GLQ213 [海咲 涅根 ネニュ 風谷]

海咲さんが入室しました
涅根さんが入室しました
海咲 : (そしてやってきた。
海咲 : (昼の街。
海咲 : (いずれ潰す予定の街ではあるが、何も物理的に全てを焼却するわけではない。
海咲 : (ネシスがジェネシスになったばかりのこの街の支配権を再び手に入れるだけだ。
海咲 : (街中を破壊しに来たわけではなく…あくまでも視察、観察。
海咲 : (もっとも、唯我と遭遇するような事があれば戦闘になるが…
海咲 : 来たね。
涅根 : ―― ん。来たな。
涅根 : 相変わらずまぶっし……(片手で日差しを防ぎながら歩く 見た目は年若い…幼い少年
海咲 : 日差し…
海咲 : …明るいのね。
海咲 : ふふ。当たり前だけど。
海咲 : (腕組みでお堅い姿勢のままだが、どこか表情は緩やかに
涅根 : ん。そーだね。当たり前だけど。 …で、どこ行きたいわけ?
海咲 : 特にないわ。
海咲 : 知らないもの。どこも。
涅根 : …人に会うとか言ってたけど。オレに決めさせたら崖とか海とか行くからね。人に会いたくないから。
海咲 : それは、面白くないわね。
海咲 : 人のいる所にしましょ。
涅根 : はいはい。 …じゃー、例の喫茶でも行ってみる?(そこしか知らないし
海咲 : そうね。天芲が作った所ね。
涅根 : そうそう。ま、あそこで唯我に会ったけどね。
海咲 : そうなんだ。
海咲 : 別に会っても良いわ。闘いが早まるだけだから。
涅根 : そ。なら問題無いね。
涅根 : 通貨共通だったし。飲めるかもよ、あの、何だっけ…
海咲 : 案内して。
海咲 : ふら・・・なんとかね。
涅根 : そう、ペペロンチーノみたいなやつ。 はぁ、使われてる感じは癪だけど…(海咲見遣って
涅根 : ま、道知ってるのに迷子になる理由も無いしね。(仕方ないから感を前面に出しつつ、先導して歩き出す
海咲 : 別に寄り道しても良いのよ。
海咲 : 食べ物でも人でも。
海咲 : 私はあまり知らないから。見てみたいの。
涅根 : …ま、オレもそんなにあちこち見た訳じゃないし。 店とか少しずつ増えてってるみたいだし。
涅根 : 気になるのがあったら寄ってみたらいいんじゃない。
海咲 : (涅根に着いていきながら周りをチラチラ見る
街中の景色さんが入室しました
街中の景色 : (復興中のネシス…ジェネシスの景色は不思議なもの。
街中の景色 : (“娯楽”に飢えた民衆は、わかりやすく飲食に飛びつく。目新しい屋台。
涅根 : (そんなこんなで街中を歩いていく少年少女。その姿だけ見れば、街を潰そうと考えているようにはとても見えない
街中の景色 : (目に鼻に、舌に。飲食は娯楽を満たす。かと思えば、耳には“ルインズベルト”では聞けない、今風の音楽も聞こえてくる。
海咲 : あれ。(先行する涅根を呼びかける
涅根 : …ん。(振り返り気味に)何かあった?
海咲 : 屋台。
海咲 : …行ってみたい。
街中の景色 : (街を拭く風が肌を撫でる。五感に、逐一訴えかけるのは、共通して1つのこと。
街中の景色 : (──生まれ変わる。ジェネシスに。
涅根 : ……。見てみたらいいんじゃない。(複雑な心境が胸を去来する。…が、いつもよりはそれを表に出そうとしない。
海咲 : うん。一緒に行こうよ。
街中の景色 : (上位存在の介入せぬ領域故か。“人は娯楽を求める”。それと同時に…
街中の景色 : (“人は娯楽を与えたい”。それもまた真実だからだ。
涅根 : はいはい。…いーよ。(両手ポッケで屋台を見遣って
海咲 : …(屋台へ向かう
街中の景色 : (上がどうであれ、人は勝手に人を始める。──魚介以外の肉の香り。
ネニュさんが入室しました
涅根 : …何売ってんのかな。何か良い匂い…(歩んで
街中の景色 : (ラム肉の香り。羊。洞穴に居ない、動物。
海咲 : そうね。不思議なお肉の匂い…
ネニュ : (同じようにぽけ~っと屋台に見とれているぬいぐるみを持った少女。
ネニュ : (ちょうど海咲の進行方向をふさぐように突っ立っている。
街中の景色 : (魚介に比べれば強い“臭み”も感じるかもしれない。しかし、鋭敏な感覚であれば、抗いがたい“旨味”の香りを感じてしまう。
海咲 : (ネニュの後ろで立ち止まって、
涅根 : (歩いてると、何やら見覚えのある後姿が…?
海咲 : ねえ。順番待ち?(少女に話しかける
ネニュ : 順番待ち……
ネニュ : なんてアタシがするわけないわ!
涅根 : ん。(何か聞き覚えのある声が…?
涅根 : ぅゎ。(思わず零れる辟易ボイス
ネニュ : この肉を全部買い占めてやろうかと考えていたところよ!
海咲 : そうなんだ?
海咲 : お金持ちなんだね。
ネニュ : この街で一番(本当は二番)の名家、セクンドゥス家のアタシが!
海咲 : (海咲は、ジジイの指示でお金持ちの娘を誘拐して拷問していた事もある。少女がお金持ちな事に対する違和感は無い。
海咲 : セクンドゥス…
ネニュ : ……、フン。そうよ、この街の財はすべてセクンドゥス家に入ってくる・・・
ネニュ : (といいつつ、ネツネの姿を見てフリーズする。
涅根 : …。何、知ってるの海咲。(既にローテン半目気味で
海咲 : セクンドゥスという名前の人には… 会った事が(そのうえ足を舐めさせた事が)あるわ。
ネニュ : えっ……!!(予想外の反応にびっくり、
海咲 : (街の探索を穏便に行うなら、ジジイの元で暗躍していたルインズベルトである事は隠した方がいい。
ネニュ : (会うって、パパよね…。パパがわざわざ会うって、えらい人なのかしら……。
海咲 : (その辺の融通の利かなさは海咲の真面目さゆえの不器用さだろう
涅根 : ふーん。そっか。…(ネニュを見遣って
街中の景色 : (ジュウウウウ… 骨つきラム肉…ラムチョップが焼ける香り
ネニュ : (パパの仕事のじゃましちゃだめ、だけど……
ネニュ : (コイツ(ネツネ)とは、どういう関係なの……?
海咲 : ねえ。全部買う前に私達も買っていい?
ネニュ : (ううう、コイツはやっぱり許せないわ……。絶対いつか足ペロさせてやるんだから……。
街中の景色 : 「次ぃ、お客さぁんどうぞー!」
ネニュ : ……、
涅根 : お金持ちのお嬢様は今から金にあかせて買い占めるわけ?そこの屋台の。(じ、とネニュ見て
ネニュ : いいわ!
ネニュ : なんなら奢ってあげてもよくてよ!パパのお知り合いだから!
海咲 : 、(少し驚いて
海咲 : 奢ってくれるって。(涅根に
ネニュ : ・・・・・・・・・
涅根 : え、何。こわ。逆に胡散臭いんだけど。(引き気味に
ネニュ : (ネツネにコイツはダメよと言いたいのは山々だが、前回のネツネはネニュにとってとても恐ろしかったのだ!
ネニュ : (故にすでにおびえているのでスルーした…。
海咲 : じゃあ。お願い。(ネニュに
街中の景色 : 「お連れさん、ご注文はいくつだい?」
ネニュ : 三本よ!!
ネニュ : (よくよく考えたら買い占めても一人で食べきれるはずはなかったわ!!
涅根 : コイツ前オレに「絶対後悔させる」とか言ってたんだけど…あれ、全部行かないんだ。
街中の景色 : 「はいよ!東の丘で育てられた羊の肉だよぉ、美味いぞぉ!」
海咲 : (海咲は別に金が無いわけではない。ジジイが滅びた事でルインズベルト内の財産は実質みんなで山分けになったからだ。
海咲 : (しかし、ジジイの子飼いの娘が奢ってくれると言うなら、それを断る程の感覚でもない。
街中の景色 : 「家畜も解放されて、自由に商売できるようになったんだ」
ネニュ : この街一(実は2)の名家、セクンドゥス家に売り物をできることを感謝なさい!
街中の景色 : 「さぁ味わってくれ、ジェネシスラム串だ!」
ネニュ : (といいつつ、受け取って、2本を海咲とネツネに渡す。
街中の景色 : (さらにマスタードは自由につけていいという。
海咲 : ありがと。(素直に串を受け取って
涅根 : どーも。(受け取り
ネニュ : ……、ごくり。
海咲 : ………(しみじみと。ジェネシスラム串を見る
涅根 : (すごく不思議な物を見るようにラム串を眺める …ルーインズ内の何かの魔物の肉とは明らかに違うとわかる。質がもう。全然。
ネニュ : がつがつがつがつ!(名家のお嬢とは思えない食べっぷりを見せる
海咲 : 頂きます。(言って。齧り付く
街中の景色 : (ラムチョップは骨が残るが、ラム串は骨は無い。
街中の景色 : (お嬢様型にさりげない配慮をしたようだ…。
海咲 : ・・・やば。
涅根 : (ぁ、と口開けて、ラム串を一口。)・・・
海咲 : 美味しい。
海咲 : (語彙力
涅根 : ・・・・・何これ?(称賛の意である
街中の景色 : 「なぁなぁ、そこのキレイなお嬢様方!」(10代…というか10歳ぐらいの言葉が、背にタンク背負って話しかけてくる
涅根 : (ルインズベルト内の食事といえば、魔力光を浴びて育つ何かの果物とか、オートミールっぽい何かとか、ルインズベルト内ルーインズで狩った魔物とか、とにかくとにかくだったのである。カルチャーショックが凄まじいのである。
街中の景色 : 「油モンを食べたあとは喉が渇く!ヤギミルクはいかが?」
海咲 : え。
海咲 : このやばいのに…合う飲み物?(言いつつネニュを見る
街中の景色 : 「1杯~~~(ジェネシス内の通貨としては、水並に安い値段)だよ!」
涅根 : ・・・ん?
街中の景色 : (…否、水より安い。というか水が高い。
涅根 : 合う飲み物?(便乗してネニュを見る 此方は作為的である
海咲 : ねえ。飲み物も飲みたい。(奢ってもらう気満々だ
街中の景色 : (言葉を発する少年は、10kgを下らぬタンクを背負って、なお悠々と商売のスマイルだ。
ネニュ : いただくわ!!
涅根 : やったね。(そうこなくっちゃ、とニヤリ
ネニュ : フン、街一の名家(以下略)なさい!!
街中の景色 : 「まいどあり!」(3杯、金属製のカップに注いで三人に渡す) 「カップはリサイクルな!」
街中の景色 : (指さすところには、確かにカップ置き場がある
涅根 : はいっ。わかりました。(カップ受け取り、少年にだけ急に猫被ってにこっ
海咲 : (ヤギミルクに夢中で猫ネツネを見逃した…!
街中の景色 : (少年は、涅根の猫を被った微笑みに、商売を被った笑顔で返し、代金を受け取ると次の客へ向かう
ネニュ : ……ゾクっ(猫かぶり少年を見て末恐ろしいものを感じたネニュだった。
ネニュ : …ま、まあいいわ。(ぐびぐびぐびぐび
街中の景色 : (──よく見れば、街中はゴミを捨てる場所がキチンとしていて、多い。
街中の景色 : (あれはここに捨てろ、これはここに捨てろ。妙に指示が多い気がする。
涅根 : (…ぁーれ。海咲気付いてないな?折角実演してやったのに。
涅根 : (まあいっか、とカップの真白の水面を暫し眺めて…一口。
涅根 : ・・・うわ。(称賛の意である
海咲 : すご。(語彙力
涅根 : うん。(語彙力で同意
海咲 : やぎみるく。ってすごいのね。
街中の景色 : (── “復興が早い”
海咲 : それともあの少年が…一流の料理人なのかしら。
涅根 : 料理……なの?ミルクって言ってたけど…
街中の景色 : (それでいて、これは復興以上の意味を持つのだろう。北よりもたらされた知識。
涅根 : …うん、でも、魔牛から採れるのと全然違う味する…
街中の景色 : (だが、ルインズベルト帯の住民には、その差異は…きっとわからない。
涅根 : 味がなんか、、、甘い……?
街中の景色 : (あまりに彼らは隔離されすぎていたのだ。
ネニュ : おいしいわ!さすがお父様っ!
ネニュ : (特に父は関係ないが父を褒めている。
海咲 : あの(私の足をいつまでも舐めてた)お父様が考案したメニューなの?
ネニュ : ちがうわ!
ネニュ : でも、この前にはなかったのよ!この屋台!
ネニュ : (そう、ネツネに絡まれたときは。
海咲 : そう。そういう事ね。
涅根 : …だよな。それは知ってる。
ネニュ : きっとこれは、セクンドゥス家が名家だからだわ!
涅根 : そこ関連ある?
海咲 : 流石、(いっぱい靴や足を舐めてた)セクンドゥス家ね。
ネニュ : ぐ……
海咲 : …そういえば、2人は会った事あるのね?(2人を順に見て
ネニュ : そうよ、王神帝にきっとお父様が指示したのよ!
涅根 : うん、なんか屋台物奢れってタカられた。(海咲に
ネニュ : たかってないわ…っ!
ネニュ : アナタが、とってもとってもひどいこと、
ネニュ : アタシにいうから……(思い出すと恐怖で足がすくむ。それほどの迫力がネツネにはあった。
ネニュ : だから警察に言ってやったわ!
海咲 : (娘に次々奢らせる上に父には足を舐めさせてたお姉さん)そんなにひどいことされたの?
涅根 : いや、何それ。ちょっとぶつかったくらいで因縁付けてくる方がおかしくない?
海咲 : あと全然…(猫被ってない…と残念そうにネツネを見る
ネニュ : ア、アタシ名家だもんっ!!
涅根 : 明らかに対価に見合ってないし。そこまでしてやる義理まるでないでしょ。 …へー?(カチン
涅根 : 名家なら何やってもいいんだ? 自分が上にいるから?下の者は好きに使っていいって?
街中の景色 : (──ネシスでは珍しくもない、ちょっとした争いの気配。
ネニュ : ぐぐ……(恐怖で震えているが、同時にネニュは極度の負けず嫌い!
海咲 : 普段よりむしろ感じ悪いじゃん。(猫被りが見れると思いガッカリが口に出る海咲
ネニュ : やってないもん!泣かされたのアタシだもん!!
ネニュ : 使っていいなんていってないでしょっ!
涅根 : コイツは感じ悪くして良い類の相手だから。(ローテン低めの声で海咲に
涅根 : やだやだ。泣けば被害者様?そんなんならオレ幾らでも泣いてるっての。
海咲 : ねえ。(ネニュに
ネニュ : …何よっ!(涙目
海咲 : 泣いたら貴女の負けよ。(腕組みポーズで冷たく
ネニュ : ……何よそれ…ッ(よくわからないながら、涙をぐっとこらえる
海咲 : あと、今は唯我の足を舐めてるの?
ネニュ : ・・・・・・・・
涅根 : ぁー。
街中の景色 : (特に周囲がざわめくことはない。
涅根 : 言ってたね。今頃王神帝の靴舐めてるって。
ネニュ : …そうよっ!!
海咲 : そう。(特に驚きもしないようで
ネニュ : 何か悪いっ?!ヘタに逆らって死んだプリムス家みたいになれってことッ?!
海咲 : 悪くないよ。
涅根 : …。
ネニュ : ………
海咲 : 私も同じような物だもの。(誇らしげでもなく、悲観はせず。でも寂しそうに。
街中の景色 : (「プリムス…」「…プリムスだって?」「まて、口に出すな」
ネニュ : ・・・・・・・・(こぶしをぎゅっとにぎり、涙と怒りを堪え、
ネニュ : アンタらの生い立ちなんて聞いてやらないんだからっ!!!(あっかんべーっと舌を出し
ネニュ : …嫌いっ!
海咲 : …え。
ネニュ : (と言いつつ、踵を返し、
涅根 : ああそう。
海咲 : (全然嫌われるつもりじゃなかったので、それなりにショックだ…
ネニュ : (涙をこらえながら走り去っていく。
ネニュさんが退室しました
海咲 : ………
街中の景色 : (──しかし、雑踏は再び平穏を偽る。
涅根 : オレもアンタみたいな奴は嫌いだよ。 大嫌いだ。(聞かせる気もないが、背に呟いて
街中の景色 : (ちょっとの騒動は、“何事もなかった”ことに飲まれていく。
海咲 : 違う。
海咲 : 違うと思う。
涅根 : …どうしたの。(隣を横目に見上げて
海咲 : 1つわかった事があるの。
海咲 : 唯我もやっぱりジジイと一緒よ。
涅根 : …… 生き残る為に強きに付く。強きに媚びる。
海咲 : あんな小さい子に足を舐めさせて…(走り去るネニュの背中を思い出しながら
涅根 : 海咲もさっきそう言ってたけど…オレのやって来た事も、同じようなモノなんだよな。
海咲 : そうよ。
涅根 : …変わんないんだな。かつてのルインズベルトも。このジェネシスも。
海咲 : それに…涅根に言って無かったけど、
海咲 : あの子の父親。私の足も舐めてたの。
涅根 : …そうなんだ。(すこし目を丸くして
涅根 : かつてはジジイに、今度は―…ってとこか。 …本当だ。一緒だな。(ハッと
海咲 : ジジイに忠誠を誓う為、毎回靴を舐めてたの。私、何度も見せられたわ。
海咲 : そしたら今度は私の足も舐めろって。
海咲 : 比喩表現じゃなく…本当にね。
海咲 : …あの娘を守りたかったのね。
涅根 : ………(無言で眉間を歪ませて
風谷さんが入室しました
風谷 : … おっと。(ぶおん、という音の後に、すたすた路地裏から歩いてくる青年。
海咲 : 風谷?(気付き、声をかける
風谷 : …。やっぱり、キミたちか。(やれやれと言った様子で。
涅根 : ――どしたの。まだ監視任務でも?
風谷 : ……、(一瞬イラっとする。街で騒ぎがあるとつい様子をうかがう神宮司に躾けられたクセがまだ抜けていないのだ。
涅根 : …何怒ってんの。オレ達が街に出て悪い事があるわけじゃないでしょ。
風谷 : … ふーん、キミはそう思うんだ。
街中の景色 : 「風谷様だ…」「…」
風谷 : ま、いいけどさ。あんまり騒がない方がいいんじゃない?キミたちの目的としては。
海咲 : 別に騒いでないよ。
涅根 : 何。文句があるならハッキリ言ったら? …ぁぁ、そういう事ね。
海咲 : おいしいご飯をご馳走してもらっただけ。
海咲 : あと唯我がジジイと変わらないって事がわかったわ。良い情報収穫ね。
風谷 : … まあ、キミたちの目的はボクには関係ないけどね。(ニコニコと。
涅根 : 町一番の名家の娘に足舐めさせてるってさ。
風谷 : … へえ。
風谷 : … それは興味深いけども、相手は神宮寺を一瞬で倒した人間でしょ。
風谷 : そんな行き当たりばったりで、本当に勝てるのかな?(ニコニコ
海咲 : 勝てるわ。
海咲 : 私達ルインズベルト無しのジジイを倒すなんて、自慢にもならないもの。
海咲 : 表の戦力なんて、私達に比べればたかがしててるわ。
涅根 : そ。勝たなきゃ終わりだし。 …ていうかさあ、関係無いしどうでもいいなら口出す必要無くない?
風谷 : 勝てないよ。
海咲 : なんでよ。
風谷 : … じゃあ、ボクたちは神宮寺を倒せた?
風谷 : 手先になって、いいように使われていただけじゃないか。
風谷 : … ルインズベルトはもうないんだ。なんで逃げないんだ?
海咲 : それは…わざわざ言わせないでよ。
風谷 : … そうだね。
風谷 : そうだった。
海咲 : あのクソジジイへの…恩義よ。
海咲 : 弔いの戦。
涅根 : …ていうかその言葉、そっくり返したいんだけど。(カザヤに
海咲 : それに逃げるなんて嫌よ。
海咲 : 私達が居た街だもの…正確には違うけど…
涅根 : 風谷は何で逃げないわけ? しがらみなんて無い筈なのに。
風谷 : 逃げるさ。キミたちの結末を見届けたら、ね。
海咲 : ルインズベルトがネシス(現ジェネシス)にしか繋がってないのに他の場所なんて、考えられないわ。
風谷 : … まあ、興味かな。単純なさ。
涅根 : …ふーん。(まあいいけど、と
風谷 : … でも、本気で勝ちたいならもう少し頭を使った方がいいと思うよ。ふふ。
海咲 : ねえ。風谷は、娘に足を舐めさせる唯我をぶっ飛ばしたいと思わないの?
風谷 : どうでもいいね。せっかく助かったんだから、自由に生きればいいのに。
風谷 : この街なんか捨ててさ。
風谷 : ……、あ。一本くれるかな。(ジェネシスラム串を注文
街中の景色 : 「あいよ、マスタードましまし?」
風谷 : … マスタードはなし。辛いの苦手なんだよね。
街中の景色 : 「それもまたいい、肉の味がハッキリ出るぜ!」はは、と 渡す
風谷 : うん。美味しそうだ。(受け取り
街中の景色 : (塩の味付け…味付けというよりは、ラム肉の味を際立たせるもの
涅根 : (マイペースだなおい、と買い食いの様子を見遣りつつ)…この街捨てて、どこか遠くへ、ね。
風谷 : …(ラム串にぱくつきながら)
涅根 : …家族全員引き連れて、誰一人傷付く事無く、安全に。(できると思うかよ、と言う様に零す
風谷 : … キミたちのことは嫌いだけど、
風谷 : 見たくないんだよね、殺されるところ。
海咲 : ・・・
海咲 : …勝てば良いんでしょ。
風谷 : ……(ラム串を食べるスピードがゆっくりになる。
風谷 : そうさ。
涅根 : そーゆー事だね。ご心配どうも。
風谷 : (ゆっくりになった理由は肉汁がたっぷりすぎるため、肉を食べなれないカザヤの頭が痛くなったからだった。
風谷 : … それじゃあね。
風谷 : 楽しんでね、デート。
風谷 : (と言いつつ、ぶおんと消える。
海咲 : え?!
風谷さんが退室しました
海咲 : ちょ、ちょっと風ーー(もういない
涅根 : デート・・・
涅根 : ・・・って、父さんと母さんがよくしてるやつだよな。(…まさかの
海咲 : 、デートなの?(涅根に
涅根 : デートって…その、好きな人同士でするものだよな。(まさかの、閉鎖空間で育った13歳の情操教育――!
海咲 : え?
海咲 : 待って。
海咲 : 急で追いつかないから。
涅根 : …?どうしたの海咲。(怪訝
海咲 : 待って。
涅根 : え。うん。待つけど。(何その何、と
海咲 : (慌てず、慌てず、慌てず、腕組んで、いつものポーズ、いつもの、いつもの表情。
海咲 : 好きなの?
涅根 : 海咲の事…?
海咲 : そそそそそ、そうよ?
涅根 : ・・・ん? 待って?(今更追い付いたように
海咲 : え?
涅根 : 海咲とオレが今出歩いてるのはデートになるのかどうかって話…であってる?(よな?と
海咲 : それもそうだけど……
海咲 : 言ったじゃん。
海咲 : デートは好きな人同士でするって。
涅根 : うん。
涅根 : 父さんと母さんみたいな関係の人がするのかなって…
海咲 : そ、そうじゃなくって、、、
海咲 : 何?
海咲 : 違うの?
海咲 : 私の事別に好きじゃないのね?
涅根 : ぇ?そんな事――(言い掛けて)…いや、好きとかその…良くわかんないけど!
海咲 : だって。
海咲 : デートは好きな人同士がするって言った。
海咲 : 言ったじゃん。
涅根 : 「そういう好き」も「好き」も良くわかんないし…
涅根 : っていうか風谷がなんか変な事言っただけじゃん。気にする必要ある…?
海咲 : 私だって…わかんないよ。
海咲 : だから聞いてるんじゃん。(なんか拗ね気味に
涅根 : …じゃー海咲、ルインズベルトの中で好きな人って誰?
海咲 : え?
海咲 : 家族とかじゃなく…でしょ?
涅根 : オレは考えた事も無かったよ。 家族の事はそりゃ大事だけど、それ以外でさ。
海咲 : 私だって…無いよ。困る。
海咲 : 10年間毎月指導してくれる熱心な師匠とか居ないもん。
涅根 : それ山元の…とにかく、…オレも困るわけ。聞かれると。
海咲 : 風谷と涅根しか…ちゃんと喋れる人居ないし、
海咲 : 困る。
海咲 : …困る。
涅根 : …オレも山元と海咲くらい。風谷も…一応入れとくか。…そのくらいだし。
海咲 : 2人とも絶対天芲と仲悪いし…
海咲 : 2人とも私が好きなの?(短絡的推理
涅根 : …困るな。…仲悪いのはしゃーないでしょ。(なんかバツ悪そうに
涅根 : …ま、風谷は海咲の事心配してるのはそうなんじゃない。
涅根 : さっきのだってそうでしょ。言わないどいてやったけど。
海咲 : 風谷、私の事好きなの?
涅根 : さー。知らない。(言いつつ何か不機嫌そうに
涅根 : 本人に聞いてみたらいいんじゃない。
海咲 : 涅根は?
涅根 : …だから困るって。わかんないし。
海咲 : 困る…
海咲 : そうね。
海咲 : そう。
海咲 : 一旦、保留にする。
涅根 : ん。逆にオレからも聞かないから。
海咲 : ねえ。
海咲 : ルインズベルトの外には好きな人居たよ。
涅根 : ……。 …へー。
海咲 : クソジジイ。そうなるように育てられたって気づいたのは最近の事。
涅根 : ……そーゆー事な。 それで、嫌いになれないから、
涅根 : 弔い合戦なんてのに拘り続けてるワケだ。
海咲 : …うん。
海咲 : 私のわがままでみんなを巻き込んでる。
海咲 : ごめんね。
涅根 : 別に謝る事無いし。オレはオレで唯我の事ぶっ倒したくてやってる。オレの意志とエゴでね。
海咲 : そっか。
涅根 : でも、ま。海咲の気が晴れるなら、それも良いと思ってるよ。
涅根 : やりたい事一致してて良かったじゃん。諍いしなくて済むしさ。
海咲 : そうね。
海咲 : うん。
海咲 : …ありがと。
涅根 : …礼言われる事でも無いけど。…ま、どう致しまして?
海咲 : 
涅根 : …さて、と。
涅根 : 街巡りの続き、やる?
海咲 : うん。
海咲 : 喫茶にも行ってないし、
海咲 : 猫被り、まだ見れてないもの。
涅根 : …そこしつこいんだ。(はぁ、とわざとらしく溜息吐きつつ
海咲 : せっかくだし。ね。
涅根 : (足取りは軽く、喫茶に続く路地を歩き始める
海咲 : (涅根に続く
海咲さんが退室しました
涅根さんが退室しました
街中の景色さんが退室しました
最終更新:2021年05月04日 07:15