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旅は終わり、旅は続く [ラフト クチナシ]

ラフトさんが入室しました
クチナシさんが入室しました
覇海進轟天号さんが入室しました
覇海進轟天号 : (―――サンガル地方。 都市サンガル最寄りの川港。
覇海進轟天号 : (渇いた土地に不釣り合いなほど豪華なクルーズ客船が、港を離れ漕ぎ出していく――…海に向かって。
覇海進轟天号 : (砂漠での過酷な旅を――そして、非常に大きな戦いを越えた船員達は、次の目的地へと向かうのだ。
覇海進轟天号 : (そうして―― 段々と姿が遠ざかっていく……
覇海進轟天号さんが退室しました
クチナシ : …(サンガル港にて。
ラフト : 行ってしまったね。
ラフト : 思い返せば、あっというまだったかな?
クチナシ : えぇ…。 (小さくなっていくクルーズ船を見送る
クチナシ : ものすごく濃密だったような、あっという間だったような… 不思議な感じです。
ラフト : うん、そうだね。まさか世界の危機に加担することになるとは思っていなかったよ……。
ラフト : (クルーズの助っ人として参加していた他の面々も思い思いに去っていく。
クチナシ : ……本当に。(ふぅ、と息吐いて)あんな大変な事になるなんて…
クチナシ : …うん。 でも、最終的にはなんとかなって良かったです。
ラフト : そうだね。しかし僕たちもよくもいろいろと巻き込まれるもんだね。
ラフト : 小説のネタにはまだまだことかきそうにないね。
ラフト : ……まあ、僕が書くわけでもないんだけどさ。
クチナシ : ……えぇ。ラフトさんはキアシスでも大変な目に遭ってましたし… …(苦笑して、続く言葉に沈黙
ラフト : ……。(あ、しまったという表情。
クチナシ : …あ、あの。 この前は… あれもう何日も前みたいですね… この前は、
クチナシ : 残念に思う、とは言いましたけど……
ラフト : ……ああ。
ラフト : あれは、5日前だったかな。たしかに随分前な気がするね。
クチナシ : …はい。 やっぱりどんな形でも、ラフトさんの旅の事を知れた方が嬉しいと、わたしは思ってますから…
クチナシ : その、、あの時はわたしが余計な事を言ったかもしれないですけど、…あんまり気にしないでくださいね?(困ったように笑って
ラフト : はは。気にはするけど、だいじょうぶだよ。うん。
ラフト : それじゃあ帰ろうか。クチナシさんはどこに住んでいるんだっけ。
クチナシ : …はい。 あ、わたしは一度サンガル都市の方に戻るつもりです。
クチナシ : 調査チームへの報告や、書きたい書類、整理したい採集物…
クチナシ : 旅の終わりにはやりたい事が山ほどありますからね。(ふふ、と
クチナシ : 故郷は…あるにはありますけど、今はほとんど旅暮らしのような感じで。 ラフトさんは何処に帰られるんですか?
ラフト : 天性の研究者というやつなのかな。すごいね。
ラフト : ボクは一度グランシスに向かおうかな。
ラフト : 今後のことをいろいろとライターの彼女と相談したいしね。
クチナシ : ぁぁ、なるほど。 なかなか長旅になりますね。(微笑んで
ラフト : そうだね。まあお互い旅暮らしということなのかな。
クチナシ : そうですね。 ……
クチナシ : …(妙に言葉少なになり
ラフト : じゃあボクはここで船を待つから、ここでお別れかな?
ラフト : ………
ラフト : (言葉少なくなったクチナシにつられて言葉少なくなる。
クチナシ : ……… ぁ、あの……
ラフト : ……………。あ……、うん……。
ラフト : なんだろう……?
クチナシ : 5日前の、事ですけど……(そう、あれから何やかんやとトラブル続きで――…
ラフト : …………。
ラフト : …………、あ。うん。
クチナシ : (ヒメさんやメノウさんに妙に囃し立てられて、妙に意識してしまって言い出しづらく――…
クチナシ : (そうこうしてるうちにメノウさんがワープしたりファラオになったりして――…
クチナシ : (…… ううん。…ううん、そうじゃないの。
ラフト : (そのままその話はなかったことにして帰ろうとしていたので意表をつかれている。
クチナシ : (――…最終日まで来て、こんな別れの直前まで言い出せないのは、わたしの問題。
クチナシ : ……… 、
クチナシ : ま、 また………… 会えます、か?(おずおずとラフトを見上げて
ラフト : ………………、
ラフト : (予想外の反応に一瞬動きが停止する。
ラフト : あ、当たり前じゃないか。
ラフト : ……いつだって一番に会いにくるよ。
ラフト : …………。
ラフト : ………。(しまったな。うっかり言いすぎてしまった……。
クチナシ : ……、 ……!(びくっと赤面して
クチナシ : ………ぅ、(両手で頬と口元を隠して)
クチナシ : は、、 はい………
ラフト : ……。
クチナシ : ………嬉しいです。 …とても……(顔隠したまんま
ラフト : ……、(……うん。いったんおちつこう。
ラフト : ……じゃ、じゃあこれがボクの連絡先だから…。(と言って連絡先が書かれたカードを渡す。
ラフト : ボクも旅暮らしだし、場所はどこでもいいから。
クチナシ : 、は(は、と我に返って
ラフト : よくわからない遺跡とかでもいいよ?
クチナシ : 、、はい。 ありがとうございます…(カードを受け取り
ラフト : というわけで、また会おうか。
ラフト : (赤面しているのを隠すように冷静ぶって話す。
ラフト : ………。(今のは少しちゃらかったか…?
クチナシ : …は、はい。 じゃあ、こちらから連絡しますね?(もう全然余裕が無いが、ちら、と窺うようにラフトを見上げて
ラフト : (うーん、ごにょごにょごにょ、と心の中でいろいろ考えてる。
ラフト : は。(我に帰って
ラフト : うん、ぜひ。待ってるね。
クチナシ : …わたしも、何処だって大丈夫です。 …険しい環境にも自信がありますし。。(冗談めかしてみるが表情はまるで落ち着かず
クチナシ : …また、会いましょう。 また会って、その時は、
クチナシ : また新しいお話を聞かせて欲しいです。 …ラフトさんの言葉で。
ラフト : ……!
ラフト : (笑顔になって。
ラフト : ……うん。そうだね。その時のために準備しておくよ。
ラフト : …じゃ、じゃあそろそろ船の時間だから。
クチナシ : ……えぇ。 よろしく、お願いします。(ぺこ、と会釈気味に
クチナシ : … あぁ、 そうですね。定期便の…
ラフト : えっと…、(定期便までは本当はもう少し時間がある。だが、ラフトはテンパっていた。
クチナシ : ……(ぐっと抑え込むように黙って
ラフト : ……そうだね、シドリー行きの…。
クチナシ : …… 、 …船に乗られるまで、見送っても…
クチナシ : ……良いでしょうか、、 ぃぇ、ご迷惑でしたら全然…!(自分で言ってテンパって
ラフト : あ、ああ。もちろん。
ラフト : も、もちろん全然迷惑じゃないさ!
クチナシ : そ、それなら良かったです…!
ラフト : …………。
ラフト : ……(うん。何を言っていいか全然思いうかばないね。
ラフト : (こういうのだけは得意だったはずなんだけどなぁ…。
クチナシ : ………(こちらはこちらでうまく言葉が出て来ず
クチナシ : 、、、、(せっかく繋いだ時間なのに、まともに何も話せないまま……
ラフト : ………(ここは何を言えばいいんだろうとずっと考えたまま…
クチナシ : (やがて船の時間が訪れた――……
ラフト : ……。あれ。もうこんな時間だ。
クチナシ : ……… そ、そうですね………
ラフト : …………。(ずっと考えていたけど。
クチナシ : (出航待ちの定期船が既に川面でゆらゆらしている……
ラフト : (ここでボクが「好きだ」とか言うと、どうなるんだろう。
ラフト : ……(しかしクチナシの顔を見ていると言葉がうまくでてこなくなるラフトだった。
クチナシ : ………、、 そ、そろそろ船に乗らないと…ですね?
ラフト : ……うん…、じゃあ待たね…。(のろのろと
ラフト : (船の方向へ向かっていく
クチナシ : ………、、、(そんな背を見送り……
ラフト : …………。(あーーーーーーーー。
ラフト : (……知ってたけど、勇気のない男だよ…、ボクは。
ラフト : (という感じに船に乗り込み、デッキからクチナシに手を振る。
クチナシ : ……、(波止場からラフトを見上げるクチナシの姿
クチナシ : ……… 、 …… 
クチナシ : ま、
クチナシ : また!  連絡、しますから……!(彼女なりに必死で声を張って、デッキのラフトに呼びかける
ラフト : またね!待ってるから!(笑顔で手を振りながら、めずらしく大きな声を張って
ラフト : (……そして船はシドリー方向へと出航していく。
クチナシ : …!(手を振り、出航していく船を見送る――……
ラフト : …………。(手を振るラフト。そのまま船は見えなくなっていく。
ラフト : ———しばらく後———
クチナシさんが退室しました
ラフト : (ぽわわーんっと景色を眺めている。
ラフト : ……うーん。これはまいったね。
ラフト : (そのままぼーっとしていたらシドリーを通り過ぎ、
ラフト : (よくわからない港で降ろされることになった。
ラフト : ココドバイ……って、どこだここ。
ラフトさんが退室しました
クチナシさんが入室しました
クチナシ : (一方サンガル。こちらはこちらで………
クチナシ : (……あぁ、 もうちょっと何かあったんじゃないかしら……とはいえ何を言ったら……
クチナシ : ………
クチナシ : ……あら? 今打ってるこの書類はどの? …採集物?ルート図解…あれ?
クチナシ : ………あぁ、もう……! (頭抱える
クチナシさんが退室しました
最終更新:2020年08月18日 10:01