イルミナさんが入室しました
イルミナ : (――某日昼下り。
イルミナ : (兄と抜け出して見廻った街の活気は、それはもう見違えるようだった。
イルミナ : (ラム肉頬張り帰路につき、証拠隠蔽……するほど何かしたわけではないが。
イルミナ : (なので、不意であった。
イルミナ : ――、はい。
イルミナ : (小気味よいノックと共に、その男は現れた。
オレオルさんが入室しました
オレオル : 、ん(ドアを見遣る
唯我さんが入室しました
渦明さんが入室しました
唯我 : (右手に花束! 左手に果物籠!
唯我 : (無駄に大きな声を上げる登場時の謎の高笑いもなく!
オレオル : ――、ぁ。(そうだ、話には聞いていた。
唯我 : …入らせてもらう。(普通の人間の音声で喋る
唯我 : (ザ・お見舞いスタイルの新市長
渦明 : どーも。こんにちは。お邪魔します。(そんな唯我の後ろ、開いたドアから顔を見せる
イルミナ : ――、唯我様。(きょとん、と
オレオル : …やあ、いらっしゃい!(ベッドの傍に立つ兄 2人を笑顔で迎え入れる
唯我 : イルミナ…オレオル、(名を呼び、近づき
唯我 : ・・・
唯我 : 無事か?
イルミナ : 、はい。お陰様で(控えめに微笑み
オレオル : あぁ。明日には外に出ても良いそうだよ。(今しがた外に出ていた事は内緒だ
唯我 : ・・・、、(微笑みに見られて、
唯我 : そうか・・・。
渦明 : …そうなんですね。それは安心しました。(はは、と
唯我 : コレ、見舞いの品だ(オレオルに花束と果物籠を渡す
オレオル : 、ぉっと。 あぁ。ありがとう!わざわざすまないね。(受け取って
唯我 : いや………「すまない」のはコッチの方さ。
オレオル : ……え?(驚いたように
唯我 : 見舞いにも来れず、話も出来ず、…すまなかった。(イルミナにも、そしてオレオルにも
渦明 : …(唯我の後ろで様子を見守っている
唯我 : 今日は見舞いと……それと、誠に勝手だが、話をしにきたんだ。
イルミナ : ……。話、ですか……?
オレオル : …、それは……(すごく意外そうだ だってこれまでの態度とまるで違う
唯我 : (そう。これまでの態度とまるで違う。
唯我 : (クルーズではいざ知らず、ここジェネシスに来てから。なんならその前の旅から。オレオルにこんな態度は見せていない。
唯我 : イルミナ、もう、本当に…無事なのか?
イルミナ : ………、
イルミナ : 唯我、様…、……?(それは、あまりにも意外だったようで
唯我 : …
唯我 : 無事なら無事に越したことはないが。
唯我 : …何かあったなら、聞かせてほしい。
オレオル : ……、。(心配そうに妹を見下ろす それは彼も聞きたかった事で
オレオル : (そして、決して妹の口から聞く事の出来なかった事でもある。
イルミナ : …………。
イルミナ : アーティファクトを。”廻廊”を奪われました。
イルミナ : あれは、父の形見でもあり、私を永らく支えてもらっていたモノでもあります。
イルミナ : それが無いのは………唯我様の助力を考えても…………
イルミナ : 辛い……ですね。(うつむき加減で
唯我 : ………そうか。
唯我 : 「奪われた」んだな。
イルミナ : ……。
オレオル : ………、、それは、
オレオル : 「誰」に……?
イルミナ : ……。(脳裏に浮かぶ。朦朧とした眼には、確かに――……
イルミナ : ……ルインズベルトの方々、といえば良いでしょうか。
オレオル : 、…!
唯我 : 嗚呼。
唯我 : そうなんだな……………
渦明 : 、……(やはりか、という表情で
渦明 : …ルインズベルトの民が、イルミナさんを誘拐し、アーティファクトを奪った。…そうなんですね?
イルミナ : ………(無言。肯定ということだ。
オレオル : 、、な、 そんな事が……
唯我 : うむ。
オレオル : っ、そんな目に遭って…何故今まで何も言わなかったんだい?(苦しげな顔で
イルミナ : それは…………、、(苦しげな兄の表情を見て胸が痛む
イルミナ : ……夢の、為です。
オレオル : 夢……?
唯我 : 言ってみて。くれないか。
唯我 : その夢、言っただけで掻き消えるものではないかもしれない。
イルミナ : ……(ゆっくりと、唯我を見る
イルミナ : ……。夢を、見ました。
唯我 : どんな、夢だ?
イルミナ : すべての世代と、種族と、時代が集約する街。
イルミナ : 古くからある臣民を護り、新たなる来訪者を受け入れ
イルミナ : ………ルインズベルトに住まう人々も、救う。
渦明 : ………(――「全ての世代<ジェネレーション>が、共生する起源<ジェネシス>にしたい。 それがオレの・・・」
唯我 : ………
唯我 : だから…ルインズベルトに襲われた事実を話したくなかった、か。
オレオル : ……唯我くんの、……否、唯我くんの理想の為に、か。(深々と息を吐くような声で
唯我 : その為に…自分を襲ってきた者さえも救いたいだなんて…
イルミナ : ……一度は鎖の海に沈んだ人生でした。
イルミナ : そこから救い上げて、照らして頂いたのは他の誰でもなく……
イルミナ : 唯我様、貴方です。
唯我 : ハッ・・・・・・・・・
唯我 : お見舞いに来たつもりが、こちらが元気づけられるとはな。
イルミナ : ……。ただ、そうですね……中々に茨の道かもしれません。
唯我 : オレはオレの野望を叶えたかっただけだ。
唯我 : ネシスを救ったのは偶然にすぎない…
イルミナ : ……。
唯我 : そう、思い過ごしたかったのだがな。
唯我 : イルミナ、先程語った夢は掻き消えやしない。させないと誓おう。
イルミナ : ――、。
唯我 : そうまでして秘匿した姫様<きさま>の覚悟と感謝に報いねばなるまい。
唯我 : ネシスを救ったのは偶然ではなく運命。(イルミナと、そして道中連れ添ったオレオルを見て
唯我 : 全ての世代<ジェネレーション>が、共生する起源<ジェネシス> オレ達の夢の街。
唯我 : …イルミナの星遺物を取り返し、ルインズベルトの侵略を退け、ネシスの民を救い、新世代を迎い入れ、その上でルインズベルトをも救済する!
オレオル : ………、唯我くん…。
イルミナ : ……言葉にすると、何だかとても欲張りですね?(微笑み
イルミナ : でも、ええ、だからこそ。唯我様の口から聞けて、良かった……。
唯我 : なんてことはない。オレ自身口にするのを憚っていた臆病者だっただけだ。
唯我 : オレが不幸にさせてしまった町民に散々背中を押され、オレが救えた町民と話せて、ようやく覚悟が決まっただけの事。
渦明 : ……(腕組み半目で見守る、かつての町民) まー。
渦明 : そうして口に出して、次は。どうしていくのか、ですね?
唯我 : 流石だな。しっかり詰めていく。良いだろう。
渦明 : たりめーですよ。
渦明 : そもそもあんたがハッキリしなかった所為もあるでしょ。イルミナさんが声を上げられなかったのは。(火の玉
唯我 : あぁ、その通り。二人揃って襲撃者を救いたいだのおめでたい結論を持ち出すとは夢にも思うまい。まるで夢のようだからな。
唯我 : そして、ルインズベルトの不意な誘拐能力が明らかになった以上、防戦は出来ない。
オレオル : …、という事は…
オレオル : 此方から、仕掛ける…という事かい?
唯我 : 嗚呼。
イルミナ : ……。
唯我 : 突入ルートを確保して、堂々と和平交渉と行こう。
オレオル : …そうか。 ……そうなの!?(驚いて 明らかに声色がホッとしてる
唯我 : 最悪戦闘になってもアチラでの戦闘なら、コチラが気をつけさえすれば非戦闘民は巻き込まい…
唯我 : とはいえ、オレオル。この作戦には重要な欠点が1つある。
オレオル : 、然し。 イルミナの”廻廊”以外にそう向こうに渡る手段なんて… …?
唯我 : そう。その手段を探すしかないな。このジェネシス内、あるいは無数のルーインズの星遺物から…!
渦明 : … あ。(何か思い出したように
唯我 : どうした?渦明
渦明 : あー。 …まだ確認中なんですけど、あるかもしれねぇです。 手段。
唯我 : なん…だと…?
オレオル : うっそ!?
渦明 : あのー、呪喜さんにあてがった部屋。覚えてます?唯我さん。
渦明 : あそこにある大量の骨董品、呪喜さんとルストさんで調査したみたいなんですよ。その中に…
イルミナ : ……、そこに、解決の糸口が…?
唯我 : ほーう! 流石だな、あの二人、もうそこまで掴んでいたのか…!?
渦明 : はい。神宮寺が利用してたであろうアイテム群の中に、転移装置らしき物があったと。
唯我 : ハッ、話が早い!
オレオル : そ、そんな事ある…? …いやまあ、そうかぁ
唯我 : 神宮寺本人がルインズベルトを行き来していたんだ。考えても見れば当然の事だな。
オレオル : ああ、彼自身に特殊な能力は無かったと聞くし。何らかの道具で自由に出入り出来たのは然るべき…という事なのかな。
渦明 : んですね!呪喜さん達も「なんかめんどそうなんで好きにしていっすよ」って感じでしたし、今は警察預かりになってます。
イルミナ : ……つまり神宮寺が当初に用いた、ルインズベルトを攻略したアイテムを使う、と……
唯我 : そう!決まりだな!
オレオル : いやぁ…渡りに船、という感じだねぇ…(ほぇー、と
唯我 : …突入メンバーを編成し、警察署に集合。突入し、交渉を開始する。
渦明 : ですね。なるはやで。 …人選はどうします?
唯我 : オレが決めて招集しよう! すぐとなると揃わぬ者もいるが、今いるベストメンバーで臨もう
渦明 : 了解です。 頼みましたよ。(ん、と笑って
唯我 : というわけだ。
唯我 : イルミナ、オレオル。
イルミナ : ――、
オレオル : 、
唯我 : すまなかった。そして、感謝する。
唯我 : オレたちの夢の街のため、この作戦に同行してくれ。
オレオル : 、……あぁ。
オレオル : 僕達にも…協力させておくれ。このネシスの……否、ジェネシスの街の為に。
イルミナ : (同じく頷いて
唯我 : …よし。
唯我 : ありがとう。では、また、後ほど会おう!
唯我 : オレは他のメンバーを招集してこよう!
渦明 : じゃ、自分も。 件のアイテムの準備や手続きやらしないとですからね。
オレオル : ぁぁ、そうか。 …ありがとう、唯我くん、渦明くん。
渦明 : 礼には及びません! この街の一大事ですから。(笑って、ね、と唯我に
唯我 : ああ。オレたちの街の為だ。(渦明、オレオル、イルミナに、笑い
唯我 : オレたちの夢の街は、これからだ!!!
唯我さんが退室しました
オレオルさんが退室しました
渦明さんが退室しました
イルミナさんが退室しました
最終更新:2021年07月04日 04:22