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キットルブレンド [マックス テラ]

マックスさんが入室しました
マックス : (おファンシー喫茶に似合わない鋲打皮ジャンの男が、カウンター席でグラスを傾ける
マックス : (夕方を過ぎ、陽が落ちるのも早くなってきた。あたりは既に暗い。
テラさんが入室しました
テラ : (カラン、と入ってきては)――マックスさん。
マックス : Yoォ、テラ…(ぐいっとウィスキーを飲み
テラ : もう一杯やってるんですか(言いつつ隣りに座って
マックス : そういうお前は飲めんのか?(ゴトっとグラス置く
テラ : 、無理ですってば(はは、と笑って返しつつ炭酸ジュース頼んで
マックス : ──それで、どうだ。強くなれたのか。
テラ : ――……(揺れるウイスキーの水面を見やる。
テラ : (あれから、幾度と戦った――
テラ : ……ええ。
テラ : ――でも。(フラッシュバックするのはかの光景
テラ : 言い切るには、まだまだ。です。
マックス : まだまだ、ね。…どこまで行けば、お前は満足する。
テラ : ……。 少なくとも。
テラ : 街一つ、守り切るぐらいは。 俺が手にしたい力は、そういったものです。
マックス : そうかYo…
マックス : 新時代の戦闘スタイル第一歩。燻ぶっていた各地の“鎧”は一斉に集まった。
マックス : お前は十分にキッカケになった。視聴率も上々、エキシビジョンに向けての準備もできている。
マックス : だがお前はもう主役じゃねぇ。
テラ : ……、 ここから先は?
マックス : 挑戦者(チャレンジャー)だ。
マックス : 真に主役に舞い戻るためには、同じ挑戦者たちを薙ぎ倒すぐらいしてもらわねぇと困る
テラ : ――、(目を見開くが、すぐに強い目線に戻って
マックス : 街1つ守り切れる脇役なんていねぇだろ?
テラ : (主役や、英雄だとか――)名を馳せたいわけでも、肩書に思い入れもないですけど――
テラ : でも。 ええ、臨む所です。(強く頷いて
テラ : いつだって俺は挑戦だと思ってます。これまでも、これからも。
マックス : いいのか?俺の前で色々言っちまって
テラ : それに、俺だけじゃないです。
マックス : どれに“GEASS”がかかってるかわかったもんじゃないぜ?
テラ : 皆、想い想いで挑戦者に――――、
テラ : ……。(言葉を区切って、頷く。
マックス : ま、ここまで能力は使ってないがな(当然だとでも言うように
テラ : わかってます。 ……マックスさんそんな人じゃないですし。
テラ : でも、二言は無いです。 言うでしょ、ほら 一度はいた言葉は~、って。
マックス : (そんな人じゃない、に僅かに目を細め)そうか。
マックス : 二言を許さないのは俺の特許だ。…そうだなぁテラYo
マックス : (立ち上がり、扉へ向かって)ここからの話、『他言無用』にできるか?
テラ : ……、俺も聞きたいことあったんですけど……。(カウンターに肘をかけて目線で追い
テラ : 何、です?
マックス : 先にお前の話を聞こう。それから俺の内緒話だ。
テラ : ……。年寄優先。 それに、ちょっと落差があると思うから……(微妙に言いづらそうな表情
マックス : 童貞クンが気を使うんじゃねぇYo。先に言いな。
テラ : ……………。
テラ : ……『他言無用』、いいですね?
マックス : “お互い”にならな。良いなら話せ。
テラ : (カウンターに両肘を起き、口元に手をやって神妙な表情で
テラ : ……………
テラ : て……
マックス : 
テラ : 天都スカイロードで、オススメのスポットを教えてほしい……ください………。
テラ : (重々しげ……重々しげだ……!
マックス : … (GEASS 発動なるも
マックス : … わかった、他言無用にしといてやる。
マックス : オススメは天空ホテルだ。カップルが利用する。つまりわかるな?遠慮は要らない。
テラ : 直球!!(顔覆う
テラ : ま、待ってください! 貴方昔に街特集番組のディレクターもしてたんでしょ!?
テラ : 見ましたよ雑誌で!?
マックス : よく知っているな。俺はそういう仕事もしている。
テラ : もう少しこう、いい感じのジャブというか……こう……!
テラ : というかカップ―――……まだ、、、
マックス : テラ…色ボケしてるお前に言うのもなんだが
テラ : そういう……感じじゃなく………いや……俺も まだ、そういう……
マックス : オススメのスポット教えてとか、デートだろう。
マックス : まさか野郎とスカイロードを見て回る気じゃねぇよな…
テラ : 違いますよ!(ウワーッと
マックス : じゃぁ女とじゃねぇか。鎧婚か。新しいな。
テラ : ただこう……楽しんでもらえたら……って
テラ : 変な造語はやめてください…!
マックス : わざわざスカイロードまで行ってデートなんざ本気の奴しかいねぇYo
テラ : …………!(下唇噛んで
テラ : ……相手、地元なんですよ。(ボソリ、と
テラ : 調べてるんですけど、、有名所って既に行き慣れてるかなって……
マックス : 相手は鎧騎士なのか?
テラ : …………。ミソラさんですよ。 三昊晴。(観念したジト目
マックス : 自分からゲロりやがった。ちょろいな?
マックス : お似合いだがああいう薄い女が好みか…
テラ : 他言無用だからです!(もー!とプンスカ
テラ : そ、そういう……わk………(フェードアウト
テラ : ……今回は息抜き、って話ですから(片手は顔を覆って表情隠して
マックス : なんでそこでわざわざスカイロード選んで悩んでるんだお前は
テラ : ……流れもあって……。。。
マックス : 下にキアシスなり、このあたりにスクエアなり何でもあるだろうに…
テラ : ぅ、……(ぐうの音も出ない
マックス : …やれやれ、俺の方の“他言無用”は話せそうにねぇな
テラ : 花、好きだって言ってたから――……、 マックスさん?
マックス : 花か。芸術街にでも行ったらどうだ?
マックス : 現地民でもあそこは普通は近づかねぇYo…
テラ : ……その辺り、ですかね。 で。それで、なんですけど(マックスの袖掴んで
テラ : 俺は話したんだから、話してくださいよ。 そういう”契約”でしょう?
マックス : 内緒話、ね。そうだな… エキシビジョンマッチ後も1つ、隠しイベントをやるつもりだ
テラ : 隠し……?
テラ : サプライズ、って事ですか。(番組的な想像をして
マックス : これが“内緒話”だ(契約には反していない、秘密事項
テラ : …………。本当は違う事喋ろうとしてたって、サングラスに浮かんでますけど。
マックス : エキシビジョンマッチはタイマン、三つ巴、乱戦…乱戦といっても生き残り2名が勝者になる。
マックス : そいつら4人集めて楽しいことをやるつもりだ。
テラ : ……(ズルいな、と目線やりつつ
テラ : ……楽しいこと、ですか。
マックス : ま、参加自由だがなぁ…
テラ : ……
マックス : このエキシビジョンで、街騎士騒ぎも一区切りつくだろう。
マックス : そのあとお前がどう身を振るのか、楽しみだぜぇ…
テラ : 、それはマックスさんだって一緒でしょう(むむ、と
マックス : 俺は放送局だから新しいネタを探すだけだ。
マックス : そう、新しい物語詩(ネタ)をな(恰好つけてるがいまいち
テラ : それをどう盛り上げていくか、って話。
テラ : 俺も楽しみですよ、マックスさん。
マックス : そうかYo…
マックス : ──俺は帰るぜ。くれぐれも隠しイベントについては他言無用でな。
テラ : (頷く
マックス : まあ話そうとしても死ぬほど痛いだけだがな!
テラ : 、肝に免じておきます(到底、喋る気も無いのだが。妙な所で男気とかを意識しているようで
マックス : じゃぁな。次に会う時は敵かもYo…
マックス : (形式めいた捨て台詞
テラ : …………(会釈して見送る
マックス : (夜闇に去っていく 途中で車の音 迎えだろう ただ中央広場に、静寂が戻る
マックスさんが退室しました
テラ : ――…………
テラ : 他言無用、か――(天井を仰ぐ
テラ : 次会うときは、とか。そんなベタな……でも……
テラ : (視線を戻して
テラ : だからこそ、全力で向かわないとな……。
テラ : (一大イベント前に天都。浮かれているのだと思われそうだ。
テラ : (実際浮かれているのかも知れない。けど、それでも。
テラ : 俺にとっては、大事なことだ……。
テラ : (そして、大事なことは、もう一つ。
テラ : …………レザンさん……
テラ : (沁み入る喫茶の夜に、ぼやきが掻き消えていく
テラさんが退室しました
最終更新:2020年09月12日 01:58