砂漠さんが入室しました
砂漠 : (一切の暗闇。 夜……いや、地中? 洞窟?
砂漠 : 、
砂漠 : (振動が走る。 大きく、揺らすような衝撃だ。
砂漠 : 、
砂漠 : (二度目、暗闇の中でパラパラと砂埃が落ちる音がする
砂漠 : 、、
砂漠 : (そうして三度目。白い亀裂ーー眩い光。 ーー外?
砂漠 : (四度目の衝撃で砕け散り、眩い陽の光が差し込むーー
砂漠さんが退室しました
パイソンさんが入室しました
パイソン : (ガラガラと崩れる外壁、陽を背に入ってくるのは全身アーマーの男
パイソン : ……”当たり”だな。(ふうむ、と
パイソン : ◯月◯日。 楽しいピクニックを初めて4日目――(ボイスメモを取りながら一歩前に出て
パイソン : ”痕跡”を辿る事に成功…っと。(肩から小型のドローンが2基飛び出し、内部をスキャン光が這い縫っていく
パイソン : しかし……何だ。(内部を見やる。いわゆる遺跡や祠のようだが――
マリアさんが入室しました
パイソン : (半ば岩場と同化し、砂岩で覆われた外壁とはまるで趣き異なる、漆黒の内壁。
マリア : (ドローンが生体反応をスキャンする
パイソン : (黒一面ではなく、時折赤黒い円形のレリーフのようなものや、幾何学的な模様が、これまた直線の刻印で繋がっていて――
パイソン : 、!(咄嗟に振り向き両掌を構える
マリア : 私ですよ。(腕組みしらっと
マリア : 外壁に見合わぬ現代技術の光。 何かと思いましたが、お前が先に来ていたのですね。(パイソンの方に歩いてくる
パイソン : 。(一瞬止まって、何だびっくりしたと腕を降ろしながら肩をすくめる
パイソン : あー、すみませんお客様? あいにく当館はまだ準備中でして(ご覧の通り、と肩竦める
マリア : まあ。調査をしに来たのなら私も同じですが?
マリア : ご自慢の機械を奔らせてからでないと、と言うのであれば、お前の安心の為に少々待ちますけれど。
パイソン : (なるほど?とアーマーが首を傾け
パイソン : サンガルの土勢委員会が知ったら起こるだろうが……何、緊急事態だ(派手な横穴開けたし
パイソン : 多少のやんちゃは目をつぶってくれるさ(どうぞ、と半歩引いて道を譲る
マリア : 史跡に大穴を開けているのは少し驚きましたよ。
マリア : まぁ、必要な事ですから。致し方ありませんね。(行きましょう、と先導し歩く
パイソン : ノックしたんだが、居留守を使われててね(足元お気をつけ下さい~と案内員風の小芝居を続けつつ
マリア : しかしまあ、明らかに異質な場所ですね。肌で解ります。(歩きながら
パイソン : (中に入ると異様にひんやりしている。熱が籠もらないのだろうか。
パイソン : (探索ドローンがマリアの視線の先を照らす――相変わらず黒塗りの異質な壁に、赤黒い模様。
マリア : …。(ブーツを響かせ歩く
パイソン : トランジスタの中みたいだな……(思わず素朴な感想が溢れる
マリア : …変わった例えね。(カツ、カツ
パイソン : (そう、いわゆる古代の遺跡にある壁画や、古い習わしの跡などは見当たらない。
マリア : この設備は何かの部品だとでも言うのかしら。 …只の遺跡でないのは明らかですが。
パイソン : (直方に切り取られた室内。明らかな人工物であると同時に、加工技術の高さが伺える。
パイソン : あるいは設備、だとか。 ……例えばあの模様。規則性があって回路のように見えるし(壁を走る赤黒い丸と、線を指差し
パイソン : ……ほんとに回路なら大きすぎる(掌を近づけると、丁度同じか大きいぐらいで
マリア : だとすれば、ぞっとしませんね。(言いつつ口調は淡々と 歩調もあまり変わらず
パイソン : (半導体技術というのは、基本的には小さく、高集積ほど技術力が高いといえる。基本的には。
パイソン : 昔の偉人様は電卓ひとつがトラックサイズだったのかも(本気ではないが、嘲笑するように
マリア : 巨人族の生活区域だった、なんて事もあるかもしれませんね。西の方には居るそうですから。(軽口に付き合いつつ
パイソン : だとするとボク達は忍び込んだネズミってところか……
マリア : まあ、「何か」の手中に飛び込んでいるのは、この旅の初めからそうでしょうから。
マリア : そうするしかないのなら、そうするしかありませんね。(つかつかと先に進んでいく
パイソン : 、なるほど。 …確かに?(豪胆なマリアに一瞬虚を付かれるが、すぐに納得し
パイソン : (――Pipipi、とドローンより報告音
マリア : 。(視線を上げ
パイソン : 出たか。(言うと、ドローンよりホログラフが表示される。 ――初日にも見たスキャン結果だ。
パイソン : ……。(データを見て ふーん、、と面白く無さそうな感じ
マリア : 如何ですか?
パイソン : ………(少し考えている。あらゆる可能性と定量値を鑑みて――
パイソン : スタート地点のツンツン柱と一緒だな。 材質も。
パイソン : ああ、とはいえ、その材質が何かまでは判らない。 純度百パーの正体不明の物質。
マリア : そうですか。詳細不明の物質が、間を置いて二か所に。
マリア : …そういえば、この辺りは丁度、地図上に数字で示されていた場所ですね。
パイソン : おまけに劣化していない点も一緒(腕組んで
パイソン : …、ホントに?(盲点だった、と
マリア : えぇ。王神帝唯我が楽しげに見せ付けていた、ほとんど目印の無い地図。
マリア : 1、2、3、の数字が目印として描かれており、我々はそのポイントを目指し進んでいます。
パイソン : ……、轟天港、例の地図(腕を壁に向けると――プロジェクターのように地図が投影される
パイソン : 現在位置取得、マッピング。(現在地のマーカーを重ねると―― ドンピシャ。 「2」の地点だ。
パイソン : …………
マリア : ……(まあ。と
マリア : ドンピシャですか?(珍しいラフな言葉で
パイソン : ええ。 そりゃもう。ドンピシャ(そんなマリアに おっ
と少し驚きつつも
パイソン : 一瞬オカルトを信じそうになったね(ふぅ、と冷や汗気味に
マリア : 更に調べてみる価値がありそうですね。(異空間めいた周囲を仰ぎ見つつ
パイソン : 確かに。 ま、これで確定的になったわけだ。
パイソン : この馬鹿に寒いクーラーボックスを置いてから地図を描いたのか、場所を下調べしてからわざわざ、
パイソン : この地図を描いたのか。(ヒュン、と投影を消して
マリア : どちらにせよ誘導されています。 …それに、
マリア : 昨晩の件も無関係ではないかもしれませんね。 場所は少し離れていますが。
パイソン : …、あいにく(肩を竦めて
パイソン : それもドンピシャな訳なんだが……
マリア : … まあ。知っていたの?(振り返って
パイソン : 枝を倒して道を極めるには少し広いんでね。 ……昨日、ああいや今日か。
パイソン : 白薔薇のお嬢さんが出たろう? ……まぁ、外っ面だけだったが。
マリア : ええ、そうね。
パイソン : 念の為”判別用”のスキャンをかけてみたんだが……その、彼女か、彼女の親戚か判るようにね?
パイソン : 代わりに違うものが引っかかって……辿ると此処だった訳。(手捏ねて説明しつつ
マリア : なるほど。そうでしたか。
マリア : 本体が自ら言っていた通り、あれは王神帝唯我の深層心理の具現なのでしょう。
マリア : ですが、幾らその心にあれが巣食っていたとして、あのように形を成すには外的な干渉があった筈。
マリア : その元凶が、ココ、という訳ですか。
パイソン : (ご明察、と腕を組む。
パイソン : (そうして、突き当りに少し広いエリアに到達して――中央には台座が。
マリア : …。 いかにもそれらしい物が出てきましたね。
【神(ヤナギ)】さんが入室しました
【神(ヤナギ)】 : (台座に鎮座する、例のピース。
マリア : あれは。(遠目に台座を見て
パイソン : ……? 例のシリーズか…?
マリア : そのようね。(台座に歩み寄る
【神(ヤナギ)】 : (人型のような何か。いくつもの繊維が折り重なっており、土偶のような、樹木のような。
マリア : …
パイソン : 何で例の反応が……(妙だな、と。これまでのピースにはそのような反応は無かった筈
マリア : …何か変わった点でも?(既に取る気満々だが、振り向かずにパイソンに聞いておく
パイソン : 痕跡を追い掛けてここに来た、って話だよ。 ……それから出てる。
マリア : …そうですか。 …確かに今までのピースでは無かった反応ですね。
マリア : ですがまあ。取らぬ訳には行かないでしょう。(言って
マリア : (台座からピースを摘まみあげようと
パイソン : ああ、まあ。 だが気をつけ――
【神(ヤナギ)】 : ( ――瞬間。 世界が暗転する。
マリア : ―――
【神(ヤナギ)】 : ( ――背筋に走る悪寒。腹の底から恐怖という蛇が、鎌首をもたげる。
【神(ヤナギ)】 : ( ――視界は通るが、どうしてか、空気が赤黒い。
【神(ヤナギ)】 : ( ――かの男は注意しようとして静止――モノクロに反転し、まるで世界から省かれたようだ。
パイソン : ―――――
パイソンさんが退室しました
マリア : ―――― (これ、は
マリア : (―― 『勿論、怖い物はありますよ。 人間ですから。』
マリア : (―― そんな事を言ったのは、つい昨日の話か。
マリア : (とうに過去に追いやり、鋼の肉体と精神で覆い隠し、忘れ去っていた筈の感情が呼び起こされる
【神(ヤナギ)】 : ( ――隔離された世界にて、ピース(席)はひとつ。 世界に影を落とすは二人。
【神(ヤナギ)】 : ( 聖都に輝く「四帝」が一つ。 聖護守家の次期当主――聖護守万里愛と。
【神(ヤナギ)】 : ( 台座を挟んで対峙するは――。
【神(ヤナギ)】さんが退室しました
マリア : ――――
マリア(痕)さんが入室しました
マリア(痕) : ( ―― 燃える暗黒。 そうとした表現できなかった。
マリア(痕) : (起き上がった影、不安定な輪郭。
マリア(痕) : (光を反射しない体躯に表情も伺えない。いや、目や口もあるのかすら怪しい。
マリア : ――― ……
マリア : どちら様?(冷然と
マリア(痕) : (だらり、と腕を下ろすと握られているのは、ハルバード。
マリア(痕) : (何故か、マリアのそれよりは柄が僅かに短いように感じるが――
マリア : ……。
マリア(痕) : ――無駄だ。(黒い炎が ぼう、と揺れる
マリア(痕) : (ゆらりと体が揺れたかと思うと――前動作無しに跳躍!
マリア(痕) : (そのままハルバードで斬り掛かってくる!
マリア : 。(背に提げたハルバードに片手を遣り
マリア : (引き抜くと共に横薙ぎ! 黒い炎の叩き下ろすハルバードと克ち合う!
マリア(痕) : (鋭い鋼が交差する――力は互角か!
マリア(痕) : (弾かれるように後ろに飛び、着地すると、更にハルバードを振り上げ
マリア : …(ギシギシ、と、)… 貴女は。
マリア : 私ですか?
マリア(痕) : ――徒労だ。
マリア(痕) : (残像を残して接近――そのまま真横にフルスイング!
マリア : ――(ガインッッと刃を合わせ――態と後方に吹き飛びバックジャンプ
マリア(痕) : (吹き飛ばし――深追いはせず、柄をグルリと
マリア(痕) : ああ。そうだ。(カツン、と床を叩き
マリア : (ダンッッと重いブーツで着地し―…体制を立て直しながら黒影を見遣る
マリア(痕) : 我は、私は、我こそは。 真の聖護守万里愛。
マリア : …何を言うかと思えば。
マリア : そんな世迷言を吐く為だけに現れたのですか?(ハルバードを握り直し
マリア(痕) : 然り。冷たき鎧を纏った女<私>よ。 ――否、されど我は■■の代弁者。(ノイズが奔る
マリア : ……
マリア(痕) : (片やの腕を伸ばすと――もう一振りのハルバード。
マリア(痕) : (柄を連結させ、一振りのツインハルバードに。
マリア(痕) : すべては虚無。 すべてが無駄である。(ジャキリ
マリア : …。 (ふぅ、と息を吐き
マリア : まるで私らしからぬ後ろ向きさですね。
マリア(痕) : (突撃してくる――振り上げるは刃!
マリア : ――!(ハルバードを横一文字に、柄を握る片手を広げて
マリア : (そのまま突撃を受ける姿勢―…?
マリア(痕) : (両端の刃が続けざまに飛んでくる回転連斬――!
マリア : ―(ハルバードの柄で一撃目の斬撃を弾くが
マリア : …!(回転と共に二撃目! 片口に重い刃が叩き込まれる――
マリア(痕) : ―――(勢いのままフルスイング――!
マリア : 全く……不便な能力<ちから>です。(斧先が食い込み、全身が微弱に発光
マリア : (フルスイングで抉られながら吹っ飛び―――
マリア : (ダンッと壁に着地! ――と共に、白銀の波動を纏い一気にブースト突進!
マリア : せめて、自傷も含まれれば良いのですが。(斧槍の先を突き出し【痕】に突っ込んでくる!
マリア(痕) : ――、(とんぼ返りで自らの血飛沫を弾く――それほどの豪速飛来――!
マリア(痕) : ――、 ――(それを。
マリア(痕) : ――――!!(”同等の力”でカチ上げる一閃――!!
マリア : ―――!!(凄まじい余波を散らして拮抗――!
マリア(痕) : すべての、行いが……!(半面、全身が微弱に青白く燃えている。
マリア(痕) : 記憶が、想いが 無意味……!!(青い炎は体を食い破るように強くなり、拮抗を圧す…!
マリア : ――、(圧し負ける――!
マリア(痕) : (カチ上げた勢いのまま体を反転――凄まじい脚力でマリアを蹴っ飛ばす…!
マリア : ッ !!(敢えて腹部に蹴りを受け、派手に吹っ飛び、入口側の壁に叩き付けられる
マリア(痕) : ――、(ジャキリ、とハルバードを構え直し、歩を進める
マリア : ――…(ズル、と降りながら)
マリア(痕) : ……この世界は、人理にはあまりに重荷。
マリア : ……火種は何かしらね。(あくまで冷静だ。)私と共通でもしているのかしら。
マリア(痕) : ……この星の旅路に、意味など無かったのだ。(グルリと持ち替え、刺突の構えで
マリア : ……せめて疎通が出来れば、やりがいもあるのですけど。(やれやれ、と言った調子で
マリア(痕) : (豪速刺突!
マリア : っ覇ァ!!(ダンッと一歩前に踏み込み 斧槍一閃と共に放たれる膨大な白銀のオーラ
マリア(痕) : ――!(白銀に弾かれ、今度がこちらの斧槍がカチ上がる…!
マリア : (刺突の範囲は狭い。斧槍の軌道を逸らせれば――!
マリア : …私を傷付けておいて、(更に踏み込み、
マリア : 只で済むとは思わない事ですね!(白銀の波動を放ちながら、下方向からの斧槍ナナメ袈裟斬り上げ
マリア(痕) : ―― !(逆袈裟にたたっ斬られ、吹っ飛び壁に叩きつけられる――!
マリア(痕) : ――戯言、を。(ズル、と落ちるが立ち――
マリア(痕) : (”破けた”黒塗りからは蒼白い炎が漏れているが……マリアと違い、自傷により火力は変化していない様子。
マリア : ……(肩口から血を流しながら「痕」の様子を見る
マリア : …まるで何かを思い出す事象ね。…自らを名乗る何者かが、己の座を奪いに来る。
マリア(痕) : ……(ふ、と嗤った気がして
マリア(痕) : ……”神”無き地で、いつまでその虚飾を続けられる?(ボウッと炎が強くなる
マリア : まぁ。此処がそうだとでも?
マリア(痕) : 然り。(ごうごうと燃える炎の中、刃を構える
マリア : …ならば、その思い違いを正しましょう。(静かに笑み、斧槍を握り直して
マリア(痕) : ――。(お互いの刃が鈍く光り――
マリア(痕) : (何度目かの突撃――! 連斬を浴びせる――!!
マリア : 私の信じるものは――今『ここ』にあります。(刃がしらじらとした白銀を纏い――
マリア : (激突、拮抗――斧槍同士の凄まじいラッシュ!!
マリア(痕) : そう――言い――聞かせて――いるだけだ――ッ!!(鋼と鋼がぶつかり合う!
マリア(痕) : その手で何が!! 何ができる!!(いっそ神々しいまでの白銀と
マリア : ――いいえ、 いいえ!(鋭く、鈍く重い音を立て合いながら
マリア(痕) : 何も出来はしまい! ”信仰”と信じ!! ”強き”と逃げ!!(冥府の権化めいた蒼火は更に勢いを増し
マリア : では、私の繰るこの力は何かしら――。
マリア : 守護<かみ>が与えたもう、この力は。(――彼女の『聖』属性の発動条件は、「守護」が働いている事。
マリア(痕) : っは――嗤わせる――!(一際強い鋼音
マリア : ――よろしいですか。 世界に絶望した、哀れな私<マリア>よ。(それを――盾状に展開した白銀のオーラが受け止める
マリア : 私のやるべき事はまだ終わっていません。 逃げる事も、諦める事も許されません。
マリア(痕) : ――、虚飾だ。――!(ギギギ、と盾に拮抗し
マリア : 必ずや家の最盛を成し遂げなければなりませんし、(ギギギギ、と、
マリア : ――この旅路の果てに、『あの子』を殺さなければなりません。
マリア(痕) : っは――――。 信仰の果てが、これだ……!
マリア(痕) : 殉教という茨を突き進んだ挙げ句、破壊しか出来ぬ――!(やがて、炎に変化が
マリア : 私がお前なら、わかるでしょう。 聖護守万里愛。
マリア : ……妹<メシア>は狂ってしまいました。 家を、私達を、もう信じてはくれなくなった。
マリア : 白薔薇の寄生虫に出し抜かれる事よりも、民の信奉を得られなくなる事よりも。
マリア : あの子の信頼を失った事が、私の何よりもの後悔だと。
マリア(痕) : ――――。 それ、こそが 驕りだ――!!(炎が、弱まっていく
マリア : ――……私が強く在れなかったから。 私を信じていれば大丈夫だと、あの子に思って貰えなくなったから。
マリア : …驕りだとして、それが何だと言うのかしら。(蒼い瞳が静かに睨み
マリア : 私はもう二度と、後悔と言う言葉を使いたくないの。
マリア(痕) : ―――――、(炎が弱まっていく。 彼女の言う通り、火種が。 彼女を燃やしていたモノが、燃え尽きようとしているのか。
マリア : 成すべき事を成し。信じるべきものを信じ。 強く。――何処までも強く。(そんな様子に目を細めて
マリア : …… 残念ね。もう一人の私。(止めを刺す様子も無く
マリア : 私の居場所は、私の物よ。 絶対に譲る訳には行きません。
マリア(痕) : (ガキン、と鈍い鋼の音――
マリア(痕) : (砕けたのは、こちらの刃か――
マリア : …… お前の負けです。
マリア : お前の刃では私を貫けない。
マリア(痕) : ――。(乾いた音を立てて、刃が落ちる
マリア(痕) : (よろめくように、数歩下がる。
マリア : …
マリア : (介錯、とでも言うように斧槍を振り上げ――
マリア : (叩き下ろす
マリア(痕) :
マリア(痕) : (青い炎は掻き消え、黒い輪郭が綻びていく
マリア(痕) : ……………
マリア(痕) : ……握らば落ちる掌だと知っていて、尚、まだ立つ、か―――
マリア : ………
マリア(痕) : ――――されど、この星の征く末が無であることに、違いは、ない(――この言葉だけは、どうしてかマリアのものでは無く聞こえ――
マリア : ――――
マリア(痕) : ―――。 お前のその強さ。 ああ――…… 破壊と、骸だけだと思っていたが――
マリア(痕) : 悪くない、ものだ。 完膚無きまでにという、ものは――
マリア(痕) : ――皮肉だな(綻んでいく影が、偶然嗤っているように見えて
マリア : ………… お褒めに預かり光栄ね。
マリア(痕) : お前<私>に負けたお前<私>だけが、それを識ることが出来るのはな―――
マリア(痕) : ―――――――――
マリア(痕)さんが退室しました
マリア : ……………
【神(ヤナギ)】さんが入室しました
マリア : (……何故だろう。奇妙な既視感を覚えたのは。
【神(ヤナギ)】 : (そして、何事も無かったかのように空間が戻り――
【神(ヤナギ)】 : (マリアの傷跡も無く――
パイソンさんが入室しました
マリア : …… ――
パイソン : ああ、まあ。 だが気をつけるんだぞ。
【神(ヤナギ)】 : (――先ほどのは夢、か?
マリア : …。
マリア : (ひょい、と『ピース』を摘まみ上げて
パイソン : ――って、もう取っちゃったか。(ぁあ、仕方がないな、と
マリア : ええ。特に問題は無さそうね。(パイソンに振り返る
マリア : 心配ならば試しに持ってみますか?(歩み寄りながら
パイソン : いやボクは、 罠でもあるんじゃないかと(そんな彼女に
【神(ヤナギ)】 :
【神(ヤナギ)】 : ―― 【神(ヤナギ)】 を 手に入れた!
【神(ヤナギ)】 : ―――――
【神(ヤナギ)】さんが退室しました
マリア : (テーレッテレー!
パイソン : 心配無用だったみたいで……、。
マリア : ええ。問題ありません。(しらっと
マリア : 他に用はあるかしら。もう少し調査していきますか?
パイソン : ……。(全身メカメカなので表情は伺えないが
パイソン : ……ぁあ、そう、だな……色々調べたい所だけど。
マリア : ならば此方(ピース)はドローンに預かって頂きましょうか。 …
マリア : どうしました。歯切れの悪い。
パイソン : ああ、いや 皆を呼んで、休憩にしよう。 何だか……その……疲れたし?(手振りで説明し
パイソン : おじさん腰を冷やすともうダメでね。(うん、と手をポンと合わせて
マリア : …。 えぇ、それで構いませんよ。(目を閉じ
パイソン : 決まりだ。 じゃあ出るか。
パイソン : 変な話だ、今は日光が恋しいなんてね(言いつつ外へ踵を返して
マリア : (パイソンに続いて歩き出す
パイソン : ――、キャプテン。みんなはそっちに居るか?(歩きつつ通信
パイソン : ああ。 みんなを乗せてくれ。運転…? ぁあいや、渦m……いや。 座標を送って自動運転させる。
パイソン : 温かいミルクティーでも準備しててくれ。尻が冷えた。
パイソン : ああ。よろしく。(――。
マリア : …。(そんな様子を後ろから見つつ
パイソン : 、ではこちらへ。 お出口はこちらでございまぁす(軽口言いつつ先導して暗がりの向こうへ
パイソンさんが退室しました
マリア : やや挙動不審では?(冷静に突っ込みつつ
マリア : (パイソンに続いて出ていく
マリアさんが退室しました
轟天網さんが入室しました
轟天網 : (――『OP
Result!』
轟天網 :
■パイソン
イセキブレイカー :300 op
キヅカイアトモスフィア:300
op
(計) …… 600
op!
■マリア
握らば掌から堕ちる:600 op
Mirage :400
op
(計) …… 1000
op!
轟天網さんが退室しました
最終更新:2020年05月15日 03:23