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CCLQ122 [ロディ ロジール あるね ???]

ロディさんが入室しました
ロディ : (―――ココドバイ 某地区 某施設。
ロディ : (何重ものチェックを抜けた末に、厳重な自動扉が開く。
ロディ : (急に視界が開けたように広がる部屋は―――広い。
ロディ : (白を基調とした空間。広く取られた窓から差し込む陽の光。
ロディ : (これが一人分の部屋とは、流石はVIP専用といった所か。
ロディ : (明るい木目の床。敷かれたパズルマット。更に視線を奥に遣ると……一台のベッドが。
ロジールさんが入室しました
ロディ : …(白衣を揺らして歩む。 ベッドの方に向かって
ロディ : こんにちはー!(にっこー!^▽^と笑顔で
ロジール : (そのぶくぶくに太った巨体にあわせた、巨大なサイズのベット。
ロジール : ………(のなかでもぞもぞと動いている。
ロジール : ばぶ?
ロディ : 初めまして。おにーさんは、君と、おはなしをしに来ました!(明瞭な声で、ベッドのロジールににこやかに話し掛ける
ロジール : ぶぅーーー、ぶぅーーーーー。
ロジール : (なにやら手にもったお金のおもちゃを動かして遊んでいる。
ロジール : キャッキャ!オカネ、オカネ!
ロジール : (うれしそうだ。
ロジール : (どうやら、オカネ以外の言葉を忘れてしまっているような、状況らしい。
ロディ : ぼくは、ロディと言います! きみのおなまえ、教えてくれますか?(ベッドサイドまで近づいて、疎通を試みる
ロジール : ばぶばぶ! オカネ、オカネ!
ロジール : (天真爛漫にふるまうロジールの姿は、「不気味だ」という以外に的確な表現はないほどである。
ロディ : (……「著しい精神後退が見られる」。そう聞いていたけど…(ふむ、とロジールの様子を観察して
ロディ : きこえてますか~?(単純な後退だけじゃ無さそうかな。(ロジールの前で手をひらひらと振ってみせて
ロジール : だあ。(くったくのない笑顔でひらひらと振るロディの手にてのひらを合わせてくる
ロディ : じょうずじょうず~(ぺちぺち手と手を合わせて (外部の刺激に反応はできる…か
ロディ : ロジール・アルジールくんですね?
ロジール : オカネ、オカネ!!(伝わっているのか、伝わっていないのか。だが、うれしそうだ。
ロジール : (罪なき赤子のように注がれるお金への純粋な愛。
ロジール : (今のロジールに明確に見て取れるのはそれだけだ。
ロディ : お金か~。お金が好きなの? (…金銭欲以外何も無くなってる?
ロディ : (――『サイコロジック』。(ロジールに合わせていた片手を少し引いて、宙を掴み取るような動作
ロディ : (…『金銭への欲求』。(握った片手を再び開くと、じゃらじゃらと金塊が零れ、ベッドの上に落ちる
ロジール : (サイコロジック。ロディの持つ魔人能力の一端。自他の感情を現象化する技能。
ロジール : (例えば強い怒りは炎となり、深い悲しみは湖を降らす。
ロジール : (そして、金塊と共に、バラバラになったパズルのようなものが中空に浮かび上がる。
ロジール : (ピースはベッドの上にばらまかれている。
ロジール : (見えているのか、見えていないのか……。
ロジール : (ロジールは心のパズルを組み立てているようにも見える…。
ロディ : ――……、(これは。
ロジール : (ピースとピースを合わせ、組み合わせがみつかると、にっこりと微笑む。
ロディ : (自分の「掴み取った」以上の事象が起こった。そして、彼はそれに明らかに反応を示している。
ロジール : (これは、闇の中で自分の「心」のかけらを拾い集めている……
ロジール : (とでもいうのだろうか…
ロディ : ………
ロディ : (――彼の心の内側で、何かが起こっている。
ロディ : (そして、こんな事は――…ただ襲撃され、重傷を負っただけで起こる筈も無い。
ロディ : (彼の精神に何かの故意的な干渉があったのは間違い無いだろう。 マインドコントロールの類か。
ロディ : (そして、恐らく失敗した。 ……
ロジール : (…そうであるとするならば、これはもはやマインドコントロールの域を越えたマインドクラッシュなのかもしれない。
ロディ : (きっと彼は、心の修復作業の最中にある。 …故に表出するのは、最も核となる感情のみ。
ロディ : (……それで金ってのがこう、噂通りというか何というかね。
ロディ : (しかしまあ、この状態になっては、どんな医療も回復魔法も役に立つまい。
ロディ : (「心理の魔人」能力すらも。……下手に干渉すれば逆に全部バラバラにしかねない。
ロディ : ……そっかあ。(うん、と身を起こして
ロディ : ちょっと今は、お話するのは難しいみたいね。(目を細めてロジールを見下ろして
ロディ : 
ロディ : …頑張ってね。(ぽつりと
ロジール : (穏やかな笑みを浮かべ、パズルのピースをひとつひとつ合わせている。
ロディ : (―――ロジール・アルジールの診療所見。
ロディ : (外部からの強制的な精神干渉に依るマインドクラッシュ。 現在はバラバラになりかけた心の修復作業の最中にあると見られる。
ロディ : (著しい精神後退と外からの刺激に対する鈍化は、修復作業に脳機能のリソースが割かれている事が原因と推測。
ロディ : (如何なる治療行為も効果は望めない。本人が修復を終えるまで、引き続き身体の安全を維持管理するのが有効だろう。
ロディ : …………
ロディ : ……思った以上にヤバい事になってそうね?(窓から見下ろし俯瞰する、雑多に人々の行き交うココドバイの街並み。
ロディ : (事件の影は、一つ所ではなく――……
ロディさんが退室しました
ロジールさんが退室しました

 

あるねさんが入室しました
あるね : (……一方その頃。
あるね : ……何よ、ここ……。
あるね : (ココドバイの裏路地に迷い込んでしまった車椅子の少女。
あるね : (……だが、どうも街の様子がおかしい。
あるね : (人一人の影も、そこには見当たらない。
あるね : (何よりもおかしいのは、空だ。
あるね : (赤く、赤く濁っている。
あるね : (おぞましい雰囲気が辺りに漂っている。現れてはいけない何かが現れそうな。
???さんが入室しました
??? : ……何してるの。こんなとこで。
あるね : …ひっ……!!!(突如声をかけられて顔をひきつらせる。
??? : ああ…、迷い込んでしまったんだね…。
??? : うん、出られるようにしてあげる。
??? : (とつとつと話すのは、少年だろうか。どことなく中性的な雰囲気だ。
??? : あっちに行くと出られるよ。(すっと指を差す。
??? : ……それにしても、
??? : こんなものを一体誰が……。(空を見上げる。
??? : "アイツ"じゃないといいのだけど…。
あるね : …………、(顔をこわばらせている。
??? : ああ。ここは世界と世界の狭間みたいなものかな。本当はこんな空間なんて生まれっこないんだけど。
??? : 誰かが悪いことをしている。
??? : ここの来たことは、他の人には内緒にしてね。
??? : それじゃ。(と手をふると、すーっと去っていく。
あるね : ……………
あるね : …………………
あるね : はぁ……(少年がいなくなったのを見てから、ため息を吐き、
あるね : (指さされた方向へ進んでいく。
あるねさんが退室しました
??? : …………。(何かを考えている
??? : …!
??? : ……ふーーーん。そっか、面白いね。
??? : (何かをひとりごち、どこかへと消える。
???さんが退室しました
最終更新:2021年03月03日 22:52