ネニュさんが入室しました
ネニュ : ……、(めずらしく少し憂鬱そうな面持ちで散歩しているセクンドゥス家の令嬢ネニュファ
ネニュ : ……ぐすっ
ネニュ : (お気に入りだった従者がセクンドゥス家につかえることをやめるらしい。
ネニュ : (これもジェネシスになった余波といえば余波だが…、
ネニュ : (そんなことはさておき、落ち込んだ気分をまぎらわせるために散歩しているネニュだった。
ナデシコさんが入室しました
ナデシコ : ~♪(お買い物風呂敷にネギをはみ出させて、鼻歌混じりに道を歩いている
ナデシコ : いやぁ~…市場の品もどんどん増えてきて… …あれ?(向かいに見慣れた姿を見つけ
ネニュ : ……………、
ナデシコ : あ! ネニュちゃ…さん!ネニュさんじゃないですかー!?(手ぶんぶん
ネニュ : (反応がない。
ネニュ : (いうまでもなく、これはかなりめずらしい。
ナデシコ : ………!?
ネニュ : っ………(よく見ると肩をふるわせている
ナデシコ : ……(ね、ネニュちゃん…!? 何やらただごとでは無い様子です……
ナデシコ : (ここはそっとしておくべきなのでしょうか… でも……
ナデシコ : ……ね、ネニュちゃん…?(距離が近づいて、もういちど控えめに声を掛ける
ネニュ : ……なによっ!!
ネニュ : (どう見ても号泣している。泣きながらキレだ。
ネニュ : ううううう……うぇーーーーーーーん(そしてあられもなく泣きはじめる
ナデシコ : ひぃ!?すみませ――ネニュちゃーん!?!?
ナデシコ : あわわわ! ど、どうしたんですか~~~?泣かないで~~~!(アワアワアワ
ネニュ : ひぐっ…泣かないでって言われて泣き止むバカどこにいるのよーーーーーー!!!(泣きながら
ネニュ : (その後、5分くらいナデシコになだめられつづけてようやく落ち着きはじめる。
ナデシコ : た、確かに~~~!(そうしてあわあわよしよしし続ける事5分ほど…
ナデシコ : ―――
ナデシコ : ………お、落ち着きました…?(覗き込むように窺って
ネニュ : ……別にナデシコのおかげで泣き止んだとかじゃないし……(まだ多少泣いてるが、大泣きではなくなった。
ネニュ : …リーファン(セクンドゥス家に長年仕えていた従者。21歳)が辞めるんだって。
ナデシコ : と、とにかく落ち着いたなら良かったです…!(ふふ、と困り眉で微笑んで
ネニュ : アイツ、アタシたちを踏み台にしたのよっ…!!
ナデシコ : ……そ、そうなんですか!? そのお名前は…セクンドゥスの従者の方ですよね…
ナデシコ : ふ、踏み台!?(とは!?
ネニュ : そうに決まってるわっ!!
ネニュ : なんでアタシたちとずっと一緒にいないのよっ!!バカっ!!!
ネニュ : (ちなみにリーファンはネシス出身。神宮司に家族を人質にとられているような状態だった。後ろ盾を得るためにセクンドゥス家の従者となったのだ。
ナデシコ : ……
ナデシコ : 従者の方にも、何か事情がおありなのかもしれないですけど…、
ナデシコ : でも……淋しい、ですね。それは…
ネニュ : (はれて家族も自由の身に。そんなこんなで、この町をでて色々なところを旅して、自分のやりたいことを探したい、という若者っぽい理由で従者リーファンはセクンドゥス家を辞めたのだった。
ネニュ : ……寂しくなんかないわよっ!!
ナデシコ : 、、、そう……ですか?(そんなに泣いてらっしゃるのに…
ネニュ : ……こうなったら、
ネニュ : やけ食いよ!!
ナデシコ : …! 食!(ピキューン
ナデシコ : それは同意なのです! 気分をさっぱり明るくする為には――いっぱい食べるのが一番です!
ナデシコ : さっそく広場の露店街に向かいましょう!ネニュちゃん!(一緒に行く気満々である
ネニュ : …のぞむところだわっ!!(というわけで二人で露店街へと向かう。
ナデシコ : (――― そして到着! ネシス中央広場!
ナデシコ : (すっかり常連と化した爆さんのお料理…ネシスで獲れたくらげの刺身を片手に…
ネニュ : ……悪くないわね。(コリコリ
ナデシコ : ――んま!この…歯ごたえが…!新鮮で…
ナデシコ : 爆さんのお料理はなんでもおいしいですけど…こういうシンプルなものもまた良いですね…(コリコリコリコリ
ネニュ : ……悪くないわね。(と言いながら手が止まらない!
ナデシコ : 素材の味の活かし方を熟知してらっしゃるのでしょうね…(うまうま
ネニュ : …ネシスがジェネシスになって、いろんなものが一気に入ってきて…、
ナデシコ : …、(は、と
ネニュ : いろいろと変わっていくのかぁー。(くらげの刺身を食べながらたそがれている
ネニュ : …ナデシコも警察官になったし。
ナデシコ : そうですね~…確かに…そうです。
ナデシコ : 「五年前の平和なネシス」がそのまま戻って来るわけじゃない。全然違いますね…当たり前ですけど。(ほんの少しだけ寂しそうに
ネニュ : ……たしかに、ね。
ナデシコ : でも! 悪い事ばかりじゃないと思うんです。
ネニュ : 何よ、それ。
ナデシコ : 爆さんのお店、ラム肉屋さん、ラーメン屋さん……こんなおいしいお料理も、5年前のネシスには無かったものですし。
ネニュ : …ふ――――――ん。
ナデシコ : …それに、わたしが警察官になった事も。
ネニュ : …そう。
ナデシコ : 確かに、変化ですけど…悪い変化じゃないです。…いえ、悪い変化にしたくない、です。
ネニュ : ・・・・・・・・・。
ネニュ : (ナデシコの父の様子の噂はネニュの耳にも入ってくる。
ネニュ : (王神帝が現れなければ、ナデシコの父が追いつめられることもなかった。
ネニュ : ……
ナデシコ : ……その為にも、ちゃんと頑張らないと… …?どうされました?
ネニュ : 別に。……アナタは王神帝をうらんでないのね。
ネニュ : ……たしかに、自分がやりたいことができない町なんて異常だわ。
ネニュ : ……アタシたち、異常だったのね。
ネニュ : でもそれが普通だったから。
ナデシコ : …はい。 今のネシスの平穏は、王神帝さんによって齎されたものですし。
ナデシコ : 感謝こそあれど…恨むなんて。(下がり眉で笑って
ネニュ : そう。
ネニュ : 本心で言ってるなら、それでいいけど。
ナデシコ : …ネニュちゃんは、王神帝さんに思う所があるんですか?(微妙に矛先を逸らして
ナデシコ : この間も、信用できるかわからない、と仰ってましたけど…
ネニュ : 別に。どこからともなく湧いてきた人間なんて警戒するのが当たり前でしょ。
ナデシコ : …、 …そう言われると、そうですね?(困り笑いで
ネニュ : どういう人間なのか、何がしたいのか。お父様もまだあまり見えてきてないって言っていたし…。
ネニュ : もしかして…。
ナデシコ : ……。(撫子からの印象もそうだ。豪快そうに見えるが、市長としての動き方はあまり見えていない。
ネニュ : ポンコツなのかしら。
ナデシコ : …… ? (?
ネニュ : …まだ20でしょ。武力はあっても、どう街を治めたらいいかなんて考えたことなかったとか。
ナデシコ : ま、、、まさかですと!?(考えもしなかった答えで面食らっている
ナデシコ : 20!? わ、わたしと一つしか変わらないのですか!!?
ナデシコ : そんな若いみそらで市長さんをされているとは… 衝撃的です…!
ネニュ : そうよ、まだアタシたちと変わらない若造なのよ!
ネニュ : (この世界には年齢からは想像のつかない才覚を持つ人間がいることもネニュはしっているが…
ナデシコ : そう…なんですね…(ほう…と
ナデシコ : なら…
ナデシコ : 街の皆で、唯我さんに協力してゆきませんと、ですね!
ネニュ : ふうん。
ネニュ : アナタ、いい子なのね。ナデシコ。
ナデシコ : えっ?(きょとんとネニュを見て
ナデシコ : あ、ありがとうございます!(ストレートに誉め言葉と受け取っている
ネニュ : ……よし。(クラゲの刺身を食べ終え。
ネニュ : じゃあ行くわよ。どうせこの後も暇なんでしょ?
ナデシコ : …は!ごちそうさまです!(両手合わせて
ナデシコ : …はい!晩御飯の支度までにはまだ時間がありますし!
ネニュ : 王神帝の屋敷。見に行きましょ。
ネニュ : どんな人間かまだ、ちゃんと見たことないし。
ナデシコ : …!早速ですね!?(ナデシコも遠巻きにしか見た事が無い
ネニュ : 神宮寺だったらそんなことしたら殺されてるけど、神宮寺みたいな動きはまだ見せてないってお父様も言ってたわ。
ナデシコ : それに…実際に知ってみない事には何もわかりませんものね!
ネニュ : …ええ。
ネニュ : ……家にいても気分が沈むだけだし
ネニュ : リーファンのばか……
ネニュ : ……いくわよっ!!(ナデシコの腕をぐっとつかんで
ナデシコ : ………。(ネニュを心配そうに見つめて
ナデシコ : っ は! で、でははい!こちらを少し失礼しましてー!(と言って爆爺のレシピを一枚頂戴して
ネニュ : あ!!アタシの分も取りなさい!!
ネニュ : (と言いつつ、ナデシコからレシピを受け取る
ナデシコ : かしこまりましたー!(もう一枚取って)ネニュちゃん、お料理されるんです?
ネニュ : しないわよっ……!!
ネニュ : (でも、町もどんどんと変わっていくし、人も変わっていく。
ネニュ : (何か新しいことをはじめてもいいのかもしれないと、ふと思ったネニュだった。
ナデシコ : わたしは爆さんのレシピ、順に作って行ってるんです、――…(そうして、かしましく話し続けながら、王神帝宅への道を行く女子2名
ナデシコ : お父さん、段々全部食べてくれる事が増えてきたんです!やっぱり美味しい物は世界平和を~…(広場から姿が消えて行く
ナデシコさんが退室しました
ネニュさんが退室しました
最終更新:2021年06月09日 03:07