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貧者の一灯 [マリア 那菜葉]

マリアさんが入室しました
マリア : (SGS―― 7日目夜 Aチーム
マリア : (旅も終わりが見えてきた日和。 明日は遂に目的の中心地に向かう。
マリア : (16のピース全てを揃えた決戦前夜。 近くにキャンプインし早めの休息となった。
マリア : (そんな夜の事―――
マリア : …(ある天幕の前に立ち
マリア : 雨月蘭玉那菜葉。 私です。(入口を軽くノック(布)して
那菜葉さんが入室しました
那菜葉 : ・・・
那菜葉 : ……はい。どうぞ。
マリア : …(天幕を捲り、姿を現すは…
マリア : (昨日流砂に落ち、本日合流したばかりの姿。
那菜葉 : ………。
マリア : こんばんは。入っても構いませんか?
那菜葉 : 万里愛様…。
那菜葉 : もちろん、よろしいですが…。でもどうして…?
マリア : (入口の布を下ろし、中へと)それは勿論…お前の様子が気に掛かったからよ。
那菜葉 : ・・・・・。
那菜葉 : ……。(ベッドに座りながらうなだれて
マリア : 昨日から気になっていました。明らかに普段と違いましたからね。
マリア : ……(項垂れる様子を見て)心当たりがあるようね?
那菜葉 : ・・・・・。
那菜葉 : その、……。
那菜葉 : ……申し訳ありませんでした。
マリア : …?
那菜葉 : …・いえ、私がぼんやりしていたから…万里愛様と十継が余計な手間を……。
那菜葉 : ……。
那菜葉 : (落ち込んでいる原因については、自分からは言い出しにくいようだ。
マリア : …あぁ、そういう事。 気にする事は無くてよ。
マリア : 地下の旅も、実りの無いものではありませんでしたしね。(などと笑って
那菜葉 : ……(きょとんと
マリア : えぇ、そういう事ですから。 お前が私と紫水さんに遠慮する事はありませんよ。何一つね。
那菜葉 : そう、なのですね…。
那菜葉 : それは、よかったです…。
マリア : …。 ええ、ですから、流砂の渓谷の件はそれで良いとしましょう。
マリア : 次はお前の話よ。 …何かあったのでしょう?
那菜葉 : ………
那菜葉 : その、
那菜葉 : お恥ずかしいのですが…。
那菜葉 : (それに言ってしまっていいのでしょうか…。
マリア : … 言い辛い事なのかしら。 私にも…ですか?
マリア : (そう、彼女は自分の、悩みの相談ハードルを低いと思っている…!
那菜葉 : ……いえ、その。
那菜葉 : ゼクシィさんと、渦明さんが…。
マリア : …? (唐突に出てきた名に
那菜葉 : ……手を。
マリア : …彼等がどうしました?お前を徒に傷付ける者達では… 手…?
マリア : 手を。 …(怪訝 色々考えてる風だが 局所的に天然なのか…
那菜葉 : ……その、つながれていたように見えて。
那菜葉 : ……万里愛様。どうか誰にも言わないでくださいね…。(うるうるした目で
マリア : … …… ?(ますます怪訝な顔に
マリア : ……ええ、勿論他言はしません。ですが……
マリア : …ゼクシィまち子と、渦明成清だったのですね?(ふむ、と
那菜葉 : ……ええ。
那菜葉 : (渦明さんに迷惑がかかったら…。どうしよう。
那菜葉 : その…。
那菜葉 : お付き合いされているように見えたのです。私には。
マリア : ……… そうですか。(ふむ、と
マリア : (やや納得していない雰囲気ではある。 まあ、当然の事だ。
マリア : (挙げられた名にあった彼女の「本気」をマリアは知っているから。 …だが、今重要なのはそこではないだろう。
マリア : …それが、お前を消沈させたという事ね。
那菜葉 : ………はい。
マリア : ……懸想していたのかしら?渦明成清に。
那菜葉 : 懸想……
那菜葉 : そ、そうですね……
那菜葉 : 仲よさそうにしている二人をみて初めて気づいたのですが……
那菜葉 : (といいつつ涙がまた出てくる。ハンカチで顔をおおう
那菜葉 : (そう。これは那菜葉にとっての初恋だったのだ。
マリア : ………。 そうでしたか。
マリア : …全く気が付きませんでしたね…。
那菜葉 : 私も、気づいてなかったので…(涙しながら微笑む
那菜葉 : ……なんだか話が合うなって、お互い死力を尽くして戦った後のパーティで
那菜葉 : 思ったんです……。
那菜葉 : 同じチームだし、これから仲良くなっていければなって……
那菜葉 : 思ってたんですけど…。
那菜葉 : (といいつつふたたび涙が出てくる
マリア : …あぁ、何かと…(思い返し、)紫水さんも含めて、4人で過ごす事が多かったですね。
那菜葉 : ………。ええ。
マリア : …そう。 そう、でしたか。(腕組み
那菜葉 : ………、(ぼやーっと腕組む万里愛をみている
那菜葉 : ……私、渦明さんのこと…、好きだったのかな……。
那菜葉 : (ぽつりと
マリア : ……全く。 何かと色恋を斡旋すれば、この様な事態も起こり得るでしょうに…(やれやれと息吐き気味に呟く
マリア : …… それだけ悲しんでいるのですから、そう…なのではないですか?(珍しく曖昧に
那菜葉 : そう、なのですね……。
那菜葉 : 家のみんなや書物の話しかしりませんでしたので…、
那菜葉 : 恋って甘い、素敵なものだと思っていました……。
マリア : 断言はできませんが。…私も恋をした事はありませんからね。
那菜葉 : ……でも、
那菜葉 : こんなに辛いものでもあるのですね…。
那菜葉 : ………。
マリア : ………。
那菜葉 : ……ふふ。
那菜葉 : じゃあ万里愛さまが、恋に破れて泣いていたら、私が話を聞きますね…?(泣きながらにこりと
マリア : まぁ。敗北する気はありませんが?(いきなり強気で
マリア : …でも、そうね。(ふふ、と
那菜葉 : ………。
那菜葉 : なんだか少し気が楽になりました。
マリア : もし私が、消沈するような時が来れば。 …その時はお前に頼らせてもらうわ。
那菜葉 : ……はい、もちろん。喜んで。(泣き笑顔で
那菜葉 : でも、
那菜葉 : (もっと好きになってしまう前でよかった……。
那菜葉 : きっちりと切り替えて、お二人のこと、応援しようと思います。
マリア : ………。
那菜葉 : ……しばらくは複雑に思っていそうですが…、
那菜葉 : こういうのなんと言うのでしょう。
マリア : 何と…?
那菜葉 : ………。
那菜葉 : とにかく。クルーズもまだ続きますので…
那菜葉 : ゼクシィさんとも仲良くしたいですし…
マリア : … そうね。 私も、適切な助言はできませんが…
マリア : 旅を振り返ったお前が、
マリア : 「何だ。改めて見たら大した男でもなかったわ」
マリア : と思えるくらいになる事を願っていますよ。友人としてはね。
那菜葉 : ………。
那菜葉 : あはは、
那菜葉 : それは、面白い…な…。
那菜葉 : ……この旅が終わるときには、
那菜葉 : きっとそう思ってやりますね?
マリア : えぇ。失恋するにしてもそのくらいの意気でなくてはね?(…無茶振りだ!
那菜葉 : ふふ。そうですね。
マリア : お前の沈んだ顔は、あまり見たくありませんからね。 えぇ、昔からそうよ。
那菜葉 : ……
那菜葉 : あ、そうだ。
那菜葉 : せっかくなので、一緒にお茶でも飲みませんか?
マリア : えぇ、勿論、喜んで。
マリア : …たまには私が淹れましょうか?
那菜葉 : はい。お願いします。
マリア : この間、頑城顎から変わったミルクティーを頂いたの。見様見真似で再現してみましょう。(ふふ、と笑んで
那菜葉 : 今日は、失恋記念ティーパーティ…、ですかね?
那菜葉 : 変わったミルクティー…
マリア : えぇ、スパイスが効いていました。こういう時こそ激しく行かなくてはね。(などと宣い
マリア : では、ティーセットを借りるわね? あとは鍋と… 一度備蓄テントに行った方が良さそうね(などと思案し
マリア : (そうして―― 決戦を控えた夜に。淑女達のお茶会が始まった。
マリアさんが退室しました
那菜葉さんが退室しました

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ログ 2020Q2
最終更新:2020年06月28日 02:49