テラさんが入室しました
テラ : (――その翌日のことである。
テラ : ――ビリーさん!!(勢いよく扉が開いたかと思えば
テラ : ……!(店員に詰め寄り何やら喧騒めいた会話。
テラ : ―――、――――、
テラ : ――…… そう、ですか……入院……
テラ : 無事は……無事なんですね…?(ひとまずホッとして
テラ : 病院の場所は……はい……はい。
テラ : ――、ぇっ 未年さん、も――?
テラ : (そちらは初耳だったのか、驚きと動揺を隠せない様子
テラ : ……そんな……未年さんまで……
テラ : ……ッ、、、
闘騎士フォーデンさんが入室しました
闘騎士フォーデン : (2mに僅かに満たない、スマートめの体躯。黒銀の鎧が、広場より喫茶に歩いてくる
闘騎士フォーデン : 『──黒騎士カリーナは、いないか』(合成音めいて響く
テラ : ――、(声に振り向き――外に――鎧?
テラ : (ギイ、と喫茶の扉が開いて青年が出てくる
テラ : あんたは…… 黒騎士とやってた――― ”フォーデン”……!?
闘騎士フォーデン : 『白騎士の少年か』(僅かに兜が上がり、テラを見たように見える
テラ : 、そうだけど……黒騎士を探してるのか…?
闘騎士フォーデン : 『ああ。“楽しんでいない”ように見えるからな。私はお節介なんだ』(おどけてみえるが威圧感しかない
テラ : 楽しんでいない……?
テラ : ……、確かに。 何か、今まで聞いた話とちょっと違うな……いきなり爆破したとか何とかって…
闘騎士フォーデン : 『まるで獣だった。私と対峙した時の黒騎士は、粗削りながら矜持があった』
闘騎士フォーデン : 『それが、アレには無い。故に、少し楽しませてやろうと思っている』
テラ : ……(少し考える顔
テラ : ちょっと待って(言って、店内に行くと…すぐ戻ってくる
テラ : (手にはPAD) ……アンタはもう見たのか?
テラ : 爆発するまでだから数分だけらしいけど… 映像記録が残ってるって。
闘騎士フォーデン : 『ああ。別に喫茶にいなくても映像は取り寄せられる』
テラ : (そうだったんだ……というか…)……器用なんだな……?
闘騎士フォーデン : 『ちょっとした戦闘者特典だ』(腕を振り
闘騎士フォーデン : 『なんだ、君は鎧を24時間着こむタイプか?』
テラ : 今着てないだろ。悪かったよ嫌味で(じと目で
テラ : ついでに動画確認させてよ。俺まだ見てないんだし……(言いつつ記録映像を再生して
テラ : ……――(そうして僅か数分の動画がすぐに終わって
テラ : ………。(ギリ、と下唇噛んで
闘騎士フォーデン : 『それで、感想は?』
テラ : 、……酷いな……殆ど無抵抗の相手に……
闘騎士フォーデン : 『襲撃者にもいくつかある。己の実力を、試合で測るのに満足できなかったタイプ』
闘騎士フォーデン : 『なんらかのデータの収集か、特定のターゲットを依頼として受けた職業的襲撃タイプ』
闘騎士フォーデン : 『(淡々とした合成音が響く)そしてとにかく殺せればいい、というタイプ』
テラ : ……だからって……こんなの……
闘騎士フォーデン : 『こいつは、歪だが2番目に見える。未年へは“ついで”だろう』
テラ : 普通のやり方じゃないですよ……ッ…(怒りと悔しさを綯い交ぜにして
闘騎士フォーデン : 『それが襲撃者だ。理不尽なものだよ、あいつらは』
テラ : …、そ、それでも。 こいつは……会ったことはないですけど……
闘騎士フォーデン : 『そして同時に、喫茶に来るなら覚悟すべき事項だ、少年』
テラ : ――……、、、。
テラ : わかって、います。 わかっている、つもりです……
テラ : けど……こんなのは……あんまりですよ……(胸元の布生地を握り締めて
闘騎士フォーデン : 『優しいな、君は』
テラ : 、こんなの、普通は誰だってそう思います……(うつむき加減で
闘騎士フォーデン : 『ではその怒りを試合にぶつけてもらおう。今日ではないが』
闘騎士フォーデン : 『次会う時には…白騎士グランシス。勝負といこうか』
闘騎士フォーデン : 『無論、今日今すぐでも構わないが、行くべき場所があるのだろう』
テラ : ……、(頷いて
テラ : ……すいません、ちょっと俺、行ってきます。(簡単に身支度整えて
闘騎士フォーデン : 『(不動で見送る)』
テラ : あの黒騎士…… 何だろな……何か気になるな……違和感というか……
テラ : ……、今はそれよりも、だ(雑念振り払って
テラ : (フォーデンに頭を下げ、踵を返すと広場の方を駆けていく
テラさんが退室しました
闘騎士フォーデン : 『…さて…』
闘騎士フォーデン : (重い音を立て踵を返すと、消える
闘騎士フォーデンさんが退室しました
最終更新:2020年07月06日 15:17