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GLQ211 [イルミナ 海咲 風谷 石造りの異形]

イルミナさんが入室しました
イルミナ : ――(滴る水音に意識が戻る
イルミナ : ――ぅ……
イルミナ : ここ、は…(朧げな意識とボヤける視界。 ここはいつしかみた洞窟だ。
海咲さんが入室しました
海咲 : “ルインズベルト”よ。
イルミナ : ! 貴女は…!
海咲 : (イルミナの前、鉄格子越しに、腕を組んで立つ女性
海咲 : イルミナ、悪いけど。
海咲 : 貴女を捕まえて、監禁した。
イルミナ : な……!
海咲 : (腕を組んだまま、状況を伝える
海咲 : (イルミナは洞窟の凹みに鉄格子を嵌められただけの不恰好な牢獄に閉じ込められている
イルミナ : な、何故そのような……(ぐぐ、と手を付き起き上がり
風谷さんが入室しました
海咲 : 簡単よ。貴女が唯我の味方をするから。
風谷 : (ぶぉん、と牢獄内の上部の空間が歪み、
風谷 : (ふわふわと浮遊しながら状況を傍観する青年が現れる。
風谷 : …ふふ 怖い怖い。
海咲 : 風谷…(青年に気付き、名前を呟く
風谷 : で、誰だったっけこれ。(ぶおん、と海咲の横に立っている。
海咲 : イルミナよ。本当の市長の娘。
イルミナ : ……(他にも人が……!
海咲 : ずっとずっと、ジジイに監禁されてた…可哀想な娘。
風谷 : それでジジイの次に監禁するのはボクらってワケか。つくづく運がないねぇ。(感情が全くこもっていない。完全に他人事である。
海咲 : っ、そんなんじゃ………(風谷の言葉に
海咲 : イルミナ。
イルミナ : ……、
風谷 : まあ、ボクは……(と言いながらふわりと浮く
海咲 : 唯我の味方は辞めて、私達の側につかない?
風谷 : キミには興味ないからさ。あとは二人でゆっくりとお話するといいんじゃないかな?(にこにことイルミナに。
イルミナ : …な……!?
海咲 : ありがとう風谷…手を出さないで居てくれて。(風谷の方を向かず小さく呟き
風谷 : … お礼言われるようなことしたっけ?ただ興味ないだけだよ。(にこにこと
海咲 : イルミナ。貴方は元々この土地の人間でしょう?
海咲 : それをジジイにずっと自由を奪われてきた。
イルミナ : ……(頷く。
海咲 : 唯我は…確かにジジイを倒してくれたけど、
海咲 : その後の話は別よ。なんでまた支配されなくちゃ行けないの?
イルミナ : ………。
海咲 : イルミナ、なんで唯我の味方をするの?
イルミナ : ……。信じているからです。(ぐ、と握り
風谷 : … (にこにこしながら話を聞いている。
海咲 : …、どうして、何を信じれるっていうのよ?
イルミナ : ……ネシスは、何年も倦怠の海に沈んでいました。
イルミナ : そこから一度に引き上げられる方は、彼以外、ありえません。
イルミナ : そう、思えるほど。そう、信じれるほどに、鮮烈でした。
イルミナ : 少し子犬のようなところがありますが。
海咲 : …(組んでいる腕を強く握りイルミナを見つめる
イルミナ : 私はそんな彼を信じ、支えたいと思ったのです(怯えながらも力強い目線で
海咲 : …それじゃ報われない。
イルミナ : そしてあわよくばあられもないところも見たい。
海咲 : それじゃ、私達も、あなたもーーー、、は?
イルミナ : (咳払い
風谷 : …… あはは。
イルミナ : そして、私はあなた方の敵ではありません。いえ、敵になりたくありません。
風谷 : … だってさ?どうする? (海咲に
海咲 : …私だって敵になりたくないわ。
海咲 : だから、こうやって、“勧誘”してるんじゃない。
風谷 : … 恋慕ってやつなのかな。じゃあ簡単にはひっくり返りそうじゃないよね。
風谷 : 得意の拷問でもする?(にっこりと
イルミナ : ……!(びく!と怯える
イルミナ : ……、ごめんなさい。唯我様を長に迎えたあの日、民意だと信じて疑いませんでした。
イルミナ : 私達……いえ、私は……皆さんの意見も聞かず、知らず……、、
海咲 : ………拷問はしたくない。
海咲 : イルミナは被害者だもの。
海咲 : 仕方ない話だわ。”民意“…民に私達”ルインズベルト“が含まれていないのは当然の話。
イルミナ : …いえ、いいえ、そんな。(首を振り
イルミナ : 貴女も、皆様も、この地に根を下ろす同じ人間です……!
風谷 : … 昔のキミじゃ想像できないセリフだね。
風谷 : 人は変わっていく、ってやつかな?
風谷 : まあいいさ、キミができないならボクが……、って。
風谷 : そんな面倒なことにボクも首を突っ込みたくはないし。
海咲 : 別に…変わってなんかいないのよ。
海咲 : イルミナの今の発言、聞いたでしょ。
風谷 : … ふーん。
海咲 : あんだけ閉じ込められてたのに、唯我は信じる。私達も人間扱い。
海咲 : こんな娘、虐められないのよ。
風谷 : そう。じゃあ逃がすしかないんじゃない?(にこにこ
海咲 : 逃しは…しないわ。
風谷 : きむずかしいね。
海咲 : イルミナ、聞いて。
イルミナ : ……。
海咲 : 私達は唯我を潰す。ジェネシスを潰す。ルインズベルトを公の世界にする。
海咲 : 唯我達とは当然何度も戦う事になる。
海咲 : ジジイ亡き今、私達はジェネシスに自由に行き来出来るけど、唯我達はルインズベルトには来れないの。
海咲 : …だから、あなたの力に頼ってくる事になるわ。きっと。
イルミナ : ……!
海咲 : だから貴女を拘束する。
イルミナ : 嫌です!!(そこはハッキリと即答で
海咲 : …そうよね。
イルミナ : い、いやなんです……! 拘束だとか、閉じ込めるだとか、潰すだなんて……!
風谷 : …… 平行線、だね。(にこにこ
海咲 : 仕方ないわ。
イルミナ : お願いです、海咲さん! お互い歩み寄る道はありませんか!?
海咲 : 貴女とならあったかもしれない…でも、唯我とは無いわ。
イルミナ : …………!
海咲 : これはジジイの弔い合戦でもあるもの。
風谷 : …… はぁ。
風谷 : … その感覚、ボクには全然わからないな。
イルミナ : ………っ、、、(ぎゅぅぅ、と握る指先が白い
海咲 : だから、唯我を潰すのは、止められない。
風谷 : …… うん。ボクは海咲たちの味方でもないし、そっちの味方でもないってことがはっきりしたよ。(イルミナを見ながら
風谷 : 自由にやると、いいんじゃないかな。
海咲 : 
海咲 : 私は私の成すべき事をする。それだけよ。
イルミナ : 、、……(海咲、風谷を交互に見て
イルミナ : お、、、お父様は……貴女のお祖父様を信じて、、成り代わられて………最後は、、、死にました。
イルミナ : …………、、………、(下唇を強く噛みすぎて、血が滴る
海咲 : …そう。死んだのね。
イルミナ : お願い、です………皆さん…………、、
イルミナ : 私達は、話し合えるはず、です…………、、
風谷 : ほら、クソ野郎なんだよね。そいつの敵討ちするっていうから、キミもやっぱりクソ野郎なのさ。(にこにこと海咲に。
風谷 : でも、甘ったれたキミもボクは嫌いだな。このまま餓死しちゃうよ?(イルミナに
海咲 : 話し合えない…のよ。
海咲 : 貴女と話すと、悲しくなるもの。
風谷 : …うん。 飽きるまで二人でうだうだ言っていたらいいんじゃない?
風谷 : 餓死しそうになったらさ。ピザでも持ってきてあげるよ。
風谷 : … じゃあね。また面白そうなことになったら見に来るよ。
海咲 : ううん。気遣いは大丈夫よ風谷。
海咲 : 私も行くわ。
風谷 : そう。
イルミナ : ……海咲さん……っ、、!
海咲 : 話し合いは終わりよ。(背を向けて
海咲 : その鉄格子は私の星遺物じゃない。洞窟にも魔力は宿っているけど結界は無いわ。
風谷 : ふーん。
海咲 : 私と風谷は今から居なくなるし、ここの通りは元々人の出入りも少ないの。
海咲 : 唯我が攻め込んで来たら厄介だけど、貴女単体なら別にどうって事も無い。
海咲 : 
海咲 : じゃあね。貴女の力で逃げちゃダメよ。
イルミナ : …………、、、っ、、
海咲 : (色々と説明をしていき、
海咲 : (歩き去っていく
風谷 : … ボクらの立場が危うくなっただけってワケだね。いい作戦じゃないか。
海咲 : 煩いわ…何でも一回で上手く行くわけじゃないんだから…
海咲 : (風谷に言い訳しながら消える
海咲さんが退室しました
風谷 : … はは。いきあたりばったりじゃなくて綿密に作戦を立てることは常に大事だと思うけど。
イルミナ : ……………、、、
風谷 : じゃあね。王神帝によろしく言っておいてよ。(にこりとイルミナに笑って、
風谷 : (ぶおんと姿を消す
風谷さんが退室しました
イルミナ : 、(なんとも言い難い表情で掻き消える姿を見送り――
イルミナ : ……、(これは……猶予、なのでしょうか。
???さんが入室しました
??? : (海咲と風谷がその空間から去り、束の間の静けさを取り戻した空間。
??? : (少しの間の後――湿った大地がゴポ、、と溶けるように歪み始める
??? : (さながら穴の底から這い上がるように、そこから現れたのは―――……
???さんが退室しました
石造りの異形さんが入室しました
イルミナ : ――、何、か――、、?
石造りの異形 : (現れるは、黒褐色の――…ゴーレム、というには、些か悪趣味な、有機的なデザインのそれ。
石造りの異形 : (四肢と頭らしきものはある。あるが、どこか生物と無機物の中間のような――…否、それよりも。
イルミナ : …、……!?(生理的な、忌避感。そう直感させる異型を目にする
石造りの異形 : (幽閉されていたイルミナがその姿形を知っているかは定かでない。…だが、この生物(物体)は…
石造りの異形 : (――長年に渡りネシスの民に暴虐を働き、苦しめ続けていた異形の姿そのものだ。
イルミナ : こ、、れは――(ゴクリ、と唾を飲む
石造りの異形 : 『ニ』(口らしき器官は無い。声とも言えない音が、体の何処かから発される
イルミナ : (恐怖に染まりそうになった頭が総動員で警鐘する。
石造りの異形 : 『に』       『ゲ』     『タ 』   『La』
石造りの異形 : 『オ  イ  カ  ケ  ル』
イルミナ : (これは、この姿は。いくつもの”悪夢”で見た――
イルミナ : ――――ッ!(思わず息を呑む
石造りの異形 : (―――それは宣告。 彼女の知る”悪夢”の再現は、いつでもする用意がある、と。
石造りの異形 : (要するにわかりやすく脅しだ。「おとなしくしておけ」と。
石造りの異形 : 『・・・』(以降は何も音を発さず。殆ど微動だにもしないまま
石造りの異形 : (再び溶けた地面に沈むように消えて行く
石造りの異形さんが退室しました
イルミナさんが退室しました

 

涅根さんが入室しました
涅根 : (―――ルインズベルト。の、どこか。
涅根 : …はー、海咲のやつ。(やれやれ、と
涅根 : 妙に情深いの、悪いトコだとは思わないけどさ……
涅根 : 逃げちゃダメ、じゃないでしょ。 …逃がしちゃ駄目なんだよ。もう。
涅根 : 話し合いとやらが、決裂しちゃった以上はね…(横目に遠くを見遣って
涅根 : (逃がしたら、状況は殊更に不利になる。 敵に攻め込む道筋を再び与え、口実まで与える。
涅根 : (そんな状況を放っては居られないのだ。 彼だって、勝つ気なのだから。
涅根 : (四天王も一枚岩ではない。 海咲のような人情家も居れば、風谷のような傍観者もいる。
涅根 : (そして、手段を択ばない者も。
涅根さんが退室しました
最終更新:2021年05月02日 01:18