EHさんが入室しました
EH : 「――ついに! 到着した!」
EH : 「見えるか!? この新しき世界が!」
EH : 「ついに俺達は踏み出した!」
EH : 「新世界へ続くきざはしに! 頼もしき仲間と共に!」
EH : 「そう、ここは あくまで通過点!」
EH : 「夢の! 野望の! 果てしなく続く通過点に過ぎない!」
EH : 「だが今は祝福しよう――……!」
EH : 「この経験を本大陸に持ち帰るもよし!」
EH : 「俺と共に更なる秘境を目指すもよし!」
EH : 「皆、よくやってくれた!」
EH : 「そう、あえて言わせてもらおう!」
EH : 「世界よ! 待たせたな!」
EH : 「そして!」
EH : 「――往くぞ、ENDLESS
HORIZON<世界の果て>へ!」
EHさんが退室しました
轟天港さんが入室しました
轟天港 : (―――はたして、王神帝クルーズツアー御一行。覇海進轟天号は、南大陸へと到着した。
轟天港 : (クルーズツアーは南大陸到着を以て解散。クルー24名の道は、ここで分かたれる。
轟天港 : (とはいえ。踏み入れたばかりの新天地で、完全にバラバラに離散するという事は無く。
轟天港 : (その後の同行は大きく3つに分かれた。一旅終えて中央大陸にUターンする組。船長と共に更なる秘境を目指す組。 そして―――
轟天港 : (「我々」 ルプ・ウを目指す組。
轟天港さんが退室しました
ルストさんが入室しました
ルスト : (広大な砂漠を進むは、クルーズから借り受けてきた轟天ジープ。…サンガルの旅路に役立ったアイツだ。
ルスト : (号によって積載装備が異なるとの事で、パワー型の壱号機だ。
ルスト : (「用事が終われば返す。壊れたら弁償する「」と豪快なレンタルをしたのは、言わずもがな某当主サマだ。…まあ、そんな契約ナシでも貸してくれるとは思うが。
ルスト : (ルプ・ウへの路は比較的平易だ。 これまでも国交が行われているのというからには当然か。
ルスト : (故に他の交通機関の選択肢もあるが、現実的にコレが一番早く着く。文明の利器様様というワケだ。
ルスト : (―――まあ、今宵は砂漠に「夜の蜃気楼」が立つという話で。1日泊まりを余儀なくされる事になるが。
ルスト : (自然の気候に楯突いても致し方ない。あと蜃気楼には嫌なデジャヴもある。 ともあれ、そういう事で。
ルスト : (ルプ・ウへの到着は明日だ。
ルスト : ――― それにしても。(運転席に座る女性。轟天港の操作はもうお手の物だ。
ルスト : まさか鷹氏までついてくる事になるとは。いよいよ大所帯だねぇ、レニェ。(各計測機器とモニターが並ぶ隣席に声を掛ける
レニェさんが入室しました
レニェ : ………。(何やら物思いにふけっているレニェ。
レニェ : はっ。
ルスト : ぉっと。 考え事の邪魔だったかな?
レニェ : 鷹か。たしかにそうじゃな。まさかこっそり話を聞かれていたとは…。
レニェ : …うむ。長旅じゃったが、終わりは案外さっぱりしていたなと思ってな。
ルスト : まーこれだけ人数が増えてきたら、何かある事は察されてもおかしくないけど…鷹氏にバレたってだけで何かガバガバ感が増すよね…(随分なぼやきである
ルスト : あぁ、旅の。 …確かにねぇ。半年こってり旅した割には、か。
レニェ : 一緒にいることが普通だと思っていたが…、おそらく唯我や、別れた者たちには二度と会うこともないのかもしれないのかと思うと…。
レニェ : 私はさびしいぞ! ルスト!
ルスト : 寂しい、か。(うん、と
レニェ : (「僕、案外繊細やから、すぐ気づいちゃうねんなー。繊細なんよねー」 と後方から声がする
ルスト : 確かに、一期一会と言うし。今後二度と会わない相手も…いるんだろうね。(うん、と
ルスト : …耳良いな?(ぼそりと
レニェ : 出会っては別れ、出会っては別れ…、それを繰り返すのが人間なのか………?(センチメンタルレニェである。
ルスト : いやうん、何か…… やっぱレニェは良いね。(うん、と謎に納得して
ルスト : 寂しい時に素直に寂しいと感じて、それを受け止めて、言葉に出来るっていうのはさ。
ルスト : なかなか難しい事の様な気がするんだよね。(知らんけど、と頬杖運転で
レニェ : むむむ……。そうなのか…?
レニェ : …。
レニェ : 私はこの旅までルプの街から出たことはほとんどなかったから、いろいろと新鮮なことばかりじゃったな…。
ルスト : 王女様だもんなぁ。 しかも砂漠の真ん中にあるような都市だ。近隣に他の街も無いようだし。
レニェ : シドリーで人々が働く姿を見たり、フォーデンの英雄だったり、サンガルでは殺されかけもしたのじゃ…。
レニェ : 身分のゆえにルプでは気を使われるし、したいこともダメじゃと言われるし、行きたいところにもいけない。……鳥かごの中の鳥みたいだと思っていたのじゃ。
レニェ : じゃが、鳥かごの中の鳥も悪くない!
レニェ : とこの旅を通じて思い直したぞ。
ルスト : ぉ?(隣を見遣って
ルスト : 外の世界を見る事で、相対的に自分の環境を見つめる事が出来た、って感じ?
レニェ : ……そもそも好き放題できる人間なんてまやかしみたいなもので、どういう人間にも、その人間のしがらみがあり、できないことがあり、諦めないといけないことがあったりで…、
レニェ : ……。
レニェ : うむ。ま、そんなとこかの?
ルスト : なるほどかー。 じゃー、アレか。かるーく訊こうと思ってたけども。
レニェ : ?
ルスト : この戦いを無事に終えた後は、ルプに残るのかい?
レニェ : ……。そうか。
レニェ : ルプに残らないという手もあったのか…。(逆に考えこむ。
ルスト : や、今の身分も悪く無い…みたいな事言ってたからね?残るのかなって思ったくらいで。
ルスト : 私は王制のアレコレはよくわかんないからね、迂闊な事は言えないさ。
レニェ : 中央大陸のどこかの街で働いて、恋をして、結婚して、そのまま暮らしていく…か。考えたこともなかったのじゃ。
レニェ : どこか戻らないといけないという意識はやはり強くての…。
ルスト : あっはっは。家出少女なのに。(軽く
レニェ : うむ。妹と違って私のは「なんちゃって家出」じゃな。(はは、と笑う。
レニェ : まあ、その可能性も考えておくかの…。
レニェ : ルストは、
ルスト : …まぁ、それもそうか。おいそれと好き勝手できる立場じゃないもんな。(うん、と
ルスト : 、うん?
レニェ : ルストはこの旅を通じて、何か思ったこととか、変わったこととかあったのかの?
レニェ : 思い出深い人や地とかでもよいぞ。
レニェ : せっかくだし聞いておきたいのじゃ!
ルスト : …… うーん。(腕組んで考え込み
ルスト : まあいいや。 レニェだし。決選前だし。
ルスト : 何か思ったっていうか、変わったっていうか。
ルスト : 頭おかしくなったよね?(すごい真顔で
ルスト : 自分で自分にビックリしたよね。 何であんな風になるんだろうな。(ハンドル握り直して真顔で前見ながら
レニェ : ふふふ。
レニェ : ルストがそういうのを見るのは……、愉快なのじゃ。
ルスト : 面白がる??(すごい怪訝な顔して
ルスト : 全然愉快じゃない気がするけど…… ま、それも今朝までの話さ。(半目で遠くを見るように
レニェ : うーーーーむ。私は結局そういう類のことはなかったのでなんともじゃが…、
レニェ : うむ。いい思い出になるのじゃろう。(完全に人ごとである。
レニェ : ……じゃが、このまま会わなくなってしまってもルストとしてはいいのかの?
ルスト : 思い出、ねぇ。 (そう、当たり前だが「彼」とは別行動だ。クルーズ解散と共に分かたれ、きっと、それきりの間柄。
ルスト : だって、関わる理由が無い。
レニェ : うーむ…。せっかくあんなにバグったのに勿体ないのではと思うのじゃが…。
ルスト : あんなにバグったって何だよ。 …そもそもこんなツアーに混ざらなかったら、一生関わる事も無かった類の人間だ。
レニェ : ふーーーーーむ。
ルスト : 道が重ならない限り……うん……こう……
ルスト : ちょっかいかける理由が見つからないっていうか……(うーーーんと考え込んで
レニェ : バグったついでに、少しぐらいわがままになってもいいのではないかと思いもするが…、
レニェ : 案外そういうものなのかもしれんな…。
レニェ : 私にはわからんぞ!
レニェ : まあ今後の重なりに期待じゃな。
ルスト : あっはっは。私にも分かんないよ。(両手竦めて
レニェ : ……。(急に黙り込み
ルスト : こういう事はまるで不得手なんだ。不適合者と言ってもいい。 …?
レニェ : (涙目になる。
ルスト : …… ん??
レニェ : ……ううう…。ルストとこういうふうに話せるのもあと少しかと思うと…。
レニェ : 寂しいのじゃ…。(ぽたぽたと涙を流す。
ルスト : ちょ。 え、急?どうし―――ぅゎ!(うわぁ、と驚いて
レニェ : ………。
レニェ : (–––––––––––その後、めそめそ泣くこと数分。
ルスト : ぇ、、、ぇぇーー……(珍しく普通に困った様子で 彼女の素直さを好ましく思ってはいるものの、
ルスト : (それがこうも自分に、直球に来るとは。 どうにも、こうにも―――……
ルスト : ―――――
レニェ : ……。(困っているルストを察して、
レニェ : いや、ただのきゃぱおーばーなだけなのじゃ。
ルスト : ………… 落ち着いた?(窺って
レニェ : みんなはいなくなるは…。旅は終わるは…。あげくの果てにルプの街は……。うう…。
レニェ : (といいつつ、だんだん落ち着きを取り戻していく。
ルスト : んー。 …そうだなぁ。色々、あるもんな……
レニェ : ……。
レニェ : うむ、決めたぞ。ルスト。
ルスト : ん?
レニェ : 無事にルプの街を守れたら、ルプ・ウはラヴェンデル家と友好関係を結ぼうと思う。
レニェ : そして、一年か二年に一回くらい近況報告を中央大陸で行うのじゃ!
ルスト : ―――? …ぇ、いいのかい。いやま一応私んトコは貴族だけどさ
ルスト : レニェの所みたいに、街一つ束ねる王家とは各が違うっていうか…… ほぼほぼ一般人っていうか……(…とはいえ、心のどこかで。ストンとつっかえが取れたような感覚もあって。
ルスト : でも、うん。(関わる理由が無くて関われないなら、
ルスト : 大陸間の近況報告、か。(理由を作ってしまえばいいのだと。
レニェ : ふふふ。心配はないぞ。
レニェ : 南大陸の王家なぞ、中央大陸の人間は誰も知らないのじゃ!(なぜかどやる。
レニェ : 私たちは友達じゃろ、ルスト。
ルスト : ……確かに全然バレなかったよな…ルプ王家…
ルスト : ………うん。(友達、の言葉に
ルスト : レニェが、そう言ってくれるなら。 …
ルスト : 君は、私の初めての友達だ。
レニェ : …………。ル、
ルスト : ……いいかもね、友好関係。(はは、と 今までに見せた事無い笑い方で
レニェ : ルストぉ〜〜。(と言いながら、運転するルストに寄りかかりまた涙をぽたぽたこぼすレニェだった。
ルスト : あぁ~こらこらこら!前見て前!(言いつつ撥ね退けたりはせず ほぼ自動制御だし
ルスト : (嫌じゃない。 ただ、言い知れない擽ったさに慣れないだけで。
ルスト : (だんだんと陽が傾いてく中、ジープが砂漠を抜けて行く――………
レニェさんが退室しました
ルストさんが退室しました
最終更新:2020年11月23日 21:23