爆炸さんが入室しました
爆炸 : (ガラ…ゴロ…と重そうな屋台を引く、老人
爆炸 : (ジェネシスの中心、いい具合に空いた場所へと“駐車”する
爆炸 : …欢迎!いらっしゃい、いらっしゃい、心が爆ぜるヨ!爆炸(パオ・ジャ)の屋台だヨ!
爆炸 : (並ぶは小皿の、見たこともない料理の数々。どれも同じ値段というのだから驚きだ。
爆炸 : (麻婆豆腐、春巻、エビの炒飯、ネギのザーサイ、ネシス東で採れる山菜炒め
爆炸 : (そして蒸かした饅頭…中華マンに、シューマイ。
爆炸 : (安いし美味い。ラム肉やラーメンに引きつけられていた群衆が、たちまちトリコとなる。
爆炸 : (──爆炸。老いた男性。白灰の髪を背中で纏め、白眉と顎髭はすらりとしている。
爆炸 : (ただ一つわかることは、この老人が料理の鉄人ということだけだ。
ナデシコさんが入室しました
ナデシコ : …… て
爆炸 : 引くほど売れるのぅ…(盛況さに
ナデシコ : 天才でございますか…!!??(
ナデシコ : (小皿片手に箸を持ち上げ、瞳キラキラオーバーリアクションを決める群衆そのN
爆炸 : わしはどこにでもいる老いた屋台主ですよ、お嬢さん。
ナデシコ : で、でもですがですが! ものすごく!おいしゅうございます!
爆炸 : 谢谢你。それはなによりですじゃ。
ナデシコ : それが一皿このようにお安いお値段で…!? 採算!採算は取れているのでせうか!?(もっしゅもっしゅ
爆炸 : 何、老後の蓄えなど、老後に考えることではない故、しかし実は採算はとれている。
爆炸 : 気にせず召し上がれ。明日も明後日も、この料理は出てくるものだ。
ナデシコ : か… 神……!!
爆炸 : 爆炸(パオ・ジャ)ですヨ。
ナデシコ : で、では遠慮無くいただきまふ! ――は!(名乗りを受けて
ナデシコ : わたしは華燭撫子と申します!(ペコー
爆炸 : 良い名だ。大切にせぇよ。
ナデシコ : ふふふ…(にこーっと嬉しそうにして)ありがとうございます…!
爆炸 : この街は屋台がまだまだ少ないな。
ナデシコ : はい… ぁ、でも!ここ最近ものすごーーく沢山増えたんです!
爆炸 : わしが勝手に店を出しても、咎めるものも居ない。
爆炸 : …さては戦後か、この街は。
爆炸 : (同じように思いつきで出しているであろう屋台を眺め
ナデシコ : どんどん賑やかになってきている所で…新しい方がこの街に来て下さるのはもう、皆さま大歓迎でして!
ナデシコ : ――…はい。戦後…と言うのでしょうか。 ずっと、一人の圧政者が牛耳る、閉じられた街でした。ここは。
ナデシコ : その支配が終わり、新たな一歩を踏み出し始めたばかり、という所です。
爆炸 : 新しき日の出というわけか。良い時期に来たものだ。
爆炸 : 心温めよう、体温めよう。爆炸の料理は健やか爆ぜ上げる。
ナデシコ : はい!もう先程から温まりっぱなしですゆえ! (香辛料も効いててとってもポカポカする
爆炸 : (四次元ボックスめいた冷蔵庫から鶏肉を取り出す 既に何かに漬けてあるのか)
ナデシコ : それにしても、見た事もないお料理の数々で… 爆さん、どちらの街から?
爆炸 : はて、東の邦からとでも。…とっておきを“さぁびす”しようかのう。
ナデシコ : 東…!(ホホゥ
爆炸 : (油の入った鍋に、コンロから火を放ると蒼く燃え上がる
爆炸 : (そこに漬け置いた鶏肉を刻みながら放り込む…
ナデシコ : ―― わぁっ(驚きと感嘆の混じった声で
爆炸 : (さらに爆発するようり火が上がる 目がそちらに奪われている間に、器に菜を添え
爆炸 : (炎の中より燃え“揚がる”刻まれた鶏肉を取り出し、菜の上に添え
ナデシコ : ゎぁ…! すごいです! 何やら魔術のようで…!
爆炸 : (ネギを刻んだものが入ったソースをかける ジュワ…
爆炸 : “油林鶏”。お召し上がれ、皆さま(…素早い手際で、ナデシコを含む群衆へ
ナデシコ : ……! ……!(筆舌に尽くし難いよきかほり カラリと揚がった鶏肉…
ナデシコ : いただきます~~~!!(この引力、抗い難し!!!
ナデシコ : …、はむ、、こ、これは……(という訳で夢中で油淋鶏を頂き始めるお嬢さん
爆炸 : (酸味の効いたソース…そしてカリカリの皮、ほくほくの肉
ナデシコ : 最高…… 最高というものです……!(語彙が…失せている…
爆炸 : コメもいかがかな(にっこり
ナデシコ : おこめ!おこめと合わせてしまうなんて!
ナデシコ : 最強…… 最強というものでは!?
爆炸 : ふぉふぉふぉ、最強かもしれませんヨ。舌は嘘をつけません。
爆炸 : ですが、明日食べたら最高で、明後日食べたら最良ですじゃ。
爆炸 : 今食べるから最強なのです。人は一つの食に生きるにあらず。
爆炸 : しかし明々後日には、また戻ってきましょう。その時はまた最強でしょうな。
ナデシコ : ふぁ~~!お上手です! 毎日おいしくごはんを頂ける、まことに素晴らしい…
ナデシコ : 今日は一先ずとりあえず…本日の最強を試させていただきたく!(言っておコメもいただいていく
爆炸 : 幸せそうに食べる姿がなによりも嬉しいものですな(にっこり
ナデシコ : (もぐもぐもぐ)実際…幸せですので… これがしあわせの形……(もっぐもっぐ
ナデシコ : はぁ~~~…… 大変おいしゅうございました……!(油淋鶏・アンド・コメ。完食。
爆炸 : またの起こしを。…さて、どうにも不穏な気配あり。
爆炸 : 話を聞くには政府か、警邏か。お嬢さん、このへんでそういう相手はいないかネ
ナデシコ : ごちそうさまです!ありがとうございました! …不穏…ですか?
ナデシコ : は、はい! 何を隠そうこの私!この街の警邏…即ち『警察組織』の一員!
ナデシコ : …見習いです!!
爆炸 : (にっこり)それはちょうどよかった。
爆炸 : (店じまいを受け、群衆が散っていく中…
爆炸 : (デザートの杏仁豆腐を差し出し)少しお話、良いかのう。
ナデシコ : …!(目光らせるも、視線戻して)…はい! …お話というのは…?
爆炸 : この“じぇねしす”の、あれこれじゃよ。
ナデシコ : は、はい…!(真剣な顔で訊く姿勢
ナデシコ : 何か…あったのでしょうか!不穏な事が…!
爆炸 : “勘”じゃ。
ナデシコ : …… 勘!
爆炸 : 然し見過ごすほどには耄碌していないヨ。…聞かせてもらおう、戦の話。
ナデシコ : ―― わかりました。 わたしに分かる事でしたら、何なりとお話します…!
爆炸 : (こうして、爆炸は事情を知った。
ナデシコ : (そうして――爆炸に語って聞かせる。 5年前から始まる、ネシスの歴史の話――…
爆炸 : (なれば、盛り上げねばなるまい。己の火の力…料理の力で!
爆炸さんが退室しました
ナデシコさんが退室しました
最終更新:2021年05月21日 03:00