アマツさんが入室しました
アマツ : (海咲ことルインズベルトより宣戦が布告されて、翌々日。
アマツ : (街を見渡せる海沿いの峠にて――
アマツ : はぁ~~~~~????
アマツ : この”街にも”カフェや酒場が無いってそれマジで言ってんの??
アマツ : (潮風に金髪が靡く。ツリ目の、いかにも強気で、高圧的な女性といった風貌だ。
アマツ : (カフェが無い、酒場がない、飲食店がろくに無い。そんな理不尽あってたまるかと。
アマツ : (そのような理不尽な悪態をついぞ先まで街案内を買って出た男に当たり散らかす。
オレオルさんが入室しました
オレオル : いやぁー、どうやらそのマジのようだねぇ!(はっはっは!
オレオル : いやはや、笑い事では無いのだけれどね。久方ぶりに帰郷してみればこんな事になっているとはなぁ…
アマツ : 情報規制の一環ね。隣人他人と意見交換させずに市政へ疑問を持たせない。
アマツ : ……っ、――これもあのキモジジイのせいか……(額を抑えて舌打ち
オレオル : おや。件の偽市長の事を知っているのかい。
アマツ : とーぜんよ。裏……ぁあ、そっちじゃルインズベルトって言えば良いのかしら?
アマツ : そこも一緒だったんだから。 一切娯楽無し。 死ねっての、って話よ(不機嫌そうだ
オレオル : ん。 …そこも一緒、という事は…(ふむ、と顎に指当てて)
オレオル : ん? え? …マジかい?そういう事??
アマツ : は? 何が??
オレオル : え、君もあの…ミサキくんと同じ、ルインズベルトの住民という事なのかい?
アマツ : ……。 ぁあ。(あーね、と腕を組んで半目
アマツ : 天芲(アマツハナ)=ルインズベルト。 それが私の名よ。
アマツ : 私に名乗らせるなんて光栄に思いなさい、下僕1号。
オレオル : 出会い頭に随分急だなぁ!?
オレオル : ま、まあ後半はさておき。アマツハナくんだね? 名乗り遅れたけれど僕はオレオル。レオルでも構わないよ。
アマツ : あらそう。よろしくてよ、下僕1。(本人なりに親しみを込めて言っているよう……だが……!
オレオル : ふむ、ならばしかし。 …君も彼女と同じく、このネシス…否、ジェネシスの統治を好ましく思っていないのかな。
アマツ : 好きも嫌いもカフェの一つも無い街なんて嫌でしょ。
オレオル : うーん。そういう事では無く…(うーん、と
アマツ : 表に出てきたら潮騒を聴きながら渋めのコーヒー飲むのが夢だったのに。まさかの仕打ちよ。
オレオル : 「“ルインズベルト”は貴方達に私達の存在を知らしめて、全力で潰して、あの街を取り返す<塗り替える>」。
オレオル : 僕の知る『ルインズベルト』は、僕等にそう宣戦布告した。
アマツ : は? 何それ。
アマツ : そんな妄言一秒でも早く忘れなさい。
オレオル : 僕はそれの言葉を、君達の世界の大凡総意である、と受け取っていたのだけれど… …ぁ、そうなんだ?(きょとん気味に
アマツ : あれでしょ? あのクソジジイの弔いだとかやり場のない八つ当たりでしょ?
アマツ : 無駄無駄。
アマツ : 束縛(ジジイ)からやっと自由になったのに、まだ妄執(ジジイ)に囚われるわけ?
アマツ : あの娘が何しようと知ったこっちゃないけど。私はそんなの1秒で忘れてハイ次よ。(しれっと顔で
オレオル : …そうか。 全てのルインズベルトの民が戦いを望んでいる訳では無いんだね。少しだけ安心したよ。
アマツ : 私以外はどうだか知らないけど。 ……誤解を解いておくけど、ルインズベルトで括るのは止しなさい。
アマツ : あんただって、家柄で判断されたら癪でしょ?
オレオル : あぁ、そうだね。 すまなかった。(困ったように笑って
アマツ : 歩き方。人混みの避け方でわかるわよ。あんたそこそこの名家か何かでしょ(指差し
オレオル : え! …よく分かったね。慧眼だなぁ。(うーん、と腰に手を当てて
アマツ : まぁね!(ドヤ顔) でも私からすれば下僕1号で十分。わかった? わかったら返事!
オレオル : まあー…ここ数年は旅暮らしだったし、自覚はあるような無いようななんだけれど… …(困惑気味にアマツを見て
オレオル : …君も名家か何かなのかい?(困惑顔で
アマツ : ……。
アマツ : さぁ。 そんな昔のことは忘れたわ。
オレオル : そうか。(あっさりめに返して
アマツ : ええ。 それより! 目下の大問題が最優先事項よ!
オレオル : まっ、僕は誰かの下僕に着く気は無いよ。友人ならば歓迎だけれどね!(はっはっは!
アマツ : カフェがないの! オシャレで! モダンな! カフェ~テリア!が!
オレオル : うーん。確かに休憩処が全くないのは死活問題だなぁ?再興すべき施設は他にも山とあるとはいえ…
アマツ : ならどうすべきか答えは一つしかないわね!?
オレオル : Building?
アマツ : そうよ!(わかってるじゃない!と
アマツ : 資材売り場に行くわよ下僕1! コー◯ン! コーナ◯はこの街にあるのかしら!?
オレオル : さては人の話を聞かないな? 資材置き場ならこの峠を下って~…(説明太郎
アマツ : ナフ◯でもいいわよ!?
アマツ : ――(そうして道案内として無理やり彼を付き合わせ、資材置場、工芸屋を経由して戻ってくること数刻)――
オレオル : はっはっは、随分揃えたねぇ。 これで…
アマツ : (峠に置かれたのはログテーブル一式と、なんちゃってのカウンターテーブル、屋根あり。
オレオル : うん、オシャレで、モダンな……
アマツ : (ミニハウスのオープンカフェ……に見えなくもない…………?
アマツ : オシャレでモダンとは程遠いわね!!(ばっさり
アマツ : でも悪くないわ。さっきまでの原っぱに比べたら雲泥の差よ!雲泥!
オレオル : まあ、一応座って休憩できる場所は確保できた訳だからね!
アマツ : そうよ! 偉大な一歩よ!
アマツ : これでコーヒーやカフェオレなんかを……ぁ(あるのは什器のみ。そう、家電の類が無い
オレオル : ま、先は長いと言った所かな?(ははは
アマツ : 下僕1!! ジャ◯コ!! 近くに◯ャスコはあるかしら!?
オレオル : 家電機器の類かな?それなら……小売店くらいはあるかなぁ(うーん、と
アマツ : それよ! あんたコーヒー淹れられる!?
オレオル : 一応は?
アマツ : 決まりね! その類も買いに行くわよ!!
アマツ : ――(そうして(中略)戻ってくること数刻)――
アマツ : (あれこれ買ってきたわけだが 「私 全っ然そのあたりわかんないから! 任せたわよ!」と言い放ち
アマツ : (1セットだけ用意したログテーブルに座り込んで何やら一心に弄っている様子。工作の類……?
オレオル : (はっはっは。僕も旅暮らし程度のスキルしか持ち合わせていないんだけどねぇ!
オレオル : (と思いつつ、買ってきた備品をそれっぽく設置していく。素人仕事だが、それなりにそれっぽくはなった気がする
アマツ : (ガリガリと木彫りなう。 手のひらサイズの幹の皮を削り、カウンターに乗せる小さな看板だろうか。
オレオル : よーぅし。 …うん?そっちは何を?
アマツ : 看板よ。カフェというからには店名が必要でしょ?
アマツ : 私、聞いたのよね。向こうの大陸じゃもっと街は賑やかで、何でも各街に連ねる喫茶があるんだって。
アマツ : エンドレス…… 何だったかしら。 あやかるのも変だけど。これも所縁ってところね。
オレオル : あぁ~、唯我くん達から聞いた事があるよ、それ。伝説の喫茶と言われてるらしいね?
オレオル : 伝説とは実に胸が高鳴る響きじゃないか!(うんうん
アマツ : でしょー? 手作りだからビルディング……ビルディング……
アマツ : ビルディングは何か違うわね……何か心の声がやめとけ、って言ってるわ
オレオル : ? まあそういう時は避けるのが賢明だね!虫の報せというやつさ。
アマツ : そうね……。(ふむ、と何か思いついたのか、削りを再開して
アマツ : それで、そっちは出来たの? 一杯淹れる前に夜になっちゃうわよ!
アマツ : (降りては資材を運搬し、降りては機材を購入し。既に斜陽が水面を照らし始めている頃合い。
オレオル : ぁぁ、うん?任せたってそういう事?(成程、と
アマツ : そーよ! だから水も買ったんでしょ!(水道通さないとね、という話もあり課題は盛り沢山である
オレオル : ならば、記念すべき試作一杯目を君にご賞味いただくとしようじゃないか。(とか言って諸々弄り始め
オレオル : 火ー…は、カセットコンロかぁ! (ミルで豆引いたり湯沸かしたり何やかんやと
アマツ : よしこれでこうしてこう――ったァ木片が刺さったァー!(こっちもてんやわんやである
オレオル : (そんなこんなで――)(コポポポ……
オレオル : ん。 できた、っと。 入ったよ、コーヒー。(はい、と傍のテーブルに置いて
アマツ : あら、丁度ね? 私も終わった所よ(最後は指から棘を抜いてただけだが
オレオル : あぁ、記念すべき当喫茶の一杯目だとも。 まあ僕は給仕じゃないんだけれどね!
アマツ : なら公募しないとね(とん、と木材を置く。そこには店名が掘られて。
アマツ : 『EndlessCraft』 略してEC。でどうかしら?
オレオル : Craft……手工芸、か。 いい名前じゃないか?
オレオル : 現状にも実に沿っているしね!(はっはっは
アマツ : でしょう? きっと街には同じ思いの人達が沢山いるはずよ。
アマツ : そういった人たちの賛同や協力を得られたら、このECは化ける筈よ。
アマツ : ……というか、得られないとここいらが私達の打ち止めだから困るのだけど(オシャレやモダンの道のりは遠い
オレオル : 言えてるね!(ははは)ま、幾らかツテを当たって声を掛けてみよう。
オレオル : 何、きっと化けるさ。この街に活気を取り戻して欲しいと思っている民達は多くいる筈だからね。
アマツ : ええそうね!そうでなくては困るわ!
アマツ : ま、それじゃその記念すべき一杯目を頂きましょう。ほら、貴方も座って。
オレオル : そうだね! いやはや、働いた後の一杯は格別というモノだよ!(対席にマグ持って移動して
アマツ : ほんと。ヘトヘトよ。(マグを掲げて乾杯、と
オレオル : (同じく乾杯、と
アマツ : (そうして一口。
アマツ : (……彼の冒険生活基準の癖なのだろう。従来より濃い目で、苦い。
アマツ : (けれど、不思議と舌にもたれない。
アマツ : (別段、高級品でもない市販品だ。彼の言う通り、働いたあとの一杯は格別ということなのだろうか。
アマツ : ……。(水平線に揺らめく赤い陽日に目を細める
オレオル : もう日が落ちる頃かぁ…(ゃー働いた…って余韻で
アマツ : そうね。明日から忙しくなるわ。
アマツ : 店も大きくなって、装飾とかもして。モダンだとか、オシャレだとか。
オレオル : … 君のカフェへの情熱はなかなか凄いね?
アマツ : 別にコ◯ダの回し者じゃないわよ? それこそ酒屋だとか、洋服店だとか仕立て屋だとか。
アマツ : この街、そういうとこまるで疎いじゃない。
アマツ : 言っちゃ何だけど人間牧場って感じ。 ……まぁそうさせてたんだろうけど。
オレオル : ……
アマツ : ……。 今のは言い過ぎたわ。
オレオル : いいや、事実だろうよ。(ははっと
オレオル : なに、これから忙しくなるのはカフェに限った話では無い、という事だろうさ。 再興する部分は山とある。
アマツ : そーよ。海に面してるんだから貿易だって出来るでしょうし。
アマツ : 医療も娯楽も衣食も良くなっていくわよ。
アマツ : ……ぁあ、もちろん、街の文化だとか、そいうのは残すべきだと思うけど。
オレオル : あぁ。
オレオル : ま、その辺は唯我君を信頼しているさ。僕は気楽に、そう至って気楽にこの街の行く所を見ていようじゃないか!
アマツ : 必死こいてキリキリ働きなさいよ(じと、と。明日もこき使う気満々である。
アマツ : ……ま、でも。
アマツ : 後にも先にも、今日この珈琲が一番美味しいわね。(ずず、と
オレオル : ははは!まあやれる事はやるさ。色んな形で…ね(何かと忙しい身分なのである 実はこれでも)
オレオル : うんうん、一先ず今日の所は休息を取ろうじゃないか。
アマツ : そうねー……
アマツ : はー。いっそペンション兼用にしようかしらね。 オーシャンビューの峠の喫茶、とか銘打って
オレオル : 夢は膨らむねぇ。 そうだ、ルーインズ調査団の支部を設けようという話も――…(などと喫茶構想に花咲かせつつ
アマツ : (夢多き算段を交わしながら、日が暮れていく――
アマツさんが退室しました
オレオルさんが退室しました
最終更新:2022年02月05日 02:40