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マンダリン・クルージング [レザン ミツキ]

海上さんが入室しました
海上 : (中央大陸の南。南大陸から見れば北か。
海上 : (二つの大陸を隔てる大海を進む高速ジェットフォイル。
海上 : (磯臭い港町オクターンのイメージに反して最新技術を駆使して設計された船だ。
海上 : (某覇海進轟天号のような大きさや絢爛さは無いが、速度に関してはグンバツ。最大速度で海をブッ飛ばしていくという――…
海上さんが退室しました
レザンさんが入室しました
ミツキさんが入室しました
レザン : (船内からデッキに上がってくるのは、少ない乗員のうち1名。 ルプ・ウ王子レザン・トゥ・パゾス。
ミツキ : ………。
レザン : ……あぁ、こんな所に居たんですね。 ゃー、もう夕方ですかぁ…
ミツキ : (ちょうど時刻は夕暮れ時。水面に沈みゆく夕日を眺めている雨騎士ラプレーン、雨傘光月。
ミツキ : ……。あ、……。
ミツキ : どうも…、です……。
ミツキ : (少し前がっつりと蹴りとばしてしまったので気まずさを感じているらしい、
レザン : は、はい。 ごきげんよう…(こちらも怒られた(蹴られた)ので窺い気味。とりあえずミュージカルテンションではない
レザン : (ミツキの傍に歩いてきて)あの後のエキシビジョンの件…聞きました?
ミツキ : いや……、何かあったんですか……?
レザン : あちらはあちらで大きな戦いがあるようです。 滅騎士リッツバラード、ですか…
ミツキ : 滅騎士…。
ミツキ : ちょっと…、なんだろ。
ミツキ : いかにもって名前ですね…。
レザン : 確かにです。まさか番組のディレクターさんが斯様な実力の持ち主だったとは、ですねぇ…
レザン : 行く末は気になりますね! …まぁ、もう今の我々には心配する事しか出来ません。
ミツキ : ディレクターさんが…。あはは。盲点ですね…。
ミツキ : みんな強いから…、大丈夫なんじゃないかなって思ってしまいます。
ミツキ : その滅騎士を見ていないので、なんともですけども。
レザン : 『彼』を倒すのは勝者に課せられた役割、という事でしょう。
ミツキ : …。なるほど。そのためのトーナメントだったんですね。
ミツキ : 私、普通に負けましたけど。
ミツキ : ………。
レザン : 私もです!(はっはっは!と胸に手当てて)
レザン : ………。
ミツキ : (ちなみにミツキは負けず嫌いな性格。とても悔しそうな表情を一瞬見せるが……。
ミツキ : (笑うレザンを見てなぜか脱力する。
ミツキ : はぁ……
ミツキ : ………。
ミツキ : むなしいです……。
レザン : そのぅ……??(脱力した様子にあるぇ、と
ミツキ : 勝ちたかった、なぁ……。
レザン : ……… えーと、…映像、見ましたよ。エキシビジョンの。
ミツキ : (ちなみにミツキの敗因は勝利を確信しながら放った超必殺技太陽落下傘を、蒸騎士オニールにスウェーバックで交わされながらクロスカウンターをこめかみに打ち込まれてそのままノックダウンした。
ミツキ : ……。恥ずかしいです…。見ないでください。
ミツキ : ………。
レザン : 見た目に寄らず…というと失礼かもですが。ミツキはなかなかその、強気というか……
ミツキ : はあ、なんですか?(ぎろっと睨む。今は虫のいどころが悪い。
レザン : (那菜葉 : セントラルの試合の中でミツキが一生懸命がんばっていたの見ていましたよ…!
レザン : (那菜葉 : 「私が……、私が雨月藍玉家を守っていく……騎士になるんだッ……!!!」って。(迫真の声マネ
レザン : (那菜葉 : ボロボロになりながら何度も立ち上がって…。
ミツキ : ……。レザンさんが弱気なだけなんじゃないですか?
ミツキ : (ちなみに見た目に寄らずはミツキがピキっとくるワードトップ5に入る。
レザン : いえ!?えっとその褒めてるんですよ!? ――……えぇ、はい。えぇ。 
ミツキ : ……。えぇ、はい、えぇって…。
ミツキ : …怒って言い返したりしないんですか?
レザン : え? …えぇ。私が意気地無しなのは私が一番解っていますからね。
レザン : それを誰かに指摘されたとしても、さもありなん、と言いますか…… まあショックが無い訳じゃないですけど…
レザン : 怒りは沸かないですね。 …というか基本的に、何かに怒るという事が無いですね…(うーん
ミツキ : 何それ。全然わかんない…。(海を見ながらふくれっつらをする。
ミツキ : うそつきサンガル人!!バカ!!!
ミツキ : ………。
レザン : !!???(唐突な罵倒にビックゥ!
ミツキ : …。怒らせてやろうって思ったけど、ぼきゃぶらりーが足りませんでした。
レザン : そうですね!?驚きはすれど全く怒りは沸きませんとも! 言おうとして言ってるの丸わかりですし!?
ミツキ : ……。(ぐぬぬ。
ミツキ : ……。
レザン : …逆に聞きたいのですけど。 ミツキは…何故怒ったり、抗おうと思えるんでしょう?
ミツキ : えっ…。
ミツキ : (ふくれながら真剣に考える。
レザン : 何かに立ち向かい続けるのは、疲労しますし…… 何より、怖くは無いですか。(先の戦いを思い出しながら
ミツキ : ……。
ミツキ : 怖いですよ。
ミツキ : 怖いし、疲れます。
レザン : ………。
ミツキ : でも、……。立ち向かわないのも疲れるんです。なら立ち向かったほうがいいかなって。
ミツキ : 自分の大事にしたいこととか、大事に思っている人が傷ついているのに知らないふりして放っておくって、つらくないんですか?
レザン : …………
ミツキ : ……私はつらかった。
レザン : (――「嫌だったですよ!怖かったですし!『きっとテラなら大丈夫~』って楽観してたかったですよ!」
レザン : (――「でも……でもなんかテラピンチだったじゃないですか!!」
レザン : (――「だから……だから行くしかなかっ……否違うんです、覚悟決めてすらいなかった!」
レザン : (――「退かなかった、退けなかった……そんなちゃんとしたものではなくて…
レザン : (――「退く事の方が怖かっただけなんですよ……」
レザン : ………… あぁ……(ようやく、納得したように息を吐いて
ミツキ : ……。そういう自分が嫌いだったから、変わろうと思ってセントラルまで来たんです。はるばるラプレーンなんて大田舎から。
ミツキ : 実力もついたし、私変われたなって思ってたんだけど…、
ミツキ : ……結局ダメだったなぁ。(うなだれる
レザン : ……そうでしたか。ラプレーンから…(中央大陸地図の端の方にある街だったかな……という知識はあるが、そのくらいだ。
レザン : …正直言って私、アナタも含めた騎士の方々を、全員別の生き物のように感じていました。
ミツキ : なんですか、それ…。
レザン : 「悩んだとしても剣を取れる人」「覚悟を決められる人」…… 臆病で意気地無しの私とは違う、元々、そういう存在なんだと。
レザン : ……でも、そうじゃないんですよね。
レザン : 今のミツキの話を聞いてやっと解った、いいえ、頭の隅では判っていたんですけど…やっと理屈でなく、ストンと腑に落ちたと言いますか…
ミツキ : ……。
レザン : そうか、この人も私と同じ人間なんだな、と、初めて思えて。 
レザン : ……ぁ! これ言われても全然嬉しく無いと思いますけどね!(ビビり気味にミツキ見つつ
ミツキ : 
ミツキ : なんかそっちだけ勝手に腑に落ちてるのちょっと腹たつなあ。(普通にピキっていた。
レザン : 失礼しましたァ!!(ですよね!!
ミツキ : ……じゃあ次はレザンさんの話してください。
ミツキ : …どんな人か全然知らないし。
レザン : は、はい! 何をお答えすればよろしかろうです!?
レザン : そーいや街騎士とか言ってますけど私達全然会った事ありませんでしたもんね!?
ミツキ : …レザンさんは何かに立ち向かおうとしたことってあるんですか?
ミツキ : …小さい頃からずっとそうなのかな、って気になって。
レザン : …… 故郷は平和ですし、私は王子の身分でしたから。幼少の頃から安定と平穏を約束された生活でした。
レザン : 女王制ですから、王位継承権もなく。器を期待される事も、次代争いに巻き込まれる事もありません。 …ようするにお気楽すぎる身分だったという訳です。
ミツキ : (女王制、なんだ…。っていうか王子って身分高っ。
ミツキ : (いまさらそこに驚くミツキであった。
レザン : そんな立場だからこそ、都市を護る為に『鎧』を授かる事になったんです。 …でもまあ、正直、あまり重く受け止めてはいませんでした。
ミツキ : 『鎧』。
レザン : えぇ。街騎士お馴染みのアレです!(人差し指立てて)
レザン : でもまぁそんなのを授かっても、故郷は千年近く平和な訳ですから。私の代で今更何かが起こるとは思わない訳ですよ。
レザン : …… ですが今、こういった事態な訳で。 えぇ、つまり。
レザン : 立ち向かった事が無さすぎて今こうなんです。(真顔で
ミツキ : ……。
ミツキ : はぁ…・。(脱力する
ミツキ : 「この人にも事情があるのかな…」って、一瞬思ったのに…。
レザン : ……… なんかすみません……(脱力ミツキ見て
ミツキ : じゃあ…、あれですね。自転車みたいなものですね…。
ミツキ : 一回立ち向かったら、また立ち向かえますよ…。(脱力しながら
ミツキ : とりあえず立ち向かってみたらいいんじゃないですか…。(脱力しながら雑いアドバイスを飛ばす。
レザン : ……ですからそのどうにか根性付けようと思ってセントラルに…… えぇ、はい、マジです??
ミツキ : え、ちがうんですか。
レザン : いや……わかんないですけど……(うーーん、と考え込む セントラルに来て、ひーこら言いながら色々やってきたつもり、ではあるけれど…
レザン : 本気の本気100%で立ち向かえって事ですかね……
ミツキ : 最初だし60%ぐらいでいいんじゃないですか。危なくなったら逃げたらいいし…。
レザン : め、めっちゃラフ! 優しさすら感じます!
ミツキ : 覚悟もないのに、いきなり生き死にをかけた戦いなんて、……怖いですよね。
ミツキ : (ようやくレザンに理解が追いついたらしい。
レザン : ………
ミツキ : …。
ミツキ : 蹴っちゃって、ごめんなさい…。
ミツキ : (ぺこと頭を下げる。
レザン : い、いえ!お気になさらず!? 蹴られて自然の有様でしたし!?(手で制すポーズで
レザン : …えぇ、確かに怖いです。 覚悟の決め方だって、未だにわかりません。 ………でも、
レザン : 「立ち向かわない方が恐ろしい」ですからね。 …私もそんな気持ちに駆られた事があったと、思い出せました。
ミツキ : ……自然の有様って、
ミツキ : まあ、そうだったけど。
レザン : うーん何とも!ストレートなお言葉!(ははは!
レザン : …ですけど、今、アナタと話せて良かったです。 蹴られはしましたが、むしろお礼を申し上げたいくらいですよ。
レザン : ありがとうございます、ミツキ!(にこやかーに片手を差し出して
ミツキ : ……こちらこそ、です。(レザンの片手をぎゅっと握る。
ミツキ : (そのまま筋力Bの全力でレザンの手をぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅと握る。
レザン : はい!(握手を交わして) ………はい??(ぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅ
ミツキ : レザンさんって…。
ミツキ : リアクションうすいですね。(ぱっと手を離す。
レザン : ウッソです!?(マジで驚いてる
ミツキ : …。え、何この人。
ミツキ : わかんないなあ…。
レザン : 生まれてこの方過剰演技のルプ・ウ人と言われ続けて…… ……え……?
ミツキ : ……。え。
ミツキ : ……。
レザン : 私も今ミツキの事がマジでわかんないですね……?(頭に?浮かべて
ミツキ : ちょっと痛い目みせてやろうと思いっきり力をこめて握手しただけです!
レザン : そ、それは何となしに伝わりましたとも!?(手振って
ミツキ : じゃあリアクションうすいじゃん…。もっと痛がってほしかったんです。なのに変なところで驚いて…。
ミツキ : レザンさんの恋人さんも苦労してるんだろうなあ…。
レザン : そ、そうでしたかぁ……いえ痛い目見せられて致し方無いので抗議するのもと思い…… …恋人??
ミツキ : え……。
ミツキ : ……。
ミツキ : だって、王子だし。
レザン : あぁ、王子ってなんかそういう早熟なイメージありますよね…(うん…と
レザン : 陽気なサンガル人らしからぬ発言ですが、私その辺は結構安全志向なので……女王制だからですかね……
ミツキ : 安全志向…。
ミツキ : レザンさんらしいですね…。
レザン : ははは! …誉め言葉と受け取る事にします…
ミツキ : 誉めてはないですよ。
レザン : 女性が強い権力を持つ国で火遊びする王子ってどうなんだ…って感じありません…? あ、ハイ。(スンッ
ミツキ : じゃあ、一人にずっと一筋とか?
レザン : 己としてはそれが理想的ですね! …っていうかミツキはどうなんです?
レザン : アナタに言い寄る男性はさぞかし多いのでは?(地雷源に全く気付いていない男、堂々の突貫
ミツキ : ……。そういう人、本当に無理なんで。
ミツキ : あと、今話してた通り、私プライド高いんで。
ミツキ : 恋人とかずっといないです。(なぜかどやる。
レザン : あ、ハイ。なるほど…(それ(プライド)は何か伝わりましたとも
レザン : 容貌のみに釣られる者ではなく、自ら選び取りたい…といった感じなんでしょうか。
ミツキ : (何か察されたことを察して少しピキっとくる。
ミツキ : どうなんですかね…。人を好きになったことないからわかんないです。
ミツキ : 容貌のみに釣られる者は本当無理ですけど。(二度目
レザン : なるほどですかー…(何か根深いモノを察した男
レザン : ま、まあ確かに? 私も人の恋バナや恋物語は好きですが、誰かしらを好きだと実感した事は未だありませんしね。
レザン : テラには頑張って欲しいですね…(横道小声
レザン : 兎角!どちらもまだまだこれから、という事なのでしょう!
ミツキ : (なんかまとめられた…。
レザン : (なんか不服そうな事だけはわかります…
ミツキ : ……じゃあまだまだこれからということで、
ミツキ : …お互い死なずに、決戦を終えましょう。
ミツキ : 蹴ったし、よくわかんないけど、私レザンさんのこと嫌いじゃないですよ。
ミツキ : 好きでもないけど。
レザン : … えぇ、そうですね。(眉下げて笑って
レザン : そ……それは身に余る高評価だと受け取っておきますね!?(散々だしな
レザン : 私もミツキの事は好きですからね。 …さて、(海を向くと、夕陽が海面をオレンジ色に照らしている
ミツキ : …(特に何も言い返さず、ピキっと来る様子もなく。
ミツキ : ……はぁ?(低いいつもの怒っているようなトーンで言葉を出すが、
レザン : 決戦を前に随分と呑気な話題もありましたが…… ふふ、なんだか気が紛れました。
ミツキ : (ちょうどレザンが海を向いた時に、うっかり顔を赤くしてしまっていた。レザンが海をちょうど向いたタイミングでよかったとなぜか思うミツキであった。
レザン : あっ ハイ!? また何か…!? (声にビビリ
ミツキ : 別になんでもないです。
レザン : そ、そうですかぁ…… ミツキもなかなか難しいですね……?(海を向き直し
ミツキ : よく言われます。(感情の動揺を極力察させないような口ぶりで。
ミツキ : ……。(レザンの隣に寄り、海を眺める。
レザン : そうですかぁ。 さながら水面のような……(波間に視線を落とす …ジェットフォイルは海を激しく掻き分けて進んで行く
レザン : …後どのくらいで着くんでしたっけね。 一般的に航行では●日掛かると言われてますが…
ミツキ : (ミツキのその時の思考回路はこうであった。
ミツキ : (レザンに動揺させられるのはむかつく → こっちはもっと動揺するようなことをやってやりたい。
ミツキ : (そして決戦前特有のハイが影響したと伝承では伝えられている。
ミツキ : ……。(横を向いているレザンのほっぺにちゅっと。
レザン : ――― 
レザン : ―――― え? (隣向いて
ミツキ : ………。あ。(そして、次の瞬間、我にかえる。
レザン : (レザンのその時の思考回路はこうであった。
レザン : (ミツキの自分への評価は最底辺であるはず。故に、コレは何かのエラーであるはず。
レザン : (そして女育ち故にそもそものコンプラ意識が高すぎた。うっかりPタッチしても何事も無かったようにスルーした男であった。
レザン : ――― ミツキ……… (故に、彼の反応は…………
レザン : 操られていますね!?
ミツキ : ……そうよ?!! (動揺したので、つい乗っかってしまった。
ミツキ : せいぜい油断しないことね…!(謎の捨て台詞をはいて、その場から急いで去っていく。
ミツキさんが退室しました
レザン : ナンッ!? ナンて事です! 大変じゃーないですか治療…あるェー!(消えた
レザン : ………………
レザン : …………   どういう事なんです……?
レザン : (こうして別の疑問が頭を占領してくれたので、最終決戦はある程度吹っ切ってやれたとか、やれてないとか。
レザン : (伝承では伝えられている
レザンさんが退室しました
最終更新:2020年11月27日 04:34