キアシスさんが入室しました
キアシス : (---9月7日、昼下がり。天候は曇り。
ミヅハさんが入室しました
ミヅハ : ……。はい、今日の授業はここまで。
ミヅハ : ちょっと難しい箇所だったから、もし質問があったら私の研究室まで来て聞いてね。
ミヅハ : (ミヅハが担当している古代術式演習IIの授業。ちらほらと、ミヅハを指導者に選んだ三年以降の学生の姿も見える。
エレアさんが入室しました
エレア : …………。
エレア : (黙って鞄に魔具や本を詰め込み、教室から外へ
エレアさんが退室しました
ミヅハ : …………(目のはしでエレアを見やり
ミヅハ : (……やっぱり、まだ元気なさそうだな。
ミヅハ : …………
ミヅハ : さて、と。
ミヅハ : 片付けしないと。
ミヅハ : (ほとんど人気のなくなった授業終わりの教室。
エシャさんが入室しました
エシャ : ……こんにちは。ミヅハ先生。
ミヅハ : (授業後の後片付けしている最中に、急に声をかけられる。
ミヅハ : ……えっと。エシャ・ティロン君、だったよね……?
エシャ : ええ。名前を覚えてくださっていて。
エシャ : (大袈裟に一礼する。
エシャ : 少し、質問があるのですが。
ミヅハ : 質問……?
ミヅハ : ……うん。何でも聞いて。
エシャ : ええ。実は。
エシャ : 僕の今持っているこの鈍器と、キアシスを代表するミヅハ先生の頭脳。どちらの方が硬いのかと思いまして。
ミヅハ : ………えっと?
ミヅハ : ……!
エシャ : (ハンマーめいた鈍器を振りかざしながら、こう告げる。
エシャ : ここからは僕たち学生による新しいリーズベルトが始まるのです!
エシャ : 委員会に幸あれ!!
エシャ : そして旧時代の堅物たちにはご退場願いましょう!!!
ミヅハ : (---そして、その直後に鈍い音とミヅハの叫び声がほぼ誰もいない教室にこだました。
ミヅハさんが退室しました
エシャさんが退室しました
ニカさんが入室しました
ニカ : (―――9月7日。 昼下がり。 気候は曇天。
ニカ : (戦闘訓練ルームの廊下を歩く生徒が一人。
ニカ : (丁度授業終わりの時間だが、人の姿はまばらだ。
ニカ : …。(黒のローブを肩掛けした、胡散気な、浮かない顔をした青年。まあ浮いてる顔をしてる事は少ないのだが、
ニカ : (次の授業に向かうのだろうか。それとも自主トレーニングか。訓練用教室の並ぶ廊下を歩いていく
エレアさんが入室しました
エレア : (ふいに授業の終わった教室から出てくる女生徒。
ニカ : 、(丁度目の前にエレアが出て来た形
ニカ : … 悪、 (はた、と止まって
ニカ : ……ぁ。
エレア : (ちなみにここから数分後に先ほど受けていた授業の講師であるミヅハが襲撃されることとなるのだが……。
エレア : …………。
エレア : (ニカに気づきながら、何て声をかけていいのかがわからない。
エレア : (ただ立ち止まっている。
エレア : ……、
エレア : 何?
ニカ : ………。(同じく。ただ立ち止まっている
ニカ : (ミカエルには謝っておく、とは言ったものの、改めて会うと何を言うべきか。否、何か言うのも逆に変じゃないか?などと――…思っ――
ニカ : …は?
エレア : …別に。
エレア : 私を待ってたんじゃないんだ。
ニカ : … ぁー、(反射で悪態吐いた事にバツが悪そうな顔をするものの)…はい。別に。
ニカ : つーか待たれてても嫌じゃないスか。
エレア : やっぱり敬語。
エレア : ……別に、嫌じゃないけど。
エレア : ………
エレア : ごめんなさい。
エレア : (ばっと頭を下げる。
ニカ : ……。そうなんスか。良くわかんねー、けど。…(やりづらそうに髪耳に掛けつつ
ニカ : ……ぇ?
エレア : ……。せっかくの楽しいパーティだったのに。私のせいで。
ニカ : …なんか俺。謝られるような事されましたっけ。 …ゃ。別に、…
エレア : ……。それだけ。
ニカ : …それはどっちもどっちなんじゃ無いですか。 …そっちだって
ニカ : なんか俺の言う事、癇に障ったんでしょ。お互い様スよ。
エレア : ……。
エレア : そっか。
エレア : (心なしか嬉しそうに
エレア : ……それじゃあ、ね。
ニカ : ……。俺は今一何も納得してねーんですけど…?(怪訝そうに
エレア : …納得って何?
エレア : まあ、いいや。もうケンカしたくないし。
ニカ : …何にキレたのかもわかんねーし、何で今ちょっと元気なのかもわかんねーんで。 …ま、
ニカ : なんか元気そうなら良かったんじゃ無いですか。アンタの事、ミカエル先輩が気にしてたんで。
エレア : …………
エレア : ……ふぅん。
エレア : (と言いつつ、踵を返してその場を立ち去ろうとする。
ニカ : 俺も別に、何もかもに突っかかって喧嘩したい訳じゃ無いですし。 …んじゃ。(見送りモード
ミヅハさんが入室しました
ミヅハ : ……誰かっ!!きゃあっ!!!!!
ニカ : …、(ビクッと
ニカ : …は? …ぁ??
ミヅハ : (エレアが今まで授業を受けていたまさにその教室からミヅハの悲鳴と、その後に鈍い打撃音が。
エレア : えっ……?!
ニカ : …は。 悲鳴……?
ミヅハ : (そして誰かが地面に倒れ込んだような音がそれに続く。
ニカ : 、この教室の中から…、 だよな…?(傍のエレアに
エレア : ………ミヅハ?
エレア : う、うん…。
ニカ : ……、、(少し怖気付く様子、だが
ニカ : ……っ(片手で頭を抑えて、 首ブンブンと振って
ニカ : ………中見てみるわ。(俯きがちにボソ、と呟き、歩き出す
ニカ : ………、、(こういう、時に。
エレア : ………………、(
ニカ : (ちゃんと、我先に飛び出して、踏み込めるんだろ。 「あいつら」は――……(ガラッ
ニカ : (戦闘訓練ルームの引き扉を開き、室内を覗くと――…
エシャさんが入室しました
エシャ : アハハ、あははははははは
エシャ : (そこには血に染まりながら高嗤いする男子学生の姿と
ミヅハ : (床に倒れ込むミヅハの姿が。
エシャ : ………んんん。誰かな。
ニカ : ………ッ な。
エシャ : さては見られちゃったかな。(やれやれ、と言った風に頭を振りながら
ニカ : ミヅハ、先生……?
ニカ : いや、アンタ何やってんだ……!?(月並みな反応しかできない
エレア : ミヅハ……!!!(地面に倒れ込んでいるミヅハのもとに駆け寄る。
エレア : (エレアにとってあまり得意ではない、微弱な治癒魔法を倒れ込んでいるミヅハにかける。
エシャ : 何って、
エシャ : 自明じゃないか。
エシャ : 新しいリーズベルトの幕開けだよ。
エシャ : 旧態依然とした化石のような教授たちにいいように使われ、
エシャ : 実力のない、ノウナシ教授がただ家柄だけで出世していく、
エシャ : そんなこの腐敗した大学を変える。
エシャ : その一歩目さ。
ニカ : ッ、おいアンタ…(そんな無防備に…とエレアに驚きつつ、視線はエシャを見て
エシャ : ……ふふふ。
ニカ : ………。はぁ。それで教授を襲撃したって…?
エシャ : そうさ。(けろっと。
エシャ : だって、こんな日常退屈じゃないか。
エシャ : 青春には、刺激が必要だろ?
エシャ : さて、君も犠牲になってもらおうかな。(鈍器をふりかぶり、エレアをめがけて振り下ろそうとする
ニカ : …いや、マジで意味わかんねーな。(内心動揺が激しい。動悸がすごい。
エレア : (ミヅハに気を取られていて、当然のように無防備だ!
エシャ : はい、二人目ェー!!!!
エシャ : (そう叫びながら鈍器を打ち下ろす
ニカ : ッ―― ぁ おい!? (何の準備も出来ないまま、凶行を目の当たりに―――
ミカエルさんが入室しました
ロルさんが入室しました
ニカ : …!(自分の術では何もかも間に合わない! 思わず目を瞑り顔を逸らすが――
ミカエル : ーー ガイィィぃイん ーーー
エシャ : …………んん???
ミカエル : (鈍器が硬いものにぶつかり響く鈍い音
ミカエル : 危ない…所でした…
ニカ : 、 、 。(音に、恐る恐る目を開き、視線を戻す。
ミカエル : (エレアとエシャの間に入る6枚翼の大天使
ミカエル : (その
ロル : ……なんだこりゃ…
ミカエル : (頭上に浮遊する天使の輪っかに鈍器がぶつかり、止まっている
エシャ : あれれ、君は誰だったか。
ニカ : ――……先輩…!?
エシャ : そうだ。学内の有名人君じゃないか。
ミカエル : ええ。私は【大天使】ミカエルです。
エシャ : くだらない博愛主義を振りまいているとかいう。
エシャ : ……はは、ちょうどいい。
ニカ : ッ、(ハッとする(否、気圧されてる場合じゃ、ない。実戦は初めてでも…、
エシャ : 【術式展開】
ミカエル : いいえ。くだらなくなんてない。(エレアとミズハを両腕に持って、飛び退く
ミカエル : この世界を救う為の愛です。
エシャ : (なにやらエシャの右腕に紋章めいた刻印が浮かび上がる
ニカ : …、(今までやってきた事を、培ってきた物を、裏切らせない…(片手をポッケに入れて…取り出すのはスマホ。
エシャ : (炎属性の紋章魔術。
エシャ : 爆ぜろッ!!!(鈍器が爆炎を包みながら、
ミカエル : 皆さん、戦闘です。(真剣な雰囲気で、改めて顔馴染み達に伝える
エシャ : (ミカエルに向かって振り下ろされる
ニカ : …、はい。(敵は炎使い。 そしてミカエル先輩は確か…、…なら。
エシャ : はい、三人目ェー!!!!
ミカエル : 天輪よーーー(天使の輪がミカエルの前に動き
ミカエル : 庇護力を示せー(爆炎を防ぐ円形の盾となる
エシャ : あはは!!!(円形の盾にそのまま爆炎鈍器を振り下ろす!
ミカエル : (炎を受けて光り輝く天使の輪
ミカエル : ーーこの世界に救済を。(連続した行説の言葉。魔術の詠唱。
ロル : 戦闘たって……、
ロル : どうする…?(ニカに
ニカ : 『【暗香疎影】』(スマホから流れる自動音声。爆炎鈍器を纏うエシャにできた濃い影が僅かに揺らめく ―これは布石だ
ニカ : …やりますよ。(ロルを見ないまま即答で
ミカエル : アークエンジェル・リフレクション。(天使の輪が回転し、光と共に爆炎を跳ね返す
ロル : ……えぇ〜〜〜……
ロル : 仕方ないなあ……。
ニカ : …厭なんで。またモブで消費されるのは。(ボソッと、聞こえるか聞こえないか
ロル : ……こっちだ。(倒れているミヅハと茫然としているエレアをとりあえず部屋の隅に移動させる
ニカ : まー…、ミカエル先輩、強いから。別に要らないかもですけどね。(助かります、と視線で見て
エシャ : 小癪じゃないか!
エシャ : ……でも。
エシャ : 博愛主義なのに、暴力をふるっていいのかなぁ?!!!!!
エシャ : フフフ、破綻しているじゃないか!!!
ミカエル : ええ。この世の“”“悪”“”を倒す為ならば。
エシャ : (どん、どんっとエシャの右腕から爆音が響き、次の一撃の威力を高める。
ミカエル : 『天輪は矢尻を示しましょう』(天使の輪の前で右手を引く動作
ニカ : (すっとスマホをエシャの方向、やや斜め下に翳し
ミカエル : ーー『この世界に救済を。』(ミカエルの右手に光が集まる
エシャ : へぇ。
エシャ : 面白いじゃないか!!
ミカエル : アークエンジェル・ホーリーアロー…!(天使の輪の中からエシャに向かって射出される光の矢
エシャ : いいだろう。そんなくだらない矢、そのまま打ち返してやるよ!!
ニカ : 『影に縛られ』(か弱く細い闇の細光線がエシャの『影』に向け発射される
エシャ : ……鏡映術式(リフレクション)!!!(反射の術式を鈍器に込め、放たれる光の矢に向かってフルスイングする。
ニカ : (スマホに表示されているのは✿印の紋章 ―影に着弾すると共に、エシャの動きを止める!
エシャ : ……ッ!!(動きが封じられる
ニカ : (いわゆる影縛りの行動阻害魔法。対象の対魔力によって抵抗が可能。
ミカエル : ええ。素晴らしいサポートです。(視線を送らずニカへ賞賛の笑み
エシャ : ……無駄ァ!!!!(少し動きが遅れながら、そのまま勢いでフルスイングするが……
ミカエル : (エシャのリフレクションが中断され、ミカエルの光の矢がエシャへ放たれる
エシャ : (フルスイングのタイミングが狂い、光の矢をもろに受けてしまう
エシャ : ………ぐはっ。
ニカ : …あざます。 ――『黒衣の狩撃』。(短い文言の詠唱で―更に派生!
ニカ : (光の矢を受けノックバックするエシャを背後から喰らうように―影から伸びる闇の鉤爪が五指を広げ
ニカ : (そのまま握り潰すように襲い掛かる
エシャ : ……ふん、落ちこぼれたち風情が。
ミカエル : ええ。良い派生です。(左手で天使の輪の内側を持ち
エシャ : 僕に逆らおうって言うのかいッ?!!!!!!!
ミカエル : 『天輪よ、刃を示せーー(天使の輪が高速回転
エシャ : (鉤爪に巻き込まれながら、エシャの全身に術式の紋章が光り輝き、
ニカ : …正当防衛。暴動鎮圧。逆らう理由幾らでもありますけど…
ミカエル : 『この世界に救済を。』(6枚の翼で跳び一瞬でエシャの目の前へ
エシャ : ーーーーーーーーーー◆◆◆◆ッ!!!!(人間というよりも種族鬼のように巨大化する
ミカエル : アークエンジェル・カッターーーー(天使の輪で斬りかかりーーー
ニカ : ……んな?
ミカエル : っ、(斬りかかる瞬間、質量の増大。巨大化により天使の輪の斬撃が弾かれる
エシャ : 裏生徒会へようこそ!!!!!!
ニカ : …はぁ…?(さっきから意味が分からん。判らねーが、ともあれヤバそうな事はわかる。
ミカエル : む、、、(半歩下がって巨大鬼を見上げる
ミカエル : その言葉、聞き捨てなりません。
ニカ : …何スか、裏生徒会って。
エシャ : …そして新しい大学のために無残に潰されてくれたまえ!!!
エシャ : 裏生徒会。新しい大学を作るための組織に決まっているじゃないか!!!
ミカエル : 私達は学祭実行員会。この名門リーズベルト大学を幸せにする為の組織です。
ミカエル : 貴方の…いえ、貴方達の思想とは真逆の物です。
エシャ : フフフ。君の友達も、君の先輩も、裏生徒会に入っているかもねぇ???
ニカ : ……まー、それには同意ッスね。(ミカエルに
ミカエル : ただでさえ見捨てておけぬ凶行でしたが…あなただけではなく裏生徒会、そのものの暴走を止める必要がありますね。
ミカエル : ねえ。ニカさん。ロルさん?(わざわざ振り向いて
ミカエル : そして。エレアさん。(微笑み
エシャ : フフフ、止めれるものなら止めてみなよ、博愛主義者君!!!!!
ニカ : えぇ。せっかく内申上げる為に委員会入ったのに。大学改革されたら意味無いんで。
エシャ : (そうこう言いながらエシャの右腕が肥大化し、爆炎を上げながらミカエルに向かって鈍器が振り下ろされる。
エシャ : キエエエエエエエエエエ!!!!!
エレア : …わからないけど。わからないけど。
エレア : …私はあなたたちの味方はしない。
ロル : ……えっ、僕っ?!!
ロル : そうだね〜〜〜!止めちゃうか〜〜、暴走。
ミカエル : ええ。止めましょう。私達で。(振り向きながら6枚の翼で跳び上がり
ニカ : …ッスね。(…あのフィジカル。接近戦はマズいな。ならさっきの通りに…
ミカエル : アークエンジェル・ライジングカッター!(高速回転する天使の輪を鈍器に向けて打ち合わせる
エシャ : ……バカめ!!!力勝負だと?!!!
エシャ : (そのまま天使の輪を押し返し、ミカエルもろとも押しつぶそうとする
ニカ : (敵と先輩の放つ「光」から生まれる「影」を利用して…
ミカエル : っ…しかし、(エシャの剛力に押されながら
ニカ : 『【暗香疎影】』(スマホから流れる音声と)『影に縛られ』(ニカの口からの肉声が、同時に重なり
ロル : え〜〜〜〜っと、こんなときに買ったはずの魔具が……(あたふたポケットを漁っている
ロル : ない…。忘れちゃったのか。
ニカ : (スマホの紋章から闇ビーム。 先程よりもスピーディに影縛りの阻害魔法が発動する>エシャ
エシャ : フン、想定の範囲内……なにっ?!!!(先ほどの術式を想定していたため、またも動作にラグが生じる
ミカエル : ええ。ええ。『大天使ミカエルは呼びかけます。』(ニカのサポートに微笑みながら新たな詠唱を紡ぐ
ミカエル : 『天使よ、力を示せーー』(ミカエルの羽根の間から飛び立ちミカエルの左腕に吸い付く6体のミニ天使達
ミカエル : エンジェル・アームズ…!(6体のミニ天使のフォローを受けて左腕の筋力が増加。鈍器を押し返す
エシャ : ……クソがァっ!!!!(ニカの術式と相待って、押し返される鈍器
ニカ : …、、【暗香疎影】ッ、(今度は口で唱えながらスマホをスワイプ。画面の紋章が切り替わり「★」の印に。
ニカ : (スマホをエシャの足元―影に翳しながら)―『闇夜の礫』!
ミカエル : この世界に。救済を。(一体のミニ天使が腕を離れてロルとエレア達の元へ飛ぶ
ニカ : (エシャの足下から上空に向かって、次々と幾つも放たれる闇魔法の礫 一撃一撃に炸裂効果
ミカエル : (エレア達の前で天井を指差し…大きく両手を広げる動作を行い、消えるミニ天使
エシャ : ……くっ、落ちこぼれ風情めがぁぁっ……(この状況のなか回避することはできない!すべて命中していく
ロル : あ……!!あった!!!
ロル : (ミニ天使たちのジェスチャーを見ながら
ロル : 天井に大穴開けろっていうの……?
ロル : ……いいよっ!!!
ミカエル : ええ。ええ。炎と鬼に対して、光と影。(天輪を振るいながら何かに答える
ロル : 五月雨さん特性、炸裂魔法弾だっ!!!(何かしらの球を天井に放り投げると
ロル : (そのまま轟音をたてて炸裂し、天井に大穴を開ける!!!
ミカエル : それならば…『大天使ミカエルはーー照らします。(ロルの行動を信じて大詠唱を始めている
ニカ : ――は…?(後方でやべえ音がしてて焦るが…後には引けない…!
ミカエル : 『天界よ。明かりを示せーー』(6枚の翼で天井に開いた大穴を抜けて外へ
ミカエル : 『この世界に救済を。』(ミカエルの詠唱は4段詠唱。4段全てを組み合わせて放つものが完全版。
ニカ : …(先輩が何やる気かは分からねーけど…さっきから、コッチの魔法をきちんと理解してる。なら…
ミカエル : ーーーアークライト・サン。
ニカ : (スマホをスワイプし、次の音声と印を再セット。
ミカエル : (天界ー天空から降り注ぐ強烈な光が学園周囲の雲を全て吹き飛ばし、大穴へと極大の光線を注ぎ込む
エシャ : ……なっ?!!!
ミカエル : (大穴から降り注ぐ光線は巨大鬼の体表に浴びせられ、その背後には巨大な影を作る
ニカ : 【暗香疎影】『徒なる華』(口頭詠唱、スマホの音声。そして液晶には「★」の印
エシャ : うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!(当然モロに光線を受ける
ニカ : ―――『闇夜の礫』ッ!(光線によって背後に生まれた巨大な影から――ダメ押しの闇礫が舞い散る花のように乱舞する!
エシャ : …【金剛】。……チッ 少し間に合わない。
エシャ : —————————————(ダメ押しの闇礫が直撃し、
エシャ : (鬼種のような肥大化した姿ではなく、男子学生の姿に戻りながら、
エシャ : (その場に倒れ込む。
エシャ : …………………
エシャ : (気絶しているようだ。
ニカ : (――光と影。挟み込むような奔流が、やがて収まってゆき………
ミカエル : (収束する光線と共にふわりと降りてくる大天使
ニカ : ………(やったか…?(エシャの様子を遠目に確認
エシャ : ————————
ミカエル : ええ。ええ。
エシャ : (起き上がる素振りはない。
ミカエル : また1つ。世界を救えました。私達の働きで。
ニカ : ………(警戒は解かぬまま、少しずつ、様子を見つつ近付いて
キアシス : 貴方たち!何やっているのっ?!!
ニカ : …世界。世界ねー… 、(ビクッ
ミカエル : っ?(声に振り向き
キアシス : (爆音を聞きつけたリーズベルト大学の保険医が教室に飛び込んでくる。
保険医さんが入室しました
保険医 : ……これはっ……?
ニカ : ……ぁ。…えーっと。(拙…って顔で保険医を見つつ
ミカエル : 教授に暴行を振るっていた生徒がおりましたので、
ミカエル : “救済”しました。
ニカ : とりま、そっちの…ミヅハ先生。診てもらえますか…?
ミカエル : (淡々と説明する大天使
保険医 : きゅ、救済…?
保険医 : え、ええ。
保険医 : とにかく、怪我人の救助が最優先よ。
保険医 : (そのまま、ミヅハとエシャは保健室に運び込まれ、保険医は教室を後にした。
ニカ : …(保険医見送る。 流石にプロ、手際が良いな…
保険医 : (エシャはというと、その後、由緒正しいリーズベルト魔術学院の残されていた地下牢に放り込まれたとか放り込まれなかったとか。
保険医さんが退室しました
ミカエルさんが退室しました
ミカエルさんが入室しました
ニカ : ………
エレア : (ミヅハの様子を見に一緒に保健室へ向かう。
エレアさんが退室しました
ニカ : ……何だったんだ…(残された中で茫然と
ロル : ……はは。
ロル : ほんとそれだね。
ニカ : …って、アイツ消えてるし。絶対強いだろうに…(ボソッと悪態吐いた後
ミカエル : 裏生徒会…と名乗っておりましたね。
ロル : 裏生徒会か。なんか聞いたことあるような、ないような……
ミカエル : ロルさん。もう少し、この教室を調べても良いでしょうか?
ロル : ああ。よろしくお願いするよ。
ミカエル : 私のミニ天使ちゃんと、ロルさんの魔具があれば…何か痕跡を掴めるかもしれません…
ニカ : ……ぁぁ、じゃー、俺は先生に説明行ってきます。(役割分担だな、と理解し
ミカエル : ええ。それと、(ニカに声掛けて
ロル : うん。二人協力したら、百人力だね。(探索用の魔具は忘れちゃったんだけど、内緒にしておこう。
ミカエル : エレアさんの様子も見て貰えますか?
ニカ : っても誰に言えばいいもんかですけど。…さっきの奴の教授って誰だよ… …ん?(ミカエルに振り返って
ニカ : ……ぁぁ、なんか…
ニカ : 大分血相変えてましたもんね。…何かあるんスかね、リュミナ教授と。
ミカエル : 大事な教授さんです。
ミカエル : それが倒れてしまったのです。理不尽な暴力で。
ミカエル : …誰かそばに居てあげてください。(ニカに哀しそうな笑みを見せる
ニカ : …………
ニカ : ……まー……(逸らし気味に
ニカ : …リュミナ先生も何か知ってるかもしれないですしね。…いーですよ。様子見くらいなら。
ミカエル : ええ。ええ。
ロル : うん、頼んだよ。ニカ君。
ミカエル : お願いしますね。ニカさん。
ニカ : この訳分かんねー現状をちょっとでも理解する為なら。まー、ちょっとくらいはね…
ニカ : …んじゃま、行ってきます。(再び踵返して、教室の外へと
ロル : (手をふりながら、ニカを見送る。
ニカさんが退室しました
ミカエル : ………。
ミカエル : 心配です。何もなければ良いのですが…。
ロル : ……そうだねぇ。
ミカエル : ところでロルさん。
ロル : ん? なんだい?
ミカエル : 天井に大きな穴が空いてしまいました…
ロル : ……ああ。
ロル : 誰がやったかは内緒に、しておこうね。
ミカエル : 現場を洗ったら、コチラもなにかしらしないといけませんね。
ロル : そうなのかな。管理の人とかが直してくれるんじゃない?
ロル : まあ、何かやるっていうのなら手伝うよ!
ミカエル : いえいえ。事情を話せばわかってくれます。
ミカエル : ロルさんから管理の人にお伝え下さい。
ロル : オッケー。しっかり事情を伝えるね。
ミカエル : ええ。ええ。ふふ。ふふふ。
ロル : ……?
ミカエル : それでは、現場の検証を始めましょう。
ロル : ああ。よろしく頼むよ!
ミカエル : この学園の幸せの為に。
ミカエルさんが退室しました
ロルさんが退室しました
エシャさんが退室しました
ミヅハさんが退室しました
キアシスさんが退室しました
最終更新:2022年01月02日 04:28