アットウィキロゴ

徒なる影 [紫水 那菜葉 マリア ルスト 紅玉]

那菜葉さんが入室しました
紫水さんが入室しました
マリアさんが入室しました
那菜葉 : ……。(めずらしく万里愛をきっと睨む。
那菜葉 : どうして、私にも声をかけてくださらないのですか?
那菜葉 : あなたをここで見捨てては、私のこの旅は終わりませんから。
那菜葉 : ……ついていきます。(めずらしく気迫のこもった声で
マリア : ―――― (目を丸くして
紫水 : __しかし、那菜葉様…。
那菜葉 : なんですか、十継。私が来ると足手まといといいたいのですか?(にっこり微笑むが、怒りが隠しきれていない笑み。
マリア : ……雨月藍玉那菜葉。 何処から聞いていたかわかりませんが。
マリア : 命の保証はできないのよ。 この私ですら、です。
那菜葉 : 万里愛様。
那菜葉 : 私たちは友達ですよね?(にこりと
マリア : ええ、そうよ。 だからこそ身を案じています。
那菜葉 : ……こちらも同じです。
那菜葉 : 私、このまま万里愛様を放って、ラプレーンに帰って
那菜葉 : もしもあなたに何かがあれば一生後悔すると思うんです。
那菜葉 : ……いいえ、現にしています。お兄様も、お父様も、お母様もいなくなって…、
那菜葉 : あんな思いをするのはもう二度と……嫌なんです……。
マリア : ………。 それでも、お前には待つ人がいる筈よ。何もかも失えど、なお。
那菜葉 : どうしてもダメというなら…勝手についていきます…。(ぐっと拳を握る
マリア : ……お前は『四帝』雨月藍玉家の当主なのですから。(珍しく、複雑そうな表情をして
那菜葉 : ……そちらの方が、きっと危険ですよ?(にこりと
マリア : …………。(片手で顔を覆って
マリア : ……これから、私は、
マリア : 実の妹を殺しに行きます。
紫水 : ………。
マリア : かつてお前の体験した…家族同士の争いを、自ら引き起こしに行くのよ。
那菜葉 : ・・・・・・・・・
マリア : ……私はお前を、そんな場に居合わせさせたくはないわ。
那菜葉 : (その瞬間、那菜葉の脳裏に過ぎるものは降りしきる雨の中で父を刺しながら、爆笑する兄の姿だったが…
那菜葉 : …いえ、ついていかせてください。
那菜葉 : だって……、今の万里愛様は…、私の兄の姿と全然違いますもの…。ふふ。(こわばった表情で
那菜葉 : あの時の兄の姿と…。
マリア : …………。
那菜葉 : きっと……、万里愛様には訳があるのだと思います。だって、
那菜葉 : 私たちの仲じゃないですか。そのくらいわかりますよ。
マリア : ……………(彼女は、虚勢を張っている。そのくらい判るし、それを突き付ける事も出来る。
マリア : (だが、そうまでして彼女は、危険な旅路に付いて来ようとしている。…外ならぬ、自分の為にだ。
マリア : …………(ふぅ、と息を吐いて
マリア : ……私はこの旅路で、甘くなったのかもしれません。
マリア : ……そして、お前は逆に、強くなりました。
マリア : それを認めましょう。 ……そこまで仰るのなら、好きになさい。雨月藍玉那菜葉。
マリア : 但し。必ず生きて帰る事よ。
那菜葉 : ……はい。ありがとうございます…、万里愛様。(胸に手を当てて
那菜葉 : もちろんです!(今度は本当の笑顔で
那菜葉 : 十継も、最後までよろしくね。最後に私を見捨てて万里愛様についていこうなんて…。ふふ。
マリア : …。(紫水をちら、と見て
紫水 : ・・・・・・・・。(沈黙しているがあからさまに動揺が伝わってくる。
那菜葉 : (ところで、紫水は万里愛様のこと、好きだったんですね?(万里愛に聞こえないように耳元で紫水につぶやく
紫水 : ………何のオタワムレヲ。
マリア : …?(腕組んで真顔で
那菜葉 : いいえ。なんでもありません。
マリア : まぁ、今度はそちらが内緒事ですか。 構いませんが ―――
マリア : ―――(空気が急に張りつめて) 誰かしら。
那菜葉 : 
マリア : (那菜葉を呼んだ時とは明らかに異なる、警戒を孕んだ、硬質で冷ややかな声が響く
紫水 : ………。(刀を構える
轟天号さんが入室しました
轟天号 : 「おおっと。気付かれてしまったか?」(後方――船側から、わざとらしく芝居がかった声がする。
轟天号 : (三人のよく知る―――女性の声だ。
マリア : やはり、お前ですか。(後方――上階デッキを見上げる
マリア : お前、この船旅の間、ずっと私を張っていたものね。
那菜葉 : ………えっ、
轟天号 : (デッキの手すりに座り、舳先の3人を見下ろす人影。その姿は、やはり3人のよく知る―――
轟天号さんが退室しました
ルストさんが入室しました
ルスト : ぃょ、っと。(ひょいっと身軽に着地し
那菜葉 : ルストさん…?
ルスト : やあやあお三方。 「話は聞かせてもらった」よ?(いつも通りの掴めない笑みを浮かべる、覇海進轟天号万能雑用係
紫水 : ………。(刀は納めるが警戒はといていない。
マリア : そう。それで?白薔薇の手の者。 私達の前にのうのうと姿を現した理由は何かしら。
ルスト : あっはっは! だよねぇ、そう思って当然だ。我々も同じ理由で、長い事疑惑を拭えなかったんだから。
ルスト : だけども。ようやく判ったって事さ。
ルスト : 聖護守万里愛嬢。 貴女が我々の敵ではなく、我々の敵の敵である、という事がね。
マリア : …………。
那菜葉 : 敵の、敵……。
ルスト : そう。 ようするに、標的<ターゲット>を同じくする者。
ルスト : 私達も聖護守芽思愛の敵、という事だよ。
マリア : ……
ルスト : うーん。何やら要領を得ないカオをしてるね?(いつもの感じで那菜葉、紫水、と見て
紫水 : フム。
紫水 : 不穏也…
紫水 : ……とでもいえばいいでしょうか。
ルスト : あっはっは!正体を明かすサブキャラらしく、身の上話でもするべきかな?
那菜葉 : えっと……ルストさんと芽思愛様の関係性が全然わからないので……
那菜葉 : そうしてもらえると助かります…。
ルスト : 恐らくそちらのマリア様には不都合な話も混ざるけれども、まあ、致し方無いだろう。(大凡見当は付いてるだろ、とマリアを見遣って
那菜葉 : でも…、味方なんですよね?
那菜葉 : ……(万里愛をそれとなく見る
マリア : ……。(しらっとした、表情の無い顔でルストを見ている
ルスト : あぁ、それは間違い無いとも(那菜葉に
那菜葉 : (じゃあ……クルーズのメンバーで争わなくてもいいんですね…。よかった…。
ルスト : さて、まあ、そうだね。 いきなり行こう。
ルスト : 皆、世界から■■■■が消えた事は知ってるよね?(途中、ノイズが掛かったように認識しづらくなる、その単語
紫水 : …………。
紫水 : (知らなかったが内緒にしている。
ルスト : その経緯は、キアシスで起こったとある事件に集約される。 ヴァール・ハイトなる襲撃者が世界中の■■■■を奪い集め、それが消去された事による変革だ。
那菜葉 : ■■■■…、なぜかはわからないけれども性質が変化したとか…、
那菜葉 : ヴァール・ハイト…。
ルスト : まあ、でも。 厳密にはその「蒐集」を行ったのは彼じゃない。彼だけじゃない、というのが正しいかな?
ルスト : 彼に協力する者が居たんだよ。 何よりも■■■■を憎み、誰よりも■■■■に焦がれた、狂った女。
ルスト : 単純な蒐集じゃ無かった。明確な怨嗟と、殺意による行いだった。 彼女は■■■■の所有者を根こそぎ探し出し、殺し回った。
ルスト : それが聖護守芽思愛だよ。
マリア : …………そう。 ならばお前は、
マリア : 彼女に人生を狂わされた、■■■■の元所有者、と言った所かしら。
ルスト : たまたまメンテ中でさ?(肩竦めて
紫水 : フム。話が見えてきました。
ルスト : 世間的には全て「ヴァール・ハイト」による悪行だとされているが、真実はそうではない。
ルスト : そう断言できるのは、私がコトの当事者で、襲撃者の顔を覚えてるから…ってとこだね。
ルスト : ま。 聖護守家としては隠蔽しておきたい真実だっただろうけどね?
那菜葉 : …………。
マリア : ………
那菜葉 : (芽思愛様が…。しっかりとお話したことはありませんでしたが…、四貴族の遊戯会でお会いしたときは、ただただ可愛らしい方でしたのに…。
那菜葉 : …………。
マリア : そうね。 それは真実です。(嘆息気味に
マリア : 幾ら忌むべき■■■■の担い手だからと言って、無闇な殺生は許される事ではありません。
マリア : 愚妹<かのじょ>は狂いました。間違っています。 もはや捨て置けない。正さなければなりません。
那菜葉 : ……。
那菜葉 : 芽思愛様も…、お壊れになってしまわれたのですね…。(何かと重ねながら。
マリア : …えぇ、ですから。 お前の恨み言を聞くのは、全てが終わってからにして頂けるかしら。
ルスト : うん。 まあそもそも。
ルスト : 復讐をしたい訳じゃないんだよ。 誰かを殺すようなモノを使ってれば殺される事もあるさ。
ルスト : メシア様の所行を世に知らしめようとも。少なくとも私は思っちゃいない。
ルスト : ただ、本当に何が起こったのかは、きちんと知っておきたくてね。
ルスト : その為にこーやって、半年以上も船旅なんかしちゃってた訳さ!(あっはっは、と
マリア : 「八色」に連なる貴族の系譜が、万能雑用係などとはきな臭いにも程がありました。 良く素の身分で潜入できたものですね。
紫水 : フム。事情はどうあれ。
紫水 : ルスト様が味方になってくれるならば、大変心強いのではないでしょうか。
紫水 : 敵の敵は、味方という訳です。
マリア : ………。(やや複雑そうな真顔だが
紫水 : ……ム。(複雑そうな万里愛の顔をじっと見ている…。
マリア : …いいえ。 確かに、お前の言う通りです。(小さく首を振って
ルスト : ……そもそもさ。少し現実的な話をしたいんだけども。
マリア : 何かしら。(じ
ルスト : ルプの都に行くんだよね?もしかしたら決戦の舞台になると。
マリア : 惜しげもなく盗聴を披露しますね。
ルスト : ……この計画、レニェに話さないの拙くない?
マリア : …………
マリア : (――――次回!
マリア : (――――「王女様に相談だ!」
マリアさんが退室しました
ルストさんが退室しました
那菜葉さんが退室しました
紫水さんが退室しました

 

???さんが入室しました
??? : (嵐の中を行く…轟天号…
??? : (……ではなく、轟天号と同一座標を走るボロボロの幽霊船が一隻。
??? : (パラレルヴァースの轟天号。その船の中に観測者が一人。
??? : (基本世界を見る。
???さんが退室しました
紅玉さんが入室しました
紅玉 : あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは(赤髪の青年、頰はげっそりと痩けている、体も痩せ細っているが服装だけは豪華だ
紅玉 : あはははははははははははははははははははは
紅玉 : ………
紅玉 : ……愉快じゃないか。我が妹ながら強くなったねぇ……、那菜葉。(ばりばりに割れたグラスで腐った赤ワインを飲んでいる。
紅玉 : 「芽思愛様"も”…、お壊れになってしまわれたのですね…」とか言ってたか。
紅玉 : 僕は全然、最初から全然、何も壊れていないよ、うん
紅玉 : もうすぐ会えるね那菜葉。お兄ちゃんは誇らしいよ…。
紅玉 : 兄妹らしく、仲良く 〈ころしあい〉、しようねぇ。
紅玉 : あはははは
紅玉 : あははははははは
紅玉 : あはははははははははは
紅玉 : ……(パラレル轟天号は嵐の中を行く…。そして観測者は轟天号に干渉せず、パラレルヴァースからただ観測する。
紅玉さんが退室しました
最終更新:2020年11月02日 10:59