新興再生都市“ジェネシス” [唯我 イルミナ 女性の声 金髪の男]

唯我さんが入室しました
唯我 : 辿り着いたぞ!
唯我 : ここが新しい港街!
唯我 : ネシスだ!!!
唯我さんが退室しました

 

唯我さんが入室しました
唯我 : ハッ、・・・どうやら、
唯我 : 今回もひと暴れする事になりそうだ!
唯我さんが退室しました

 

唯我さんが入室しました
唯我 : 空間ごと封じ込める古代技術・・・!?
唯我さんが退室しました

 

唯我さんが入室しました
唯我 : ハーハッハッハッ!!
唯我 : 想定が甘いな悪代官! 全ての罪を封じ込めようと、
唯我 : オレには聴こえる! “天の声”が!!!
唯我さんが退室しました

 

唯我さんが入室しました
唯我 : ウオオオいくぞオオオ!
唯我さんが退室しました

 

唯我さんが入室しました
唯我 : ………
唯我 : そうか…やはりな…
唯我 : 既に遅かったか…
唯我さんが退室しました

 

唯我さんが入室しました
唯我 : それが、
唯我 : それこそが、“天の声”の真なる望みなら、断る道理は無い!
唯我 : オレ達の新しい世代、ニュージェネレーションがこの街を新たに創造する!!
唯我さんが退室しました

 

唯我さんが入室しました
唯我 : ハーハッハッハッ!!
唯我さんが退室しました

 

唯我さんが入室しました
唯我 : ハッ、とうとう。
唯我 : とうとうだ。
唯我 : とうとう辿り着いたぞ!
唯我 : ここがオレ達の新しい港街!
唯我 : ジェネシスだ!!!
唯我さんが退室しました

 

 

 

ジェネシスさんが入室しました
ジェネシス : (――港の風が夜を含んで吹き抜けてくる。
ジェネシス : (特有の磯臭さが無いのは周りを囲む山々や平原の恩恵だろうか
ジェネシス : (海と山に面した自然豊かな港町を改めて
ジェネシス : (新生「ジェネシス」より街を一望する男が一人――
唯我さんが入室しました
唯我 : …………………………
唯我 : ハーハッハッハッ!!
ジェネシス : (町並みを見下ろせば灯りが多い。
ジェネシス : (圧政から開放されたこの街も、さぞ賑わっていることだろう。
唯我 : 新生「ジェネシス」…!
唯我 : ハッ、わざわざ視ずとも数多の"声"は聞こえていたが
唯我 : 観るのも良いな。実に良い!
ジェネシス : (そして、高笑いするそこな新市長の下に近付いてくる人影。
ジェネシス : (天の声が聞こえる彼ならば、振り返らずとも判るだろうか。
ジェネシス : (その人影は――――
ジェネシス : (【BRANCH!】 A.ヒメが来た。  B.旧市長の娘が来た
唯我 : ハッ…何か用か?
唯我 : この場所にか、それともこのオレにか。
唯我 : (Bの"声"を受信し、振り替える)
ジェネシスさんが退室しました
イルミナさんが入室しました
イルミナ : (少し背の低い、波掛かった長い髪の女性。
イルミナ : (白金色から朱色のグラデーションを描く髪が、夜灯に照らされている
イルミナ : ……唯我、様……
イルミナ : こちらに、いらしたのですね
イルミナ : (ついぞ前まで屋敷に軟禁されていた彼女の声は、何処か頼りない
唯我 : あぁ。街を眺めにな。
唯我 : ココもほんの少し前までは別の場所だった。
唯我 : 過去に居た民には色々な想いがあるだろうが、
唯我 : 少なくともオレにとっては毎日来ても飽きない。良いスポットだ。
イルミナ : 良かった……(気に入ってくれたことを安堵するように
イルミナ : この街は……何年も騙されて、虐げられて来ました。
イルミナ : 声に出すことも許されず、逃げ出すこともままならず。
イルミナ : …………唯我様が、市長として名乗りを上げていただいたのは、何故でしょうか?
唯我 : あぁ、そうだったな…
唯我 : 名乗りを上げた理由は単純だ。
イルミナ : ……。(伺うように微かに傾げて
唯我 : 天が望み。そして何よりオレが望んだ。
イルミナ : 天が……
唯我 : あぁ。
唯我 : オレには”天の声“が聞こえる。
唯我 : 世界が、民が、望む“声”を聞く事が出来る。
唯我 : ただ、ま、今回はそれだけじゃあないさ。
唯我 : オレ自身が…あちらの世界に居た頃から望んだ夢を叶えてくれる機会だった。
イルミナ : 夢……。 街を持つこと、でしょうか?
唯我 : あぁ、そうだな。港街を持つ事。
唯我 : そして勿論、港街を持つだけが終着ではないさ。
唯我 : この港街をもっと先に進ませる!
唯我 : 今から楽しみだな!
イルミナ : そうでしたか……それであれば……。
イルミナ : (天の声が聞こえるという彼に、彼女は疑いの目はない。
イルミナ : いくら悪辣とはいえ、長年の指導者を失ったのは大きな痛手でした。
唯我 : 
唯我 : あぁ。
唯我 : 狡猾で、根深い悪だった。
唯我 : その分、押さえ込んでいた均衡もあるだろう。
イルミナ : ……はい。
イルミナ : そんな中、唯我様に導き手として立っていただけるのは、まさに渡りに船でしたので……
イルミナ : その……そこまで甘えてしまって良いものかと……少し、、いえ、気にしていました。
唯我 : ハッ、そんな事か!
唯我 : 甘えなものか。オレ自身の、世界を飛び越えるほどの夢が詰まった願望を叶う機会を得られたのだ。
唯我 : 
唯我 : 残念な事故も、辛い過去も、無かった事には出来ないが…
唯我 : この街の古き民も新しき民も、
唯我 : 「あーー唯我さんが統治者になってくれてよかったー!」
唯我 : と、でも喫茶で雑談出来る平和で希望の持てる街にしてやるまでよ。
イルミナ : 、日の下を謳歌するようですね(豪語する彼にふふ、と微笑んで
イルミナ : いえ、ですが、これで決心が付きました。
唯我 : ほう?
イルミナ : 今は無き市長の娘としてでは無く、この街に生まれ育った一人として
イルミナ : 王神帝唯我様を頂点にいただき、誠意、助力務めさせていただきます。
唯我 : …ほう?
イルミナ : (重々しげに頭を下げる。宣言であり、誓いのようでもある。
唯我 : なるほど。
イルミナ : (ゆっくりと頭を上げると
イルミナ : 本日、お伺いしたのはこの為です。
唯我 : 
イルミナ : ……ありがとうございます。貴重なお一人の時間の所を。
唯我 : 何、全く問題ない。
唯我 : そして回答も…全く問題ない。
唯我 : ただ、遠慮は不要だ。
唯我 : 天の声から望みこそあれ、オレはあくまでオレのために。
唯我 : オレの望みが、民の望みに重複するように、願い・叶えるまでよ。
イルミナ : …………。(安堵と、安心と、嬉々が綯い交ぜになって赤面して頷く
イルミナ : ……で、では、私はこれにて……。
唯我 : うむ。
唯我 : オレはまだ暫くココで民草を観ていよう。
イルミナ : ……。
イルミナ : ぁ、あの! 唯我様、
唯我 : …なんだ?
イルミナ : ……そ、その…………。
イルミナ : …………、、(震える唇を、指先で隠して
イルミナ : ……部屋の鍵、開けておきますので…………
イルミナ : その、………………、、、よろしければ、その…………。(俯き加減だが、耳まで真っ赤で
唯我 : そうだな、
唯我 : では
女性の声さんが入室しました
女性の声 : 「蒼きは青く。深くは暗く。」
女性の声 : 「海に産み堕ちる。」
唯我 : (唯我を取り囲む三角錐のオブジェクト
イルミナ : ………、、?(これは?と
女性の声 : 「ルーインズ」
女性の声 : 「堕海柵」
唯我 : (オブジェクトから発せられる蒼き光が
唯我 : (唯我を呑み込んで
唯我 : (消える
唯我さんが退室しました
イルミナ : ――唯っ――――、!!?
女性の声さんが退室しました
イルミナ : 唯我様――――!?
イルミナ : 今の、反応はアーティファクト(星遺物)……!?
金髪の男さんが入室しました
金髪の男 : イルミナッ!!(彼女の元に駆け寄ってくる白金髪の男性
金髪の男 : っ、無事かい!?怪我は!? 今の反応は間違いなくアーティ――(庇うように、唯我の居た、もといアーティファクトの発動した地点から彼女を庇い遠ざけるように
イルミナ : 、兄様……!?(庇われ後退り
金髪の男 : っあ!いや! の、覗き見していたワケではないんだけれどね!?(そして急に正気に戻ってハッと
金髪の男 : 偶々目に入ったというかだね… その… 我が妹の行く末が気になってというかだね…(勝手にべらべら白状しだす 白金髪に、毛先に向け浅葱色のグラデーション
イルミナ : そ、そこは追々きちんと追求します! 今は唯我様を!
イルミナ : 私の”廻廊”を開きます! かの声が近くでルーインズを興したのなら、繋がる筈です!
金髪の男 : だだ大丈夫声までは聞こえてなk……あ、あぁそうだね!頼むよ妹よ!
イルミナ : ……はい!(青真珠のブレスレットを握る。おっとりとしているが、行動は早く、迷いが無い。
イルミナ : 「潮彩に濡れた星の陽炎。」
イルミナ : 「汝の幽界を織るものよ。汝は果て無きユメの舟。」
イルミナ : 「開け、”星海の廻廊”」
イルミナ : ――――「ルーインズ」。!
イルミナ : (空間が波打って、大渦の口を開ける
イルミナ : (それは、異界の入り口のようであり、綺羅びやかなそれは夢への扉にも見える
金髪の男 : ――…ほう(顎に手を当て、興味深げに大渦を見つめる
イルミナ : 出歯亀の件はきちんと精算して頂きますからね……!(さ、兄様!と
金髪の男 : 相変わらず興味深いねぇ、君の星遺物! 我が妹ながら簡単に値す――おっと。(目を輝かせて…そんでまた正気に戻って
金髪の男 : っとっと。そうだね。今は唯我くんの事が先決だ。
イルミナ : そうです! 骨董趣味の件もその後で!(手にかけ体半分が中に入って
金髪の男 : なぁに、ある意味では同時進行だとも。向かうべきトコロがトコロだからね。(イルミナに続いて進み
金髪の男 : 新たな未知のアーティファクト(星遺物)の出現! 胸が高鳴るという他あるまいよ!
イルミナ : 言ってる場合ですか!こんな、街中で――――(二人を迎え入れると、再び空間が波打ち、歪んで消える――――
イルミナ : (――静寂に戻る展望場所。あとは、夜風と月明かりだけが、残される――――
イルミナさんが退室しました
金髪の男さんが退室しました
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最終更新:2022年02月05日 02:38