日も暑くなりそーっスわ。(うん、と夜空見上げて
マリア : まあ。なかなか有意義な話ができたわよ。
マリア : 少々喋り過ぎた節はありますが。
アギト : それはオレサマの方こそ。 こんな機会めったにお目にかかれねぇもんでなー(ははは、と
マリア : お前の「怖い物」についても、今度仔細に語って頂かなくては吊り合いが取れないわね。(真顔で
アギト : はは、いやー……
アギト : 今目の前で絶賛記録塗替え中っスけどねー
マリア : ふふ。(なんか笑って
マリア : では、おやすみなさい。 それと御馳走様。美味しかったですよ。(マグ持ち上げて
アギト : (お安い御用で、と肩竦めて
マリア : (自分の分のマグ回収してテントに戻っていく
マリアさんが退室しました
アギト : ……おやすみなすって、聖母様。
アギトさんが退室しました
轟天網さんが入室しました
轟天網 : (――『OP
Result!』
轟天網 :
■マリア様
人の上に、立つもの(極):500 op
ホットチャイ :100
op
(計) …… 600
op!
■アギト
人の上に、立つもの(中):500 op
ホットチャイ :100
op
(計) …… 600
op!
轟天網さんが退室しました
最終更新:2020年05月09日 05:41